CAMP HACK STORE 1枚でキマる。
イムコの自動炊飯シリンダー

「何度やっても米炊くの失敗…」そんな人は、もうコレ!使えば誰でも炊飯&料理上手確定です

イムコ「自動炊飯シリンダー」をレビュー! 料理が得意でない筆者にとって、唯一失敗知らずの炊飯方法が「固形燃料+ポケットストーブ」による自動炊飯でした。

でも、本当は嵩張る固形燃料を使わずになんとか上手く炊飯したい……。そこで出会ったのが、アルコールストーブでも火加減を自動で調整してくれるという画期的なシリンダー。筆者の救世主となり得た神アイテム、詳しくご紹介します!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

記事中画像撮影:筆者

ズボラでも、お米を上手に炊ける方法があるって!?

たかにぃさんキャンプでの調理シーン

料理が得意でなく、キャンプでお米を炊くのに失敗することが多かった筆者。ラーメンが少しのびるくらいなら妥協はできますが、お米はやっぱり美味しく食べたいですよね。

固形燃料でのメスティン自動炊飯

比較的失敗せずにできていたのが、固形燃料+ポケットストーブを使った自動炊飯。火加減不要かつ点火後はほぼ“ほったらし”なので、炊飯中に他の調理もできるなど時間効率も高い方法でした。

が、軽装備派キャンパーの私。手軽さはそのままに、嵩張る固形燃料ではなく燃料用アルコールで上手く炊飯できたらいいのに……と常々考えていたところ、便利なギアを発見!

コレ、炊飯時の火加減を自動で調整できるんです

手の平にのせたイムコ「自動炊飯シリンダー」

それが、自動炊飯シリンダーというもの。現在のフリント式ライターの世界基準を作った老舗ライターブランドIMCO(イムコ)のアイテムです。

結論、これを使ってから炊飯での失敗は一切ナシ! 燃料が嵩張る問題ももちろんクリアできて非常に満足しています。というわけでみなさんにもおすすめすべく、今回はこの「自動飯シリンダー」を詳しくご紹介していきますよ!

    イムコ 自動炊飯シリンダー

    サイズ約Φ36 x H40(mm)
    重量22g
    内容量14ml
    材質シリンダー:アルミニウム
    芯材:カーボンフェルト・ステンレスメッシュ
    計量カップ:PP(ポリプロピレン)

    どうやって使うの?

    アルストにイムコ「自動炊飯シリンダー」を入れるところ

    イムコ「自動炊飯シリンダー」は、重量わずか22gで高さ4×直径3.6cm。 一見おもちゃみたいなこのアイテムは、この中に燃料を充填し、アルコールストーブに入れて使います。

    アルストにセットしたイムコ「自動炊飯シリンダー」真上から

    そもそもアルコールストーブって、炊飯には必須とも言える「火加減」の調節ができないギアですよね。

    しかし! 「自動炊飯炊飯シリンダー」はそれを可能にしてくれるという画期的すぎるアイテムなんです。にわかには信じ難い、スゴイモノですよね。

    しかも、いろんなメーカーのアルコールストーブで使える!

    イムコ「自動炊飯シリンダー」対応アルスト一覧

    出典:Amazon

    イムコ「自動炊飯シリンダー」は、さまざまなアルコールストーブに対応しているのもおすすめポイントのひとつ。

    エバニュー・エスビット・トランギア・ソロストーブ・コールマン製などに対応しているようですが、一般的な形のアルコールストーブなら、ほぼ使えそうですね。

    エバニュー「チタンアルコールストーブ」真上から

    今回は、筆者手持ちのエバニュー「チタンアルコールストーブ」で使ってみました。

      エバニュー Tiアルコールストーブ EBY254

      サイズ径71×高さ42mm
      重量34g
      容量70ml(目盛付き)
      素材純チタン(国内製造)
      ガラスウール芯内蔵
      エバニュー「チタンアルコールストーブ」にセットしたイムコ「自動炊飯シリンダー」真上から

      実際、シリンダーをセットしてみると、エバニューの純正品かと思うぐらいシンデレラフィット! さっそく燃料を入れて、着火してみます。

      燃料はたったの25mlでOK!

      アルストにアルコールを注入

      お米1合を炊飯する場合、普段は30〜40mlのアルコール燃料を使いますが、説明によるとシリンダーを入れると25mlで済む模様。

      火加減の調節ができるだけでなく、燃料も節約できるのは想定外のラッキーポイント! 余った燃料でコーヒーを沸かすこともできそうです。

      チャッカマンタイプのライターで点火

      チャッカマンタイプのライターでイムコ「自動炊飯シリンダー」に点火

      使い方はとてもシンプル。 アルコールストーブに燃料を入れたらシリンダーをセットし、 30秒待ってから点火。無事に着火に成功しました。

      イムコ「自動炊飯シリンダー」のトロ火状態

      明るい場所では目視が難しいですが、暗くするとこの通り、しっかりとトロ火が確認できました。

      ではさっそく、炊飯といきましょう!

      お米1合を炊いてみた

      アルストにセットしたイムコ「自動炊飯シリンダー」と米を浸水中のメスティン

      炊飯をスタートする前に、洗った1合の米に適量の水を入れ、20分ほど浸水させておきます。

      最初はトロ火でスタート

      トロ火時間計測中

      点火すると、しばらくはトロ火状態が続きます。

      本燃焼時間計測中

      そのままトロ火で燃焼すること1分30秒後、炎が大きくなり、自動的に本燃焼に切り替わりました! アルコールストーブ単体だとすぐに本燃焼しますが、「自動炊飯飯シリンダー」を使うとトロ火を経てゆっくりと本燃焼切り替わるんですね。

      ただし、アルコールストーブ自体がすでに調理で温まっている場合は、本燃焼までが早い可能性があるので注意が必要です。

      再び自動でトロ火に戻る

      再度トロ火状態計測中

      本燃焼から10分後、なんと今度は再びトロ火状態に変化! その後は燃料が尽きて自然に鎮火しましたが、合計燃焼時間は、実測で17分間という結果に。

      ちなみにシリンダー無しでの燃焼時間も計測してみましたが、こちらは8分程度。 ほぼ倍近く燃焼時間が増えたことになりますが、自動で火加減を調整してくれて失敗知らずの炊飯ができるというのは、その時間差すら帳消しできるメリットでしょう。

      自動炊飯が完了!

      メスティンの蓋を開けて炊飯完了

      自動炊飯が完了したら、蓋をしたままメスティンの上下をひっくり返し、10〜15分ほどそのまま蒸らしておきます。

      蒸らしが完了したら、いよいよクッカーの蓋をオープン。おお……ふっくらツヤツヤ! 美味しく炊けている証の“カニの穴”もしっかりとできていて、見た感じは大成功です。

      実食シーン1
      実食シーン2

      炊きたてを実食しましたが、口元の飯粒にすら気付かないほど、とてもおいしく炊けていました。

      イムコ「自動炊飯シリンダー」を使ったアルコールストーブでの炊飯、大成功です!

      1 / 2ページ