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【徹底比較】2024年|焚き火台の人気おすすめランキング16選!

【徹底比較】2024年|焚き火台の人気おすすめランキング16選!

焚き火をするのであれば、火災リスクの軽減や自然へのダメージ防止のために必須の焚き火台。

そこで今回は、実際に焚き火台を使い比べ、最も使いやすい焚き火台を調査。実際に使用して分かったランキングを大公開します! 評価や口コミが気になる方は必見です!

薪の燃やしやすさや料理のしやすさ、ソロキャンプで重要な収納時のコンパクトさや組み立てやすさなどを徹底比較し、二次燃焼ができるモデルを含め、全16種類を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

検証ポイント

実際の検証の様子へ

焚き火台の人気13製品を用意し、実際に使用して比較・検証しました。

  • 焚き火台の組み立て工程

    1.取扱いやすさ

    薪が入る量や、くべやすさ、いじりやすさなどを総合的に評価しているほか、設営・撤収・お手入れなどが簡単にできるかどうかもチェックしています。

  • 焚き火台で調理

    2.料理のしやすさ

    焚き火台の上に10インチのダッチオーブンとメスティンなどの調理器具を乗せて、料理のしやすさを検証しました。

  • 焚き火台の持ち運びやすさ

    3.持ち運びやすさ

    焚き火台の収納サイズ・重量を踏まえたうえで、収納状態での持ちやすさを検証しました。収納ケースは、すべて本体の付属品を使用しています。

  • 焚き火台のコスパ

    4.コストパフォーマンス

    購入価格と、実際に使用して感じた品質の高さのバランスを総合的に評価しました。「値段の安さ」と「性能が優れている」を両立した製品が高評価になります。

目次

本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。

焚き火台の選び方

焚き火台に薪をくべる人

焚き火台は、以下のようなポイントを押さえたうえで選ぶようにしましょう。

1.火を眺めたいなら浅型、調理をしたいなら深型がおすすめ

浅型と深型の焚き火台の違い

焚き火台の形状は、大きく分けて「浅型」と「深型」の2種類があります。浅型の焚き火台は薪いじりがしやすく、パーツが少ないぶん安い価格で買える製品が多いので、初心者にもおすすめです。

深型の焚き火台は、火とゴトクの距離があり焚き火だけでなく料理にも向いています。また薪を多く入れられるため、大火力の焚き火を楽しめますよ。

本格的に料理をするなら耐荷重15kg以上を目安に

ダッチオーブンと家庭用鍋の重量比較の図

調理をするなら、焚き火台の耐荷重も重要なポイント。特に鶏一羽を丸ごと使ったローストチキン、ブロック肉の煮込みなど豪快なダッチオーブン料理はキャンプ飯の憧れですよね。

一般的に4人家族向けの10インチ(約25cm)のダッチオーブンで、重量は7kg前後。それより大きい大人数向けのものだと10kg前後です。そこに材料、薪の重さが加わることを考えると、耐荷重は最低でも10kg、理想は15kg以上あると安心です。

何人でキャンプをするのか、調理器具は何を使うのかまでイメージして焚き火台の耐荷重にも注目してみましょう。

▼ダッチオーブンに関して詳しく紹介した記事はこちら

料理用の網やゴトクといった付属品も要チェック

あるとうれしい焚き火台の付属品例

調理を前提に焼き網やゴトクが付属している焚き火台なら、別途購入する必要がなくBBQやスキレット調理ができます。付属品が充実していると焚き火台の使い勝手も向上するため、ほしいものが含まれていない場合や付属品のスペックに不安がある場合は、別途必要なアイテムの購入を検討しましょう。

2.長さ30〜40cmの薪が入るサイズが使いやすい

投入口が15cm以上ある焚き火台だと薪補給が楽

市販の薪は長さ30〜40cmほどのものが多いため、そのまま投入できる幅の焚き火台を選ぶと、薪割りの手間が省けます。

また、網などを置いた際に薪の投入口が塞がってしまうと、トングを使って網を持ち上げる必要が。火の調整を少しでも楽におこないたい場合は、投入口が横にあり、随時薪を入れられるタイプがおすすめです。薪の投入口は15cm程度以上あるとスムーズに出し入れができますよ。

ファミリーは1辺 50cm以上、ソロなら1辺 10〜20cm前後のサイズが◎

大人数で集まるファミリーキャンプ、グループキャンプの中心に置くなら、1辺が50cm以上あるような大型の焚き火台があると便利です。

ソロキャンプがメインであれば、1辺が10〜20cm前後のコンパクトな焚き火台を選ぶのもおすすめ。A4用紙程度のサイズに薄く折りたたみできるモデルなら、バックパックに入れて持ち運べます

大きな薪を燃やすことはできませんが、細かく割った薪や小枝で手軽に焚き火気分を味わえるのが魅力です。

▼ソロキャンプ向けの軽量&コンパクトな焚き火台を紹介した記事はこちら!

3.パーツは2〜3個が組み立てやすく、収納性も高い!

焚火台を組み立てる

焚き火台のパーツが2〜3個ならば、ほとんどが直感的に受け皿と脚を組み立てるだけで簡単に設営できます。また、パーツが少なければそれだけ収納もコンパクトになります。

しかし物によっては細かいパーツがある焚き火台もあるので、不安な場合は事前に家で組み立てる練習をしておきましょう。

収納ケースも重要。幅40cm以下ならリュックにも入る

A4サイズに収納できる焚き火台

収納ケース付きなら持ち運びやすいのがメリット。また収納状態の幅が40cm以下ならリュックに入れて持ち運ぶことも可能です。バックパックでキャンプに行く方や、ツーリングキャンプなどで荷物をコンパクトにしたい方は、収納状態がコンパクトかどうかもチェックしましょう。

4.ステンレス・鉄・チタン。素材の特徴も抑えておこう

ステンレスチタン
メリット最も一般的
・軽く錆びにくい
・価格が安い
・耐荷重も高く丈夫
・変色など育てる楽しみがある
・最も軽量
・荷物を減らしたいソロキャンプに
デメリット・焦げつきやすい・重量がある・価格が高い

焚き火台で最も多く採用されている一般的な素材がステンレス。比較的安価で、手入れがしやすい点も魅力です。ウルトラライトのスタイルであれば、軽量さに軍配が上がるチタン製も検討の余地あり。

鉄製はワイルドな見た目が魅力ですが、蓄熱製が高いので冷めにくく、片付けに時間がかかる傾向があります。まだ熱い焚き火台に水をかけるなどして冷やすことは、変形や破損の恐れがあるので避けましょう。

5. スノーピーク・ユニフレームなど、最初の1台は定番モデルが安心

定番の焚き火台は、使い方に困ったときにインターネット上で情報を見つけやすく、メーカーによってはオプションが豊富に用意されているのもメリット。初心者の方の最初の1台におすすめです!

元祖「焚火台」を生み出したスノーピーク

スノーピーク「焚火台 M」で焚き火

製品の質の高さや洗練されたデザインが人気のスノーピーク。1996年に発売された「焚火台」は、今日の焚き火台の元祖といえる存在! サイズ展開の豊富さや、全製品永久保証という充実のサポート体制なども人気の理由です。

超定番「ファイアグリル」でおなじみのユニフレーム

ユニフレーム 「ファイアグリル」で焚き火

火を扱うギアや調理器具を中心に、幅広い種類のアウトドアグッズを展開するユニフレーム。中でも「ファイアグリル」は、定番として愛され続けている焚き火台です。オプションアイテムが多数販売されているほか、ひと回り小さいサイズの「ファイアグリルsolo」も人気です!

コスパの高さ&品揃えの豊富さが魅力のキャプテンスタッグ

キャプテンスタッグ「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」で焚き火

コスパの良さとラインナップの豊富さが魅力のキャプテンスタッグ。特徴的な六角形で知られる「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」のほかにも、ミニタイプや薄型タイプなどさまざまな焚き火台を販売しています。

不朽の名作「ファイヤーディスク」で知られるコールマン

コールマン「ファイヤーディスク(TM)」で焚き火

創業120年以上の歴史を誇るアメリカの老舗ブランドであるコールマンの焚き火台といえば、円盤型の「ファイヤーディスク(TM)」。ソロサイズの「ファイヤーディスク(TM)ソロ」、大型サイズの「ファイヤーディスク(TM)マックス」も展開されています。

独自構造が美しい「ピラミッドグリル」が人気のロゴス

ロゴス「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」で焚き火

ロゴスは、「Enjoy Outing!」をモットーに、幅広いユーザーのニーズに応える日本のアウトドアブランド。同社独自の構造を採用した焚き火台「ピラミッドグリル」シリーズは、多種多様なラインナップとサイズ展開に加え、オプションアイテムによる拡張性の高さも大きな魅力です!

焚き火台の総合人気おすすめランキング

検証用焚き火台を並べたところ

今回はソロや2〜3人のキャンプで使われることが多い標準的なサイズの焚き火台13種類を実際に使用して比較・検証を行い、おすすめランキングを作成しました!

なお、各製品の評価は基本的に筆者の主観的な判断にもとづくものです。今回は口コミ評価が高い人気製品を集めたこともあって、どのアイテムも基本的には優秀でした。

どんな焚き火台が合うのかは、実際の使い方や重視するポイント、お手持ちのギアとの組み合わせなどによって変わるため、以下で紹介するランキングはあくまで参考程度にお考えください。

組み立ては超簡単!取り扱いやすい円盤型焚き火台

1位タイ
  • 取り扱いやすさNo,1

コールマン ファイアーディスク(TM)

総合評価

★★★★★★★★★★ 4

  • 取り扱いやすさ ★5
  • 料理のしやすさ ★3
  • 持ち運びやすさ ★4
  • コストパフォーマンス ★4
使用サイズ45×45×23cm
収納サイズ46×46×8.5cm
重量1600g
素材ステンレス
耐荷重30kg
ゴトク-
収納ケース

組み立ては超簡単!取り扱いやすい円盤型焚き火台

おすすめポイント

●組み立てやお手入れが簡単
●円盤状で大きな薪でも燃やしやすい
●5,000円以下から購入可能でコスパ抜群

おすすめランキング同率1位1つ目に選出したのはコールマン「ファイアーディスク(TM)」。コールマンを代表するアイテムのひとつで、独特な円盤状の形が人気の焚き火台です。

記事執筆時点では、インターネット通販サイトで5,000円弱の価格から購入でき、コスパは抜群です。

コールマン「ファイアーディスク(TM)」の収納サイズ

ケースに収納したときの大きさは直径53cm、高さ12cmと、今回用意した焚き火台の中では平均的な部類に入ります。

ディスク状になっているため、横にすると高さは出るものの、ケースは余裕を持って作られているので簡単に収納可能。車に載せると考えれば大きさはそこまで気になりません。

ファイヤーディスクケースの空きスペース

ファイヤーディスクをケースに入れると少し隙間ができますが、このスペースに焚き火関連のアイテムを入れることができるため、むしろ収納性は高いともいえます。

ファイアーディスクを持つ

重量は1.6kg。持ち上げたときにそこまで重さを感じることもなく、ケースに持ち手がついているので比較的手軽に持ち運びできます

コールマンファイアーディスクで焚き火

組み立ては脚を立てるだけなので超簡単! 10秒もしないくらいで完成します。 

編集部
今回のラインナップの中でも1、2を争うほどスピーディに設営できました!

円盤状で遮る部分がないぶん、薪をくべるのも簡単です。大型の薪も気にせず入れることができます。ただし、風が入り込みやすいため、急に火が強くなる可能性がある点には注意が必要そう。

コールマンファイヤーディスクの足

脚が長いので、地面に熱が伝わりづらいことも評価したいポイントです。

コールマンファイヤーディスクに調理器具を乗せる
※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを乗せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を乗せて使用しないでください。

付属の網はしっかりした作りで、バランスが崩れないようにダッチオーブンを中心に置けば、ポット、メスティンを乗せてもびくともしないほど安定感がありました。

ただし、網自体の耐荷重の表示はなく、公式サイトにもダッチオーブン使用時には「別売のダッチオーブンスタンドを必ずご使用ください」という注意書きがあるため、基本的に重いダッチオーブンを乗せて使用するのは避けましょう。

コールマン ダッチオーブンスタンド

使用サイズ15×15×5cm
収納サイズ15×2×5cm
重量280g
素材ステンレス
コールマンファイヤーディスクで調理をしながら薪を入れる

また、網は全面を覆わない設計になっているので、空いている部分から火加減を調節することができます。

しかし、網を乗せた状態だと小さな薪しか入れることができず、火加減の調節もしづらくなるので、本格的に料理をするならコンパクトな炭が必要になりそうです。

▼コールマン「ファイアーディスク」について詳しく紹介した記事はこちら!

網・ゴトク・トングが付属!長めの薪も入れやすい

1位タイ
  • 取り扱いやすさNo,1

ワークマン ワイドフォールディングスクエアグリル

総合評価

★★★★★★★★★★ 4

  • 取り扱いやすさ ★5
  • 料理のしやすさ ★4
  • 持ち運びやすさ ★3
  • コストパフォーマンス ★4
使用サイズ41.5×30.5×37cm
収納サイズ44×30×8cm
重量3000g
素材ステンレス
耐荷重8kg
ゴトク
収納ケース

網・ゴトク・トングが付属!長めの薪も入れやすい

おすすめポイント

●ワークマン製品ならではのコスパの高さ
●網やゴトク、ロストルのほかにトングも付属
●長めの薪も入れやすいワイドサイズ

同率1位2つ目はワークマン「ワイドフォールディングスクエアグリル」。2022年から本格的にキャンプ用品市場に参入して話題を集めるワークマンが開発した焚き火台です。

記事執筆時点での販売価格は5,800円(税込)と、同社製品ならではのコスパの高さを誇ります。

ワークマンワイドフォールディングスクエアグリルのサイズを計測

ケースに収納したときのサイズは、今回用意した焚き火台のなかでは平均的な部類。大きすぎず、小さすぎずという印象です。

ワークマンワイドフォールディングスクエアグリルを持つ

小脇に抱えられるくらいの大きさではあるものの、重量は3kgとやや重め。画像では軽く持ち上げているように見えるかもしれませんが、実際には手がプルプルするくらいの重量感がありました。

ワークマンワイドフォールディングスクエアグリルに薪を入れる

組み立ては基本的に脚を立てて、底を開くだけなので超簡単! ストッパーを取り付けて完成です。

ワークマンワイドフォールディングスクエアグリルの空気穴

空気が火床に入りにくいボックス型であるものの、穴が適度に空いているので、薪が燃え上がりやすくなっています。

編集部
横幅が約40cmで深さもあるため、長めの薪でもポイポイ入れることができます!
ワークマンワイドフォールディングスクエアグリルに調理器具を乗せる
※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを載せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を載せて使用しないでください。

耐荷重は8kg。今回用意した10インチのダッチオーブンの場合、重量の問題で中身を入れると載せるのは難しそうです。使用サイズが大きめなぶん調理器具を載せるスペースは広く、横にメスティンやポットも載せられました。

付属の網は太めの枠付きで丈夫そうな作りです。ただし、薪を補充する際は網を外す必要があるのが少々手間だと感じましたが……。

ワークマンワイドフォールディングスクエアグリルのトングで網を外す

なんと本製品、網を持ち上げるトングまで付属しているため、デメリットを補ってくれます。

ワークマンワイドフォールディングスクエアグリルの五徳
※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを載せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を載せて使用しないでください。

さらに、ゴトクが付属していることもすごいポイント。こちらは半面分のサイズなので、調理中に薪を補充することもできます。

火起こし楽々!焚き火も料理も思いっきり楽しめる

1位タイ

    バンドック ロータスプラス

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 4

    • 取り扱いやすさ ★4
    • 料理のしやすさ ★4
    • 持ち運びやすさ ★4
    • コストパフォーマンス ★4
    使用サイズ37×37×33cm
    収納サイズ37×28×4cm
    重量1550g
    素材ステンレス
    耐荷重15kg
    ゴトク
    収納ケース

    火起こし楽々!焚き火も料理も思いっきり楽しめる

    おすすめポイント

    ●火起こしがしやすい火床の形状
    ●網やゴトクが付属していて料理が捗る
    ●5,000円前後の比較的安い価格から購入できる

    同率1位3つ目はバンドック「ロータスプラス」。こちらもコスパの高さで人気を集める国内メーカーの焚き火台です。

    記事執筆時点では、インターネット通販サイトで5,000円前後の価格から購入できます。

    バンドックロータスプラスのサイズ計測

    ケースに収納したときの大きさは、今回用意した焚き火台の人気製品の中でもコンパクトな部類に入ります。

    高さは4cmありますが、それほど厚みは気になりませんでした。ケースにベルトが付いていて、しっかりと口を閉じられるのは地味にうれしいポイントです。

    バンドックロータスプラスを持つ

    持ってみても、そこまで重さは感じません。サイズも小さいため、ノートパソコンを小脇に抱えているくらいの感覚です。

    バンドックロータスプラスに着火

    組み立て方法はやや特殊。火床を作るために爪を合わせて広げる必要があるほか、ベースフレームも複数のパーツを差し込んで組み立てます。設営時間はそれほどかからないものの、説明書をしっかり読んでから組み立てるようにしましょう。

    編集部
    火床の中心が低くなっているので、薪を置くと下に空間ができ、焚き付けをしやすかったです!
    バンドックロータスプラスで焚き火

    シンプルな作りなので、薪を入れるのも簡単。大型の薪もたくさん入れることができました

    ただし、浅型で遮る部分がないぶん、風がある日の使用には注意が必要になります。

    バンドックロータスプラスに調理器具を乗せる

    火床の上部にかかるバーには、付属品の網やゴトクを載せることができます

    ポットやメスティンなどの小さめの調理器具ならゴトクの上に並べられるので、横に網を置いてバーベキューを楽しむこともできそうです。

    バンドックロータスプラスにダッチオーブンを乗せる

    耐荷重は15kgあるため、中型程度のダッチオーブンなら問題なく使用できるでしょう。

    しっかりと4本の脚で自立していますが、重さのある調理器具を載せる場合は、バランスを崩して倒れないように中央付近に置くようにしてください。

    バンドックロータスプラスに薪を入れる

    また、バーに高さがあり、火床が湾曲しているため、網やゴトクを置いたままでも薪を補充するスペースがあります

    独創的でかっこいいデザイン!収納時はコンパクトになる

    4位タイ
    • 持ち運びやすさNo,1

    TOKYO CRAFTS マクライト

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.5

    • 取り扱いやすさ ★4
    • 料理のしやすさ ★2
    • 持ち運びやすさ ★5
    • コストパフォーマンス ★3
    使用サイズ40×36×32cm
    収納サイズ40×21×2.5cm
    重量794g
    素材ステンレス
    耐荷重15kg
    -
    ゴトク
    収納ケース

    独創的でかっこいいデザイン!収納時はコンパクトになる

    おすすめポイント

    ●クリアファイルのような薄さに収納できる
    ●壁があり横風の影響を軽減してくれる
    ●独特なデザインのため組み立て方法も少し特殊

    同率4位1つ目はTOKYO CRAFTS「マクライト」。ソロキャンプでもファミリーキャンプでも使いやすい汎用性の高さと、オリジナリティ溢れるデザインが魅力的な焚き火台です。

    記事執筆時点では、10,000円ほどの価格から購入可能。今回のラインナップのなかでは、ちょうど真ん中くらいの価格帯です。

    TOKYO CRAFTSマクライトのサイズ計測

    大きな特徴は、収納時のコンパクトさ。薄さは約1cmで、クリアファイルを持ち歩いているくらいの感覚です。

    TOKYO CRAFTSマクライトを持つ

    手で持ってみると、このサイズ感。重さもまったく気になりませんでした。

    TOKYO CRAFTSマクライトで焚き火

    独特の形状から、組み立て方法も少し特殊になっています。火床部分を横の壁の角度に合わせてはめる仕組みになっていて、組み立てには少しコツが必要です。

    壁が内側に凹んでいる構造上、長い薪を横向きに入れることは難しいですが、火床のスペースは広いので、うまく組めばたくさん薪を載せられそうです。

    TOKYO CRAFTSマクライトの足

    火床の耐荷重は15kg。たっぷりの薪を入れても倒れることはないでしょう。

    TOKYO CRAFTSマクライトのサイドパネル

    壁と火床の傾斜があるため、横風の影響を受けにくいのも特徴。

    編集部
    夜に使用すると壁の模様から良い具合に光が漏れて、おしゃれな雰囲気を演出してくれそうです!

    TOKYO CRAFTSマクライトの底

    薪を置いても底に適度なスペースができ、空気穴もあるため、火起こしは簡単に行えます。

    TOKYO CRAFTSマクライトの底から火が出る

    ただし、火が強くなると底の穴から火が出てくることも。使用時は十分な耐熱性を持つ焚き火シートを用意しておきましょう。

    TOKYO CRAFTSマクライトで調理中に薪補充

    付属のゴトクの耐荷重は7kg(スタンド設置時)。ダッチオーブンなどの重い鍋を上に乗せるのは難しく、網も付属していないため、付属品のみでは料理のバリエーションが限られますが、火床との間にスペースがあるので、調理中の薪補充は簡単にできます

    定価5,000円以下!安い価格でシンプルな使いやすさを実現

    4位タイ
    • コストパフォーマンスNo,1

    TokyoCamp 焚き火台

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.5

    • 取り扱いやすさ ★3
    • 料理のしやすさ ★2
    • 持ち運びやすさ ★4
    • コストパフォーマンス ★5
    使用サイズ40.2×21.2×26.8cm
    収納サイズ32×22×3cm
    重量985g
    素材ステンレス
    耐荷重-
    -
    ゴトク
    収納ケース

    定価5,000円以下!安い価格でシンプルな使いやすさを実現

    おすすめポイント

    ●定価は税込4,980円で脅威のコスパを実現
    ●収納時は軽量・コンパクトで持ち運びやすい
    ●シンプルな使い方に最適

    同率4位2つ目はTokyoCamp「焚き火台」。焚き火にまつわるアイテムを販売している国内メーカーの焚き火台です。

    記事執筆時点での公式価格はなんと税込4,980円!

    編集部
    今回比較した焚き火台のなかでも最も安い価格帯に入る製品です!

    TokyoCamp焚火台のサイズ計測

    収納ケースに入れたときの大きさは横32cm、縦26cmとコンパクトなサイズ感。湾曲しているパーツがあるため3cmほど厚みは出ますが、かさばるというほどではありません。

    TokyoCamp焚火台を持つ

    手で持っても、重さはまったく気になりませんでした。

    TokyoCamp焚火台で焚き火

    組み立て方法は「広げるだけ」ではないものの、分解収納する焚き火台としては比較的シンプルな仕様です。

    TokyoCamp焚火台に着火

    薪は横に並べる形なら、長さのあるものや太さのあるものも置けるサイズ感。しかし、奥行きは限られているため、薪の組み方はある程度限定されます。

    TokyoCamp焚火台の薪をいじる

    遮るものが少ないので、薪いじりは簡単にできますが、風の影響を受けやすいことについては注意する必要があります。

    TokyoCamp焚火台にポットとメスティンを乗せる

    付属のゴトクは、ダッチオーブンなどの大きな調理器具を乗せて本格的な料理をするのは難しいですが、ソロキャンプ・デュオキャンプでメスティンやポットのような小型の調理器具を乗せて使うのにぴったりなサイズ感

    TokyoCamp焚火台に薪補充

    火床との間にスペースがあるため、調理中の薪補充もしやすい作りになっています。ただし、縦置きが難しいため、細かい火力の調節はしづらいかもしれません。

    ▼TokyoCamp「焚き火台」について詳しく紹介した動画はこちら!

    使いやすさ抜群!網やゴトクは別途購入が必要

    6位タイ
    • 取り扱いやすさNo,1
    • 料理のしやすさNo,1

    スノーピーク 焚火台 M

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.25

    • 取り扱いやすさ ★5
    • 料理のしやすさ ★5
    • 持ち運びやすさ ★2
    • コストパフォーマンス ★1
    使用サイズ35×35×24.8cm
    収納サイズ45×51.5×3.2cm
    重量3500g
    素材ステンレス
    耐荷重-
    -
    ゴトク-
    収納ケース

    使いやすさ抜群!網やゴトクは別途購入が必要

    おすすめポイント

    ●開くだけで完成するため組み立てが簡単
    ●底が深いので大きな薪も燃やしやすい
    ●料理には別売パーツの購入が必要

    同率6位1つ目はスノーピーク「焚火台 M」。『焚き火台』という商品ジャンルを作り上げたスノーピークの象徴的なアイテムです。

    今回用意したMサイズのほか、Sサイズ、Lサイズもあるので、使用人数に応じて大きさを選ぶことができます。

    定価は14,300円(税込)と少し高め。また、網やゴトクなどは付属しないため、純正パーツで料理をするには定価5,500円(税込)の「焚火台グリルブリッジ M」と「焼アミ Pro.M」を別途購入する必要がありました。

    スノーピーク 焚火台グリルブリッジ M

    使用サイズ35.2×37.3×15cm
    収納サイズ35.2×37.3×2.2m
    重量1100g
    素材ステンレス

    スノーピーク 焼アミ Pro.M

    サイズ38.9×35.2×1.9cm
    重量1300g
    素材スチール(クロームメッキ)
    スノーピーク「焚火台 M」の収納サイズ

    今回の検証した焚き火台の中では、サイズは大きすぎず小さすぎずといった感じ。折りたたみ式なので、収納時はかなり薄くなります

    別売の網とグリルブリッジも一緒にケースに入れることができました。その2つを入れても厚くならず、かさばりづらくなっています。

    一方で、丈夫なステンレス製ならではの重厚感があり、重さは3.5kgとかなりヘビー。網とグリルブリッジを入れるとさらに重くなります。

    スノーピーク焚火台Mを持つ

    画像だと重さは伝わりにくいですが、実際に持ってみるとかなり重たかったです。車を横付けできるオートサイトでないと、持ち運びが少し大変かもしれません。

    スノーピーク焚火台Mで焚き火

    組み立ては広げるだけなので、わずか3秒ほどで完成します。初見でも簡単に組み立てられるため、アウトドア初心者の方でも安心です。

    編集部
    今回用意した焚き火台のなかで最も早く組み立てることができました!

    実際に使ってみると土台に安定感があり、底も深いので、大きめの薪でもジャンジャン入れることができます。

    スノーピーク焚火台Mで着火

    今回は火起こしに着火剤を使用しましたが、焚き火台が下に向かって細くなる形状になっているので、最も低い部分に着火剤が入り、その上に隙間を作って薪をくべることができました。

    薪のくべやすさという意味でも、やはり初心者の方におすすめできる焚き火台といえます。

    スノーピーク焚火台Mの空気穴

    焚き火台の側面に空いた穴から適度に空気が送り込まれるため、燃え上がりも早くなります。

    さらに、側面が壁の役割を果たしてくれるので、多少の風なら過剰に炎が上がる心配はなさそうです。

    スノーピーク焚火台Mで料理
    ※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態で多数の調理器具を乗せています。安定性を損なう可能性がある使用方法は避けてください。

    そして、別売りのパーツを購入すれば……という条件つきではありますが、料理のしやすさは超秀逸!

    ダッチオーブンにメスティンにポット、すべてのアイテムを置くことができます。脚がしっかりしていて、安定感も抜群です。

    スノーピーク焚火台Mで調理中に薪を入れる

    また、網と焚き火台の間にも大きめのスペースが空いているので、薪いじりも楽々。太めの薪も横から追加することができます。

    焚き火台の大定番として長く愛されているのも納得の機能の数々でしたが、コスト面と重さがネックになり、残念ながら上位には入りませんでした。

    編集部
    調理器具の使いやすさ、火力調節のしやすさは圧倒的ナンバーワンでした!

    ▼スノーピーク「焚火台」について詳しく紹介した記事はこちら!

    コスパは最高評価!一度にたくさんの薪を燃やせる

    6位タイ
    • コストパフォーマンスNo,1

    キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.25

    • 取り扱いやすさ ★2
    • 料理のしやすさ ★4
    • 持ち運びやすさ ★2
    • コストパフォーマンス ★5
    使用サイズ47.5×41×30cm
    収納サイズ57×47×6cm
    重量3800g
    素材ステンレス
    耐荷重-
    ゴトク-
    収納ケース

    コスパは最高評価!一度にたくさんの薪を燃やせる

    おすすめポイント

    ●大型で底も深いため大きな火を楽しめる
    ●5,000円以下と比較的安い価格から購入可能
    ●組み立てには少し手間がかかる

    同率6位2つ目はキャプテンスタッグ「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」。

    手頃な価格帯のキャンプギアが人気を集める同ブランドならではのコスパの高さが魅力で、記事執筆時点では5,000円以下の価格から購入可能です。

    今回のラインナップの中ではサイズが大きめの焚き火台ですが、コールマン「ファイヤーディスク(TM)」と並び、比較的安い値段で入手することができます。

    キャプテンスタッグ「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」の収納サイズ

    焚き火台自体が大きいぶん、収納時のサイズも大きめ。今回用意した13種類の中では最も収納サイズが大きい製品です。

    ただし、収納袋は少し余裕のあるサイズで作られているので、その中に焚き火関連のアイテムを入れることも可能です。

    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルを持つ

    大きさにくわえ、本体が頑丈なステンレス製のため、重量も3.8kgと重ためです。ケースに入れて持ち上げても、重さで傾いています。

    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルで焚き火

    組み立ては少し厄介。脚を広げて、炉を広げて、底板を入れて、目皿を入れて……と、作業そのものは簡単ですが、複数の工程をこなす必要があります

    構造は、脚は細いものの六角形でしっかりと支えてくれるので安定感があります。

    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルに薪を入れる

    底が深く容量が大きいため、大きな薪も気兼ねなくポイポイ入れることができました。

    編集部
    たくさんの薪を燃やして大きな火を楽しむことができる焚き火台です!
    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルに着火

    ただし、着火の難易度はやや高め。空気の循環がしづらいのか、着火剤を入れてもなかなか火がつきませんでした。

    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルの空気穴

    空気穴はありますが、ここから火種部分にスムーズに風が送り込まれるわけではなさそうです。

    一度火がついてしまえば大きな炎を楽しむことができるものの、初心者の方は火起こしに少し手間取るかもしれません。

    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルで料理
    ※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態で多数の調理器具を乗せています。安定性を損なう可能性がある使用方法は避けてください。

    調理器具は付属の網にすべて問題なく乗せることができました。ダッチオーブンやメスティン、ポットを乗せてもがたつきがありません。

    さらにスペースに余裕があるので、もう1アイテムくらい乗せることができるかも。大人数用のキャンプ料理にも対応できるでしょう。

    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルの焼き網

    網は焚き火台にぴったりと収まる設計のため、調理中に横から薪を入れて火加減を調節することはできませんが、炉に深さがあり、薪がたくさん入るのですぐに火力不足になることはなさそうです。

    キャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリルの調理中に薪を入れる

    もし調理中に火力を調節しようと思ったら、その都度網を外して薪を動かしたり追加したりする必要があります。

    ▼キャプテンスタッグ「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」について詳しく紹介した記事はこちら!

    おしゃれで機能的なデザイン!大きめの薪もくべやすい

    6位タイ

      ユニフレーム ファイアグリル

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.25

      • 取り扱いやすさ ★3
      • 料理のしやすさ ★4
      • 持ち運びやすさ ★3
      • コストパフォーマンス ★3
      使用サイズ43×43×33cm
      収納サイズ37.5×37.5×7cm
      重量2700g
      素材ステンレス
      耐荷重20kg
      ゴトク-
      収納ケース-

      おしゃれで機能的なデザイン!大きめの薪もくべやすい

      おすすめポイント

      ●炉と網が互い違いになったおしゃれなデザイン
      ●火起こしがしやすく大きな薪も入る
      ●ケースが標準では付属しない

      同率6位3つ目はユニフレーム「ファイアグリル」。新潟県燕三条発のアウトドアブランドとして、金物アイテムを中心にさまざまなキャンプギアを販売しているユニフレームのアイコン的な焚き火台です。

      定価は7,500円(税込)と、今回比較する焚き火台の中ではちょうど真ん中くらいの価格帯になります。

      ユニフレーム「ファイアグリル」の収納サイズ

      各パーツがそこまで大きいわけではないため、収納したときのサイズや重さも、13種類のうち中間くらいにあたる数値になっています。

      ユニフレームファイアグリルを持つ

      今回のラインナップでは唯一、収納袋が標準で付属していません。脚は収納時に炉の中に収まるためコンパクトになるものの、焚き火台だけを買った際は抱えて持ち運ぶ必要があります。

      持ち運びやすさを重視する場合は、定価2,200円(税込)の純正別売ケースを買うか、ケースと本体のセットを購入するのがおすすめです。

      ユニフレーム ファイアグリル収納ケース

      サイズ43×10×40.5cm
      素材ポリエステル420D・PVC
      ユニフレームファイアグリルで焚き火

      組み立ては、パーツが少ないながら、初見では脚をどの方向に開くのか、炉をどのように置くのかなどが少し分かりにくい印象。「初心者泣かせ」な面はあるかもしれません。

      編集部
      組み立て方に少し癖はあるものの、炉が浅めなこともあり、火起こしのしやすさや薪のくべやすさは抜群です!
      ユニフレームファイアグリルに薪を追加

      大きめの薪も簡単に入れることができます。ただし、深さがないぶん、風には注意が必要です。

      ユニフレーム「ファイアグリル」の上に乗せたメスティンとポット

      付属の網の上には調理器具を乗せられます。サイズ感としては、メスティンやポットなどの調理器具を2つ置くくらいが使いやすそうです。

      網の角部分は設計上火が当たりにくいため、保温程度は可能でも、しっかり加熱が必要な料理は厳しいかもしれません。

      ユニフレーム「ファイアグリル」の網と本体の間のスペース

      網を乗せた状態でも、細めの薪であれば横から追加できるスペースがあります。

      なお、重量のあるダッチオーブンを乗せる場合は、以下のファイアグリル用ヘビーロストルを用意してください。

      ユニフレーム ファイアグリル ヘビーロストル

      サイズ33.5×33.5cm
      重量1200g
      素材ステンレス

      ▼ユニフレーム「ファイアグリル」について詳しく紹介した記事はこちら!

      収納・設営方法が斬新!スタイリッシュなメッシュ焚き火台

      6位タイ
      • 持ち運びやすさNo,1

      ムラコ サテライトファイヤーベース

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.25

      • 取り扱いやすさ ★4
      • 料理のしやすさ ★3
      • 持ち運びやすさ ★5
      • コストパフォーマンス ★1
      使用サイズ45×42×25cm
      収納サイズ44×7×7cm
      重量1790g
      素材ステンレス
      耐荷重-
      -
      ゴトク-
      収納ケース

      収納・設営方法が斬新!スタイリッシュなメッシュ焚き火台

      おすすめポイント

      ●使用時・収納時ともにスタイリッシュなデザイン
      ●メッシュは消耗品だが丈夫で設営しやすい
      ●料理用のグリルメッシュは別途購入が必要

      同率6位4つ目はムラコ「サテライトファイヤーベース」。埼玉県狭山市を拠点にモダンなアウトドアアイテムを展開するムラコの人気メッシュ焚き火台です。

      記事執筆時点の定価は税込19,800円。焼き網やゴトクなどは標準の付属品には含まれていません。今回は料理のしやすさを検証するために、税込3,960円で販売されている別売りの「グリルメッシュ」を用意しました。

      ムラコサテライトファイヤーベースのサイズ計測

      まず目を引くポイントが、かなり斬新な収納時の形。収納時は平たい形状になる焚き火台が多いなか、折りたたみ傘のような棒状のフォルムが異彩を放ちます。

      編集部
      コンパクトなので、リュックのサイドポケットなどに挿して収納できそうです!
      ムラコサテライトファイヤーベースを持つ

      写真のように、ワンハンドで簡単に持つことができます。まさか焚火台を持っているとは思えないビジュアルですね。

      ムラコサテライトファイヤーベースとグリルメッシュを持つ

      ただし、グリルメッシュを用意するとサイズ的にかさばるため、以下のキャリートートなどを用意して運搬するのが良さそうです。

      ムラコ ファイヤーウッドキャリアー

      サイズ52×55cm
      重量565g
      素材840Dナイロン, TPUラミネート
      ムラコサテライトファイヤーベースで焚き火

      この形状からどのように組み立てるのだろう? と思いましたが、実際に組み立ててみると、想定よりかなりスピーディに設営できました。脚とブリッジを出したあとに、メッシュを引っかけるだけでOKです。

      メッシュ素材のため、重い薪を乗せることができるのか不安でしたが、実際に薪を乗せると安定感がありました

      ムラコサテライトファイヤーベースに薪を乗せる

      周りを遮るものがないため、大きめの薪をポイポイ追加できます。ただし、浅型なので横風には注意しましょう。

      また、メッシュが固くなったり穴が空いたりした場合は、以下の交換用パーツに取り替えが必要です。

      ムラコ マイクロメッシュ

      重量110g
      サイズ(mm)390×390
      素材ステンレススチール、アルミニウム合金
      グリルメッシュの上に調理器具を乗せる

      グリルメッシュは全面を覆う仕様で、調理器具や食材を乗せるスペースは十分にあります。ただし、グリルメッシュの耐荷重は6kgとそれほど大きくないので、中〜大型のダッチオーブンを上に乗せるのは避けましょう。

      焚き火台に薪をくべるところ

      また、セットしたときにメッシュとの距離がそれほどなく、調理中に太い薪を横から追加するのは難しいため、調理に取りかかる前に火加減を調節しておくのが良さそうです。

      可動式ゴトクで料理が捗る!独自性溢れるギミックが満載

      6位タイ
      • 持ち運びやすさNo,1

      ベルクロート 焚き火台 en.

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.25

      • 取り扱いやすさ ★3
      • 料理のしやすさ ★3
      • 持ち運びやすさ ★5
      • コストパフォーマンス ★2
      使用サイズ40×40×15cm
      収納サイズ40×30×1cm
      重量595g
      素材ステンレス
      耐荷重-
      -
      ゴトク
      収納ケース

      可動式ゴトクで料理が捗る!独自性溢れるギミックが満載

      おすすめポイント

      ●可動式のゴトクが便利で料理が捗る
      ●円盤型で薪が組みやすい
      ●コンパクトに収納できるぶん組み立て方はやや特殊

      同率6位5つ目はベルクロート「en.」。クラウドファンディングで約850万円を集めたことでも話題になった円盤型焚き火台です。

      記事執筆時点での定価は税込21,450円と、今回比較した焚き火台の中では高めの部類です。

      ベルクロートenのサイズ計測

      コールマン「ファイヤーディスク」と同じ円盤型のフォルムですが、収納時は板状になるため、厚さは1cmほど。かなりコンパクトに収納できます。

      ベルクロートenを持つ

      収納袋に入れると、小脇に抱えられるくらいのサイズ感。収納袋はやや余裕がある作りのため、着火剤やマッチなどの道具を入れることもできそうです。

      4枚の板状のパーツを組み合わせる必要があるため、組み立て方法はやや特殊。初心者の方はメーカー公式の設営方法解説動画を見ながら進めるのがおすすめです。

      また、パーツが薄いため、手を切らないように、設営・撤収は基本的に手袋を着用した状態で行うようにしてください

      ベルクロートenで焚き火

      円盤状で壁がないので、太めの薪でも乗せやすいのが魅力です。

      重い薪を乗せると歪むベルクロートen

      メーカーの公式サイトにも記載があるとおり、天板をかなり薄くしているぶん、薪のサイズや置き方など、重さのかかり方によっては天板が多少変形してしまう可能性があります。

      使い終わって片付けるときに、重ねる天板パーツと形を合わせて収納するようにしましょう。

      ベルクロートenの下から火が漏れる

      火床には通気穴が空いていて、焚き付けがしやすくなっているものの、火が強くなったり、風に煽られたりすると火が漏れ出る可能性があるので、焚き火シートなどでの対策は十分に行ってください。

      ベルクロートen.の真ん中にメスティンを置く
      ベルクロートenでポッドを保温する

      en.の大きな特徴といえるのが、移動するだけでさまざまな使い方ができる変幻自在のゴトク。重い鍋やたくさんの調理器具を乗せるのは難しそうですが、ゴトクの位置をずらすことことで細かい火力調節が可能です。

      編集部

      焚き火の中央付近で料理ができるようにしたり、遠ざけて保温をしたりと非常に便利です!

      さらに本格的な料理をしてみたい方は、固定タイプの専用ゴトクを用意すると、より重い調理器具も乗せやすくなるでしょう。

      ベルクロート 焚火台en.専用 コの字の五徳

      チタン製で軽量&コンパクト!組み立てには慣れが必要

      11位タイ
      • 持ち運びやすさNo,1

      ベルモント 焚き火台 TABI

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 2.75

      • 取り扱いやすさ ★2
      • 料理のしやすさ ★2
      • 持ち運びやすさ ★5
      • コストパフォーマンス ★2
      使用サイズ36×23.7×17cm
      収納サイズ36×17.8×1.5cm
      重量423g
      素材チタン
      耐荷重15kg
      ゴトク-
      収納ケース

      チタン製で軽量&コンパクト!組み立てには慣れが必要

      おすすめポイント

      ●薄くて軽いのでリュックにも入れやすい
      ●付属の焼き網で料理ができる
      ●組み立てに慣れるまで時間がかかりやすい

      同率11位1つ目はベルモント「焚き火台 TABI」。ユニフレームと同じ新潟県燕三条発のブランドであるベルモントの代表的なアイテムで、焚き火台の定番製品の1つです。

      定価は11,000円(税込)と、今回のラインナップの中では少し高めに設定されていますが、チタン製であることを考えると納得の価格ではないでしょうか。

      ベルモント「焚き火台 TABI」の収納サイズ

      大きさはコンパクトかつ超薄い! リュックの中に収納しても、入っていることを感じさせないくらいのサイズ感です。

      編集部
      重さも400gほどと、今回用意した13種類のなかで最軽量です!
      ベルモント焚火台TABIを持つ

      持ってみてもこのとおり。比較のために抱えて持っていますが、指でつまんで持てそうなほど軽かったです。

      ベルモント焚火台TABIで焚き火

      ただし非常にコンパクトになる反面、パーツ数が多く、組み立てに時間がかかりました。初めのうちは説明書をチェックしながら組み立てても難易度は高めといえます。

      構造としては、脚は細いものの意外と丈夫で、大きめの薪を置いても安定感があります。薪は横にしか置くことができないものの、きれいに組めば問題ないくらいの火加減になりました。

      ベルモント焚火台TABIの空気穴

      横の壁部分には適度な隙間が空いていており、底にも隙間が空いているので燃焼効率が高くなっています

      ただし、火が強くなりすぎると、底面の穴から火が吹き出すこともあります。撮影はできませんでしたが、風で急に火が強くなり、底から火が漏れて「危ない」と思うタイミングがありました。

      ベルモント焚火台TABIの炉のサイズ

      また、薪のサイズには注意が必要。今回持参した30cmくらいの薪がちょうど炉に収まるサイズになります。

      市販の薪の中にはもっと長いものもあるので、場合によっては薪を小さく割る必要がありそうです。

      ベルモント焚火台TABIで料理

      TABI(BM-263)に付属するゴトクを使うと、焚き火台の半分の面を使って料理をすることができます。半分空いているぶん、手軽に薪を入れたり火加減を調節したりできるのはメリットです。

      ただし、面積が限られているので、上に乗せるのはメスティンとポットの2アイテムが限界です。

      ベルモント焚火台TABIにダッチオーブンを乗せる
      ※検証およびサイズ比較のために火を入れない状態でダッチオーブンを乗せています。耐荷重を超える可能性がある調理器具を乗せて使用しないでください。

      一応ダッチオーブンを置くことはできましたが、網の耐荷重は5kgで、焚き火台の片側に重さが偏って倒れる可能性もあるのでやめておきましょう。

      ▼ベルモント「焚き火台 TABI」について詳しく紹介した記事はこちら

      総合力に優れた焚き火台!分解してコンパクトに収納可能

      11位タイ

        ロゴス LOGOS the ピラミッドTAKIBI M

        総合評価

        ★★★★★★★★★★ 2.75

        • 取り扱いやすさ ★2
        • 料理のしやすさ ★3
        • 持ち運びやすさ ★3
        • コストパフォーマンス ★3
        使用サイズ36×35×22cm
        収納サイズ35×19.5×7cm
        重量2200g
        素材ステンレス
        耐荷重10kg
        -
        ゴトク
        収納ケース

        総合力に優れた焚き火台!分解してコンパクトに収納可能

        おすすめポイント

        ●使用サイズに対して収納サイズがコンパクト
        ●付属のゴトクに調理器具を乗せられる
        ●焼き網は標準では付属しない

        同率11位2つ目はロゴス「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」。その名のとおり、ピラミッド型が特徴的な焚き火台で、S〜XLのサイズ違いのモデルや、ハイグレードモデルの「LOGOS the ピラミッドマスター」も展開されています。

        定価は9,300円(税込)と、今回比較するほかの焚き火台と比べると中間〜やや高めくらいの価格帯になります。

        ロゴス「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」の収納サイズ

        使用サイズは今回用意した焚き火台のうち真ん中くらいの大きさになりますが、パーツを分解できるため収納サイズはコンパクトです。

        重さも2.2kgと、比較的持ち運びやすい重量。徒歩キャンプでリュックの中に入れることもできそうです。

        ロゴス LOGOS the ピラミッドTAKIBI Mを持つ

        ケースに入れてみると、中サイズのレジ袋くらいの大きさになります。

        ロゴス「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」で焚き火

        パーツが分かれている分、組み立て方は少し複雑。基本的には開いて乗せるだけですが、初見で感覚的にポンポンと乗せていくことは難しそうです。

        編集部
        実際に焚き火をしてみると、薪もくべやすく、大きなサイズのものも問題なく入れられる使いやすさが好印象でした!
        ロゴス「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」の上に乗せたダッチオーブン

        付属のゴトクは、中央の交差した部分に鍋を置くと安定感抜群。ただし、ゴトクの目安耐荷重は約10kgとそれほど高くないため、中身を入れた場合の重さも考えると、大きめのダッチオーブンを乗せるのは難しそうです。

        また、焼き網は標準で付属しないため、真ん中に鍋を乗せる場合複数の調理器具を同時に置くことはできません。

        ロゴス「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」の上に乗せたメスティンとポット

        小さめの調理器具であれば、ゴトクの上に複数乗せることができます。十字部分に置くようにすれば安定性もあり、調理器具が焚き火台に落下するようなトラブルも起こりづらくなっています。

        ▼ロゴスの焚き火台について詳しく紹介した記事はこちら!

        薄さ&軽さは驚異的!料理用パーツは別途購入すると便利

        11位タイ
        • 持ち運びやすさNo,1

        ピコグリル ピコグリル 398

        総合評価

        ★★★★★★★★★★ 2.5

        • 取り扱いやすさ ★2
        • 料理のしやすさ ★1
        • 持ち運びやすさ ★5
        • コストパフォーマンス ★2
        使用サイズ38×25×24.5cm
        収納サイズ33.5×23.5×1cm
        重量442g
        素材ステンレス
        耐荷重-
        -
        ゴトク-
        収納ケース

        薄さ&軽さは驚異的!料理用パーツは別途購入すると便利

        おすすめポイント

        ●徒歩キャンプにも対応可能な薄さと軽さ
        ●炉がV字構造になっていて着火が簡単
        ●本体にあしらわれた「picogrill」のロゴがおしゃれ

        同率11位3つ目はピコグリル「398」。スイスのブランドであるピコグリルの焚き火台は、ソロキャンプで人気が高い薄型タイプの定番アイテムとして親しまれています。

        記事執筆時点における販売価格は14,000円(税込)ほど。ほかの製品と比較するとやや高めの金額です。

        ピコグリル「398」の収納サイズ

        最大の特徴のひとつが、収納時のコンパクトさ。折りたたむとA4サイズほどの大きさに収まり、とても薄くなります。パーツを含めた総重量も約450gとかなり軽量です。

        編集部
        今回検証したステンレス製の焚き火台のなかでは最軽量です!

        ピコグリル398を持つ

        持ってみると、クラッチバッグを抱えるような形で持つことができます。徒歩キャンプのバックパックにも問題なく入りますね!

        ピコグリル398で焚き火

        かなりコンパクトに収納できるぶん、組み立て方はやや特殊。少し力を入れて曲げなくてはいけない部分もあるため、壊してしまわないように気をつけながら組み立てました。

        使ってみると、薪を横にして入れる必要はあるものの、奥行きが深いので大きめの薪でもOK

        ピコグリル398に大きめの薪を入れる

        脚の上に伸びた部分がガードしてくれるため、太めの薪を乗せて大きな火を楽しむこともできます

        ピコグリル398に着火

        炉がV字になっていて、ちょうど良い空間ができるので、着火はとても簡単でした。

        ピコグリル398のロゴ

        細かい部分になりますが、「picogrill」の彫り込みもおしゃれです!

        ピコグリル398のゴトク

        ただし、本格的に料理をするなら付属品だけでは難しいかもしれません。

        焚き火台の上に乗っている付属品はゴトクではなく、食材を刺して焼く「スピット(串)」です。

        ピコグリル398に調理器具を乗せる

        画像のように、軽い調理器具を上に乗せること自体は不可能ではありませんが、固定されているわけではないので注意してください。

        ちょっとした衝撃でズレて調理器具が落ちてしまう可能性もあるので、使い方に応じて以下のような網を用意するようにしましょう。

        ピコグリル ピコグリル専用グリル網

        サイズ30×16×0.4cm
        重量150g
        素材ステンレス

        ▼ピコグリル「398」と100均・ダイソーの網を合わせて使う方法を紹介した記事はこちら!

        ▼ピコグリルの焚き火台について詳しく紹介した記事はこちら!

        今回は、料理をするために別売パーツの購入が必須だったスノーピーク「焚き火台」とムラコ「サテライトファイヤーベース」を除き、付属品を使用するという条件で比較・検証を行いました。しかし使い方に合わせて必要なアイテムを揃えていけば補えるデメリットもあります

        焚き火台単体の機能やスペックだけではなく、以下で紹介するような関連アイテムとの兼ね合いも考えたうえで、自分に合った焚き火台はどんなものなのか考えてみましょう!

        焚き火台の人気13製品を徹底比較!

        箱に入った7種類の焚き火台
        比較した焚き火台

        今回は焚き火台の人気13製品を筆者が実際に使用し、以下の4つのポイントにもとづいて比較・検証しました。

        検証および撮影はキャンプ場内で実施しています。焚き火台に火を入れる際は、地面に焚き火シートを敷き、その上に焚き火台を乗せて使用しました。また、安全面に配慮して、火傷を防ぐための耐熱グローブを着用しています。

        ①取り扱いやすさ

        焚火台を組み立てる

        キャンプ場で焚き火台を組み立て、薪を入れて燃やしたときの使用感を検証しました。

        薪が入る量や、くべやすさ、いじりやすさなどを総合的に評価しているほか、設営・撤収・お手入れなどが簡単にできるかどうかもチェックしています。

        ②料理のしやすさ

        バンドックの焚火台にポッド、メスティンを乗せる

        焚き火台の上に調理器具を乗せて、料理のしやすさを検証しました。

        なお、検証に用いる網やゴトクは、本体の付属品もしくはメーカー純正パーツを使用するという条件で検証しています。

        そのほか、調理器具として、ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広いシーンで使われる10インチのダッチオーブンと、筆者私物のメスティン、ポットを用意しました。

        ③持ち運びやすさ

        焚火台を持ち運ぶ

        焚き火台の収納サイズ・重量を踏まえたうえで、収納状態での持ちやすさを検証しました。

        持ち運びやすさを確認するときに本体を収納しているケースは、すべて本体の付属品を使用しています。

        ④コストパフォーマンス

        1,000円と収納された焚火台

        焚き火台の購入価格と、実際に使用して感じた品質の高さのバランスを総合的に評価しました。

        「値段が安い」と「性能が優れている」を両立した製品が高評価になります。

        二次燃焼ができる焚き火台のおすすめ3選

        ソロストーブキャンプファイヤーの火口

        出典:UPI

        二次燃焼とは、薪を燃やしたときの煙に含まれる可燃ガスに高温の空気を送り、再度燃焼させることを指します。

        この二次燃焼の仕組みを利用した焚き火台は、火力が強い煙が少なくなる薪が燃えきってほとんどが灰になる、といったメリットがあり、昨今注目を集めています。

        二次燃焼ができる焚き火台の代表的な製品として、以下の3つをご紹介します!

        ソロストーブ キャンプファイヤー

        使用サイズ17.8×17.8×23.5cm
        収納サイズ17.8×17.8×17cm
        重量998g
        素材ステンレス
        耐荷重-
        -
        ゴトク
        収納ケース

        ソロストーブは、二次燃焼させる焚き火台を製造しているアメリカのメーカー。「キャンプファイヤー」は同社のラインナップの中でも標準的な大きさのモデルです。円柱状の形が特徴的で、大型の薪は縦に入れて燃焼を楽しむことができます。

        継ぎ目のないシンプルなデザインで耐久性も高く、上部にはフライパンなどの調理器具を置くことができるので、高温の焚き火料理をすることが可能です。

        ▼ソロストーブの製品について詳しく紹介した記事はこちら!

        DOD めちゃもえファイヤー

        使用サイズ43×14×24cm
        収納サイズ45×19×25cm
        重量7700g
        素材ステンレス
        耐荷重-
        -
        ゴトク-
        収納ケース

        DOD「めちゃもえファイヤー」は、文字どおり二次燃焼によって“めちゃくちゃ燃える焚き火”を楽しむことができます。

        長方形の炉のような形になっており、横の長さは薪1本がちょうど横に入りやすいサイズなので、それほど長さを気にすることなくポイポイ入れることができます。ぴったりサイズの耐熱テーブルが付属するのもポイントです。

        モンベル フォールディング ファイヤーピット

        使用サイズ42×22×30cm
        収納サイズ42×30×5cm
        重量4100g
        素材ステンレス
        耐荷重20kg
        ゴトク-
        収納ケース

        モンベル「フォールディング ファイヤーピット」は、上記の2種類よりも少し大きめの二次燃焼ができる焚き火台です。サイズは大きいものの、折りたたみできるので持ち運びは楽々。薪もたくさん入れられるので、焚き火を存分に楽しめるでしょう。

        焼き網が付属しており、バーベキューを楽しむことも可能。別売のクッカースタンドを使うとダッチオーブンも使うことができるなど、マルチな活躍が期待できます。

        ▼モンベル「フォールディング ファイヤーピット」について詳しく紹介した記事はこちら!

        焚き火台に関するよくある質問

        ここでは、焚き火台についてのよくある質問と回答をご紹介していきます。

        上手な火の付け方を知りたい!

        焚き火台の上の燃えている薪

        出典:PIXTA

        焚き火の焚き付けには、杉や松、檜などの針葉樹がおすすめです。火付けの大まかな手順は以下のとおり。

        火の付け方の手順

        1. 焚き火台中央の一番下に着火剤を置く
        2. 細い薪、落ち葉などを敷く。このとき、空気の通り道を作ると◎
        3. 中ぐらいの薪→大きめの薪の順に重ねる
        薪の組み方の種類

        出典:GGGC

        さらにこだわると、広葉樹の薪は火付けしにくい反面保ちがよかったり、薪の組み方にも色々なパターンがあったりします。焚き火を楽しむことに慣れてきたら、ぜひこの辺もチェックしてみてくださいね。

        ▼焚き火のやり方について詳しく紹介した記事はこちら!

        ▼薪の種類と組み方について詳しく紹介した記事はこちら!

        焚き火台の洗い方やお手入れ方法は?

        焚き火し終わったあとの焚き火台

        出典:PIXTA

        焚き火台を使用したあとのお手入れは、基本的に煤汚れや料理の油汚れなどを拭き取り、きちんと乾燥させれば問題ありません

        ステンレス製のものが多いため、汚れが目立つ場合は水洗いすることも可能ですが、熱い状態のまま水をかけると本体が変形するおそれがあるため、焚き火をした直後に水をかけるのは避けてください

        ▼焚き火台の煤汚れの落とし方を紹介した記事はこちら!

        焚き火台でどんな料理ができる?

        ダッチオーブンと焚き火

        出典:PIXTA

        コンロと違って、火力の調節が難しいことから「焚き火調理はハードルが高い」と考えている人も多いのではないでしょうか? 実は、着火した薪や炭が炎を上げずに芯の部分が真っ赤に燃えている「熾火(おきび)」の状態は炎が出ていなくても非常に高温で、 煙も少なく火力が安定しているため調理に適しています

        ワイルドに肉を焼くもよし、スタンドやハンガーがあればダッチオーブンを吊るしてカレーやシチューなどを作ることもできます。ぜひ、作りたいメニューを探してみてくださいね。

        ▼焚き火台料理のレシピについて詳しく紹介した記事はこちら!

        焚き火台を自作する方法が知りたい!

        自作の焚き火台

        出典:Instagram by @yoneji_shiba

        キャンパーのなかには、焚き火台を自作する人も。費用を抑えつつ、100均やホームセンターの材料で使い勝手のいい焚き火台を作ることができます。

        初心者は既製品を準備することをおすすめしますが、キャンプに慣れてきたDIY好きの方はトライしてみるのもアリですよ。

        ▼焚き火台の自作方法について詳しく紹介した記事はこちら!

        焚き火台とテントやタープの間に必要な距離は?

        テントと焚き火台

        出典:PIXTA

        テントやタープの横で焚き火台を使用するときは、最低でも3m以上距離を空けるようにしましょう。それ以上近づけると、火の粉が爆ぜたときにテントやタープに穴が開くリスクが高くなります。

        隣のサイトが近い場合は、そちらにあるテントとの距離にも配慮しつつ、風向きに注意して焚き火をするようにしましょう。

        焚き火をするのに必要なアイテム

        夜に焚き火

        焚き火台を使うときには、以下のようなアイテムを一緒に用意しておきましょう。製品によってはセットで付属するアイテムもあるので、購入する前に確認するのがおすすめです。

        ①焚き火シート

        焚き火シートの上に置かれた焚き火台

        焚き火シート(焚き火台シート)は、焚き火台と地面の間に敷くものです。焚き火台の熱や、落ちる火の粉によって地面にダメージを与えるのを防ぐ目的で使用します。

        焚き火台に脚がついていても、その下は熱くなっていることが多く、地面が芝生の場合は黒焦げになってしまう恐れもあります。

        キャンプ場によっては「焚き火台+焚き火シート」を使用しなくてはいけないところもあるので、基本的には必ず用意しておきたいアイテムです。

        中型の焚き火台にちょうど良い、80×60cmの焚き火シートです。耐熱温度は約500度で、火の粉や灰の落下による地面へのダメージをやわらげます

        四隅にはハトメがついているので、風が強いときにペグダウンして飛ばないようにすることも可能です。

        ▼焚き火シートについて詳しく紹介した記事はこちら!

        ②着火剤と火吹き棒

        マッチ一体型の着火剤

        出典:PIXTA

        焚き火の火付けは時間と根気を要するもの。特に初心者は「着火は難しい……」と感じる人も少なくありません。

        着火剤があれば、火付けの時間を大幅に短縮できるため、スムーズに焚き火を始められます。また、あわせて火吹き棒があるととても便利。簡単に空気を送ることができて、火付けのハードルを下げてくれますよ。

        ソルスティックカン ファイヤーライターズ

        燃焼時間8〜12分
        個数20本あり
        重量130g
        成分圧縮木材繊維、植物性ワックス
        パッケージサイズ12.1×6.8 ×3.2 cm

        マッチ一体型で、火をつけてそのまま焚き火台に放り込める便利な一品。燃焼時間も長く、別途ライターなどを準備する必要もありません。ホームセンターなどでも買える入手のしやすさもおすすめです。

        キャプテンスタッグ ポケット 火吹き棒

        長さ48cm
        収納時サイズ11×1.6×2cm
        重量40g
        素材ステンレス、アルミ、ポリエステル
        機能クリップ
        付属品収納ケース

        伸縮式のコンパクトな火吹き棒。クリップ付きで、ポケットなどに入れておけるので邪魔になりません。持ち手が太めでしっかり握ることができます。

        ▼着火剤と火吹き棒について詳しく紹介した記事はこちら!

        ③トング(火ばさみ)

        焚き火台と火ばさみ(トング)

        出典:PIXTA

        薪を動かす際に必須となるのがトング(火ばさみ)。実はトングは主に食材を掴む用途で用いられ、薪や炭を動かす際に用いるのは火ばさみ、と区別します。プラスチックやシリコンの素材のものは火で溶けてしまうので避けましょう

        キャプテンスタッグ レスト大型炭バサミ 450mm

        素材亜鉛めっき鋼板
        サイズ450mm
        重量200g

        先端が薪や炭を掴みやすいギザギザ形状になっており、取っ手部分は滑り防止にビニールコーティングが施されています。お手頃価格でまずは1本、におすすめ。大人から子供まで安心して使えるトングです。

        ④耐熱グローブ

        焚き火用耐熱グローブ

        出典:PIXTA

        火ばさみとあわせて、耐熱グローブも必ず準備しましょう。その日の風向きなどによって、焚き火に向き合うと思ったより火の粉が飛びます。怪我や火傷から身を守るためにも、軍手ではなく耐熱グローブはマストです。

        丈夫で熱に強い牛皮グローブ。ロングタイプなので、腕部分まで火の粉から守れます。フックやカラビナにかけられるループ付き。

        ▼耐熱グローブについて詳しく紹介した記事はこちら!

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        1位:コールマン「ファイヤーディスク(TM)」
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        3位:バンドック「ロータスプラス」

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        焚き火台集合

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        焚き火台は使い込むうちに味が出て、自分だけのアイテムに育っていくもの。焚き火をさらに楽しむために、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてくださいね!

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