本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。
検証ポイント
焚き火台の人気13製品を用意し、筆者が実際に使用して比較・検証しました。
1. 取り扱いやすさ
キャンプ場で焚き火台を組み立て、薪を入れて燃やしたときの使用感を検証しました。
2. 料理のしやすさ
焚き火台の上に調理器具を乗せて、料理のしやすさを検証しました。
3. 持ち運びやすさ
焚き火台の収納サイズ・重量を踏まえたうえで、収納状態での持ちやすさを検証しました。
4. コストパフォーマンス
焚き火台の購入価格と、実際に使用して感じた品質の高さのバランスを総合的に評価しました。
焚き火台が必要な理由とは?
キャンプに行くにあたって「焚き火台 はいらないのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、以下に挙げるような理由から、焚き火をするのであれば基本的に焚き火台は必要といえます。
1. 火災のリスク軽減
焚き火台が必要な理由のひとつは、火事のリスクを軽減するためです。2022年に林野庁が発表したデータによると、原因が明らかになっている山火事のうち、最も多い出火原因は「焚き火」であり、全体の31.4%を占めています。
※参考:林野庁「山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?」
焚き火台を使用することにより、思わぬ形で周囲に延焼する可能性を減らすことができます。
2. 土や植物へのダメージ防止
もうひとつの主な理由として挙げられるのが、土や植物にダメージを与えないようにするためです。
多くのキャンプ場では、地面の上に直接薪を組む「直火」での焚き火が禁止されており、環境保全やマナー遵守の観点からも焚き火台は必要といえます。
▼キャンプ場の焚き火マナーについて詳しく紹介した記事はこちら!
焚き火台を使うメリットとは?
キャンプで焚き火台を使って焚き火を楽しむメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
1. 冬キャンプで暖を取るのに使える
冬キャンプのときに必ず考慮しなければならないのが、「アウトドアでどのように暖を取るか」ということ。
ストーブを用意するという選択肢もありますが、焚き火の温もりを感じながらリラックスした時間を過ごすのは、冬キャンプのこの上ない贅沢のひとつ。
焚き火台はストーブに比べると安い値段で買えるものや、コンパクトにして持ち運びできるものがたくさんあるのも魅力です。
2. キャンプ飯のバリエーションが広がる
焚き火台は、キャンプの醍醐味である「キャンプ飯」の調理にも役立ちます。
バーベキューグリルやカセットコンロ、シングルバーナーなどを使用するのとはひと味違う、焚き火ならではの大きな火を使った料理に挑戦できるのがメリット。
焚き火台の上に乗せられる網やゴトクのほか、ダッチオーブンを吊るせるトライポッド、重い調理器具を置けるグリルスタンドなどを活用すると、レシピのバリエーションがさらに広がりますよ。
▼焚き火料理について詳しく紹介した記事はこちら!
3. グループキャンプで団欒の場ができる
焚き火台は、ファミリーキャンプやグループキャンプの際、参加者が集まる輪の中心になることもあります。
夜になったらみんなで火を囲んで団欒のひとときを過ごせば、キャンプがより思い出深いものになるはず。
焚き火をするための薪を割ったり、火起こしをしたりといった共同作業も、親睦を深める良い機会になるでしょう。
焚き火台の選び方
焚き火台は、以下のようなポイントを押さえたうえで選ぶようにしましょう。
1. 初心者におすすめの「浅型」、ダイナミックな焚き火が楽しめる「深型」
焚き火台の形状は、大きく分けて「浅型」と「深型」の2種類があります。
浅型は火加減を調節しやすい
浅型の焚き火台は薪いじりがしやすく、シンプルな作りの製品が多いので、比較的扱いやすいのが特徴。パーツが少ないぶん、安い価格で買える製品が多く、初心者にもおすすめです。
ただし、炉が浅いゆえに風の影響を受けやすいのはデメリット。急に燃え上がって火の粉や灰が舞う可能性があります。また、容量的に置ける薪の量は少なくなるので、大火力の焚き火を楽しむのは難しくなります。
深型はたくさんの薪を乗せられる
深型の焚き火台は、深さがあるぶん、たくさんの薪で大火力の焚き火を楽しみやすいのがメリット。側面が壁になるため、風の影響を受けにくいのもポイントになります。
ただし、深型の焚き火台はコンパクトで軽いアイテムが少なく、持ち運びは少し不便に感じるかもしれません。また、浅型に比べると火起こしがしづらい一面もあります。
2. 長さ30〜40cmの薪が入るサイズが使いやすい
使用時・収納時のサイズ感もチェックしましょう。市販の薪は長さ30〜40cmほどのものが多いため、そのまま投入できるサイズの焚き火台を選ぶと、薪割りの手間が省けます。
ただし、大きな焚き火台はコンパクトにならないものも多いため、収納性や持ち運びやすさも考慮して選びましょう。
ソロキャンプなら10〜20cm前後のミニサイズも人気
ソロキャンプがメインであれば、携行性重視で軽くてコンパクトになる焚き火台を選ぶのもおすすめ。A4用紙程度のサイズに薄く折りたたみできるモデルなら、バックパックに入れて持ち運んでも苦になりません。
大きな薪を燃やすことはできませんが、細かく割った薪や小枝で手軽に焚き火気分を味わえるのが魅力です。
▼ソロキャンプ向けの軽量&コンパクトな焚き火台を紹介した記事はこちら!
ファミリーキャンプは50cm以上の大型モデルが便利
大人数で集まるファミリーキャンプ、グループキャンプの中心に置くなら、1辺が50cm以上あるような大型の焚き火台があると便利です。
スノーピークの「焚火台」、ロゴスの「LOGOS the ピラミッドTAKIBI」といった定番モデルには、「LL」や「XL」の大型サイズも展開されているので、ぜひチェックしてみましょう。
3. 本格的に料理をするなら耐荷重15kg以上を目安に
焚き火台を料理に使うなら、耐荷重も重要です。最低限、「乗せる調理器具+中身の重さ」に耐えられる必要があります。例えば大型のダッチオーブンは本体だけで10kg以上になるものもあるため、耐荷重が15〜20kg以上あると、さまざまな料理に対応しやすいでしょう。
組み立てて使うタイプの焚き火台は、耐荷重が小さい場合があるため必ず確認するようにしましょう。また、本体の耐荷重は十分でも、網やゴトクの耐荷重が小さいケースもあるので、パーツも含めて確認しておくと安心です。
4. 料理用の網やゴトクといった付属品も要チェック
焚き火台本体の性能だけでなく、付属品も注目しておきたいポイント。たとえば、焼き網が付属していればバーベキューコンロとして使用できたり、ゴトクが付属していれば調理器具を乗せたりできます。
また、収納ケース付きなら持ち運びやすいのがメリット。付属品が充実していると、焚き火台の使い勝手が向上するため、ほしいものが含まれていない場合や、付属品のスペックに不安がある場合は、別途必要なアイテムの購入を検討しましょう。
5. スノーピーク・ユニフレームなど、最初の1台は定番モデルが安心
定番として知られる焚き火台は、使い方に困ったときにインターネット上で情報を見つけやすく、メーカーによってはオプションアイテムが豊富に用意されているのもメリット。初心者の方の最初の1台におすすめです!
元祖「焚火台」を生み出したスノーピーク
製品の質の高さや洗練されたデザインが人気のスノーピーク。1996年に発売された「焚火台」は、今日の焚き火台の元祖といえる存在! サイズ展開の豊富さや、全製品永久保証という充実のサポート体制なども人気の理由です。
超定番「ファイアグリル」でおなじみのユニフレーム
火を扱うギアや調理器具を中心に、幅広い種類のアウトドアグッズを展開するユニフレーム。中でも「ファイアグリル」は、定番として愛されて続けている焚き火台です。オプションアイテムが多数販売されているほか、ひと回り小さいサイズの「ファイアグリルsolo」も人気です!
コスパの高さ&品揃えの豊富さが魅力のキャプテンスタッグ
コスパの良さとラインナップの豊富さが魅力のキャプテンスタッグ。特徴的な六角形で知られる「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」のほかにも、ミニタイプや薄型タイプなどさまざまな焚き火台を販売しています。
不朽の名作「ファイヤーディスク」で知られるコールマン
創業120年以上の歴史を誇るアメリカの老舗ブランドであるコールマンンの焚き火台といえば、円盤型の「ファイヤーディスク(TM)」。ソロサイズの「ファイヤーディスク(TM)ソロ」、大型サイズの「ファイヤーディスク(TM)マックス」も展開されています。
独自構造が美しい「ピラミッドグリル」が人気のロゴス
ロゴスは、大阪府大阪市に本社を構える日本のアウトドアブランド。「Enjoy Outing!」をモットーに、幅広いユーザーのニーズに応えるアイテムを取り揃えています。
同社独自の構造を採用した焚き火台「ピラミッドグリル」シリーズは、多種多様なラインナップとサイズ展開に加え、オプションアイテムによる拡張性の高さも大きな魅力です!
焚き火台のおすすめランキング
ソロや2〜3人のキャンプで使われることが多い標準的なサイズの焚き火台13種類を実際に使用して比較・検証を行い、おすすめランキングを作成しました!
なお、各製品の評価は基本的に筆者の主観的な判断にもとづくものです。今回は口コミ評価が高い人気製品を集めたこともあって、どのアイテムも基本的には優秀でした。
どんな焚き火台が合うのかは、実際の使い方や重視するポイント、お手持ちのギアとの組み合わせなどによって変わるため、以下で紹介するランキングはあくまで参考程度にお考えください。
コールマン ファイアーディスク(TM)
総合評価
★★★★★★★★★★ 4
- 取り扱いやすさ ★5
- 料理のしやすさ ★3
- 持ち運びやすさ ★4
- コストパフォーマンス ★4
使用サイズ | 45×45×23cm |
---|---|
収納サイズ | 46×46×8.5cm |
重量 | 1600g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | 30kg |
網 | ◯ |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
組み立ては超簡単!取り扱いやすい円盤型焚き火台
おすすめランキングの1位に選出したのはコールマン「ファイアーディスク(TM)」。コールマンを代表するアイテムのひとつで、独特な円盤状の形が人気の焚き火台です。
記事執筆時点では、インターネット通販サイトで5,000円弱の価格から購入でき、コスパは抜群です。
ケースに収納したときの大きさは直径53cm、高さ12cmと、今回用意した焚き火台の中では平均的な部類に入ります。
ディスク状になっているため、横にすると高さは出るものの、ケースは余裕を持って作られているので簡単に収納可能。車に乗せると考えれば大きさはそこまで気になりません。
ファイヤーディスクをケースに入れると少し隙間ができますが、このスペースに焚き火関連のアイテムを入れることができるため、むしろ収納性は高いともいえます。
重量は1.6kg。持ち上げたときにそこまで重さを感じることもなく、ケースに持ち手がついているので比較的手軽に持ち運びできます。
組み立ては脚を立てるだけなので超簡単! 今回のラインナップの中でも1、2を争うほどスピーディな設営が可能で、10秒もしないくらいで完成します。
円盤状で遮る部分がないぶん、薪をくべるのも簡単です。ただし、風が入り込みやすいため、急に火が強くなる可能性がある点には注意が必要そう。
大型の薪も気にせず入れることができます。
脚が長いので、地面に熱が伝わりづらいことも評価したいポイントです。

※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを乗せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を乗せて使用しないでください。
付属の網はしっかりした作りで、バランスが崩れないようにダッチオーブンを中心に置けば、ポット、メスティンを乗せてもびくともしないほど安定感がありました。
ただし、網自体の耐荷重の表示はなく、公式サイトにもダッチオーブン使用時には「別売のダッチオーブンスタンドを必ずご使用ください」という注意書きがあるため、基本的に重いダッチオーブンを乗せて使用するのは避けましょう。
コールマン ダッチオーブンスタンド
使用サイズ | 15×15×5cm |
---|---|
収納サイズ | 15×2×5cm |
重量 | 280g |
素材 | ステンレス |
また、網は全面を覆わない設計になっているので、空いている部分から火加減を調節することができます。
しかし、網を乗せた状態だと小さな薪しか入れることができず、火加減の調節もしづらくなるので、本格的に料理をするならコンパクトな炭が必要になりそうです。
▼コールマン「ファイアーディスク」について詳しく紹介した記事はこちら!
ワークマン ワイドフォールディングスクエアグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 4
- 取り扱いやすさ ★5
- 料理のしやすさ ★4
- 持ち運びやすさ ★3
- コストパフォーマンス ★4
使用サイズ | 41.5×30.5×37cm |
---|---|
収納サイズ | 44×30×8cm |
重量 | 3000g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | 8kg |
網 | ◯ |
ゴトク | ◯ |
収納ケース | ◯ |
網・ゴトク・トングが付属!長めの薪も入れやすい
2位はワークマン「ワイドフォールディングスクエアグリル」。2022年から本格的にキャンプ用品市場に参入して話題を集めるワークマンが開発した焚き火台です。
記事執筆時点での販売価格は5,800円(税込)と、同社製品ならではのコスパの高さを誇ります。
ケースに収納したときのサイズは、今回用意した焚き火台の中では平均的な部類。大きすぎず、小さすぎずという印象です。
小脇に抱えられるくらいの大きさではあるものの、重量は3kgとやや重め。画像では軽く持ち上げているように見えるかもしれませんが、実際には手がプルプルするくらいの重量感がありました。
組み立ては基本的に脚を立てて、底を開くだけなので超簡単! ストッパーを取り付けて完成です。
コンパクトな焚き火台はパーツ数が多かったり、組み立て方にクセがあったりするものが多いのですが、直感的に設営することができました。
横幅が約40cmで深さもあるため、長めの薪でもポイポイ入れることができます。
空気が火床に入りにくいボックス型であるものの、穴が適度に空いているので、薪が燃え上がりやすくなっています。

※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを乗せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を乗せて使用しないでください。
耐荷重は8kg。今回用意した10インチのダッチオーブンの場合、重量の問題で中身を入れると乗せるのは難しそうです。使用サイズが大きめなぶん調理器具を乗せるスペースは広く、横にメスティンやポットも乗せられました。
付属の網は太めの枠付きで丈夫そうな作りです。ただし、薪を補充する際は網を外す必要があるのが少々手間だと感じましたが……
なんと本製品、網を持ち上げるトングまで付属しているため、デメリットを補ってくれます。

※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを乗せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を乗せて使用しないでください。
さらに、ゴトクが付属していることもすごいポイント。こちらは半面分のサイズなので、調理中に薪を補充することもできます。
バンドック ロータスプラス
総合評価
★★★★★★★★★★ 4
- 取り扱いやすさ ★4
- 料理のしやすさ ★4
- 持ち運びやすさ ★4
- コストパフォーマンス ★4
使用サイズ | 37×37×33cm |
---|---|
収納サイズ | 37×28×4cm |
重量 | 1550g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | 15kg |
網 | ◯ |
ゴトク | ◯ |
収納ケース | ◯ |
火起こし楽々!焚き火も料理も思いっきり楽しめる
3位はバンドック「ロータスプラス」。こちらもコスパの高さで人気を集める国内メーカーの焚き火台です。
記事執筆時点では、インターネット通販サイトで5,000円前後の価格から購入できます。
ケースに収納したときの大きさは、今回用意した焚き火台の人気製品の中でもコンパクトな部類に入ります。
高さは4cmありますが、それほど厚みは気になりませんでした。ケースにベルトが付いていて、しっかりと口を閉じられるのは地味にうれしいポイントです。
持ってみても、そこまで重さは感じません。サイズも小さいため、ノートパソコンを小脇に抱えているくらいの感覚です。
組み立て方法はやや特殊。火床を作るために爪を合わせて広げる必要があるほか、ベースフレームも複数のパーツを差し込んで組み立てます。
設営時間はそれほどかからないものの、説明書をしっかり読んでから組み立てるようにしましょう。
火床の中心部が低くなっているため、薪を置くと下に空間ができ、焚き付けがしやすいのがメリット。
シンプルな作りなので、薪を入れるのも簡単。大型の薪もたくさん入れることができました。
ただし、浅型で遮る部分がないぶん、風がある日の使用には注意が必要になります。
火床の上部にかかるバーには、付属品の網やゴトクを乗せることができます。
ポットやメスティンなどの小さめの調理器具ならゴトクの上に並べられるので、横に網を置いてバーベキューを楽しむこともできそうです。
耐荷重は15kgあるため、中型程度のダッチオーブンなら問題なく使用できるでしょう。
しっかりと4本の脚で自立していますが、重さのある調理器具を乗せる場合は、バランスを崩して倒れないように中央付近に置くようにしてください。
また、バーに高さがあり、火床が湾曲しているため、網やゴトクを置いたままでも薪を補充するスペースがあります。
TOKYO CRAFTS マクライト
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 取り扱いやすさ ★4
- 料理のしやすさ ★2
- 持ち運びやすさ ★5
- コストパフォーマンス ★3
使用サイズ | 40×36×32cm |
---|---|
収納サイズ | 40×21×2.5cm |
重量 | 794g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | 15kg |
網 | - |
ゴトク | ◯ |
収納ケース | ◯ |
独創的でかっこいいデザイン!収納時はコンパクトになる
4位はTOKYO CRAFTS「マクライト」。ソロキャンプでもファミリーキャンプでも使いやすい汎用性の高さと、オリジナリティ溢れるデザインが魅力的な焚き火台です。
記事執筆時点では、10,000円ほどの価格から購入可能。今回のラインナップの中では、ちょうど真ん中くらいの価格帯です。
大きな特徴は、収納時のコンパクトさ。薄さは約1cmで、クリアファイルを持ち歩いているくらいの感覚です。
手で持ってみると、このサイズ感。重さもまったく気になりませんでした。
使用時の独特の形状から、組み立て方法も少し特殊になっています。横の壁の裏表を間違えるとうまく組み立てることができません。
また、火床部分は横の壁の角度に合わせてはめる仕組みになっていて、組み立てには少しコツが必要です。
壁が内側に凹んでいる構造上、長い薪を横向きに入れることは難しいですが、火床のスペースは広いので、うまく組めばたくさん薪を乗せられそうです。
火床の耐荷重は15kg。たっぷりの薪を入れても倒れることはないでしょう。
壁と火床の傾斜があるため、横風の影響を受けにくいのも特徴。検証は日中に行いましたが、夜に使用すると壁の模様から良い具合に光が漏れて、おしゃれな雰囲気を演出してくれそうです。
薪を置いても底に適度なスペースができ、空気穴もあるため、火起こしは簡単に行えます。
ただし、火が強くなると底の穴から火が出てくることも。使用時は十分な耐熱性を持つ焚き火シートを用意しておきましょう。
付属のゴトクの耐荷重は7kg(スタンド設置時)。ダッチオーブンなどの重い鍋を上に乗せるのは難しく、網も付属していないため、付属品のみでは料理のバリエーションが限られますが、火床との間にスペースがあるので、調理中の薪補充は簡単にできます。
TokyoCamp 焚き火台
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 取り扱いやすさ ★3
- 料理のしやすさ ★2
- 持ち運びやすさ ★4
- コストパフォーマンス ★5
使用サイズ | 40.2×21.2×26.8cm |
---|---|
収納サイズ | 32×22×3cm |
重量 | 985g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | - |
ゴトク | ◯ |
収納ケース | ◯ |
定価5,000円以下!安い価格でシンプルな使いやすさを実現
5位はTokyoCamp「焚き火台」。焚き火にまつわるアイテムを販売している国内メーカーの焚き火台です。
記事執筆時点での公式価格は税込4,980円と、今回比較した焚き火台の中でも最も安い価格帯に入る製品になっています。
収納ケースに入れたときの大きさは横32cm、縦26cmとコンパクトなサイズ感。湾曲しているパーツがあるため3cmほど厚みは出ますが、かさばるというほどではありません。
手で持っても、重さはまったく気になりませんでした。
組み立て方法は「広げるだけ」ではないものの、分解収納する焚き火台としては比較的シンプルな仕様です。
長めの薪が置けるサイズ感ですが、奥行きは限られているため、薪の組み方もある程度限定されます。
このように、薪は横に並べる形になるものの、太めの薪を乗せても問題ありません。
遮るものが少ないので、薪いじりは簡単にできますが、風の影響を受けやすいことについては注意する必要があります。
付属のゴトクは、ダッチオーブンなどの大きな調理器具を乗せて本格的な料理をするのは難しいですが、ソロキャンプ・デュオキャンプでメスティンやポットのような小型の調理器具を乗せて使うのにぴったりなサイズ感。
火床との間にスペースがあるため、調理中の薪補充もしやすい作りになっています。ただし、縦置きが難しいため、細かい火力の調節はしづらいかもしれません。
▼TokyoCamp「焚き火台」について詳しく紹介した動画はこちら!
スノーピーク 焚火台 M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.25
- 取り扱いやすさ ★5
- 料理のしやすさ ★5
- 持ち運びやすさ ★2
- コストパフォーマンス ★1
使用サイズ | 35×35×24.8cm |
---|---|
収納サイズ | 45×51.5×3.2cm |
重量 | 3500g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | - |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
使いやすさ抜群!網やゴトクは別途購入が必要
6位はスノーピーク「焚火台 M」。『焚き火台』という商品ジャンルを作り上げたスノーピークの象徴的なアイテムです。
今回用意したMサイズのほか、Sサイズ、Lサイズもあるので、使用人数に応じて大きさを選ぶことができます。
定価は14,300円(税込)と少し高め。また、網やゴトクなどは付属しないため、純正パーツで料理をするには定価5,500円(税込)の「焚火台グリルブリッジ M」と「焼アミ Pro.M」を別途購入する必要がありました。
スノーピーク 焚火台グリルブリッジ M
使用サイズ | 35.2×37.3×15cm |
---|---|
収納サイズ | 35.2×37.3×2.2m |
重量 | 1100g |
素材 | ステンレス |
スノーピーク 焼アミ Pro.M
サイズ | 38.9×35.2×1.9cm |
---|---|
重量 | 1300g |
素材 | スチール(クロームメッキ) |
今回の検証のために用意した焚き火台の中では、サイズは大きすぎず小さすぎずといった感じ。折りたたみ式なので、収納時はかなり薄くなります。
別売の網とグリルブリッジも一緒にケースに入れることができました。その2つを入れても厚くならず、かさばりづらくなっています。
一方で、丈夫なステンレス製ならではの重厚感があり、重さは3.5kgとかなりヘビー。網とグリルブリッジを入れるとさらに重くなります。
画像だと重さは伝わりにくいですが、実際に持ってみるとかなり重たかったです。車を横付けできるオートサイトでないと、持ち運びが少し大変かもしれません。
組み立てやすさは見てのとおり。焚き火台を広げるだけで完成するので、組み立てにかかる時間は3秒ほど。
今回用意した焚き火台の中で最も早く組み立てることができました。初見でも簡単に組み立てられるため、アウトドア初心者の方でも安心です。
実際に使ってみると土台に安定感があり、底も深いので、大きめの薪でもジャンジャン入れることができます。
今回は火起こしに着火剤を使用しましたが、焚き火台が下に向かって細くなる形状になっているので、最も低い部分に着火剤が入り、その上に隙間を作って薪をくべることができました。
薪のくべやすさという意味でも、やはり初心者の方におすすめできる焚き火台といえます。
焚き火台の側面には穴が空いており、適度に空気が送り込まれるため、燃え上がりも早くなります。
さらに、側面が壁の役割を果たしてくれるので、多少の風なら過剰に炎が上がる心配はなさそうです。

※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態で多数の調理器具を乗せています。安定性を損なう可能性がある使用方法は避けてください。
そして、別売りのパーツを購入すれば……という条件つきではありますが、料理のしやすさは超秀逸!
ダッチオーブンにメスティンにポット、すべてのアイテムを置くことができます。脚がしっかりしていて、安定感も抜群です。
また、網と焚き火台の間にも大きめのスペースが空いているので、薪いじりも楽々。太めの薪も横から追加することができます。
調理器具の使いやすさ、火力調節のしやすさは圧倒的ナンバーワンでしたが、やはりコスト面と、用途によっては重さがネックになりそうです。
▼スノーピーク「焚火台」について詳しく紹介した記事はこちら!
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.25
- 取り扱いやすさ ★2
- 料理のしやすさ ★4
- 持ち運びやすさ ★2
- コストパフォーマンス ★5
使用サイズ | 47.5×41×30cm |
---|---|
収納サイズ | 57×47×6cm |
重量 | 3800g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | ◯ |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
コスパは最高評価!一度にたくさんの薪を燃やせる
7位はキャプテンスタッグ「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」。
手頃な価格帯のキャンプギアが人気を集める同ブランドならではのコスパの高さが魅力で、記事執筆時点では5,000円以下の価格から購入可能です。
今回のラインナップの中ではサイズが大きめの焚き火台ですが、コールマン「ファイヤーディスク(TM)」と並び、比較的安い値段で入手することができます。
焚き火台自体が大きいぶん、収納時のサイズも大きめ。今回用意した13種類の中では最も収納サイズが大きい製品です。
ただし、収納袋は少し余裕のあるサイズで作られているので、その中に焚き火関連のアイテムを入れることも可能です。
大きさにくわえ、本体が頑丈なステンレス製のため、重量も3.8kgと重ためです。ケースに入れて持ち上げても、重さで傾いています。
組み立ては少し厄介。パーツの構成は分かりやすいものの、脚を広げて、炉を広げて、底板を入れて、目皿を入れて……と、複数の工程をこなす必要があります。
作業そのものは簡単ですが、基本的に広げるだけだった「ファイヤーディスク(TM)」や「焚火台 M」に比べると手間はかかります。
脚は細いものの、六角形でしっかりと支えてくれるので安定感があります。
大きな薪も気兼ねなくポイポイ入れることができました。
底も深く容量が大きいため、たくさんの薪を燃やして大きな火を楽しむことができる焚き火台といえます。
ただし、着火の難易度はやや高め。空気の循環がしづらいのか、着火剤を入れてもなかなか火がつきませんでした。
空気穴はありますが、ここから火種部分にスムーズに風が送り込まれるわけではなさそうです。
一度火がついてしまえば大きな炎を楽しむことができるものの、初心者の方は火起こしに少し手間取るかもしれません。

※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態で多数の調理器具を乗せています。安定性を損なう可能性がある使用方法は避けてください。
調理器具は付属の網にすべて問題なく乗せることができました。ダッチオーブンやメスティン、ポットを乗せてもがたつきがありません。
さらにスペースに余裕があるので、もう1アイテムくらい乗せることができるかも。大人数用のキャンプ料理にも対応できるでしょう。
網は焚き火台にぴったりと収まる設計のため、調理中に横から薪を入れて火加減を調節することはできませんが、炉に深さがあり、薪がたくさん入るので、すぐに火力不足になることはなさそうです。
もし調理中に火力を調節しようと思ったら、その都度網を外して薪を動かしたり追加したりする必要があります。
▼キャプテンスタッグ「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」について詳しく紹介した記事はこちら!
ユニフレーム ファイアグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.25
- 取り扱いやすさ ★3
- 料理のしやすさ ★4
- 持ち運びやすさ ★3
- コストパフォーマンス ★3
使用サイズ | 43×43×33cm |
---|---|
収納サイズ | 37.5×37.5×7cm |
重量 | 2700g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | 20kg |
網 | ◯ |
ゴトク | - |
収納ケース | - |
おしゃれで機能的なデザイン!大きめの薪もくべやすい
8位はユニフレーム「ファイアグリル」。新潟県燕三条発のアウトドアブランドとして、金物アイテムを中心にさまざまなキャンプギアを販売しているユニフレームのアイコン的な焚き火台です。
定価は7,500円(税込)と、今回比較する焚き火台の中ではちょうど真ん中くらいの価格帯になります。
各パーツがそこまで大きいわけではないため、収納したときのサイズや重さも、13種類のうち中間くらいにあたる数値になっています。
今回のラインナップでは唯一、収納袋が標準で付属していません。脚は収納時に炉の中に収まるためコンパクトになるものの、焚き火台だけを買った際は抱えて持ち運ぶ必要があります。
持ち運びやすさを重視する場合は、定価2,200円(税込)の純正別売ケースを買うか、ケースと本体のセットを購入するのがおすすめです。
ユニフレーム ファイアグリル収納ケース
サイズ | 43×10×40.5cm |
---|---|
素材 | ポリエステル420D・PVC |
パーツが少ないので組み立てはシンプルですが、初見では脚をどの方向に開くのか、炉をどのように置くのかなどが少し分かりにくい印象。
炉を置く部分や、網を互い違いに置く部分のギミックがおしゃれなのは魅力的ですが、「初心者泣かせ」な面はあるかもしれません。
組み立て方に少し癖はあるものの、炉が浅めなこともあり、火起こしのしやすさや薪のくべやすさは抜群。
大きめの薪も簡単に入れることができます。ただし、深さがないぶん、風には注意が必要です。
付属の網の上には調理器具を乗せられます。サイズ感としては、メスティンやポットなどの調理器具を2つ置くくらいが使いやすそうです。
網の角部分は設計上火が当たりにくいため、保温程度は可能でも、しっかり加熱が必要な料理は厳しいかもしれません。
網を乗せた状態でも、細めの薪であれば横から追加できるスペースがあります。
なお、重量のあるダッチオーブンを乗せる場合は、以下のファイアグリル用ヘビーロストルを用意してください。
ユニフレーム ファイアグリル ヘビーロストル
サイズ | 33.5×33.5cm |
---|---|
重量 | 1200g |
素材 | ステンレス |
▼ユニフレーム「ファイアグリル」について詳しく紹介した記事はこちら!
ムラコ サテライトファイヤーベース
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.25
- 取り扱いやすさ ★4
- 料理のしやすさ ★3
- 持ち運びやすさ ★5
- コストパフォーマンス ★1
使用サイズ | 45×42×25cm |
---|---|
収納サイズ | 44×7×7cm |
重量 | 1790g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | - |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
収納・設営方法が斬新!スタイリッシュなメッシュ焚き火台
9位はムラコ「サテライトファイヤーベース」。埼玉県狭山市を拠点にモダンなアウトドアアイテムを展開するムラコの人気メッシュ焚き火台です。
記事執筆時点の定価は税込19,800円。焼き網やゴトクなどは標準の付属品には含まれていません。今回は料理のしやすさを検証するために、税込3,960円で販売されている別売りの「グリルメッシュ」を用意しました。
まず目を引くポイントが、かなり斬新な収納時の形。収納時は平たい形状になる焚き火台が多い中、折りたたみ傘のような棒状のフォルムが異彩を放ちます。
大きさもコンパクトで、リュックのメインコンパートメントやサイドポケットなどに挿して収納できそうです。
写真のように、ワンハンドで簡単に持つことができます。まさか焚火台を持っているとは思えないビジュアルですね。
ただし、グリルメッシュを用意するとサイズ的にかさばるため、以下のキャリートートなどを用意して運搬するのが良さそうです。
ムラコ ファイヤーウッドキャリアー
サイズ | 52×55cm |
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重量 | 565g |
素材 | 840Dナイロン, TPUラミネート |
この形状からどのように組み立てるのだろう?と思いましたが、実際に組み立ててみると、想定よりかなりスピーディに設営できました。
脚とブリッジを出したあとに、メッシュを引っかけるだけでOKです。
メッシュ素材のため、重い薪を乗せることができるのか不安でしたが、実際に薪を乗せると安定感がありました。
周りを遮るものがないため、大きめの薪をポイポイ追加できます。ただし、浅型なので横風には注意しましょう。
また、メッシュが固くなったり穴が空いたりした場合は、以下の交換用パーツに取り替えが必要です。
グリルメッシュは全面を覆う仕様で、調理器具や食材を乗せるスペースは十分にあります。ただし、グリルメッシュの耐荷重は6kgとそれほど大きくないので、中〜大型のダッチオーブンを上に乗せるのは避けましょう。
また、セットしたときにメッシュとの距離がそれほどなく、調理中に太い薪を横から追加するのは難しいため、調理に取りかかる前に火加減を調節しておくのが良さそうです。
ベルクロート 焚き火台 en.
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.25
- 取り扱いやすさ ★3
- 料理のしやすさ ★3
- 持ち運びやすさ ★5
- コストパフォーマンス ★2
使用サイズ | 40×40×15cm |
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収納サイズ | 40×30×1cm |
重量 | 595g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | - |
ゴトク | ◯ |
収納ケース | ◯ |
可動式ゴトクで料理が捗る!独自性溢れるギミックが満載
10位はベルクロート「en.」。クラウドファンディングで約850万円を集めたことでも話題になった円盤型焚き火台です。
記事執筆時点での定価は税込21,450円と、今回比較した焚き火台の中では高めの部類です。
コールマン「ファイヤーディスク」と同じ円盤型のフォルムですが、収納時は板状になるため、厚さは1cmほど。かなりコンパクトに収納できます。
収納袋に入れると、小脇に抱えられるくらいのサイズ感。収納袋はやや余裕がある作りのため、着火剤やマッチなどの道具を入れることもできそうです。
4枚の板状のパーツを組み合わせる必要があるため、組み立て方法はやや特殊。初心者の方はメーカー公式の設営方法解説動画を見ながら進めるのがおすすめです。
また、パーツが薄いため、手を切らないように、設営・撤収は基本的に手袋を着用した状態で行うようにしてください。
円盤状で壁がないので、太めの薪でも乗せやすいのが魅力です。
メーカーの公式サイトにも記載があるとおり、天板をかなり薄くしているぶん、薪のサイズや置き方など、重さのかかり方によっては天板が多少変形してしまう可能性があります。
使い終わって片付けるときに、重ねる天板パーツと形を合わせて収納するようにしましょう。
火床には通気穴が空いていて、焚き付けがしやすくなっているものの、火が強くなったり、風に煽られたりすると火が漏れ出る可能性があるので、焚き火シートなどでの対策は十分に行ってください。
en.の大きな特徴といえるのが、変幻自在のゴトク。重い鍋やたくさんの調理器具を乗せるのは難しそうですが、焚き火の中央付近で料理ができるようにしたり、
遠ざけて保温をしたりと、ゴトクを移動するだけでさまざまな使い方ができます。
さらに本格的な料理をしてみたい方は、固定タイプの専用ゴトクを用意すると、より重い調理器具も乗せやすくなるでしょう。
ベルモント 焚き火台 TABI
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.75
- 取り扱いやすさ ★2
- 料理のしやすさ ★2
- 持ち運びやすさ ★5
- コストパフォーマンス ★2
使用サイズ | 36×23.7×17cm |
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収納サイズ | 36×17.8×1.5cm |
重量 | 423g |
素材 | チタン |
耐荷重 | 15kg |
網 | ◯ |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
チタン製で軽量&コンパクト!組み立てには慣れが必要
11位はベルモント「焚き火台 TABI」。ユニフレームと同じ新潟県燕三条発のブランドであるベルモントの代表的なアイテムで、焚き火台の定番製品のひとつです。
定価は11,000円(税込)と、今回のラインナップの中では少し高めに設定されていますが、チタン製であることを考えると納得の価格ではないでしょうか。
大きさはコンパクトかつ超薄い! リュックの中に収納しても、入っていることを感じさせないくらいのサイズ感です。
重さも400gほどと、今回用意した13種類の中で最軽量。焚き火台とは思えないような軽さです。
持ってみてもこのとおり。比較のために抱えて持っていますが、指でつまんで持てそうなほど軽かったです。
コンパクトさ、軽さでは群を抜いていましたが、組み立てにはひと癖あり、動画のようにある程度スムーズな組み立てができるまでに10テイクほどかかりました。
極限までコンパクトにして軽い素材で焚き火台を作っているため、パーツ数が増えて組み立てに時間がかかるのは仕方ない面もありますが、慣れるまでは説明書をチェックしながら組み立てても難易度は高めといえます。
薪は横にしか置くことができないものの、きれいに組めば問題ないくらいの火加減になります。
脚は細いものの意外と丈夫で、大きめの薪を置いても安定感があります。
横の壁部分には適度な隙間が空いていており、底にも隙間が空いているので燃焼効率が高くなっています。
ただし、火が強くなりすぎると、底面の穴から火が吹き出すこともあります。撮影はできませんでしたが、風で急に火が強くなり、底から火が漏れて「危ない」と思うタイミングがありました。
また、薪のサイズには注意が必要。今回持参した30cmくらいの薪がちょうど炉に収まるサイズになります。
市販の薪の中にはもっと長いものもあるので、場合によっては薪を小さく割る必要がありそうです。
TABI(BM-263)に付属するゴトクを使うと、焚き火台の半分の面を使って料理をすることができます。半分空いているぶん、手軽に薪を入れたり火加減を調節したりできるのはメリットです。
ただし、面積が限られているので、上に乗せるのはメスティンとポットの2アイテムが限界です。

※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを乗せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を乗せて使用しないでください。
一応ダッチオーブンを置くことはできましたが、網の耐荷重は5kgで、焚き火台の片側に重さが偏って倒れる可能性もあるのでやめておきましょう。
▼ベルモント「焚き火台 TABI」について詳しく紹介した記事はこちら!
ロゴス LOGOS the ピラミッドTAKIBI M
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.75
- 取り扱いやすさ ★2
- 料理のしやすさ ★3
- 持ち運びやすさ ★3
- コストパフォーマンス ★3
使用サイズ | 36×35×22cm |
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収納サイズ | 35×19.5×7cm |
重量 | 2200g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | 10kg |
網 | - |
ゴトク | ◯ |
収納ケース | ◯ |
総合力に優れた焚き火台!分解してコンパクトに収納可能
12位はロゴス「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」。その名のとおり、ピラミッド型が特徴的な焚き火台で、S〜XLのサイズ違いのモデルや、ハイグレードモデルの「LOGOS the ピラミッドマスター」も展開されています。
定価は9,300円(税込)と、今回比較するほかの焚き火台と比べると中間〜やや高めくらいの価格帯になります。
使用サイズは今回用意した焚き火台のうち真ん中くらいの大きさになりますが、パーツを分解できるため収納サイズはコンパクトです。
重さも2.2kgと、比較的持ち運びやすい重量。徒歩キャンプでリュックの中に入れることもできそうです。
ケースに入れてみると、中サイズのレジ袋くらいの大きさになります。
パーツが分かれている分、組み立て方は少し複雑。基本的には開いて乗せるだけですが、初見で感覚的にポンポンと乗せていくことは難しそうです。
実際に焚き火をしてみると、使いやすい焚き火台でした。薪もくべやすく、大きなサイズのものも問題なく入れることができます。
付属のゴトクは、中央の交差した部分に鍋を置くと安定感抜群。ただし、ゴトクの目安耐荷重は約10kgとそれほど高くないため、中身を入れた場合の重さも考えると、大きめのダッチオーブンを乗せるのは難しそうです。
また、焼き網は標準で付属しないため、真ん中に鍋を乗せる場合、複数の調理器具を同時に置くことはできません。
小さめの調理器具であれば、ゴトクの上に複数乗せることができます。十字部分に置くようにすれば安定性もあり、調理器具が焚き火台に落下するようなトラブルも起こりづらくなっています。
▼ロゴスの焚き火台について詳しく紹介した記事はこちら!
ピコグリル ピコグリル 398
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.5
- 取り扱いやすさ ★2
- 料理のしやすさ ★1
- 持ち運びやすさ ★5
- コストパフォーマンス ★2
使用サイズ | 38×25×24.5cm |
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収納サイズ | 33.5×23.5×1cm |
重量 | 442g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | - |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
薄さ&軽さは驚異的!料理用パーツは別途購入すると便利
13位はピコグリル「398」。スイスのブランドであるピコグリルの焚き火台は、ソロキャンプで人気が高い薄型タイプの定番アイテムとして親しまれています。
記事執筆時点における販売価格は14,000円(税込)ほど。ほかの製品と比較するとやや高めの金額です。
最大の特徴のひとつが、収納時のコンパクトさ。折りたたむとA4サイズほどの大きさに収まり、とても薄くなります。パーツを含めた総重量も約450gとかなり軽量です。
持ってみると、クラッチバッグを抱えるような形で持つことができます。徒歩キャンプのバックパックにも問題なく入りますね!
かなりコンパクトに収納できるぶん、組み立て方はやや特殊。
少し力を入れて曲げなくてはいけない部分もあるため、壊してしまわないように気をつけながら組み立てました。
使ってみると、薪を横にして入れる必要はあるものの、奥行きが深いので大きめの薪でもOK。
脚の上に伸びた部分がガードしてくれるため、太めの薪を乗せて大きな火を楽しむこともできます。
炉がV字になっていて、ちょうど良い空間ができるので、着火はとても簡単でした。
細かい部分になりますが、「picogrill」の彫り込みもおしゃれです!
ただし、本格的に料理をするなら付属品だけでは難しいかもしれません。
焚き火台の上に乗っている付属品はゴトクではなく、食材を刺して焼く「スピット(串)」です。
画像のように、軽い調理器具を上に乗せること自体は不可能ではありませんが、固定されているわけではないので注意してください。
ちょっとした衝撃でズレて調理器具が落ちてしまう可能性もあるので、使い方に応じて以下のような網を用意するようにしましょう。
▼ピコグリル「398」と100均・ダイソーの網を合わせて使う方法を紹介した記事はこちら!
▼ピコグリルの焚き火台について詳しく紹介した記事はこちら!
今回は料理をするために別売パーツの購入が必須だったスノーピーク「焚き火台」とムラコ「サテライトファイヤーベース」を除き、付属品を使用するという条件で比較・検証を行いましたが、使い方に合わせて必要なアイテムを揃えていけば補えるデメリットもあります。
焚き火台単体の機能やスペックだけではなく、以下で紹介するような関連アイテムとの兼ね合いも考えたうえで、自分に合った焚き火台はどんなものなのか考えてみましょう!
焚き火台の人気13製品を徹底比較!
今回は焚き火台の人気13製品を筆者が実際に使用し、以下の4つのポイントにもとづいて比較・検証しました。
検証および撮影はキャンプ場内で実施しています。焚き火台に火を入れる際は、地面に焚き火シートを敷き、その上に焚き火台を乗せて使用しました。また、安全面に配慮して、火傷を防ぐための耐熱グローブを着用しています。
1. 取り扱いやすさ
キャンプ場で焚き火台を組み立て、薪を入れて燃やしたときの使用感を検証しました。
薪が入る量や、くべやすさ、いじりやすさなどを総合的に評価しているほか、設営・撤収・お手入れなどが簡単にできるかどうかもチェックしています。
2. 料理のしやすさ
焚き火台の上に調理器具を乗せて、料理のしやすさを検証しました。
なお、検証に用いる網やゴトクは、本体の付属品もしくはメーカー純正パーツを使用するという条件で検証しています。
そのほか、調理器具として、ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広いシーンで使われる10インチのダッチオーブンと、筆者私物のメスティン、ポットを用意しました。
3. 持ち運びやすさ
焚き火台の収納サイズ・重量を踏まえたうえで、収納状態での持ちやすさを検証しました。
持ち運びやすさを確認するときに本体を収納しているケースは、すべて本体の付属品を使用しています。
4. コストパフォーマンス
焚き火台の購入価格と、実際に使用して感じた品質の高さのバランスを総合的に評価しました。
「値段が安い」と「性能が優れている」を両立した製品が高評価になります。
二次燃焼ができる焚き火台のおすすめ3選
二次燃焼とは、薪を燃やしたときの煙に含まれる可燃ガスに高温の空気を送り、再度燃焼させることを指します。
この二次燃焼の仕組みを利用した焚き火台は、火力が強い、煙が少なくなる、薪が燃えきってほとんどが灰になる、といったメリットがあり、昨今注目を集めています。
二次燃焼ができる焚き火台の代表的な製品として、以下の3つをご紹介します!
ソロストーブ キャンプファイヤー
使用サイズ | 17.8×17.8×23.5cm |
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収納サイズ | 17.8×17.8×17cm |
重量 | 998g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | - |
ゴトク | ◯ |
収納ケース | ◯ |
ソロストーブは、二次燃焼させる焚き火台を製造しているアメリカのメーカー。「キャンプファイヤー」は同社のラインナップの中でも標準的な大きさのモデルです。円柱状の形が特徴的で、大型の薪は縦に入れて燃焼を楽しむことができます。
継ぎ目のないシンプルなデザインで耐久性も高く、上部にはフライパンなどの調理器具を置くことができるので、高温の焚き火料理をすることが可能です。
▼ソロストーブの製品について詳しく紹介した記事はこちら!
DOD めちゃもえファイヤー
使用サイズ | 43×14×24cm |
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収納サイズ | 45×19×25cm |
重量 | 7700g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | - |
網 | - |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
DOD「めちゃもえファイヤー」は、文字どおり二次燃焼によって“めちゃくちゃ燃える焚き火”を楽しむことができます。
長方形の炉のような形になっており、横の長さは薪1本がちょうど横に入りやすいサイズなので、それほど長さを気にすることなくポイポイ入れることができます。ぴったりサイズの耐熱テーブルが付属するのもポイントです。
モンベル フォールディング ファイヤーピット
使用サイズ | 42×22×30cm |
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収納サイズ | 42×30×5cm |
重量 | 4100g |
素材 | ステンレス |
耐荷重 | 20kg |
網 | ◯ |
ゴトク | - |
収納ケース | ◯ |
モンベル「フォールディング ファイヤーピット」は、上記の2種類よりも少し大きめの二次燃焼ができる焚き火台です。サイズは大きいものの、折りたたみできるので持ち運びは楽々。薪もたくさん入れられるので、焚き火を存分に楽しめるでしょう。
焼き網が付属しており、バーベキューを楽しむことも可能。別売のクッカースタンドを使うとダッチオーブンも使うことができるなど、マルチな活躍が期待できます。
▼モンベル「フォールディング ファイヤーピット」について詳しく紹介した記事はこちら!
焚き火台と一緒に用意したいアイテム
焚き火台を使うときには、以下のようなアイテムを一緒に用意しておくと便利です。
製品によってはセットで付属するアイテムもあるので、購入する前に確認しておくようにしましょう。
シート
焚き火シート(焚き火台シート)は、焚き火台と地面の間に敷くものです。焚き火台の熱や、落ちる火の粉によって地面にダメージを与えるのを防ぐ目的で使用します。
焚き火台に脚がついていても、その下は熱くなっていることが多く、地面が芝生の場合は黒焦げになってしまう恐れもあります。
キャンプ場によっては「焚き火台+焚き火シート」を使用しなくてはいけないところもあるので、基本的には必ず用意しておきたいアイテムです。
中型の焚き火台にちょうど良い、80×60cmの焚き火シートです。耐熱温度は約500度で、火の粉や灰の落下による地面へのダメージをやわらげます。
四隅にはハトメがついているので、風が強いときにペグダウンして飛ばないようにすることも可能です。
▼焚き火シートについて詳しく紹介した記事はこちら!
テーブル
焚き火台の隣にテーブルがあると、火ばさみを置いたり、手袋を置いたりするのに役立ちます。椅子の隣に横に設置すれば飲み物を置くサイドテーブルになりますし、料理をしたときに調理器具を置くこともできます。
焚き火台の近くに置くテーブルは、耐熱性がないと焦げたり溶けたりする可能性もあるので、耐熱素材を使用しているものを選びましょう。
ユニフレーム 焚き火テーブル
サイズ | 55×35×37cm |
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重さ | 2300g |
素材 | ステンレス・天然木 |
耐荷重 | 50kg |
「焚き火テーブル」という名前のとおり、天板にステンレス素材を使用した熱に強いテーブルです。
表面には特殊エンボス加工が施してあるため、傷が目立ちづらくなっています。丸洗いも可能なので、油や煤で汚れてしまった際もさっときれいにすることが可能です。
▼焚き火テーブルについて詳しく紹介した記事はこちら!
コールマン ファイアープレイステーブル
サイズ | 100×100×27cm |
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重量 | 6000g |
素材 | ステンレス |
こちらは焚き火台を囲む囲炉裏型になっているテーブルです。オールステンレス製なので熱に強いことはもちろん、30kgの耐荷重があるため、大きめのダッチオーブンなども置くことができます。
折りたたみ式の脚を立ててテーブルをつなげるだけで簡単に設営可能で、収納ケースがついているので持ち運びも楽々です。
▼囲炉裏テーブルについて詳しく紹介した記事はこちら!
ロストル
ロストルとは、焚き火台の底に敷く網や台、焼き網、グリルスタンド、ダッチオーブンの底網などに使われる火格子の総称です。
そのため、用途は製品によってさまざま。ステンレスなどの耐久性が高い素材で作られていることが多いのは共通点ですが、使い方に合った機能を備えたものを選ぶ必要があります。
ユニフレーム ファイアグリル ヘビーロストル
サイズ | 33.5×33.5cm |
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重量 | 1200kg |
素材 | ステンレス |
ユニフレーム「ファイアグリル ヘビーロストル」は、「ファイアグリル」の底板として使えるだけでなく、ダッチオーブンの架台としても有用です。
太さ5mmのステンレス製の棒で構成されており、耐久性の高さは抜群です。
▼ロストルについて詳しく紹介した記事はこちら!
ゴトク
ゴトクは焚き火台の上に調理器具を乗せるために使うもので、基本的には炉に橋渡しするような形で設置します。
本体との相性や耐荷重などを考慮する必要があるため、純正の付属品を選ぶと安心です。
「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」をはじめ、奥行きが43.5cm以内の焚き火台に設置することができるゴトク。
鉄製のため耐久性が高く、ハンドルがついていて取り扱いやすいのも魅力です。
グリルスタンド
グリルスタンドは、ゴトクと同じく焚き火台の上で料理をするために使うアイテムですが、脚がついているため、本体の耐荷重を気にせずに調理器具を置けるのがメリット。
耐荷重が小さい焚き火台で重い調理器具を使いたいときに役立ちますが、脚の高さが合うかどうかはしっかりチェックしましょう。
ベルモント アイアン焚火スタンドフルセット
サイズ | 本体:86×26×39cm/92×26×45cm ハンガー:39×20×1.2cm テーブル:30×24×3.6cm |
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重さ | 4100kg |
素材 | 鉄 |
焚き火台のサイズに応じて高さを変えることができるグリルスタンド。
ツールハンガーとスタンドテーブルがセットになっているため、道具を置いたりかけたりできて万能です。
▼ベルモント「アイアン焚火スタンド」について詳しく紹介した記事はこちら!
ケース
焚き火台は灰や煤などで汚れがちなうえ、分解して収納するものだと持ち運びに苦労する場合もあります。
ケースは本体に標準で付属していることが多いですが、オプションアイテムなどを一緒に収納したいときは別途用意することも検討しましょう。
スノーピーク 焚火台 M コンプリート収納ケース
サイズ | 60×50×6cm |
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重量 | 480g |
素材 | 綿帆布 アクリルテープ ナイロンメッシュ プラスチック |
スノーピーク「焚火台 M」専用の収納ケース。本体にくわえ、オプションのベースプレート、炭床なども一緒に収納可能です。
厚手の帆布製で、頑丈なベルトつきなので、ガシガシと使うことができますよ。
焚き火台に関するよくある質問
焚き火台についてのよくある質問と回答をご紹介します!
焚き火台の洗い方やお手入れ方法は?
焚き火台を使用したあとのお手入れは、基本的に煤汚れや料理の油汚れなどを拭き取り、きちんと乾燥させれば問題ありません。
ステンレス製のものが多いため、汚れが目立つ場合は水洗いすることも可能ですが、熱い状態のまま水をかけると本体が変形するおそれがあるため、焚き火をした直後に水をかけるのは避けてください。
▼焚き火台の煤汚れの落とし方を紹介した記事はこちら!
焚き火台とテントやタープの間に必要な距離は?
テントやタープの横で焚き火台を使用するときは、最低でも3m以上距離を空けるようにしましょう。それ以上近づけると、火の粉が爆ぜたときにテントやタープに穴が開くリスクが高くなります。
隣のサイトが近い場合は、そちらにあるテントとの距離にも配慮しつつ、風向きに注意して焚き火をするようにしましょう。
焚き火台の人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおける焚き火台の人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
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Yahoo!ショッピング「焚き火台」おすすめ人気ランキング
焚き火台の人気おすすめランキングトップ3
1位:コールマン「ファイヤーディスク(TM)」
2位:ワークマン「ワイドフォールディングスクエアグリル」
3位:バンドック「ロータスプラス」
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お気に入りの1台を見つけよう!
記事内で紹介した焚き火台の中に、お目当ての製品は見つかりましたか? 焚き火台を手に入れるにあたっては、軽くて持ち運びやすいものがほしい、料理がしやすいものがほしい……など、重視するポイントを考えて選ぶことが大切です。
焚き火台は使い込むうちに味が出て、自分だけのアイテムに育っていくもの。焚き火をさらに楽しむために、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてくださいね!
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