記事中画像撮影:筆者
キャンプでも安眠できる枕がほしい
みなさんはキャンプでの就寝時のお悩みって何かありますか? 最近は歳を重ねたせいもあってか、うまく寝付けないことが増えまして……。そこで意識したのが「枕」選びです。
これまで「アウトドア枕」にはこだわってこなかったのですが、筆者が使ってきた枕は、
- ・軽すぎてズレやすい
- ・頭の形にフィットしにくく、いつの間にか頭がずり落ちてしまう
- ・ウェアや髪の毛が擦れる音、頭を左右に動かしたときの「ブリブリ音」が気になる
といった弱点がありました。でもまぁ「あくまで簡易的な枕だからこんなものだろう」と、あまり意識していなかったんですよね。それに、自分にとってキャンプギアのなかで枕はサブアイテムの立ち位置なので、そこにお金かけるのもちょっとな……と思う節もあり。
なのですが! 先日友人から勧められた“とある枕”を使ってみたら「キャンプの枕はもうこれ一択じゃない?」となったわけです。
「FLEXTAIL」の枕はひと味違った
それがFLEXTAIL(フレックステイル)の「ゼロピロー」です。これを導入してから、キャンプの睡眠満足度がグググッと右肩上がりに。
使い勝手、使い心地のよさ、コンパクト性、手ごろな価格、どれをとっても大満足。今回はそんな神枕、ゼロピローの8つの推しポイントを主観バリバリでご紹介します。
フレックステイル ゼロピロー
膨らんだサイズ | 30cm×40cm |
---|---|
収納サイズ | 12cm×8cm |
素材 | 50Dスエード伸縮性のある布とTPU素材 |
重量 | 150g |
「ゼロピロー」の推しポイント8つ
1|完成まで10秒
使いかたはかんたんで、インフレータブルマットのように口やエアーポンプで枕を膨らませるだけ。
筆者は同ブランドの「タイニーポンプ2x」を使っていますが、立ち上げまではたったの10秒ほど。呼気を入れないので衛生的です。
(口からだと3〜5回程度の吹き込みでパンパンになるようです)。
逆止弁がついているところもポイントで、エアーを注入したあとに慌ててバルブを閉めずともパンパンの状態をキープできます。これが地味にストレスフリー!
片付けるときは、バルブを全開にして空気を抜くだけ。
空気を入れるのも抜くのも本当にあっという間なので、家族分のインフレータブルマット+枕のセッティングに手間取らなくなりました。
2|朝までズレない
枕カバーには取り外し可能なゴムバンドがついています。そのため、マットなどに装着しておけば枕が朝までズレないところもめちゃくちゃ良かった点です。
過去に使っていたエアー枕は、裏面に滑り止めがついていたものの、寝ているうちにズレてしまっていつの間にか頭がズリ落ちている……なんてことが多々ありましたが、そんな悩みはあっけなく解消されました。
しかもこのゴムバンド、思っていた以上に伸縮するので、幅50cmのマットにも取り付けOK。また、かなりギリギリではありましたが幅65cmのコットにも装着できました。
このゴムバンドの存在が快眠にひと役買っているのは間違いありません。
3|寝心地のいい形
ゼロピローの形は人間工学に基づいた設計になっているそうで、首から後頭部のカーブにフィットします。そのためか普段家で使うような枕と形が近いこともあり、違和感なく使うことができています。
枕の高さは2段階。使い手の好みで「低め」「高め」が選べるところもよき。
アウトドア用の枕は膨らんだときにもコンパクトな設計が多くあるなか、ゼロピローは頭部をしっかり支えつつ余白もあるので、寝心地が自然なのかもしれません。
4|好みの弾力(ハリ感)にできる
エアーの注入量によって、弾力性(高さ調整)を細かく設定することも可能です。
筆者は「低め・やや柔らかめ」の枕が好きなので、低い方を使ってエアー8割くらいに。一方、筆者の夫は「高め・硬め」が好みで、高い方をパンパンにして使うのがフィットしているよう。
ネットでググってみたところ、どうやら枕の高さは寝ているときの姿勢につながり、眠りの深さ、睡眠の質に直結するのだそう。だからこそ、自分の好みの高さ・硬さに微調整できるところがいいんです。
5|肌あたりも申し分なし
カバーの素材は、肌にやさしい起毛のストレッチクロス。ぱっと見は分からないのですが、生地にはシルクコットンが含まれていて、湿気を吸収しながら快眠につなげてくれます。
出典:flextail
衣服が擦れる音もなければ、頭を左右に動かしたときのブリブリ音もなし。これまでは化繊のエアー枕を使っていたので「こんなにも静音なのか」とびっくりしました。
6|カバーが洗えて清潔
横向き・うつ伏せ寝も好きな筆者。化繊のエアー枕を使っていた頃は汚れ防止のため枕にタオルを巻いていましたが、ゼロピローのカバーは取り外し可能で、手洗い(もしくは洗濯機洗い)OKです。
仮にヨダレが垂れてしまっても、洗って清潔感を取り戻せるところが嬉しすぎる……。
カバーを取り外すときは、膨らませる前に取り出すだけ。バルブ部分も意外とすんなり外れますし、元に戻すのもらくらくです。
7|軽くてコンパクト
収納サイズは12×8×7cmで、存在感としては350ml缶やベアボーンズのLEDライト「ビーコン」くらい。
重さは150gで、スマホ1台分くらいの軽さ。荷物がミニマムなテント泊登山にも持って行きたくなる小ささ&軽さです。
8|「3,000円以下」で手に入る
そして何より、これだけ睡眠の質を高めてくれる機能があるにも関わらず、税込2,999円(撮影時公式オンラインストア価格)というコスパのよさ。これは家族分揃えたくなります!
こんな使い方もアリ
個人的には、ハイチェアの背もたれに取り付けてヘッドレストにする使い方も好み。
また、腰が痛いときにチェアの背もたれと腰の間に挟んで腰当てにすると、姿勢が変わって痛みが和らぐこともあります。
睡眠時だけじゃなく、チルアウト時間にも活躍しています!
導入する価値、大いにあり
まだ枕を持っていない方はもちろん、アウトドア用の枕は軽すぎてズレやすいのが気になる方、とにかくフレックステイルの「ゼロピロー」はQOLならぬQOC(キャンプの質)が爆上がりするので、声を大にしておすすめします!
公式オンラインストアはこちら
フレックステイル ゼロピロー
膨らんだサイズ | 30cm×40cm |
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収納サイズ | 12cm×8cm |
素材 | 50Dスエード伸縮性のある布とTPU素材 |
重量 | 150g |