キャンプの醍醐味は冬キャンプにあり

私たち夫婦も昨年からキャンプを始めた初心者ですが、「月に一度はキャンプをする!」という目標を立てて、春夏秋冬のキャンプを初心者なりに楽しむことに決めました。確かに冬のキャンプは不安が多い。一日中寒いですし、暗くなるのも早い。けれども!キャンプの醍醐味は冬場にこそあるのです。
冬キャンプなら、キャンプ場貸切状態な日も!
普段、たくさんの人に囲まれながら騒がしい日々を過ごしているからこそ、大自然に囲まれたキャンプ場でパートナーや家族とゆっくりとした時間を過ごしたい。そのためにキャンプをしているならば、広々としたサイトを満喫でき、静かな時間を過ごすことができる冬キャンプがオススメです。
行楽シーズンは大人気で予約がとれないキャンプ場でも、冬ならば当日予約で入ることも可能です。つまり、前日や当日の朝にキャンプの決行を決めることができるので、いつでも天気の良い日にキャンプをすることができます。
冬キャンプデビュー者必見!キャンプ場選びのコツ

でも、やっぱり気になるのが冬キャンプ用のギアの準備。冬用のシュラフは高額なものが多く、薪ストーブもハードルが高く感じます。
「寒くて眠れなかったらどうしよう?」
キャンプ初心者には、不安がよぎります。だから私は、冬キャンプはAC電源付サイトでオートキャンプをすることに決めました。家にある暖房器具を車に詰め込んで電源を利用すれば、外でも暖かな夜を過ごすことができるからです。

南房総は東京から車で2時間強。当日の朝にキャンプ決行を決めても、お昼にはキャンプ場に到着することができます。南房総の冬は暖かく、夜もそれほど冷え込まないので、冬キャンプ初心者でも気軽にチャレンジすることができるスポットです。

私のお気に入りの冬キャンプ場は「キャンピングヒルズ鴨川」
鴨川にある小高い丘に設けられたキャンプ場で、サイトから鴨川の町並みや海を展望することができ、近くの二子嶺岡棚田は、冬場は水が貼られていて、キラキラと朝日が輝く風景がとても綺麗です。

出典:キャンピングヒルズ鴨川
もちろんAC電源もありますし、オーナーがブレンドした薬草風呂で、冷えた体を十分に温めてから眠れます。キャンプ場の近くには、鴨川シーワールドや海鮮の美味しいお店もたくさんあり、館山まで足を伸ばせば花摘みやイチゴ狩りなど一足早く春を感じることも!
冬キャンプ初心者にオススメグッズ
冬用の高価なギアを購入しなくても、AC電源を活用して、家庭にある暖房グッズを利用すれば、暖かな冬キャンプを過ごすことができます。私たち御用達の冬キャンプグッズをご紹介。
電気あんか
シュラフ&毛布
2畳ホットカーペット
山善 ホットカーペット本体(2畳タイプ)
家にあったホットカーペットを使用。嵩張らないし、ファミリーテントに調度良い。寝る1時間前くらいからセットしておけば、ホカホカのシュラフに潜り込むことができます。なお、スイッチをONにしたまま寝てしまうと低温やけどの危険性も。
GWの北海道キャンプでは必需品昼間は暑いくらいですが、朝晩はひとけたで、すごく冷えます。このカーペットのおかげで快適にすごせました。
出典: Amazon
焚火台&薪
カセットコンロ式ストーブ
イワタニ カセットガスストーブ
コンビニでも買えるガス缶を使用する外用ストーブ。焚き火が点くまでの暖を素早くとることができて便利。屋内専用だがテントやスクリーンタープ内で使用するには注意が必要。
ティピーテント
ロゴス テント ナバホTepee 400
頭頂の開口部が排気口になっているため、テントの中でストーブを使うことが可能。天井が高いためテント内も過ごしやすく、カセットコンロ式ストーブを使用してテント内でご飯を食べることもあります。
冬キャンプは早めの準備が肝心!

- グツグツと食材を煮込み、真っ赤な炎を眺めながらウィスキーやホットワインを飲みながら過ごす贅沢な夜。暖かな食事が体に染みて本当に美味しく、冬の空気は澄んでいるため、見上げれば満点の星空です。温泉に入れば、むしろキリッとした寒さも心地良く感じるはずです。