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張り調整が思いのまま!「自在結び」の結び方【実用的ロープワークvol.4】

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キャンプでも使える実践的なロープワークのやり方を紹介していくシリーズ。今回はテントの張り調整には欠かせない「自在結び」を紹介します。

ぶん

記事中画像撮影:筆者

結び目をスライドさせて張りを自由に調整!

自在結び 自在結び(別名:トートラインヒッチ)
テントやタープを張るときに活躍する「自在金具」と同じ機能を持ったロープワーク。

自在結び
結び目を芋虫のようにスライドさせることで、ロープの張りが自由に調整できる優れ物です。

自在金具付きロープがなくても安心!

自在結び 「自在金具付きロープ」は便利なアイテムですが、壊れたり忘れたりなど必ず手元にあるとは限りません。そんなときに活躍するのが自在結び! 覚えておけばいざというときにも安心です。

「自在結び」を練習してみよう!

ここからは、ペグや木などに結ぶシーンの想定して手順を紹介します。
まずは一連の動きを見て、結び方をイメージしてみましょう。
自在結び 一見複雑そうに見えますが、構造は至ってシンプル。「反時計回りに4回巻きつける」がポイントです。

結び方の手順

自在結び ロープをペグなどのアンカーに通します。先端側を50cm以上引き伸ばしておきましょう。

自在結び 軸となるロープを跨ぎます。

自在結び 軸のロープを中心に、アンカーへ向かって反時計回りにロープを巻きつけます。

自在結び 一周巻きつけたらロープを引き伸ばします。この結びを「ハーフヒッチ」と呼びます。

自在結び 結び目から30cmほどの距離をとり、再び軸のロープを跨ぎます。

自在結び 軸のロープを中心に、アンカーへ向かって反時計回りに巻きつけます。2回目の「反時計巻き」ですね。

自在結び そのままもう1周反時計回りに巻きつけます。これで3度目の「反時計巻き」。

自在結び 巻いたロープを跨ぐように、手前側(左側)へ移動します。

自在結び ここで4回目の「反時計巻き」をします。いままで同じくアンカー側へ向かって。

自在結び 結び目をしっかり締め付けたら完成! 締めるときのポイントは結び目をつまみながら先端を引っ張ること。2つ目の結びは「ツーハーフヒッチ(変形型)」と呼ばれ、「トラッカーズヒッチ」でも活用される結びです。

結び方のポイントをチェック!

自在結び ポイント 2つ目の結び(ツーハーフヒッチ)は締めが甘いと摩擦が効かず、張りがすぐにゆるくなってしまいます。正しい形を崩さないように気をつけながら、ギュッと締め付けておきましょう。

「自在結び」で「おっ!」と言わせちゃおう!

自在結び たとえばキャンプに行って、お隣さんが自在結びでテントを固定していたら・・・なんだかベテランっぽくてカッコいいですよね。そう、自在結びはキャンパーのスキルをさりげなく見せつける技でもあります!結び方を覚えて、仲間やお隣さんを「おっ!!」と言わせるキャンパーを目指してみませんか?もちろん、見た目だけでなく便利で役立つロープワークなので、アイデア次第でさまざまなシーンに活用できますよ。

他にも便利なロープワークたち

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ぶん

標高1,800m、長野県南部にある「鹿嶺高原キャンプ場」を運営。キャンプスタイルはシンプルで、テントとタープさえあればOK。自然の中で迎える朝が好き。

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