編集部がアイテムを厳選!!CAMP HACK STORE
ファミリーキャンプのタイムスケジュール例

みんなどうしてる? 1泊2日ファミリーキャンプのタイムスケジュール【我が家の場合】

1泊2日のファミリーキャンプは意外とやることが多くて大変。子供たちの相手をしながらテントの設営、料理、焚き火、撤収など並行して行っていくので、正直ソロキャンプより難易度高いのでは?と思うほど。

失敗しないためには「タイムスケジュールをある程度考えておくこと」がとても大事です。今回は初心者キャンパーのために一例として、我が家のタイムスケジュールを公開したいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

1泊2日のファミリーキャンプ、めちゃくちゃ忙しくない?

出典:PIXTA

家族でキャンプをしている皆さん……1泊2日のファミリーキャンプって休む暇ないってほどにめちゃくちゃ忙しくないですか?

テントやタープの設営は子供の相手をしながらなので少人数かつ短時間でやらなければいけないし、料理はスムーズに行くほうが珍しく、お風呂や焚き火の時間もかなりタイト。

お風呂の入浴時間や施設の就寝時間、そしてチェックアウトの時間などいろんな「制限時間」にとにかく追われて心が休まらない!

大変過ぎて、ふと思うのが「こんなに忙しいのって我が家だけ?」「みんなの家ってどうしてるの?」こんな疑問が沸々と湧き上がってきます。

参考にしてみて。我が家のタイムスケジュール

そんな中、今回は一例として、我が家のタイムスケジュールを公開したいと思います。

 

我が家の家族構成

・キャンプ歴4年

・30代夫婦
・小学生2人(低学年と中学年)

 

キャンプ設定

・2時間圏内で行けるキャンプ場での、オートキャンプ

・1泊2日(13時チェックイン、翌11時チェックアウト)
・アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなし

「前々日、前日の準備」が何より大切

持ち物リストの活用

1泊2日のキャンプを成功させる秘訣は、何といっても前日の準備にかかってきます。当日は早起きする場合が多く、当日にバタバタ準備すると、焦って忘れ物も多くなります。極力前日に準備を終わらせておきましょう。

インターネット上にも、ファミリーキャンプ用の持ち物リスト等も数多く掲載されていますので、活用してみるのも良いですね。

食事の下準備

キャンプギアや衣類等の準備はもちろんのこと、食事の下準備をしておくとキャンプ場での調理が本当に楽です。

子供が小さいうちは、「お腹すいたー!ごはんまだー!」にいかに迅速に対応できるかが重要です。

特に1泊2日の場合は、時間が貴重なので自宅で肉や野菜をカットしておく・茹でておくなど、下準備は済ませるようにしています。

 

ここがポイント!

保冷剤は、1日では完全に凍らないものもあるので、前々日までには冷凍庫に入れておくのがおすすめです。

▼こちらの記事も参考に

1日目|起床〜買い出し

【6:30】起床(朝食・準備)

大人は6時30分前後に起床します。それぞれ自身の身支度を済ませた後は、私は子供を起こし、子供の身支度や朝食を担当。夫はその間に荷物を車に積み込みます。

【8:00】出発

出典:PIXTA

出発の時間が遅くなればなるほど渋滞に巻き込まれる可能性が出てきますので、早めの出発です。

早く出発しておけば休憩時間も多く取れますし、早く着いてしまった場合も、周辺観光やお昼ご飯を済ませるなど時間は十分潰せます。

▼こちらの記事も参考に

【11:00】買い出し・昼食

出典:PIXTA

前日までの仕込み以外に買い足す物がある場合は、キャンプ場周辺のスーパーで買い出しをします。また、1泊2日の場合は、キャンプ場に入る前に事前にお昼を済ませておくとスムーズ。

 

ここがポイント!

当日車内で慌てないよう、事前にキャンプ場周辺のスーパーやコンビニ、道の駅などの施設は調べておきましょう。寄りたい場所は地図アプリに登録しておくと◎。

1日目|キャンプ場に到着してからのスケジュール

【13:00】チェックイン・設営

キャンプ場に着いたらチェックインを済ませませ、早速テント設営に入ります。さぁ、ここからがパパママの勝負どころ!

チェアに座ってゆっくり景色を堪能なんて時間はまだまだ訪れません。

我が家は小学校中学年の息子に、ペグ打ちやポールの組み立てなど難しくない設営部分は手伝ってもらっています。子供の年齢にもよりますが、テントが建つ過程を一緒に体験してもらうと子供自身の成功体験につながる気がします。

もし、テント設営がパパ1人で可能な場合は、この時間にママと子供達は周辺散策の時間を入れても良いかもしれませんね。

 

ここがポイント!

パパママ2人とも設営に手が必要で、どうしても子供の相手をするのが難しい時間も出てくると思います。子供が退屈しないように、遊び道具は手厚く準備しましょう。ちなみに我が家はswitchなどのゲームもアリにしてます。

【14:30】キャンプ場の周辺で子供と遊ぶ

1時間ほどで大体の設営が終わって、子供との時間が取れるのが14時30分前後。子供と遊具で遊んだり、キャンプ場内を散策したりします。

ファミリーキャンパーにとって、この時間に子供をどれだけ満足させられるかが、キャンプ成功の鍵になります。とはいえ、親はまだまだ作業が残っているので、余力を残しながら遊びに付き合いましょう。

 

ここがポイント!

予約するキャンプ場は、場内や周辺に「子供が楽しめる遊具」や「安全に遊べる川や草原広場などの自然」があるキャンプ場を選ぶと◎。

▼こちらの記事も参考に

【冬16:00〜・夏17:00〜】夕食準備

日没時間にもよりますが、冬場は16時頃から、夏場は17時頃から夕食準備を始めます。これは少し遅めかもしれませんが、我が家はあらかじめ下準備をしてきているのでこの時間。調理はサッと1時間ほどでできる計算です。

煮込み料理などは、煮込んでいる間別の作業ができますが、火の元には注意しましょう。

 

ここがポイント!

暗くなると準備もしづらくなるので、明るいうちから夕食準備を始めましょう。例えば、谷に位置するような日が暮れる時間帯が早いキャンプ場ではもっと早い時間からの調理スタートとなります。

▼こちらの記事も参考に

【18:00】夕食

待ちに待った夕食です。季節に合ったものを楽しくいただきます。

春先だと日中は暖かくなりますが、夜間はまだまだ寒くなることも多いので、おでんなどの鍋物なんかもおすすめ。

季節性と、子供の好み、そして前日に仕込みやすい簡単なメニューを優先して決めています。

 

ここがポイント!

洗い物を翌朝にする場合は、夕食後にアルカリ電解水やキッチンクリーナーなどの洗浄スプレーとキッチンペーパーで軽く汚れを落としておきましょう。

水の激落ちくん 400ml

●サイズ(幅×奥行×高さ) 8.5×6×21.5cm ●原産国:日本 ●内容量:400ml ●水を独自の方法で電気分解したアルカリ電化水100%の無色無臭のクリーナー ●界面活性剤を使用していないので、手肌にやさしく、排水も汚しません

【19:00】焚き火

ご飯を食べ終わると完全に日が暮れて、真っ暗な夜に。我が家は子供も焚き火が大好きなので、一緒に焚き火を楽しみます。

日中に焚き火用の小枝拾いをするなど、子供と一緒に準備をしておくとより楽しい思い出になるかもしれませんね。

翌朝もまた焚き火をやりたい気持ちも正直ありますが、撤収が大変になってしまうので夜だけで我慢します。

 

ここがポイント!

火の粉が衣服に付くと、穴が開いてしまいます。子供の服は化繊ではなく、燃えにくいコットン(綿)100%か混紡の衣服にしておくと安心です。また、難燃素材のブランケットを用意しておくと心強いですよ。

ogawa  【2022年新商品】ogawa ファイアプルーフブランケット Sサイズ (難燃素材)

●サイズ:70x100cm ●素材:ポリエステル100% ・ひざ掛けやお子様の肩掛けにちょうど良いSサイズ ・メッシュの収納袋付き

【20:00】お風呂

我が家でのお風呂時間は、キャンプ場の設備や、または季節によって一番変動する部分です。夏場は時間帯はあまり気にしませんが、冬場はあまり早く入ってしまうと、寝る前に湯冷めしてしまうことも。

賛否両論あるかもしれませんが、あまり汗のかかない冬場などは、夜は思い切ってお風呂に入ることを諦め、帰りがけに近場の温泉によって帰ることも。

▼こちらの記事も参考に

【21:00】子供就寝

すぐに寝てくれれば計算どおりですが、日中動き回って疲れているはずなのに、気分が高揚してか、なかなか寝付かないことも……。

いつもの枕や毛布など、家庭によってお子さんの寝やすい環境をできる限り作っておきましょう。

▼こちらの記事も参考に

【21:30〜22:30】大人のリラックスタイム

待ちに待った大人の時間。唯一ゆっくりできる時間といっても過言ではありません。

会話するのも良し、各々の時間を楽しむのも良し。お酒を楽しんだり、再び焚き火を楽しんだり(お酒を飲む場合は、翌日に響かない程度にしておきましょうね!)。

また、このとき翌日の撤収が少しでも楽になるように、無理のない範囲で軽く身の回りを片付けておくのがおすすめです。

 

ここがポイント!

開放された気分になる大人だけの時間ですが、ハメを外しすぎないよう注意。キャンプ場によって消灯時間がきっちり決まっているところもあるので、ルールを守りながら楽しく過ごしましょう。周りのサイトに迷惑がかからない程度のボリュームで。

▼こちらの記事も参考に

【22:30〜】大人就寝

出典:PIXTA

いい感じにクタクタ具合がピークになるのが大体この時間。翌日また、スムーズかつ楽しく過ごせるように、イメージトレーニングしながらいつの間にか爆睡です。

1日お疲れ様でした。子供たちがトイレに起きないことを祈ります……。

2日目|起床〜撤収まで

【6:30】起床

キャンプ場の朝の雰囲気ってなんかいいですよね。鳥の声や、どこかから聞こえる朝ごはんの準備の音など。「朝が一番好き」という方も多いのでは? 筆者もその一人。

話が逸れましたが、早起きすればするほど撤収も楽になりますし、子供が起きてくる前にゆっくりコーヒータイムなんかも楽しめます。遅くとも大人は7時までには起床したいところです。

 

ここがポイント!

朝になったら必要のないランタンなど、片付けても支障のないものはどんどん片付けましょう。

 

ここもポイント
我が家は朝起きたらすぐに寝袋を外に干しています。というのも乾燥させる時間は撤収までの限られた時間なので、早めに干して少しでも乾燥させたいからです。

【7:30】朝食

我が家のキャンプの朝ごはんの定番は、手軽にコンロで作れるホットサンド。ハムチーズが定番ですが、サラダチキンとバジルソースを使ったホットサンドもとても美味しいです。

市販のカップスープなども用意しておくと、簡単に朝食がグレードアップした気分になりますね。

▼こちらの記事も参考に

【8:30〜10:30】撤収

出典:PIXTA

いよいよ本腰入れての撤収開始です。我が家は持っていくギアが多いので、大体チェックアウトの2時間半前くらいから始めます。

朝露で濡れているのものなど、乾かす時間もとりたいですね。焦って余裕がなくなってくると、喧嘩勃発なんてこともありえますので、余裕を持った時間設定をお勧めします。

最後は、地面と同化して見落としがちなペグやハンマーなど、落とし物がないかチェックします。

 

ここがポイント!
撤収に入る前から「ながら片付け」をしておくと、撤収時に余裕が生まれます。調理をしながら、コーヒーを淹れながら、ちゃっかり不要なものは片付けていく。後回しにしないよう、その都度片付けるのが理想ですね。

【11:00】チェックアウト

偉そうにタイムスケジュールを公開していますが、我が家はほぼ毎回チェックアウトは時間ギリギリです。

もう少し早めに撤収が終われば……とも思いますが、時間いっぱいキャンプを楽しめたと前向きに考えましょう。キャンプでの出来事や反省点を話しながら、また寄り道しながら安全運転で帰宅です。

「アーリーチェックイン」や「レイトチェックアウト」の活用も

ゆっくりキャンプを楽しむには、やはり2泊3日がおすすめです。……が、なかなか3日間休める機会も少ないですよね。

そんなときは、宿泊日前後の予約状況によりますが、通常時間より数時間早くチェックインできる「アーリーチェックイン」や、遅くチェックアウトできる「レイトチェックアウト」を活用して、1泊2日でも長い時間キャンプ場に居られるようにすると、ゆっくりキャンプを楽しめると思います。

おすすめは2泊3日!

いかがでしたでしょうか? 我が家なりに1泊2日キャンプのスケジュールが効率良くなるよう、日々模索し続けています。

ただ、回数を重ねるごとに思うことがあります。それは、キャンプを充分満喫するならやっぱり2泊3日がいい!ということです。なか1日、大人も子供も自然をゆっくり満喫できる時間を取れるのが2泊3日の嬉しいところですよね。

なかなか3日間の休みを確保するのは大変ですが、長期休みや3連休などを利用して、2泊3日のキャンプを体験すると「ファミリーキャンプ=忙しい」というイメージが変わるはず。

それではみなさん、最後まで読んで頂きありがとうございました!

 ✔こちらの記事もおすすめ!