多くのつまみがいっぺんに作れたら…

*画像はヤマコー「焼杉 湯豆腐セット」
キャンプで飲むのはもちろん、宅飲みも大好きな筆者。これまでにも、さまざまなアイテムを駆使しては飲み、気分よく酔っぱらって来たワケです。
しかし、振り返ってみますと、どのアイテムも作れるメニューの種類が限られるなと。

*画像はYAMAZEN「減煙 電気七輪」
例えば1枚目画像のヤマコー「焼杉 湯豆腐セット」は湯豆腐、2枚目画像のYAMAZEN「減煙 電気七輪」なら焼き鳥などの焼き物のみ。
もっと多くの種類のつまみが1つのアイテムで作れたら、できたらですね、熱燗だって一緒に楽しみたい……。なんて、「おウチ居酒屋化計画」の野望は尽きないワケですよ。
これぞ集大成!なギアがあったよ

そんなことを考えていたら、これまでの宅飲みギアの集大成みたいなヤツを発見。酒飲みの嗅覚すごいでしょ。自分でも驚いちゃいます。
こちら、その名も、LITHON(ライソン)「せんべろメーカー」。「炙る」「温める」ができ、熱燗まで作れるセットなんです。
ということは、焼鳥やおでんはもちろん、炙りスルメで熱燗もチビチビ……。スーパーの安い惣菜を買えば、まさに「せんべろ=1,000円でべろべろに酔える」を地でいけますね。
早速、飲んで使ってレビューしていきます!
LITHON せんべろメーカー
サイズ | 本体:約W31.5×D10.5×H10.5cm 焼き鳥網:約W20.5×D10.3cm 炙り網:約W11×D7cm おでん鍋:約W20×D10×H8cm 熱燗鍋:約W10×D10×H8cm とっくり:約φ6×12cm(容量:約135ml) おちょこ:約φ5×4.5cm |
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重量 | 本体+トレイ:約560g 焼き鳥網:約75g 炙り網:約35g おでん鍋:約260g 熱燗鍋:約150g とっくり:約150g おちょこ:約70 g |
電源コード | 1m |
材質 | 本体:PA トレイ:アルミニウム(亜鉛メッキ加工) おでん鍋・熱燗鍋:スチール(フッ素樹脂加工) 焼き鳥網・炙り網:鉄(クロムメッキ加工) とっくり・おちょこ:陶器 |
セット内容 | 本体、トレイ、焼き鳥網、炙り網、おでん鍋、 熱燗鍋、とっくり、おちょこ |
ライソン「せんべろメーカー」はこんなアイテム
網も鍋も大小2種なのがポイント!

- 1. 本体
- 2.アルミトレイ
- 3. 焼き鳥網(網大:24×10cm)
- 4. 炙り網(網小:12×7.4cm)
- 5. おでん鍋(鍋大:24×10×7cm)
- 6. 熱燗鍋(鍋小:9×9×7cm)
- 7. 1合サイズとっくり&おちょこ
セット内容は上記の通り。驚きの充実ぶりで、これで5,900円(税込/Amazonにて2025年3月時点)はかなり高コスパと言えるのではないでしょうか?
本体は至ってシンプルな作りですが、網も鍋も大・小の2種が付属しているのがポイント。この組み合わせ次第で、さまざまなメニューが調理できるようです。
片手サイズで1人飲みにピッタリ

本体はアルミニウム製。奥行10.5×幅31.5×高さ10.5cm、重量560g、と片手で軽々持てるサイズ。
しかし小さい。リビングだろうが書斎だろうが、飲みたい場所へ簡単に持ち運びできそうです。

ヒーターの出力は470W。トースターなどと比べても低めのW数なので、例えば、肉や魚の生状態からの調理はちょっと難しい気がします。
一方で、500W程度のポータブル電源があればキャンプでも約1時間は使えます。火を使わないのでテント内でも安心。キャンプではこの点もメリットですかね。
使い方はこの3WAY!
1|網大=焼き鳥など焼き物

2|鍋大=おでんなど汁物

3|網小+鍋小=炙り+熱燗

まず網大で焼鳥を焼き、その後、鍋大に変えておでんを温め、一通り食べ終わったら、綺麗な網小でスルメやエイヒレなんかを炙りつつ、これまた綺麗な鍋小で熱燗を、というのがメーカー推奨の流れ。
つまり、このセットさえあれば複数メニューを途切れることなく、居酒屋感覚で連続して楽しめちゃうワケですよ。なるほど。こりゃベロベロになるのはやむなしですね……。
使用前の注意点としては…

ヒーター下のアルミトレイには、水を入れてからセットします。これを忘れると、肉から落ちた脂が焦げ付いてしまい、お手入れが大変です。

さらに取扱説明書を見ると、「使用時、本体の設置面前後が高温になるため、不燃シートを敷くことをお勧めします」の記載を発見。
念のため、という感じはしますが、木製テーブルなどが焦げたら怖いので、ここはきっちりシートを敷きましょう。
100均などで買える、不燃素材の「焚き火シート」あたりで十分かと思われます。