こだわり派に選ばれる名品たち！一生モノのキャンプ椅子4選

キャンプチェアの名品として語り継がれる「カーミットチェア」。元々IBMのエンジニアをしていたバイク愛好家のカーミットによって、1984年頃に設計された折りたたみチェアです。

出典：Kermitchair

広葉樹のフレームと厚手のナイロン生地が織りなすクラシックなデザインは、アウトドアシーンだけでなくインテリアとしても映える逸品です。今なおテネシー州ナッシュビルにてハンドメイド生産されており、ブランドタグの「Made in USA」の表記に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。

出典：デイトナ・インターナショナル

ツーリングキャンプ用に設計されたので、フレームは分解してコンパクトに収納できます。バイクへの積載がしやすいだけでなく、家族分用意しても持ち運びやすいのでファミリーキャンプにもおすすめです。

出典：楽天市場

ラインナップが豊富なのも嬉しいポイント。座面が広いワイドタイプや、背もたれが高いハイバックタイプ、さらには中国生産の廉価モデルなどがあり、カラーバリエーションも豊富です。

撮影：見城 了

カスタムパーツが充実しているので、チェアの座面高を高くするためのパーツや、張り替え用レザーなどを取り入れて、自分好みにアレンジも可能。一生モノのチェアとして、こだわり派のキャンパーに愛され続けています。

木製家具メーカーのミキモクと、アウトドア好きのデザイナーによって生まれたブランド「IKIKI」。“アウトドアを日常にする”をコンセプトに掲げている同ブランドらしく、キャンプのみならず自宅でも使いやすいシームレスなデザインが魅力です。

出典：IKIKI

オークやウォルナットの温かみがあるフレームと、楕円形の曲線が美しい肘掛けが、穏やかなリラックスタイムを演出してくれるでしょう。もちろんデザインだけでなく座り心地も優秀で、あぐらがかけるほど幅が広い座面によってゆったりとくつろぐことができますよ。

出典：IKIKI

すべてのパーツはねじ込むことでつなげられ、工具を一切使わずに組立・分解可能。保管するための専用ケースも付属するので、来客時のチェアとして用意しておくのも良さそうですね。

出典：IKIKI

別売りのスツールをオットマンとして使えばより快適なくつろぎのひとときを過ごせますよ。スツールもチェア同様に組み立て式で、単体でも使えるので焚き火などのキャンプシーンに最適です。

1970年に、日本の家具デザイナー新居 猛によって生まれた名作「ニーチェアエックス」。パーツはわずか6種類のみのシンプルな構成で、徹底的に無駄を省いたフォルムの美しさに魅了される人が後を絶ちません。

出典：ニーチェアエックス

脚がカーブを描いた構造のロッキングチェアなので、体の動きに合わせて心地良くゆらゆらと動くのが魅力。頭までしっかりサポートしてくれるハイバック仕様なので、全身の力を抜いてくつろぐことができます。

出典：ニーチェアエックス

折りたたむと厚さ15cmになるので自宅のちょっとしたスペースに保管可能。キャンプ用のチェアとしては少し嵩張りますが、展開するだけで使えるのですぐに自然を感じるチルタイムを満喫できるでしょう。

出典：楽天市場

ロッキングタイプ以外にも、安定感のある座り心地のベーシックモデルと、オットマンも展開。どのモデルも5色のシート生地と、2色の肘掛けから好みの組み合わせを選ぶことができます。

イリノイ州にて職人の手作業で仕上げられているMade in USAの折りたたみチェア。

出典：ZipDee

使用している材質とコンセプトは、発売から50年以上経っても全く何も変わっておらず、その強いこだわりが多くの人を惹きつけてきました。アメリカでは、お爺ちゃんから孫まで3世代にわたって引き継がれ、愛されてきた名作です。

出典：DVERG

アームレストには天然のオーク材、シートには退色に強く、撥水性と通気性に優れたアクリル生地を使用。古き良きアメリカを感じるデザインながら、クロームメッキスチール製のフレームに、公共施設などに置いてあるパイプ椅子のような親しみを感じます。

出典：ZipDee

デザインだけでなく座り心地も人気の理由の1つ。座ると背面にある強力なコイルスプリングが反発するので長時間でも快適に使用できます。一度腰をかけたら起き上がりたくなくなる程に快適です。

出典：DVERG

折りたたむと厚さ6cmほどになり、収納も楽々。使用する際は展開するだけなので、設営する手間がかからず、すぐに使用できます。