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もやい結び

頼りになる結びの王様!「もやい結び」の結び方【実用的ロープワークVol.1】

キャンプでも使える実践的なロープワークのやり方を紹介していくシリーズ。今回は「キング・オブ・ノット(結びの王様)」の名を持つもやい結びを紹介します。

目次

記事中画像撮影:筆者

多用途で簡単に結べる信頼性の高いロープワーク

ロープワーク もやい結びもやい結び(別名:ボーラインノット、ブーリンノット)
ロープの先端に輪をつくるための代表的な結び方。「キング・オブ・ノット(結びの王様)」の名を持ち、サッと結べて強度も高く、ほどきたいときは簡単にほどけるのが特徴です。

アウトドア・キャンプのさまざまなシーンで大活躍!

もやい結び※写真は木に直接ロープを結びつけていますが、木を傷めてしまう可能性があります。実際に行う場合は、布を挟むなど自然に出来るだけ配慮しましょう。
「もやい結び」は立ち木や杭にロープを結びたいとき、テントやタープのループに張り網をかけたいときによく使われます。どれだけ荷重が加わっても輪の大きさが変わらず、ほどきたいときは簡単にほどけるので、重い物を吊り下げるのにも便利。

とにかく用途が広いので、アイデア次第でさまざまなアレンジができますよ!

「もやい結び」を練習してみよう!

タープに結びつけるシーンを想定し、手順を解説していきます。まずは一連の流れを見てみましょう。

もやい結び
なんとなくイメージが掴めたでしょうか。それでは細かく手順を追っていきましょう!

結び方の手順

もやい結び
ロープの先端をループに通します。

もやい結び
先端側が上にくるように輪を作ります。交差の上下が違うと正しく結べないので注意。

もやい結び
輪に先端を通します。下から潜るようなイメージで。

もやい結び
輪を抜け、ロープを引き伸ばします。

もやい結び
手前側に伸びているロープの下を潜ります。

もやい結び
手前側のロープを巻くようなイメージで、輪の中へ戻ります。

もやい結び
輪をくぐり抜けます。

もやい結び
先端のロープと手前のロープを引っ張り、結び目を締めます。

もやい結び
完成です!

先端は長めに残しておこう

もやい結び
結ぶ際のポイントは先端を10cm以上残しておくこと。短かすぎるとゆるんだ際に抜ける可能性があります。

覚えるならまずはコレ!基本の「もやい結び」でロープワークデビュー!

もやい結び

難しいイメージのあるロープワークですが、思ったよりも簡単に思えてきませんか?「もやい結び」はとにかく結びやすくて便利!さまざまなシーンで活躍すること間違いなしのロープワークです。
基本の結びとして、まずはココから覚えていきましょう!

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