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イムコ「自動炊飯シリンダー」で“火加減むずい”を解決!アルストが便利になるぞ~(2ページ目)

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自動炊飯シリンダーの活用アイディアを探ってみる

時間のかかる鍋調理もできた

鍋物調理中

「自動炊飯シリンダー」を使うことにより燃焼時間が長くなるので、燃料30ml程度でもアルコールストーブでお鍋の調理ができました。

本来、火加減が調整できず燃焼時間も短いアルコールストーブはあまり調理向きではないと思っていましたが、「自動炊飯シリンダー」があれば一気に調理の幅が広がります

特殊な形状のアルコールストーブにも使える…?

TOAKSの「チタンアルコールストーブ」
こちらは、お気に入りのTOAKSの「チタンアルコールストーブ」。シンプルでスタッキングがしやすく出番も多いのですが、一般的なアルコールストーブに比べて特殊な形をしています。

先にも触れた通り、イムコのシリンダーは一般的なアルコールストーブには対応しているようですが、特殊な形状のタイプではいかがなものか? ということで追加検証してみました。

TOAKSの「チタンアルコールストーブ」本燃焼中

まず、「自動炊飯シリンダー」無しの本燃焼状態がこちら。周囲のジェット孔から炎が吹き出、勢いよく燃えています。

TOAKSの「チタンアルコールストーブ」トロ火状態

「自動炊飯シリンダー」ありのときが、こちら。 エバニューでのトロ火状態より火柱は長いものの、ジェット孔から吹き出す炎よりはかなりトロ火の状態です。

高さのあるゴトクに変えて炎から距離を離すなど、工夫次第では自動炊飯も可能かもしれませんが、メーカーが保証する使用方法ではないため、試す場合はあくまで自己責任となります

使う前に知っておくと良いこと

外だとかなりデリケート

イムコ「自動炊飯シリンダー」

1つ気になったのは、どうしてもトロ火状態の弱い火力は、風の影響を大きく受けてしまうという点。

屋外での使用時にはウインドスクリーンなどの風防アイテムは必須、かつ風が通りにくい林間サイトなどのロケーションで使うのがベストでしょう。

点火時のライターの種類に注意

普通のライターでイムコ「自動炊飯シリンダー」に点火

じつは今回、チャッカマンで点火する前に100円ライターで着火を試みたところ……

アルストに手をかざす

30秒待っても反応ナシ。周囲が明るいために炎が見えないのかと思い手をかざしてみるも、まったく熱さを感じません。

この後チャッカマンに変えてみたところ難なく着火したのですが、ここで点火時にややコツが要ることが判明しました。

自転車キャンプ中のたかいぃ

それは、シリンダーのメッシュ部分に、ライターの炎を広く“面”で着地させるように点火するという方法。こうすると一発着火できました。

とはいえ100円ライターの場合、このやり方だと炎が手の指の方へと上がってきて火傷する恐れが。シリンダーの個体差にもよりますが、チャッカマンタイプやターボ式ライタなど、自分の手より下方向へ炎を送り込みやすい機種だと、よりスムーズに点火できそうです。

待ってるだけで、美味しいご飯が完成!

イムコ「自動炊飯シリンダー」

「自動炊飯シリンダー」のおかげで、アルコールストーブでほったらかし炊飯が叶い、待っている間にスマホをいじることもできました。

継続的に使用すれば燃料の節約にも繋がり、燃料の統一により装備の軽量化にもなります。バックパックキャンパーや自転車でのキャンプなど、軽キャンプでぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

    イムコ 自動炊飯シリンダー

    サイズ約Φ36 x H40(mm)
    重量22g
    内容量14ml
    材質シリンダー:アルミニウム
    芯材:カーボンフェルト・ステンレスメッシュ
    計量カップ:PP(ポリプロピレン)

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