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車中泊しやすい車の選び方
宿泊施設に泊まらず車で寝泊まりする車中泊。場所や時間に縛られず、宿泊費用も抑えられることから人気を博し、旅やキャンプの1つのスタイルとしての地位を確立しています。
ただし、どんな車でも快適に車中泊ができるわけではありません。ここでは車中泊に適した車の選び方を解説していくので、ぜひ参考にしてください。
車中泊しやすい車の選び方のポイント
ボディタイプ|おすすめはこの4種類
おすすめのボディタイプは、ワンボックス・ミニバン・SUV・軽自動車の4種類。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の重視するポイントにマッチするタイプを選びましょう。
ワンボックス | ミニバン | SUV | 軽自動車 | |
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メリット | 広々していて居住性が高い | 居住性と使い勝手のバランスがよい | 走破性が高い | 車体価格・維持費が安い |
デメリット | 車体が大きく、小回りが効かない | ワンボックスに比べると居住性は低い | 天井が低く、居住性は低め | パワーが弱く、高速走行は苦手 |
車中泊の快適性を重視するなら「ワンボックス」
快適性を重視する場合は、ワンボックスがおすすめ。具体的にはハイエースやキャラバンなどの車種がワンボックスに該当します。箱型の形で居住スペースを広くとれるので、ゆったりと過ごせますよ。
車中泊仕様にカスタムされたモデルも販売されていて、専用のベッドやラックなどの車中泊アイテムのラインナップも充実しています。ただ車で眠るだけでなく、車内でゆったり過ごしたい場合は要チェックです。
室内が広く、普段使いもしやすいのは「ミニバン」
広さと普段使いのしやすさのバランスに優れたモデルがほしい場合は、ミニバンがぴったり。セレナ・フリード・ステップワゴンなどが該当します。車中泊をするのに十分な室内空間があり、大きすぎないので、普段の買い物や子どもの送り迎えなどにも無理なく使えるでしょう。
車中泊仕様にカスタムするのもひとつの方法ですが、オリジナルのまま使用するのもおすすめ。キャンプ・旅行・軽いお出かけなどさまざまな用途に使える汎用性が魅力です。これから車の購入を検討している場合や、どれを選べばよいか悩む場合はまず検討してほしいタイプといえます。
悪路を走行するなら走破性が高い「SUV」
悪路の走破性を重視するなら、SUVにも要注目。ヴェゼル・アウトランダーなどが該当します。ワンボックスやミニバンよりも最低地上高が高く、砂利道などのオフロードでも安定して走れる車が多いです。デザインも無骨な雰囲気を醸し出しているので、アウトドア好きの人にぴったりですよ。
遠方まで出かける場合や、高速道路を走る場合もスイスイ走れるので快適。ただし、天井が低めで、ミニバンやワンボックスに比べると居住性が低い点には注意が必要です。
車両価格や維持費が安い「軽自動車」
出費を抑えて車中泊を楽しみたい場合は、軽自動車も検討対象になるでしょう。小さくて小回りが効く車種というイメージが強いかもしれませんが、天井が高く、居住性の高いモデルが多く販売されています。ソロやデュオで車中泊する場合は必要十分といえるでしょう。
ほかのタイプに比べて車両価格や維持費が安く、初めての1台やセカンドカーにもおすすめです。N-VAN・N-BOX・アトレーなどラインナップも豊富で、車中泊専用アイテムも多く販売されています。
シートアレンジ|フルフラットになるか要チェック
車中泊はいかに快適に眠れるかが重要なポイント。シートがフルフラットに対応しているかを確認しておきましょう。シートを最大限リクライニングさせて限りなく水平に近づけられれば問題なく眠れるでしょう。
フルフラットに対応していても隙間や段差などが気になる場合は、専用のマットやベッドなどのアイテムも検討してみましょう。専用のマットでなくても厚さ8cm以上のマットで代用できますよ。
装備|コンセントがあると小型家電が使える
コンセントがあるモデルであればより快適に使用可能。コンセントがあれば、電気毛布やサーキュレーターなども使えるので、季節を問わず快適に車中泊できるでしょう。
コンセントがない場合は、別途ポータブル電源を導入するのも1つの方法。ソーラー発電などに対応したモデルも販売されているので、長期間車中泊をする場合は要チェックです。コンセント以外の装備もチェックして、快適に過ごせるモデルを選んでくださいね。
コンセント | 電気毛布やサーキュレーターなどを使用できる |
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USBポート | スマホやタブレットを充電できる |
LEDルームランプ | 車内を明るく照らせる |
コートハンガー | アウター類をかけておける |
ドリンクホルダー | 飲み物を一時的に置ける |
防水・防汚マット | 汚れたものをラフに積み込める |
その他|専用の車中泊グッズが充実していると楽
車種によっては車中泊に対応した便利なオプションがある場合も。ベッドやマットなどの純正品が用意されているものを選べばシンデレラフィットするので、気持ちよく使えますよ。専用のシェードがあるモデルだと冷気の侵入を防ぐと同時にプライベートも確保できます。
あらかじめ車中泊用にカスタムされたモデルを選ぶのもおすすめ。ハイエース・N-VANなどは社外品でもさまざまなアイテムが販売されているので、チェックしてみるとよいでしょう。
車中泊におすすめの車23選
車中泊におすすめの車をご紹介します。ワンボックス・ミニバン・SUV・軽自動車のタイプ別に選定したので、まずは自分に合ったタイプから探してみてくださいね。
ワンボックス
トヨタ ハイエース
新車価格帯 | 2,439,500円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,695×1,695×1,980 |
室内サイズ(mm) | 3,000×1,545×1,335 |
燃費(km/L) | 9.3 |
参考グレード | DX(2WD・2000ガソリン・6A/T) |
車中泊といえばハイエース。ゆったり快適な車中泊車の決定版
車中泊車といえばコレというイメージのあるハイエース。広々とした居住空間や、シートがフルフラットになるのはもちろん、カップホルダーや格納式のテーブルなども搭載していて使い勝手も抜群です。家族での車中泊にも楽々対応できる頼もしい車といえるでしょう。
おすすめポイント
⚫️居住性が高く、ゆったり過ごせる
⚫️フルフラットになり、快適に眠れる
⚫️カップホルダーや格納式のテーブルなどがあり、使い勝手良好
日産 キャラバン
新車価格帯 | 2,580,600円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,695×1,695×1,990 |
室内サイズ(mm) | 3,050×1,520×1,325 |
燃費(km/L) | 10.7 |
参考グレード | バン DX(2WD・ガソリン) |
ハイエースのライバル。荷室が広く安全性能に優れている
キャラバンはハイエースと双璧をなす車中泊にぴったりのワンボックスカー。安全性能の高さと荷室の広さが魅力です。インテリアに高級感があり、優雅な時間を過ごせるでしょう。
おすすめポイント
⚫️高級感溢れるインテリア。優雅な時間を過ごせる
⚫️荷室が広く、自転車やサーフボードも楽に積載できる
⚫️インテリジェントエマージェンシーブレーキを搭載。事故を未然に防げる
ミニバン
トヨタ シエンタ
新車価格帯 | 1,995,200円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,260×1,695×1,695 |
室内サイズ(mm) | 2,545×1,530×1,300 |
燃費(km/L) | 18.4 |
参考グレード | X 2WD |
随所に使いやすさへの配慮が見られるミニバンの名作
コロンとした丸みあるデザインが目を引くシエンタ。充電用のUSB端子や、車の下に足を差し入れるだけで開くハンズフリーデュアルパワースライドドアなどを随所に使い勝手を高める設備が搭載されています。
おすすめポイント
⚫️コロンとした丸みのあるデザインがかわいい
⚫️車の下に足を差し入れるだけでドアを開けられる
⚫️充電用のUSB端子を搭載。スマートフォンの充電に便利
ホンダ フリード
新車価格帯 | 2,508,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,310×1,695×1,755 |
室内サイズ(mm) | 2.645×1.470×1.280 |
燃費(km/L) | 16.5 |
参考グレード | FREED AIR |
普段使いにもぴったりのミニバン。誰にでもおすすめできる万能モデル
フリードは、どんなシーンにもマッチするミニバン。アウトドア仕様の「FREED CROSSTAR」も販売されているので、要チェックです。コンパクトながら居住空間が広く、ウォークスルー仕様なので、座席間をスムーズに移動できる点も特徴です。
おすすめポイント
⚫️コンパクトながら広々した室内が魅力
⚫️よりアウトドア仕様の「FREED CROSSTAR」も要チェック
⚫️ウォークスルー仕様で車内の移動が楽
日産 NV200バネット
新車価格帯 | 2,231,900円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,400×1,695×1,855 |
室内サイズ(mm) | 4,400×1,695×1,855 |
燃費(km/L) | 13.4 |
参考グレード | DX(2人乗)ルートバン |
とにかく使い勝手のよいミニバン。オプション豊富で自分仕様にカスタムできる
使い勝手にこだわる人におすすめなのがNV200バネット。ラゲッジマットや汚れに強いマットなど純正のオプションが充実していて、自分好みにカスタムしやすい点が魅力です。
車中泊に特化した「MY ROOM」というモデルも選べるので、より使い勝手や過ごしやすさにこだわる場合はチェックしてみましょう。
おすすめポイント
⚫️荷室が広く、たくさんの荷物を積み込める
⚫️ラゲッジネットや汚れに強いマットなどの純正オプションが豊
⚫️車中泊に特化した「MY ROOM」というモデルも選べる
日産 セレナ
新車価格帯 | 2,719,200円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,690×1,695×1,870 |
室内サイズ(mm) | 3,145×1,545×1,400 |
燃費(km/L) | 13.4 |
参考グレード | X |
快適性を追求したミニバンといえばコレの1台。普段使いにもマッチする
快適性にこだわるならセレナにも注目。プロパイロット2.0を搭載し、高速走行が楽な点が魅力です。車酔いのしにくさを追求した設計なので、子連れでお出かけをする場合にもぴったりの車といえるでしょう。足元のスペースがゆったりしているので、ドライブ中も快適です。
おすすめポイント
⚫️プロパイロット2.0を搭載。高速走行が楽
⚫️脚を投げ出せるほどゆったりしたスペースが魅力
⚫️車酔いのしにくさを追求した設計。子連れのお出かけにもぴったり
トヨタ ノア
新車価格帯 | 2,670,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,695×1,730×1,895 |
室内サイズ(mm) | 2,805×1,470×1,405 |
燃費(km/L) | 15.1 |
参考グレード | X 2WD |
ミニバンの王道モデル。広々した室内空間が特徴
ミニバンの王道的なデザインがかっこいいノア。エンジン音やロードノイズも静かで、快適なドライブを楽しめるのが特徴です。
8人乗りモデルもラインナップされているので、大人数グループでのお出かけにもぴったり。クセなく使いやすいミニバンがほしい場合は、有力な選択肢になるでしょう。
おすすめポイント
⚫️ミニバンの王道的なデザインがかっこいい
⚫️8人乗りモデルもラインナップ。大人数グループでのお出かけにもぴったり
⚫️エンジン音・ロードノイズが静かでドライブ中も快適
トヨタ ヴォクシー
新車価格帯 | 3,090,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,695×1,730×1,895 |
室内サイズ(mm) | 2,805×1,470×1,405 |
燃費(km/L) | 15 |
参考グレード | S-G 2WD |
上質な時間を過ごせるエクステリアが魅力的
見た目のかっこよさを重視する場合は、ヴォクシーを要チェック。ラグジュアリー感のなかにワイルド感を感じさせる見た目が特徴で、車好きの人でも満足できるでしょう。足元のスペースが広々しているので、ドライブ中もゆったりと過ごせますよ。
おすすめポイント
⚫️ラグジュアリー感溢れるエクステリアがかっこいい
⚫️足元スペースが広く、ドライブ中も快適
⚫️リアシートをフラットにでき、ゆったりと眠れる
ホンダ ステップワゴン
新車価格帯 | 3,169,100円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,800×1,750×1,840 |
室内サイズ(mm) | 2,845×1,545×1,425 |
燃費(km/L) | 13.9 |
参考グレード | AIR |
車中泊に適した機能が充実。シートをアレンジすればテレワークも可能
多彩なシートアレンジが可能なステップワゴン。車中泊だけでなく、サーフィンやスノーボードなどを積んだり、テレワークに使用したり幅広い使い方が可能です。ドリンクホルダーやコートフックなど細かい設備も充実していて、ストレスなく車中泊を楽しめるでしょう。
おすすめポイント
⚫️多彩なシートアレンジが可能。シーンに応じて使い分けやすい
⚫️モデルによってはバックドアの開く角度を設定できる
⚫️ドリンクホルダー・コートフックなど車中泊にも役立つ装備が充実
三菱 デリカD:5
新車価格帯 | 4,156,900円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,800×1,795×1,875 |
室内サイズ(mm) | 2,980×1,505×1,310 |
燃費(km/L) | 13.6 |
参考グレード | M |
アウトドアにぴったり。純正アクセサリーが豊富でカスタムも楽しい
アウトドアライクな見た目がかっこいいデリカD:5。がっしりした存在感のあるデザインが特徴で、キャンプや車中泊に行くテンションを高めてくれます。
エクステリアに反してインテリアは上質。ダイヤキルティングを施した本革シートは高級感がありますよ。純正のアクセサリーが充実している点もうれしいポイントです。
おすすめポイント
⚫️アウトドアにぴったりの無骨なデザイン
⚫️ダイヤキルティングを施した本革シートを使用
⚫️カータープやジョイントクッションなど純正アクセサリーが充実
SUV
スズキ ジムニー シエラ
新車価格帯 | 1,962,400円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 3,550×1,645×1,730 |
室内サイズ(mm) | 1,795×1,300×1,200 |
燃費(km/L) | 15.4 |
参考グレード | JL |
街乗りもアウトドアもお手のもののコンパクトなSUV。ソロ車中泊にうってつけ
ジムニー シエラは、アウトドア車の決定版といえるコンパクトなSUV。ギア感のあるカクカクしたルックスが愛らしく、思わず出かけたい気持ちになります。
小回りが効くので街乗りにもぴったり。収納も充実しているので、車中泊の小物の整理がしやすい点もうれしいポイントです。はじめの1台にもおすすめですよ。
おすすめポイント
⚫️ギア感溢れるカクカクしたデザインがかわいい
⚫️コンパクトで小回りが効くので、街乗りにもぴったり
⚫️収納スペースが充実していて、小物を整理しやすい
ホンダ ヴェゼル
新車価格帯 | 2,648,800円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,340×1,790×1,580 |
室内サイズ(mm) | 2,020×1,445×1,225 |
燃費(km/L) | 15 |
参考グレード | G |
おしゃれでサイズもちょうどよいSUV。街乗りにもぴったり
ヴェゼルは、街乗りにもぴったりのクーペタイプの1台。スタイリッシュなルックスに反し、車中泊やアウトドアにも十分対応できる点が魅力です。
オプションでパノラマルーフを選べるなどアウトドア好きにはたまらないカスタムも可能。アウトドア仕様の「HuNT」パッケージも選べますよ。
おすすめポイント
⚫️おしゃれなクーペタイプ。街乗りにも映える
⚫️アウトドア仕様の「HuNTパッケージ」も選択可能
⚫️オプションでパノラマルーフも選べる。アウトドアを満喫したい場合にもぴったり
トヨタ カローラクロス
新車価格帯 | 2,184,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,490×1,825×1,620 |
室内サイズ(mm) | 1,800×1,505×1,260 |
燃費(km/L) | 16.6 |
参考グレード | G“X”(2WD) |
デザインと使い勝手を両立したSUV。アウトドア過ぎない見た目がおしゃれ
カローラクロスは、都会的なデザインが特徴的な1台。ゆったりとしたラゲッジスペースを持つ車で、キャンプなどのアウトドアの荷物をたっぷり積み込めるのはもちろん、車中泊でも快適に過ごせます。カップホルダー・USB端子など細かな設備も整っているのがうれしいですね。
おすすめポイント
⚫️都会的なデザインがかっこいい1台
⚫️広々したラゲッジスペースを確保。たくさんの荷物を積める
⚫️カップホルダー、USB端子など車中泊に役立つ装備も豊富
トヨタ RAV4
新車価格帯 | 2,938,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,600×1,855×1,685 |
室内サイズ(mm) | 1,890×1,515×1,230 |
燃費(km/L) | 15.8 |
参考グレード | X |
悪路走破性の高いSUV。カスタムのバリエーションも豊富
RAV4は走行性能が高く、オフロード走行も楽々こなせるタフな車です。室内空間・ラゲッジスペースも広く、車中泊やその他アウトドアにもおすすめ。どれを選べばいいか悩む場合にぜひチェックしてみてくださね。
おすすめポイント
⚫️オフロード走行をこなせるタフなモデル
⚫️ゆとりのある室内空間で快適に過ごせる
⚫️ラゲッジスペースが広く、たくさんのものを積載可能
スバル フォレスター
新車価格帯 | 3,069,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,640×1,815×1,715 |
室内サイズ(mm) | 2,140×1,545×1,275 |
燃費(km/L) | 18.6 |
参考グレード | Touring |
長時間の運転も楽にこなせるSUV。汚れにも強いアウトドアにぴったりのモデル
フォレスターは、流れるような曲線美を味わえるかっこいい1台。走行性能が高く、高速の運転も楽です。車中泊の道中も快適に過ごしたい人に適した車といえるでしょう。
また、シートには撥水性の高いポリウレタンを採用しており、アウトドアにもぴったり。汚れや濡れを気にせずアウトドアを存分に楽しんでくださいね。
おすすめポイント
⚫️流れるようなフォルムが美しい上品なSUV
⚫️パワフルな走行が可能。高速も楽に走れる
⚫️シートは撥水性の高いポリウレタン性。汚れにも強い
日産 エクストレイル
新車価格帯 | 3,601,400円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,660×1,840×1,720 |
室内サイズ(mm) | 1,980×1,540×1,255 |
燃費(km/L) | 19.7 |
参考グレード | S |
思わず野外に出かけたくなるタフなデザインが特徴
タフなのに洗練された印象を受けるエクストレイル。アウトドアにぴったりのSUVといえばエクストレイルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ゴルフバッグを4つ積み込めるほど広いラゲッジスペースを持ち、車中泊にも楽々対応できます。純正オプションも豊富なので、自分好みにカスタムできる車がほしい人もぜひチェックしてくださいね。
おすすめポイント
⚫️タフな印象ながら洗練されたデザインが特徴
⚫️大容量のラゲッジスペースが魅力。ゴルフバッグを4つ積める
⚫️防水仕様のラゲッジトレイなど純正オプションも充実
三菱 アウトランダーPHEV
新車価格帯 | 4,995,100円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,710×1,860×1,740 |
室内サイズ(mm) | 1,920×1,520×1,240 |
燃費(km/L) | 16.6 |
参考グレード | M |
無骨なルックスと快適機能が魅力のSUV。ロールサンシェードも標準装備
無骨なエクステリアと上質なインテリアが魅力のアウトランダーPHEV。後部ドアはハンズブリーで開き、テントやテーブルなどの大型の荷物も楽に出し入れできます。HDMI端子を備えていて、動画を大画面で楽しむことも可能。走りも力強く、男らしい車がほしい人にもおすすめです。
おすすめポイント
⚫️アウトドアにぴったりの無骨なルックスが魅力
⚫️後部ドアはハンズフリーで開閉できる。荷物の出し入れがスムーズ
⚫️HDMIポートを搭載。動画を大画面で楽しめる
スバル レガシィ アウトバック
新車価格帯 | 4,257,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 4,870×1,875×1,670 |
室内サイズ(mm) | 1,840×1,545×1,245 |
燃費(km/L) | 15.8 |
参考グレード | X-BREAK EX |
ワンランク上の快適性を備えたモデル。乗り心地も重視する人にぴったり
レガシィ アウトバックは、スバルのフラッグシップモデル。見た目が美しいのはもちろん、シートにはナッパレザーが用いられるなどワンランク上の高級感が漂う1台です。揺れや騒音の少ない乗り心地も魅力で、快適性を重視する人に適しています。
おすすめポイント
⚫️スバルのフラッグシップモデル。高級感溢れるルックスがかっこいい
⚫️シートにナッパレザーを使用。上質な室内空間が魅力
⚫️揺れや騒音の少ない快適な乗り心地が特徴
軽自動車
スズキ ハスラー
新車価格帯 | 1,518,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 3,395×1,475×1,680 |
室内サイズ(mm) | 2,215×1,330×1,270 |
燃費(km/L) | 25 |
参考グレード | HYBRID G |
思わず出かけたくなるポップな雰囲気。アウトドア仕様モデルがおすすめ
カクカクしたデザインがアウトドア好きの心をくすぐるハスラー。カラーリングもポップで、かわいい車がほしい人にもおすすめです。
防汚タイプのラゲッジフロアを採用しており、汚れたものをラフに積み込める点もうれしいですね。アウトドア仕様の「TOUGH WILD」も選べるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめポイント
⚫️カクカクした形とポップなカラーリングがキュート
⚫️アウトドア仕様の「TOUGH WILD」も選べる
⚫️防汚タイプのラゲッジフロアを採用。汚れたものもラフに積み込める
スズキ スペーシア ベース
新車価格帯 | 1,471,800円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 3,395×1,475×1,785 |
室内サイズ(mm) | 1,205×1,245×1,220 |
燃費(km/L) | 21.2 |
参考グレード | GF |
マルチボードが便利。アウトドア好きにはたまらないギミックに心惹かれる
ポップな見た目がかわいらしいスペーシア ベース。アウトドアにマッチするカラー展開で、思わず出かけたい気分にさせてくれます。
マルチボードという板が付属し、仕切りやデスクとして使用可能。工夫次第でさまざまな使い方ができる魅力的な1台です。野外でテレワークなどをしたい場合にもぴったりですよ。
おすすめポイント
⚫️マルチボードを搭載。デスクスペースを簡単に作れる
⚫️フルフラットに対応。快適に眠れる
⚫️アウトドアにぴったりのカラー展開。乗っているだけで楽しい気持ちになれる
スズキ エブリイワゴン
新車価格帯 | 1,838,100円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 3,395×1,475×1,815 |
室内サイズ(mm) | 2,240×1,355×1,315 |
燃費(km/L) | 15.1 |
参考グレード | PZターボ |
とにかく使いやすい軽自動車。車中泊仕様にカスタムしやすい
エブリィワゴンは、とにかく使いやすい軽自動車。USB電源ソケットを搭載していて、スマホの充電も可能です。
ベッドクッションや2段ベッドなど、車中泊を快適にする純正パーツが充実していて、自分好みにカスタムできますよ。座席スペースもゆったり感があり、快適です。
おすすめポイント
⚫️前席・後席ともにゆったり。ストレスなく快適
⚫️USB電源ソケットを搭載。スマホなどの機器の充電に便利
⚫️ベッドクッションや2段ベッドなどアクセサリーのラインナップが豊富
ダイハツ アトレー
新車価格帯 | 1,562,000円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 3,395×1,475×1,890 |
室内サイズ(mm) | 1,820×1,265×1,215 |
燃費(km/L) | 14.7 |
参考グレード | X |
シンプルで使いやすい軽自動車。車中泊に役立つ純正パーツも豊富
アトレーは、シンプルでクセなく使いやすい軽自動車。室内スペースを広く取れるスクエア型で、ゴルフバッグやロードバイクなども積み込めます。
収納式のデッキボードやカーテンなどの純正パーツも豊富にそろっているので、自分好みに車をカスタムしたい場合も有力な選択肢になるでしょう。
おすすめポイント
⚫️シンプルですっきりしたデザインが魅力
⚫️室内を広く取れるスクエア型。荷物もたくさん積み込める
⚫️収納式デッキボード・カーテンなど純正パーツも充実
ホンダ N-VAN
新車価格帯 | 1,365,100円(税込)~ |
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ボディーサイズ(mm) | 3,395×1,475×1,945 |
室内サイズ(mm) | 1,510×1,235×1,365 |
燃費(km/L) | 19.2 |
参考グレード | G |
軽自動車での車中泊ブームの火付け役。ソロ・デュオ車中泊にぴったり
N-VANは、軽自動車での車中泊ブームの火付け役になった1台。コンパクトながら天井が高く、驚くほど室内空間が広い点が特徴です。
助手席側がピラーレス仕様で大きく開き、乗り降りや荷物の出し入れがスムーズ。アウトドアに特化した特別仕様車も選べるのでぜひチェックしてみましょう。
おすすめポイント
⚫️アウトドアにぴったりの特別仕様も選択できる
⚫️助手席側がピラーレス仕様で大きく開口。乗り降り・荷物の出し入れがスムーズ
⚫️フルフラットにすると天井が高く圧迫感が少ない
車内で快適に過ごすためのアイテム
車選びも大事ですが、使用するアイテムも同じくらい重要。サンシェード・マットレス・扇風機などさまざまなアイテムが販売されているので、車中泊を行う時期なども考慮して、必要なアイテムをそろえましょう。
サンシェード・カーテン
プライバシーを守るためには、サンシェード・カーテンが必要。冬場は冷気の侵入を防ぎ、防寒対策としても有効です。また、日差し・紫外線を遮るためにも必須なので、車中泊を行う場合はまず手に入れたいアイテムです。
窓のサイズに合うものを選ばないと、効果が半減するので注意が必要。100均で売られているカーテンやつっぱり棒で代用することもできますが、快適性にこだわる場合は専用アイテムを選ぶのがベターです。
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マットレス
フルフラットになる車を選んでも、座席は硬いため、クッション性のあるマットレスが必須。特に冬場は地面からの冷気の影響を受けて、背中側が冷えるため、厚みのあるマットを選ぶのがおすすめです。5〜8cm程度の厚みのあるモデルだと快適に眠れるでしょう。より寝心地にこだわる場合は10cm以上のモデルも視野に入れて選んでくださいね。
触り心地にこだわるなら、スエードなどのやわらかな肌触りのものがおすすめです。種類も空気を入れて膨らますエアマット、自動で空気が注入されるインフレータブルマットなど複数あるので、準備・片付けのスムーズさも意識して選びましょう。
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寝袋・ブランケット
積載に余裕がある場合は使い慣れた布団を持ち運ぶのも1つの方法ですが、コンパクトに持ち運びたい場合は寝袋やブランケットがおすすめ。
布団に比べて撥水性が高いものや汚れに強いモデルなどが販売されていて、キャンプにも使用できるのがメリットです。気候が穏やかな場合は、不要なケースもあるので、車中泊を行う時期を想定して、適した使用可能温度のモデルを選びましょう。
足元の暖を取るためにはブランケットが重宝します。シガーソケットから給電できるモデルも販売されているので、冬場も車中泊をする場合は、チェックしてみましょう。
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扇風機
暑い時期の車中泊には扇風機があると快適性が全然違います。車内を涼しくしたり、空気を循環させたりするのに活躍してくれますよ。ただし、扇風機を使用しても真夏はかなり暑くなるので注意が必要。
充電式のモデルや、シガーソケットから給電するタイプなど給電方式の違いや、クリップ式・自立式などの設置方法に違いがあるので、利用シーンを想定して適したモデルを選びましょう。
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暖房器具
冬場は暖房器具の導入も検討しましょう。最も暖房効果が高いのがFFヒーター。ただし、取り付けに費用がかかります。厳冬期に頻繁に車中泊に出かけるかどうかなどを考慮し、導入には慎重になる必要があります。
よりお手軽な暖房器具としては電気毛布・ホットカーペット・断熱ベストなどがあります。他にも湯たんぽやカイロなどの小物類の活用やレイヤリングなどでも寒さを和らげられるので、できる対策から取り入れてみましょう。
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テーブル
車内で落ち着いて食事したり、タブレットで映画を観たりする場合はテーブルも必要になるでしょう。キャンプに使用する折りたたみ式のテーブルを活用するのもひとつの手段ですが、ハンドルや座席に取り付けられるモデルにも要注目です。
パソコン作業をしたい場合は耐荷重のチェックが必要。料理をする場合は、耐熱性があるかどうかも確認しておく必要があるでしょう。
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トラベルクッカー
撮影:岡村武夫
車中泊で料理をしたい場合は、火を使わないトラベルクッカーも手に入れておきたいアイテムの1つ。シガーソケットから給電できる炊飯器や、消費電力の低いクッカーなどが販売されています。
ポータブル電源も必要になりますが、車中泊の楽しみの幅が広がるので、ぜひ手に入れてくださいね。
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ゴミ箱
撮影:haru.
意外に重宝するのがゴミ箱。車に滞在するので、車中泊は何かとゴミが出ます。マグネットで車の側面に貼り付けられるモデルなども販売されていて、場所を取らずスマートにゴミを捨てられますよ。
複数個そろえてゴミを分別したり、スマホなどの小物類の整理に使用したり使い方はさまざま。車中泊に限らず普段使いでも役に立つアイテムです。
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駐車場所やマナーには気をつけよう
車中泊は場所選びやマナーに気をつける必要があります。ほかの人の迷惑にならないよう配慮を忘れないでください。ここでは車中泊を行うにあたって気をつけるべきポイントと、車中泊に適した場所を解説していきます。
アイドリング駐車はNG!マナーを守ろう
寒い、暑いからといってアイドリング駐車するのはNG。大気汚染や悪臭など環境に負荷がかかるだけでなく、騒音の原因にもなります。周囲に迷惑なだけでなく、事故の原因にもなり得るので要注意。
積雪量が多い場所でアイドリングをすると、マフラーから排気ガスが排出されずに車内に逆流するおそれがあります。一酸化炭素中毒の原因になるので、やめましょう。
アイドリング | ・悪臭・騒音の原因になる ・一酸化炭素中毒の原因になる |
---|---|
火器の使用 | ・火事・一酸化炭素中毒の原因になる |
大声での会話 | ・車外にも声が漏れて迷惑になる |
頻繁な出入り | ・ドアを開閉する音が響く |
車中泊をするのはどんな場所がいい?
車中泊はどこで行っても良いわけではありません。道の駅などでも車中泊が禁止されている場合があるので、事前に確認しておくのがベター。確実なのはRVパークやCarstayステーション(有料車中泊スポット)です。
泊まるだけであれば、RVパークでも良いですが、焚き火や野外での調理なども楽しみたい場合は、キャンプ場がおすすめ。日中は野外で過ごし、夜は快適に車で眠るというスタイルはキャンプ初心者や、アウトドアが苦手な人にも魅力的に映るのではないでしょうか。
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エコノミークラス症候群には要注意
同じ体勢で長時間過ごすとエコノミークラス症候群を引き起こす原因となるため注意が必要です。ずっと車に籠るのではなく、定期的に外に出て歩いたり、ストレッチをしたりするように気を配りましょう。こまめな水分補給も必須です。
体を自由に動かすことができない窮屈な場所に長時間留まったり、運転席で足が伸ばせず無理な体勢で寝たりするようなことは避けてくださいね。息苦しさや動悸がするなど症状がひどい場合は救急外来の受診も検討してください。事前に宿泊地近くの病院を調べておくと安心です。
※参考:厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」
お気に入りの車で車中泊を満喫しよう!
車中泊といえばワンボックスというイメージが強いかもしれませんが、軽自動車などコンパクトかつリーズナブルに買えるモデルでも快適に車中泊ができます。アウトドア仕様のモデルや、追加オプションが豊富なモデルも販売されているので、自分に合った車をゲットしてください。気軽に旅に出かけて新しい思い出をたくさん作りましょう!
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