キャンプ用の料理道具、何が必要?
無駄なく必要な道具を揃えるための「2STEP」
ポイントは、まず本当に必要な料理道具から買っていき、実際キャンプをしていく上で自分なりのこだわりや趣味にマッチした料理道具を買い足すこと!
無駄なく必要な調理道具選びをするために、「まず最初に用意するべきベーシックなアイテム」と「目的に応じて買い足すアイテム」に分けておすすめ商品をご紹介します。
これは必要!最初に買っておきたい料理道具
アウトドア調理に必要な基本の道具は、主にこの5つ。それぞれ選び方のポイントとともに、おすすめをご紹介します!
ナイフ・包丁
ナイフや包丁はアウトドアで料理する上でもっとも重要な道具。料理以外の作業と兼用するのであればナイフを、料理だけできれば良いという場合は包丁をおすすめします。
アウトドアブランドの包丁の中には、野外の調理もスムーズにできるよう刃がギザギザに加工されたタイプも。そのほか折りたためるか・シース(鞘)はついているか・握りやすいかなどのポイントにも着目して選びましょう。
▼おすすめのナイフ・包丁はこちら
▼ギザ刃牛刀について、詳しくはこちら!
▼その他おすすめのナイフ・包丁はこちら!
まな板
まな板はプラスチック製と木製の製品が一般的。プラスチック製は軽くて携帯しやすく手入れが簡単で、木製は美しいデザインが多く包丁の刃にも優しいのがメリットです。
▼おすすめのまな板はこちら
スノーピーク マナイタセット L
●収納時サイズ:36×11.8×3.4cm
●重量:850g
●素材:天然木、ステンレス、ゴム、ハイカーボンバナジウムステンレス、黒強化積層合板
▼マナイタセットについて、詳しくはこちら!
MSR アルパインDXカッティングボード
●収納時サイズ:13.3×19×0.9cm
●重量:177g
●素材:PP
▼その他おすすめのまな板はこちら!
クッカー
クッカーは加熱調理に必要な道具。家庭用の鍋やフライパンでも代用できますがクッカーの方がはるかに軽く、スタッキングできるタイプであれば嵩張らず持ち運びも快適です。
クッカーの種類はアルミ製・ステンレス製・チタン製の3つが一般的で、アルミ製は軽量かつ低価格が魅力! ステンレス製は保温性が高いため冷めにくく、チタン製はアルミ製以上に軽く半永久的に使えるほどの耐久性があります。
▼おすすめのクッカーはこちら
▼メスティンについて、詳しくはこちら!
ユニフレーム 山クッカー角型3
●収納時サイズ:約14×14.7×8.8cm
●容量:【鍋13】約1L、【鍋11】約0.6L
●重量:約449g
●素材:アルミニウム、ステンレス、フェノール樹脂
▼山クッカー角型について、詳しくはこちら!
ベルモント チタンスタッキングクッカー650FC(ケース付)
●収納時サイズ:ー
●容量:650ml(クッカー本体)
●重量:約156g
●素材:チタニウム、ステンレス、ナイロン(ケース)
▼チタンクッカー角型について、詳しくはこちら!
▼その他おすすめのクッカーはこちら!
カトラリー(箸・スプーン・フォーク)
料理を食べる際に必要なカトラリーは、軽さが魅力の樹脂製に錆びにくいステンレス製、価格と耐久性のバランスが良いチタン製といった素材ごとの違いに着目です。
また、どんなメニューにも対応できるよう箸・スプーン・フォークの3つを揃えておくと安心ですが、一本で3役をこなす便利アイテムもありますよ!
▼おすすめのカトラリーはこちら
ライトマイファイヤー スポークBIO 2パック
●収納時サイズ:ー
●重量:11g(1本あたり)
●素材:ポリエステル
ユニフレーム fanカトラリーsolo
●収納時サイズ:ー
●重量:約94g
●素材:ステンレス、天然木、鉄木
▼その他おすすめのカトラリーはこちら!
ガスバーナーor焚き火台
クッカーとあわせて持っておきたいのが、ガスバーナーや焚き火台などの熱源。ガスバーナーは場所を選ばず使えて火力調整も簡単です。
一方焚き火台は手間こそかかるもののアウトドアらしい雰囲気で料理が楽しめ、焚き火と兼用できることも魅力ですね。各メリットのどちらに重点を置くかを基準に選ぶと良いでしょう。
▼おすすめのガスバーナー・焚き火台はこちら
イワタニ カセットガス ジュニアコンパクトバーナー
●収納時サイズ:8.2×6.8×10.9cm
●最大出力:2,300kcal/h
●重量:274g
●素材:アルミニウム、ステンレス
SOTO(ソト) レギュレーターストーブ ST-310
●収納時サイズ:14×7×11cm
●出力:2,500kcal/h
●重量:330g
●素材:ステンレス、樹脂
スノーピーク 焚火台SR
●収納時サイズ:45.5×26.5×6cm
●重量:4.3kg
●素材:ステンレス
ユニフレーム ファイアグリル
●収納時サイズ:約37.5×37.5×7cm
●重量:約2.7kg
●素材:ステンレス、鉄
▼その他おすすめのガスバーナー・焚き火台はこちら!
料理の幅が広がる!あると便利な料理道具
続いてピックアップするのは、持っていると料理がさらに楽しくなる道具。ベーシックな道具が一通り揃ったら、チャレンジしたいメニューに合わせて取り揃えるのがおすすめです!
ダッチオーブン
アウトドアらしい雰囲気のダッチオーブン。重いものが多いためオートキャンプ向けのアイテムではありますが、積載に余裕があれば料理のレベルをワンランクアップさせるアイテムとして活躍してくれます。
煮込み料理だけでなく燻製もできたりと、メニューの幅も広がりますよ。鋳鉄(ちゅうてつ)製が主流ですが、最近は扱いやすく家でも使えるステンレス製も人気です。
▼おすすめのダッチオーブンはこちら
ロゴス SLダッチオーブン10inch・ディープ(バッグ付き)
●重量:約5.5kg
●素材:鋳鉄、ポリエステル(ケース)
▼その他おすすめのダッチオーブンはこちら!
スキレット
スキレットは鋳鉄で作られたフライパン。家庭用のフライパンより蓄熱性が高く、厚みのある肉や魚もふっくら本格的な味に仕上げることができます。
当然家庭用のフライパンに比べると重いですが、熱に強いのがスキレットの良いところ。焚き火台との相性が良く、ワイルドな料理を楽しみたい人にうってつけのアイテムです!
▼おすすめのスキレットはこちら
▼その他おすすめのスキレットはこちら!
ホットサンドメーカー
ホットサンドメーカーも、手軽にアウトドアメニューを楽しめる便利なアイテム。食パンに好きな食材を挟んで焼くだけで絶品ホットサンドが完成するほか、最近ではパン以外のメニューに活用する人も増えていますね。
選ぶ際はシングルかダブルかといった仕切りの有無のほか、食パンの耳を圧着できるタイプかなど細かい工夫にも注目してみましょう。
メーカーによっては焼き面がつけられるアイテムも。お気に入りのブランドのロゴつきなら、食事がいっそう楽しくなりますよ!
▼おすすめのホットサンドメーカーはこちら
燕三条キッチン研究所 ホットサンドソロ
●重量:約405g
●素材:アルミニウム合金、フェノール樹脂、ステンレス
▼その他おすすめのホットサンドメーカーはこちら!
ケトル
カップ麺やスープを作るとき、そしてコーヒーを淹れるときなどお湯が必要なあらゆる場面で便利なアイテムがケトルです。選び方の重要なポイントは、容量と素材。ソロキャンプ用であれば容量500ml〜1L、ファミリーキャンプ用は1〜2Lほどを目安に選ぶと良いでしょう。
素材はクッカーと同じくアルミ・チタン・ステンレスの3つが主流で、軽くてリーズナブルという視点で選ぶならアルミ製。焚き火などの高火力にも耐えられる強度を優先するならチタン製、耐蝕性と保温性を重視するならステンレス製といった選び方をすると良いでしょう。
▼おすすめのケトルはこちら
▼その他おすすめのケトルはこちら!
シェラカップ
コップとしてはもちろん、時には火にかけて小さなフライパンとしても使えたりとさまざまなシーンで役立つシェラカップ。サイズ違いでもスタッキングできるので持ち運びも快適、何より紙皿や紙コップは風で飛びやすいアウトドアでは、やはりある程度の重さがあるシェラカップが断然おすすめです。
シェラカップの素材はチタンとステンレスが一般的。チタンは軽く焦げにくいこと、ステンレスは保温性と熱伝導率が高く素早く料理ができることがそれぞれメリットなので、こちらも重視したいポイントで選びましょう。
▼おすすめのシェラカップはこちら
ユニフレーム UFシェラカップ420 チタン
●容量:約420mL
●重量:約65g
●素材:チタニウム、ステンレス
ベルモント チタンシェラカップREST深型480(メモリ付)
●容量:480ml
●重量:約69g
●素材:チタニウム
▼シェラカップに関する記事はこちら!
ガストーチ
キャンプはもちろん、バーベキューでも重宝するのがガストーチ。火おこしが簡単かつスピーディーにできるのはもちろん、炙り料理にも使えたり何かと出番が多いアイテムです。
ガストーチは携帯性と火力どちらを重視するかを考えたうえで、火力調整ができるか? 扱いやすい設計か? ということにも着目すると良いでしょう。
▼おすすめのガストーチはこちら
ユニフレーム スティックターボⅡ
●最大炎温度:ー
●重量:約140g
●素材:ステンレス・亜鉛ダイキャスト・樹脂
イワタニ カセットガス アウトドアトーチバーナー
●最大炎温度:約1,400℃
●重量:約175g
●素材:ステンレス、ABS樹脂
▼イワタニのガストーチについて、詳しくはこちら!
スパイスボックス
料理にこだわるほど増えるのが調味料ですが、それをスマートに収納できるのがスパイスボックス。収納面で快適性なだけでなく、必要な調味料が一ヶ所にまとまっていることで料理も捗りますよ。
着目点としては素材で、ポリエステルなどで作られたソフトタイプと天然木で作られたハードタイプが主流。いずれも容量や密閉性などをチェックして選びましょう!
▼おすすめのスパイスボックスはこちら
ザ・ノースフェイス フィルデンススパイスストッカー
●収納時サイズ:ー
●重量:約590g
●素材:ポリエステル
フィールドア 木製スパイスボックス Mサイズ
●収納時サイズ:27×20×37cm
●重量:約2.9kg
●素材:パイン集成材、スチールなど
▼その他おすすめのスパイスボックスはこちら!
燻製器(スモーカー)
ちょっとレベルを上げたいとなったら、チャレンジしたいのが燻製料理。燻製器(スモーカー)があればキャンプ場でも自宅でも手軽に燻製を楽しめます。
選ぶ上でのチェックポイントは携行性と掃除のしやすさ。卓上タイプであればアウトドアにも持ち出しやすく、コンパクトなタイプほど洗うのも手間がかかりません。
段ボール製なら折りたためて持ち運びも楽々、コンパクトな卓上タイプも場所を取らないので片付けも簡単です。
▼おすすめの燻製器はこちら
キャメロンズ ミニスモーカー
●収納時サイズ:17.5×30×7cm
●重量:約1.26g
●素材:ステンレス
SOTO(ソト) お手軽香房
●収納時サイズ:23×4×44cm
●重量:2kg
●素材:鉄、ステンレス、天然木
▼その他おすすめの燻製器はこちら!
これ一つでOK!スッキリ収納できるクッカーセットも便利
料理にこだわるほど道具が増えて、やがて困るのが収納の問題。形状によってはなかなかスッキリ収納できないこともありますが、そんなお悩みを解消してくれるのがクッカーセット! 大きな鍋にお皿やカトラリーがオールインワンで収納できるものなら、道具が多くなりがちなファミリーキャンパーも快適です。
▼おすすめのクッカーセットはこちら
スタンレー ベースキャンプクックセット
●容量:3.5L
●重量:約2.13kg
●素材:ステンレス、ポリプロピレン、シリコン ほか
キャンパーズコレクション アウトドアクッカーセット
●容量:ー
●重量:約500g
●素材:アルミニウム
▼クッカーセットに関する記事はこちら
まずは定番の道具から揃えよう!
今回ピックアップした料理道具は、多くのキャンパーに愛用されている人気アイテムが中心。そして人気のアイテムには、多くの人に選ばれる理由があるものです。
口コミなどを参考のしつつ、納得のいく調理グッズで快適なアウトドア料理を楽しみましょう!