アイキャッチ画像撮影:山畑 理絵
キャンプでの快眠、あきらめるのはまだ早い!
撮影:山畑 理絵
家とは寝具の質が違うし、多少冷えても1泊なら……と、キャンプでの快眠をあきらめていませんか?
でも、ぐっすり眠れたら、朝から焚き火したりハイキングに出かけたり、翌日も全開のコンディションで120%キャンプを楽しめるハズ。帰りの運転など安全面にも大きく影響しますよね。
そこで今回は、キャンプで眠れない夜を過ごすあなたの救世主となる快眠グッズ5選、一挙ご紹介しちゃいます!
快眠キャンプグッズ5選
1|フレックステイル「ゼロピロー」
撮影:山畑 理絵
まずは、超コンパクトな電動ポンプでお馴染み、フレックステイルのアイテムからご紹介! こちらの枕は、その名も「ゼロピロー」。
エアー式で、同ブランドの「タイニーポンプ2x」ならわずか10秒で膨らみ(口だと3〜5回の吹き込み)、空気の注入量によって好みの高さや硬さに調整できるのが魅力です。
収納時は12×8×7cm、150gと実に軽量かつコンパクト。
撮影:山畑 理絵
さらにサイドから見るとこの通り、厚みが上下で異なっています。人間工学に基づいて首から後頭部のカーブにしっかりとフィットする設計になっているそう。
また、首側に高い方を置くか低い方を置くかによって、好みのフィッティングが選べます。
裏側にはスナップボタンで脱着可能なゴムバンド付き。幅50〜60cmのマットにしっかり固定できるので、「朝起きたら滑り落ちてどっかいってた……」もしっかり防いでくれます。
天面にスエード調弾性布、全体には起毛のストレッチクロスが使用されたカバーは肌あたりも上質です。シルクコットンも含有しており、適度に湿気も吸収してくれるスグレモノ。
撮影:山畑 理絵
また、化繊のエアピローのように寝返りを打ってもガサガサ音はナシ。汚れたら外して手洗いもできるので、常に清潔に保てます。
エアピローのコンパクトさはそのままに、自宅の枕により近いクオリティを求めたい人にイチオシのアイテムです。
フレックステイル ゼロピロー
使用サイズ | 30cm×40cm |
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収納サイズ | 12cm×8cm |
重量 | 150g |
材質 | 50Dスエード伸縮性のある布とTPU素材 |
2|マタドール「トラベルイヤープラグス」
撮影:山畑 理絵
快眠グッズと言うとついつい寝具に目が行きがちですが……、 「静かな環境」というのも、入眠における重要な要素ですよね。
そんな環境を整えるために、ぜひ試してほしいのがこちら。一見、モノトーンのスタイリッシュなキーホルダーのようなんですが……。
撮影:山畑 理絵
裏側のスリットから中身を取り出すと、なんと耳栓が出てきました! こちらは、スマートなトラベルグッズが人気のマタドールから発売されている「トラベル イヤープラグス」です。
メモリーフォームという低反発素材を使用しているので、ギュッと潰して耳に入れたら自然に膨らんで耳の穴にほどよくフィット。違和感がなく、適度に遮音してくれます。
撮影:山畑 理絵
そしてやはり、中に耳栓が入っているとは思えぬケースのカッコよさがポイント。キーリング付きなので、キーホルダーにしたりバッグに外付けするなど、どこでも気軽に携行できます。
耳栓3個(2個+予備1個)ずつが収まった2本セットで、ブラックとホワイト、グラファイトとライトグレーの組み合わせが選べる、実に気の利いた快眠グッズ。
マタドール トラベル イヤープラグス
サイズ | フリー |
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材質 | イヤープラグ素材:メモリーフォーム ケース素材:シリコンシェル |
セット内容 | ケース×2、イヤープラグ×3セット |
カラー | ブラック×ホワイト、グラファイト×ライトグレー |
3|オレゴニキャンパー
「アルミパディングマット ラージ」
撮影:ずぼらまま
そして、快眠に重要な環境要素といえばもう1つ。それは温度です。これからの寒い時期のキャンプでは、いかに地面からの冷気を遮断して暖かさを保つかがポイントに。
そこでオススメしたいのが、オレゴニアンキャンパー「アルミパディングマット」です。
こちら、金属のアルミニウムを不織布状に加工した「アルミパンチ綿」を中綿に使用しており、断熱性とクッション性を両立した軽量シートなんです。
撮影:ずぼらまま
150×200cmで、マットなら下にグランドシートと重ねて、コットなら縦半分に折って敷けばちょうどいいサイズ感。冷気の遮断だけでなく、クッション性もUPするのがうれしいですね。
お値段も4,950円(税込)とお手頃で、今ある就寝ギアに、ちょい足しで暖かさを底上げしたい人にオススメです。
オレゴニアンキャンパー アルミパディングマット ラージ
サイズ | 150×200cm |
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材質 | ポリエステル、ポリプロピレン、アルミバンチ綿 |
カラー | コヨーテ、ブラックカモ |
4|HOTEL CAMP「リバーシブルホットカバー」
撮影:マツ
続いては、キャンプでは断然コット寝派という人は必見のアイテム。
画像の男性が、なんとも気持ち良さそうに頬擦りしているのは、「アウトドア×眠り」に特化した新鋭ブランド、HOTEL CAMPSの「リバーシブルホットカバー」です。
撮影:マツ
出典:Instagram by@hotelcamps
こちら、ただのコットカバーではございません。
表面には吸湿発熱のボア素材、間には体温を反射する断熱アルミシート、その下には冷気を遮断するタフタ素材(撥水加工)の3層構造で、冷気を遮断しつつ保温するハイスペックなカバー。
また、裏面のタフタ素材はサラリとしたテクスチャで汚れにくい&ムレにくく、暑い時期にはこちらを表側にして使えるリバーシブル構造でもあるんです!
撮影:マツ
カバーの4隅はドローコードで絞れるので、カバー単体はもちろん、マットも一緒にコットに固定できてしまいます。カバーごとコットからずり落ちる……なんてこともしっかり防止。
洗濯機で丸洗いもOK(洗濯ネット使用推奨)だから、焚き火の匂いや寝汗汚れもスッキリ。コット寝の底冷えが辛い人に、ぜひ試してほしいアイテムです。
HOTEL CAMPS リバーシブルホットカバー
使用サイズ | 約205cm×幅約84cm |
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収納サイズ | 約30cm×18cm |
重量 | 約550g |
材質 | 本体/ポリエステル100%、吸湿発熱ボア・グランド部分/ポリエステル70%・レーヨン30%、中材/アルミシート |
カラー | カーキブラウン、ブラック |
5|NANGA「スリーピングバッグピロー」
撮影:キバ
最後は、高品質ダウンシュラフと言えばのNANGAが放つ、こだわりが詰まりまくった枕。その名も「スリーピングバッグピロー」です。
枕としてはちょっと見慣れない、キノコのようなフォルムが特徴的なこちら。細くなった方が首側で、厚みは8cmとごく一般的なサイズ感です。
撮影:キバ
と思いきや、サイドにのドローコードをギュッと絞るとこの通り、最大限に絞ると幅が縮んで、厚みは約12cmにまでUP。
絞り具合で高さや硬さを自分好みに調節できるという、ナイスなアイディアですね!
撮影:キバ
中にはパイプ材が充填されており、この量を減らして調節するのもアリですね。
さらに上部のカーブは、マミー型シュラフのフード内側にジャストフィット。四角い枕と違って、寝返りしても枕がズレないのが快適。エアピローが苦手な人は要チェックの枕です。
NANGA スリーピングバッグピロー
サイズ | フリー |
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生地 | ポリエステル |
中綿 | ポリエチレンパイプ |
マッチする寝具をシビアに選び、キャンプでも快眠しよう!
撮影:マツ
スタイリッシュな耳栓からNANGAのこだわりが詰まったピローまで、快眠キャンプグッズ5選、いかがでしたか?
そして、ひとえにピローと言ってもさまざまなタイプやこだわりポイントがあるので、ぜひ自分にマッチする寝具をシビアに選び抜いて、キャンプでもぐっすり快眠を手に入れてくださいね!