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寝袋で3人笑顔

最強寝袋シーズン別ベスト3はコレだ!おすすめ製品と周辺アイテム

キャンプのお泊まりアイテムと言えば「寝袋」ですよね? でも、「どうやって選べばよいか分からない……」と悩んでいるキャンパーも多いはず。あなたにとって、最強の寝袋選びとは? 今回は、キャンプスタイルに合わせた寝袋の選び方とおすすめモデルを解説します! あなたの最強寝袋を見つけましょう。

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

寝袋選びって難しい?注目したい3ステップ

寝袋を2つセッティングしたところ

出典:instagram by @akikuma_camp
寝袋選びの際に気を付けたいポイントは3ステップ。肝心なのは、値段が高ければいいというものでもありません。あなたに合った寝袋を見つけましょう!

【ステップ1】使用温度

シーズン別、使用温度の目安
●3シーズン(主に夏):使用温度+5度まで
●3シーズン(春秋も):使用温度±0度まで
●冬キャンプにチャレンジ:使用温度-5度まで

夏にハイスペックすぎる寝袋は不要です。キャンプをする時期に合わせた寝袋を選ぶことが重要です。
上記を見て「夏はもっと暑くないの?」と思われるかもしれませんが、思った以上に夜は冷えるので余裕をもった使用温度で考えましょう。
また、上記は目安です。高地や厳冬期では温度帯が異なるのであくまで目安として参考にしてください。

【ステップ2】素材

羽毛を手のひらに取った様子

出典:PIXTA

寝袋の素材のうち、特に性能に影響するのは生地の中に詰められている素材です。
大きく分けて羽毛(ダウン)と化学繊維(化繊)の2種類があります。

寝袋素材の特長
●羽毛(ダウン):コンパクトになる収納性、ただし高価な傾向
 性能目安はFP(フィルパワー)数値が大きいほど、より軽量で保温性に優れます。
●化学繊維(化繊):安価に手に入りやすい、収納サイズは比較的大きい
 性能目安は中綿量。新素材の開発も進んでいるため、要注目です。

【ステップ3】タイプ

最後は寝袋の形。主に封筒型、マミー型、進化型の3つがあります。それぞれに使い勝手が異なるので注意しましょう。
タイプ別、寝袋の特長
●封筒型:自由度が高くファミリーにおすすめ、温度調整も容易
●マミー型:コンパクトになるものが多く、保温性能が高い
●進化型:人型や手足の出せるものなど、便利な機能が多い
それでは早速、キャンプをするシーズン別に機能性に申し分なく価格とのバランスのよい最強寝袋ベスト3を紹介します!

夏キャンプが中心なら!化繊×封筒型で決まり

封筒型シュラフで寝る親子

春・夏・秋の3シーズン、特に夏をメインにキャンプをしたいという方には化繊素材で封筒型の寝袋がおすすめです。チャックの開閉で大きく広げることも可能なので、掛布団にしたり複数を組合わせて使用することも可能なんです。

封筒型寝袋に親子3人で寝る様子

手の出しやすいモデルながら、後に紹介する秋~冬には重ねて使用したり、広げて敷物にするなど幅広く使えるので持っておいて損はなし、最初に購入する寝袋におすすめです

【おすすめ①】ロゴス 丸洗い寝袋・5(ナバホ) 5,900円

●【使用温度】 +5度まで
●【素材】 化学繊維
●【タイプ】 封筒型

汗をかいても安心、丸洗いOK! お洒落で人気のナバホ柄がデザインされた使い勝手の良い寝袋です。

ロゴス 丸洗い寝袋・5(ナバホ)

●主素材:表面素材/モイスポリ、肌面素材/モイスポリ、中綿/ダイナチューブファイバー ●サイズ:(約)幅80×奥行190cm ●収納サイズ:(約)直径23.5×高さ42cm ●総重量:(約)1.6kg ●適正温度:(約)5度まで ●適合胸囲:(約)102cmまで ●構成:寝袋、収納袋

【おすすめ②】スノーピーク SSシングル 6,028円

●【使用温度】 +5度まで
●【素材】 化学繊維
●【タイプ】 封筒型
収納ケースがクッション型なので、キャンプ行き帰りの車中の昼間にテント内でのおともにも。内側にはスマートフォンなどを入れておくのに便利なポケットもあり、使い勝手が考えられたエントリーシュラフです。

スノーピーク SSシングル

●材質:表地/68Dポリエステル、裏地/68Dポリエステル、中綿/ポリエステル ●快適温度:13度、下限温度:5度 ●サイズ:78×196cm ●収納サイズ:49×38×20cm ●重量:1.7kg

【おすすめ③】コールマン ファミリー2 in1/C5 13,800円

●【使用温度】 +5度まで
●【素材】 化学繊維
●【タイプ】 封筒型

「あれ? 値段が高い……」と思ったあなた! いやいや、これは2in1で、2個の封筒型寝袋がセットになった商品なのです。まさにファミリーキャンプに最強!
お父さん、お母さん、キッズ、みんなで暖かく寝られる起毛仕上げの寝袋です。

コールマン ファミリー2in1 /C5

●快適温度:5℃以上 ●使用時サイズ:約168×190cm/約84×190cm(分割時) ●収納時サイズ:約o35×42cm ●総重量:約3.7kg ●材質:表地/ポリエステル(起毛仕上げ) 裏地/ポリエステル(起毛仕上げ)中綿/ポリエステル ●付属品:EZキャリーケース

秋キャンプや避暑地でのキャンプなら!温度に余裕をもたせて

ハイランダーのダウンシュラフ

3シーズンのなかでも早春や晩秋、また夏は避暑地となる高地でキャンプをしたいという方は、使用温度0度を目安に余裕を持ったスペックの寝袋を選びましょう。

先に紹介した夏用の寝袋と大きく違う点として、フードが付き、首回りなどから冷たい空気が寝袋内に入ってこないようになっています

コールマンコルネット寝袋

出典:Coleman

物によっては単に寝袋としてだけでなく、寒い朝晩にサッと羽織って暖をとれるものも。機能面での進化も見逃せない進化型の寝袋にも要注目です。

【おすすめ①】コールマン コンパクトコルネット/L0 7,990円

●【使用温度】 0度まで
●【素材】 化学繊維
●【タイプ】 進化型

コールマン2022年新作、コンパクトに折り畳めるマミー型のシュラフです。開閉しやすいセンタージップに、着たまま移動できるアームジッパーにフットジッパーも。

実はこれ、寒い時期に着るだけでなく、夏の暑い時期には足や手を寝袋の外に出したり風通しをよくしたりと暑い時期にも役立ちます。

コールマン コンパクトコルネット/L0

●材質:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル ●本体サイズ:約75×198cm ●収納サイズ:約直径20×35cm ●重量:約1.4kg

【おすすめ②】スナグパック ベースキャンプ フレキシブルシステム 14,850円

●【使用温度】 -2度まで
●【素材】 化学繊維
●【タイプ】 封筒型
フリース素材のインナーがセットになったレイヤーシステムの寝袋。暖かいシーズンは内側のインナーと外側の寝袋を別々に使うこともできます。

スナグパック ベースキャンプ フレキシブルシステム

【セット】 ●収納時:直径30×長さ50cm ●展開時:縦(長さ)220×横(周囲)160cm ●重量:2,800g ●快適使用温度:-5℃ 【マリナー(外側)のみ】 ●展開時:縦(長さ)220×横(周囲)160 ●重量:1,400g ●快適使用温度:-2℃

【おすすめ③】ハイランダー ダウンシュラフ600 15,999円

●【使用温度】 0度まで
●【素材】 ダウン
●【タイプ】 マミー型

1万円台でダウン素材を味わえるとコスパで話題の寝袋。先の2つの寝袋と比べても重量は1kg未満で収納サイズのコンパクトさにも優れています。

3シーズンキャンパーだけど、ダウンの寝袋を使いたいという方におすすめです。

ハイランダー ダウンシュラフ 600

●素材:420Tナイロン ●羽毛量:600g ●フィルパワー:650FP(80%グレーダッグダウン、20%グレーダックフェザー) ●使用サイズ:約210×80cm ●収納サイズ:約32×16.5cm ●重量:910g ●使用下限温度:0℃

真冬にチャレンジするなら、最低でもマイナス5度を選ぼう!

ナンガのダウンシュラフ

出典:NANGA公式

真冬のキャンプは思わぬ低温になることも、寒くて寝れない夜は不快でしかありません。しっかりと寒さを防いで快適に眠るためには最低でもマイナス5度以下に耐えられる寝袋を選びましょう

コールマンのレイヤーシステム

ダウンに限らず、マルチレイヤーで化学繊維の寝袋を重ねた商品もあります。これ単体でオールシーズン使用可能。1つの製品に限らず、万が一のときを考え予備に夏用の寝袋もセットで用意すると、重ねたり床に敷いたりと活躍間違いなし。

【おすすめ①】コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ 14,900円

●【使用温度】 -5度まで
●【素材】 化学繊維
●【タイプ】 封筒型
アウトレイヤー、ミッドレイヤー、フリースと3つのレイヤーが組み合わさった寝袋。分割して使えるので年中活躍します。ゆったりサイズの封筒型で、複数組み合わせてファミリーでの使用にも最適です。

コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ

●素材:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル ●本体サイズ:最大約90×200cm ●収納サイズ:約55×40×37cm ●重量:約5.5kg ●付属品:収納ケース

【おすすめ②】モンベル シームレス ダウンハガー800 #1 49,500円

●【使用温度】 -10度まで
●【素材】 ダウン
●【タイプ】 マミー型
モンベル独自の技術で、生地内側の隔壁をすべて取り払い、ダウンのロフト(かさ高さ)を最大限に生かすという、世界初の構造を持つスリーピングバッグ。体にフィットし、暖かさを逃さない「スーパースパイラルストレッチ システム」も採用されています。
モンベルダウンシュラフ
●生地:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・タフタ[はっ水加工]

●中綿:800FP EXダウン
●重量:866g(893g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量
●収納サイズ:∅16×32cm(5.7L)
●使用可能温度: -10℃
●付属品:長期保管用の専用ストリージバッグ
モンベル公式サイト:シームレス ダウンハガー800 #1販売ページ

【おすすめ③】ナンガ オーロラライト 750 DX 63,800円

●【使用温度】 -16度まで
●【素材】 ダウン
●【タイプ】 マミー型
ダウンシュラフ国内最高峰のナンガの中でも上位クラス。オーロラテックス®多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地は高レベルの防水透湿性能があり、暖かくかつ蒸れずに快適な寝心地を得られます。

ナンガ オーロラライト AURORA light 750 DX

●生地表地:15dn オーロラテックス®裏地:15dn リップストップナイロン ●内部構造:ボックスキルト構造 ●フィルパワー:スパニッシュダックダウン90-10% (760FP) ●ダウン量750g ●サイズ:レギュラー 最大長:210 X 最大肩幅80cm(身長178cmまで) ●収納サイズ:φ19 × 31cm ●重量:約1,280g

合わせて選びたい寝袋周辺アイテム

寝袋の下にマットを敷いた様子

寝袋だけ準備しても、快眠にはあと1歩! 続いて、寝袋と組み合わせてより快適な寝心地を得られるアイテムを紹介します。

キャンプマット

地面の凹凸や冷気を防ぐためには寝袋だけでなく、キャンプマットを使うことが有効です。エアーマットやインフレータブルマット、クローズドセルマットなど種類も豊富なのでキャンプスタイルや寝袋に合わせて選びましょう。

DOD ソトネノキワミ S

●使用サイズ:80×208cm ●厚さ:10cm ●収納サイズ:91×23×23cm ●重量:4.6kg ●付属品:枕、補修パッチ、タイダウンベルト、キャリーバッグ、バルブキャップ

▼キャンプマットについて詳しくはこちら!

スリーピングバッグカバー

寝袋の外側に重ねる防水性、透湿性に優れたカバー。 雨や結露などによる外側の水に強く、寝袋が濡れるのを防ぎ、 寝袋の汚れ防止にも活躍してくれます。 秋、冬は寝袋の保温性を高め、春、夏は1枚での使用も可。 季節問わず使用できるため、1枚あると重宝します。

ナンガ ウォータープルーフ スリーピングバッグカバー

●サイズ:レギュラー 85 × 220cm ●収納サイズ:11 × 13cm ●素材:50dnポリエステル(TPUラミネート) ●総重量:(約)505g

▼スリーピングバッグカバーについて詳しくはこちら!

スリーピングバッグインナーシーツ

寝袋の内側に入れることで肌面のベタ付きを軽減し、快適な寝心地にしてくれます。寝汗などによる寝袋の汚れを防ぎ、清潔な状態を保ちやすくなります

ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツ

●サイズ:レギュラー 80cm×210cm ●収納サイズ:12cm×18cm ●重量:約425g ●素材:ポリエステルメッシュ

▼スリーピングバッグインナーシーツについて詳しくはこちら!

他にも気を付けたいポイント!
●テント内を快適に。
 夏はメッシュで風通し、冬はスカート付きなど、テント内の快適性は寝心地に直結します。
●断熱シートを併用する。
 キャンプマットの下に銀マットを敷くなど、マットを重ねることで断熱性やクッション性も上がります。
●電源サイトで扇風機やストーブを使うという手も◎
 使用温度=外気温度ではありません。電源サイトを利用すればテント内は快適に。
 特に冬キャンプに初挑戦するときなどは安全な電気ストーブが使えると安心です。

賢く揃えてレッツキャンプ!

ナンガのシュラフが木にかけられている様子

出典:instagram by @kuma_camp

シーズン別に季節に適していて、機能性と価格のバランスがいい最強寝袋おすすめベスト3を紹介しました。

あなたのキャンプシーンを思い描きながら、自身に適した寝袋を選んでください。キャンプで快適に寝られるとキャンプ自体の満足度も上がりますよ!

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