記事中撮影画像:筆者
やっぱり「小さい」って正義なんじゃないか…?

近年、世界的に流行中の「EDC=エブリデイキャリー」ツール。超小型LEDライトやマルチナイフツールなど、いつも負担なく携行できて、いざというときに頼れるギアたちです。
そして何と言っても、枕草子の時代から、「小さきもの」には惹かれてしまうのが人という生き物。
「こんなに小さいのにちゃんと機能する」、活字にするとそれだけの事象ながら、我々はその点にこそ、大いなる可能性とロマンを感じてしまうのではないでしょうか……。
想定の半分以下の小さいのキタ…

壮大な言い訳を述べましたが、要は「極小」とか「親指サイズ」というワードにめっぽう弱い筆者。そんなワケで、Amazonで見つけて思わずポチってしまったのがこちら。
UOOPHEE「ピーナッツライター」というモノですが、手元に届いてみたら、想像の半分以下のサイズ。小っさっ……。
レビューを見る限りではちゃんと着火するようなんですが、はたしてその実用性やいかに?
まずはディティールをチェック!
世界最小クラスの小ささ

キャップを閉めた状態でのサイズは、約直径1.3×高さ2cm(実測値)。SOTO「スライドガストーチ」と並べると、カピバラとネズミくらいの差があり、同じ種(ライター)とは思えないほど。
商品ページの「世界最小」というコピーも、あながち誇張ではなさそうな気がします。

ネジ式のキャップを外すと、本体はさらに小さく……。もはやピーナッツ未満のサイズです。
パッキンはしっかり装備

あまりの小ささに「もしやミニチュアフェイク……?」と、一抹の不安に駆られた筆者。
ですが、ネジ式キャップを外してよ〜く、よ〜く見ると、本体ネジ溝の根本にはしっかりシリコン製の黒い「防水Oリング(パッキン)」も装備。
オイルの揮発を防ごうという意志は少なからず感じられ、「フェイクじゃなそう」という確信めいた気持ちが生まれてきました……!
構造はちゃんとライターっぽい

そこで、「おそらく一般的なオイルライターと同じ構造のはず」という想定の下、外側のケースから本体を抜き出すことに。
何せ、「フリントホイル(着火時に回すタイヤのような部分)」ぐらいしかつまめるところがないので苦労しましたが、回しながら引っ張るとなんとか本体が出てきました。

おお! 裏返すと、やはり一般的な構造でした! 中のウィック(白い綿のような芯)にオイルを染み込ませるようです。
ちなみにマイナスネジは、「フリント(発火石)」を固定するパーツ。摩耗してきたら、このネジを外せばフリント交換もできそうです。