車のスペース、パンパンになってませんか?
あれを積むとこれが積めない……。テトリスさながらに、車のトランクにギアを積んだり降ろしたりという経験、ありませんか?
オートキャンプではつい荷物が増えて設置・撤収にも時間がかかりがち。もっとスマートにキャンプを楽しむために、手持ちのギアを見直してみましょう。
おすすめの積載スペース節約ギア5種を紹介
安くてもかさばるギアのせいでキャンプの回数が減ってしまうのでは、「コスパ」の意味も本末転倒です。
コンパクト収納が可能な最新ギアを上手に取り入れれば、キャンプのハードルはグっと低くなるはず。そこで、今回は積載スペースを節約でき、かつおしゃれ度の高いギア5種をご紹介します!
新世代クーラーがスペース節約の救世主
車載スペースを大幅に占め、置き場所にも融通が利かないギアの代表格といえば、クーラーボックス。
でも、ソフトクーラーボックスなら収納サイズが可変するから、食材を使い切れば帰りはコンパクトに! 最近はデザイン性の高いタイプが続々登場していますよ。真夏は少し厳しい場合もありますが、他のシーズンは保冷剤や肉を冷凍しておくなどの工夫で十分。
AO Coolers(エーオークーラーズ) 24パック
ソフトタイプのデザインにどうしても抵抗がある人には、ソフトタイプの軽さとハードタイプのカッコ良さを兼ね備えた「セミハード」タイプがオススメ。 ただし、こちらのタイプはスペース節約の視点から見ればソフトには劣るので、ご注意くださいね。
AO Coolers(エーオークーラーズ) ハイブリットクーラー 24パック
世界最軽量クラスの寝袋
必ず人数分必要で、積載容量を消費するギアの1つ、シュラフ。少しでもコンパクトで軽いタイプに変えるだけで、かなり収納スペースの節約に。
そんなシュラフでやっぱりオススメなのが、日本が誇る老舗「羽毛商品」メーカー「NANGA」のシュラフ。
高品質ダウンと縫製技術にこだわったNANGAクオリティに加え、さらに「より小さく、より遠くへ」をコンセプトに開発されたのが、MINIMALIZMシリーズ。
極薄ながら高強度のシェルと、最高級シルバーグースダウンを使用し、かつてないコンパクトさを実現。シルバーグレーをベースカラーに、インナーカラーのブルー・レッドの差し色がオシャレ。
NANGA ミニマリズム180
NANGA ミニマリズム250
上級者が好む、男前なエアー式マット
シュラフと同じく、必須ギアでありながら積載容量を消費するのがマット。
マットを大まかに分類すると、ロール式の銀マット、ジャバラ式のEVAマット、エアー式のインフレータブルマット。この中で、最もコンパクトに収納できるのが、空気を抜くことができるインフレータブルマットです。
空気によってクッション性をもたらすので、空気を抜いてしまえば断トツでコンパクトに。スペースの節約に大きく貢献してくれます。
中でもデザイン性が高く、軽いのに断熱性にも優れているのがクライミットのマット。寝心地は好みが分かれるところなので、他のメーカーも含めて、様々なタイプを試してみてくださいね。
KLYMIT(クライミット) スタティックV
KLYMIT(クライミット) スタティックV リーコン
NEMO テンサーインシュレーテッド レギュラー マミー
LEDランタンはソーラー充電でも十分見栄え◎
積み重ねにくく、意外と積載スペースを無駄遣いしがちなのが、ランタンなどの照明。
「燃料」を統一するなどの工夫で若干の省スペースは可能。でも、一部をもっとコンパクト収納可能なLEDランタンに変えれば、画期的なスペースの削減に。
その分こだわりのガソリンランタンを積載できるスペースの余裕も生まれます。
また、「ソーラーパフ」なら暖色系の色味も揃ってLEDランタンとは思えないオシャレな雰囲気に。
3つ持っていっても雑誌1冊分にもならないスペースと軽さも魅力です。太陽光で充電できるから、予備電池も不要。更に積載量を減らせます。
ソーラーパフ ウォームライト
DOD LEDソーラーポップアップランタン
焚き火台もコンパクト&かっこいいが今の主流
次にご紹介する省スペースギアは、その名も「ファイヤーウォール」。「軽量化タイプなのにカッコいい!」を一気に加速させたこの焚き火台は、カナダ発の個性派ブランド「スポルテスアウトドアツールズ」のプロデュース。
この焚き火台、重さはわずか2kg程度。受け皿部分と3本のU字部分の4つに分解できるから、収納時も驚くほどコンパクト。
縦に薪を組むので、下から上へと向かう炎で効率よく燃えてくれて本当に手間いらず。
スポルテス アウトドアツールズ ファイヤーウォール
この他にも、ピコグリル、笑’s「B-6君」、UCOなど軽量かつカッコいいギアが次々と登場しているので要チェックです。
省スペースとオシャレは両立する!
車載スペース節約ギアの数々、いかがでしたか? 今やキャンプギアの「オシャレさ」はもはやデフォルトになりつつあり、そのうえで軽量化や収納性が求められる時代。つまり、省スペースとオシャレは両立可能ということ!
自分が愛着を持てるオシャレギアで省スペースを実現できれば、もう怖いものはありません。後は空間にも心にもゆとりを持ってキャンプを楽しむのみ!
「道具選びは」この記事を参考に、「考え方」はこちらの記事を参考にしてみてください
みっちり詰め込むだけが積載ではなく、引き算を考えてみるとさらに効率は上がるかもしれませんよ。
Space saving coexists with stylishness!
省スペースとオシャレは両立する!