冬キャンプの魅力って?
12月~2月にキャンプへ出かけることを冬キャンプと言いますが、「そんな寒い時季にキャンプに行って楽しめるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
じつは、暖かい春や夏とは違った魅力のある冬こそキャンプを堪能できる季節! 具体的にはこんなメリットがあるんです。
人が少なくて快適に過ごせる
昨今のキャンプブームにより、暖かい時期の週末や夏休みはどこのキャンプ場も混雑しています。予約を取るのも一苦労で、行きたいキャンプ場に中々行けないなんていうことも。
それに引き換え冬は比較的予約も取りやすく、人も少ない分快適! まったりのんびり過ごしたいという方は、閑散期となる冬がオススメなんです。
夏より虫が断然少ない
春夏のキャンプ場はブヨや蚊など様々な虫に悩まされることも多く、虫が苦手な方にとっては心配事のひとつですよね。水辺の近くや湿気のある場所は虫が発生しやすいのですが、冬は活発に活動していないため、少なくなります。
虫刺されにとく気を遣う、小さいお子さんを連れてのキャンプも安心です。
空気が澄んでいて星が綺麗
夜は綺麗な星空を堪能できるのも大きな魅力! 富士山がくっきりと顔を出してくれる日も多く、綺麗な景色を楽しめる季節でもあります。梅雨や台風シーズンでもないため、雨天が少ないこともメリットです。
焚き火を思う存分楽しめる!
汗だくの中設営をする夏と違って、冬場は設営が終われば暖をとるためにもすぐ焚き火ができます。焚き火好きにとっては、火を囲む時間が長いのは嬉しいですよね。熱々の焚き火料理を楽しむのも至福のひと時!
魅力満載とは言え、冬キャンプの成功はしっかりとした準備あってこそ
冬ならではのメリットに期待が膨らみますが、初めてチャレンジする人にとってはハードルが高く感じるかもしれませんよね。
寒さをしのぎながらしっかり楽しむにはそれなりの準備が必要ですが、それは防寒グッズだけとは限りません。意外と盲点な2つのチェックポイントが、こちら!
冬キャンプ成功のカギは「場所選び」にあり
① 暖かいエリアのキャンプ場を選ぼう
冬キャンプデビューとなれば、防寒対策と同じくらい重要なのが場所選びです。ロケーション優先で豪雪地帯の北海道や東北・北陸などを選んでしまうと当然ハードルも高く、それに耐えうる装備も必要に。
まずは無理をせず、比較的気温の高い地域でデビューしてみましょう。関東・東海なら冬場でも最低気温が氷点下にならないことが多い千葉の南房総や静岡の浜松エリアがオススメですが、その反面海が近いと風が強くなるので防風対策も念頭に置いておきましょう!
② 高規格キャンプ場が安心
真冬のキャンプ場で困った事態に陥ってしまった場合も、管理人が常駐している高規格キャンプ場であれば何かと安心。もちろん万全な準備をして行くのは大前提ですが、対応しきれない強風や大雨に見舞われることもあります。
整備された高規格キャンプ場ならそんな悪天候時に避難できる場所があったり、電源付きサイトがある施設も多いので、テント内でホットカーペットや電気ヒーターも使えます。
その他細かいことですが、キャンプ場の冬季営業状況も確認しておきましょう。日が暮れるのが早い冬はあっという間に暗くなるので、早めにチェックインできる施設だとのんびりできますね。
水道に関しては、冬季は使える箇所が限られている場合もあるので、「水道が使えるか? お湯が出るか?」なども確認を。ホームページに情報が載っていないときは電話で直接問い合わせてみるのもひとつです。
また、立地についてもインターから近い方が安心。遠いと残雪が残っていたり、道中に大雪が降り到着できない可能性もあります。
「ここに行きたい!」という感覚だけで選んでしまうと困った事態になりかねないので、キャンプ場も冬は一層入念に選んでおくと良いですね。具体的なオススメの施設は、記事の後半でご紹介しますよ!
さて、次は冬キャンプのマストアイテムをチェック。欠かせない防寒アイテムはしっかり用意して臨んでみましょう。
冬キャンプのマストアイテム一覧表
冬キャンプに必要なアイテム一覧です。
メーカー | スノーピーク | ogawa | テンティピ | テンマクデザイン | NANGA | mont-bell | Snugpak | サーマレスト | FIELDOOR | Hilander | モンベル | ホグロフス | マムート | ファイントラック | NANGA | ノースフェイス | TAION | ダントン | チャムス | トヨトミ | アルパカストーブ | パセコ | センゴクアラジン | Jackery | Anker | AIPER | ロゴス | 尾上製作所 | ZIPPO |
商品名 | ランドロック | アポロン | ジルコン7 | サーカスTC | UDDBAG 630DX | シームレスダウンハガー800 | ベースキャンプスリープシステム | Zライトソル | 折りたたみレジャーマット | スエードインフレーターマット | クリマエアジャケット | バンジージャケット | ゴブリンミドルレイヤージャケット | ドラウトクロージャケット | ホワイトレーベル ムーンロイド | サンダーラウンドネックジャケット | クルーネックボタン インナーダウンジャケット | クルーネック インナーダウンジャケット | プロボインナーダウンジャケット | レインボーストーブ | TS-77A | CAMP-25 | ガスストーブ | ポータブル電源 400Wh | PowerHouse II 400 | FREEMAN 300 | どこでもソフト湯たんぽ | トタン湯たんぽ | ハンディウォーマー |
販売サイト | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る | 楽天で見る Amazonで見る | 楽天で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る | 楽天で見る Yahoo!で見る Amazonで見る |
冬キャンプのためにマストで持っておきたいグッズ
“冬対応”のテント
季節を問わずこだわりたいテントのスペックですが、冬こそ最も重要! 具体的なチェックポイントとしては冷気をシャットアウトしてくれるスカートが付いているか? また、素材は結露しにくいTC(ポリエステルとコットンの混紡生地)か? など、寒さや結露に対応できるモデルかどうかを見ておきましょう。
スペック以外に設営のしやすさも要チェック。大人数ならタープ不要で設営もスムーズな2ルームテント、ソロや手軽さ優先ならワンポールテントが良いでしょう。暴風雪に見舞われた場合はテントが倒壊する危険もありますので、設営はガイロープをしっかり張ることも忘れずに!
▼ファミリー向けのオススメはこちら!
スノーピーク ランドロック
ogawa アポロン
テンティピ ジルコン7
▼ソロ向けのオススメはこちら!
テンマクデザイン サーカスTC
DOD カマボコテントソロTC
▼テントの選び方についてはこちら!
寝具は“冬対応”を。とくにシュラフとマットは超重要!
地面からの冷気がとにかく厳しい冬キャンプ。寝ているときの夜中の底冷えは予想以上のものと考えて、しっかり準備して行きましょう。
シュラフのスペックは氷点下にも対応してる4シーズン対応がベスト。防寒面ではマミー型が理想ですが、小さいお子様がいる方は連結できる封筒型の方が使いやすいですね。すでに持っているシュラフを使いたい場合は、湯たんぽや電気毛布などプラスαの防寒対策をして行くと良いでしょう。
最近では快適温度の異なるシュラフが合わさったレイヤーシュラフもあるので、通年ひとつで賄いたい場合はこのタイプが便利です!
▼シュラフのオススメはこちら!
NANGA UDDBAG 630DX
mont-bell シームレスダウンハガー800
Snugpak ベースキャンプスリープシステム
▼マットのオススメはこちら!
THERMAREST Zライトソル
FIELDOOR 折りたたみレジャーマット
Hilander スエードインフレーターマット
▼シュラフ・マットの選び方についてはこちら!
防寒着の要は“ミドルレイヤー”!
防寒着選びはアウターを重視しがちですが、じつは中に着るミドルレイヤーも重要。ミドルレイヤーとは暖かさを蓄えるインナーで、保温性のほか汗や蒸れを軽減できる吸水透湿性があるかもチェックポイント。アウトドアブランドの高性能フリースを、1枚は用意しておきたいですね。
冬でも日中との寒暖差が激しい場合もあるので、重ね着で温度調整ができるようミドルレイヤーにプラスしてインナーダウンなどを持っておくのもオススメです。
▼ミドルレイヤーのオススメはこちら!
モンベル クリマエア ジャケット
ホグロフス バンジージャケット
マムート ゴブリン ミドルレイヤージャケット
ファイントラック ドラウトクロージャケット
▼インナーダウンのオススメはこちら!
ナンガ ホワイトレーベル ムーンロイド 別注 インナーダウン
ザ・ノース・フェイス サンダーラウンドネックジャケット
TAION(タイオン) クルーネックボタン インナーダウンジャケット
ダントン クルーネック インナーダウンジャケット
チャムス プロボインナーダウンジャケット
▼重ね着のコツについてはこちら!
オートキャンプの場合、忘れてはならないのがタイヤまわり。雪予報ではないから大丈夫だろう……と油断は禁物、冬シーズンはスタッドレスタイヤへ履き替えるかタイヤチェーンを積んでおきましょう。残雪があったり、路面凍結したりなど現地に行ってみないとわからない状況もあるので、念のためスコップも準備すると安心ですね。
以上が最低限用意しておきたい冬キャンプ用のアイテムですが、こんなグッズもあるとさらに快適に過ごせますよ!
これもあるとさらに快適!
持ち運びしやすいストーブ
暖を取る方法は焚き火以外にアウトドアに適したコンパクトなストーブも。燃料は石油やガス缶・薪などがありますが、扱いやすさと暖かさを考慮すると初心者には石油ストーブがオススメです。
基本的に幕内では使用せず、しっかり換気のできる環境で利用を。一酸化炭素中毒防止のためにも警報機も併用して安全に利用しましょう。
▼オススメの石油ストーブはこちら!
トヨトミ レインボーストーブ
アルパカストーブ TS-77A
パセコ CAMP-25
センゴクアラジン ポータブルガスストーブ
▼石油ストーブの記事はこちら!
ポータブル電源
家と同じように電気毛布やホットカーペットが使えて便利なのが、ポータブル電源。今は色々な種類があり容量もマチマチですが、目安としては350Wh以上あれば1泊2日のキャンプで睡眠時に電気毛布を8時間使用できます。
ただ、こたつのように消費電力が大きい場合は容量によっては使えなかったりすぐにバッテリーが切れてしまうこともあるので、使いたい電化製品の消費電力によって選ぶようにしましょう!
▼オススメのポータブル電源はこちら!
Jackery ポータブル電源 400Wh
Anker PowerHouse II 400
AIPER FREEMAN 300
▼ポータブル電源の記事はこちら!
湯たんぽ・カイロ
サブ的な防寒グッズとして、湯たんぽやカイロも◎。今はUSB充電式のカイロなんかもありますね。肌に直接当てたり貼り付けると低温火傷を引き起こすこともありますので、使用方法を改めて確認してから使いましょう。
▼湯たんぽのオススメはこちら!
ロゴス どこでもソフト湯たんぽ
尾上製作所 トタン湯たんぽ
▼カイロのオススメはこちら!
ZIPPO ハンディウォーマー
KEITSU EXP 電子カイロ
▼防寒対策の記事はこちら!
準備を万全にしたら、あとは冬キャンプへ出かけるだけ! 最後に冬キャンプデビューにオススメのキャンプ場をご紹介します。
冬キャンプデビューにオススメのキャンプ場5選【関東・関西】
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場(千葉県)
圏央道下総インターから車で約2分とインターから近い立地のキャンプ場。シャワー室や洗面室は男女別で完備しており、炊事場はお湯が出る箇所もあります。成田牧場最大の特徴はチェックイン10時〜、チェックアウト17時と長く滞在できるところ、気温も高めでのんびり過ごせるので冬キャンプデビューにオススメのキャンプ場です!
施設詳細はこちら
星の降る森(群馬県)
関越自動車道沼田インターから車で約20分。シャワートイレや炊事場は温水仕様で完備。電源付きサイトや大区画、キャンピングカーサイトなどサイトバリエーションも豊富です。市街地でも雪深くなることもある沼田市なのでスタッドレスタイヤの装着は必須です。
施設詳細はこちら
富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場(山梨県)
中央自動車道河口湖インターから車で約30分。富士山の眺望が良く、季節によってはダイヤモンド富士やパール富士、赤富士をご覧になれます。シャワー室完備、すべての水道からお湯が出るので寒い時期の利用にオススメです!
施設詳細はこちら
キャンプ&コテージ ポパイテン(兵庫県)
中国自動車道佐川インターから車で約20分。高台にある眺望の良いキャンプ場です。大型コテージやバンガローが充実しているのが特徴。敷地内にお風呂があり、サイトに電源も完備。複数人の場合はバンガロー泊で冬キャンプにデビューしてみるのも良し、寒くても避難する場所が確保できるので安心です!
施設詳細はこちら
ACN南紀串本リゾート大島(和歌山県)
紀勢自動車道の終点・すさみ南インターから約40分。太平洋を一望できる「男湯・女湯」と「貸し切り露天風呂」があり、気候も暖かい地域です。アーリーチェックインは9時から可能。キャンプと温泉を楽しめるキャンプ場です。
その他全国のオススメキャンプ場はキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」が便利、よかったら検索してみてください!
施設詳細はこちら
▼その他冬キャンプにオススメの施設はこちら!
しっかり備えて、デビューから冬キャンプを楽しもう!
本格的な冬になる前、キャンプに行き慣れておくことも大事。そうするうちに「もっと寒くなったら足りないものは何か?」「何℃までなら耐えられそうか」なども、ある程度わかってきますよ。まずは暖かい地域を選び、しっかり寒さ対策を行ったうえで冬キャンプデビューに挑戦してみましょう!