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車中泊の先輩に教えてもらった!マナー向上アイテム&テクニック3選【後編】

近年、注目を集める車中泊キャンプ。バンライフという言葉も広まり、車中泊を目的にアウトドアを楽しむ人も増えてきています。

しかし、注意しなくてはいけないのがマナー。今回は、先輩キャンパーに車中泊キャンプのマナー向上に役立つテクニックやアイテムをヒアリング! 最後まで必見です。

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目次

アイキャッチ出典:Instagram by@like_Saturday

車中泊のマナー、守れてる?

車中泊マナー

出典:PIXTA

テントを購入したり設営する手間もなく、車さえあれば寝場所を確保できる車中泊キャンプ。初心者でもハードルが低く、より手軽に始められるキャンプとして最近人気が急上昇中です。

けれどその一方で、近年そのマナーが問題視され、車中泊を禁止にするキャンプ場などもちらほら。

車中泊マナー

撮影:筆者

そこで今回は、読者アンケートと先輩キャンパーへの取材を実施! 後編の本記事では、実際に車中泊キャンプを楽しんでいるベテラン3人に、気を付けていることや、その解決策について聞き取り調査しました!

▼前編はこちら

先輩キャンパーNo.1:YURIEさんの場合

車中泊マナー

出典:Instagram by@yuriexx67
YURIE

CAMP HACKの連載「YURIEの“ゆるっと”バンライフ」でもお馴染みの、バンライフ女子の先駆け的人気インスタグラマー。キャンプや車中泊をしながら、愛車のセルフカスタムバン「サンシー号」で気の向くままに旅する様子を発信中。

▶︎Instagram:Yuriexx67

Q1.車中泊キャンプで気をつけていることは?

車中泊マナー

出典:Instagram by@yuriexx67

愛車「サンシー号」で日本各地を車中泊キャンプして巡るYURIEさん。普段、マナー面ではどんなことに気を付けているのでしょうか?

やっぱり、アイドリングストップは大前提。それ以外では、道の駅やPAなどは長時間滞在しないようにして、仮眠させてもらったらお店のものを進んで買うなど心がけています

車中泊マナー

出典:Instagram by@yuriexx67

さらに、旅先の天候や気温などしっかりチェックして、なるべく衣類や寝具などで暑さ&寒さ対策することで、少しでも暖房や冷房の使用を減らせるように準備します

アイドリングストップを守るためには、やはりエンジンを使わない暑さ&寒さ対策が必須。天候や気温を事前にリサーチしておくのは、普通のキャンプと同じですよね。

Q2.マナー向上に役立つアイテムは?

車中泊マナー

提供:YURIE
車中泊キャンプの回数が増えるにつれ、スマホや冷蔵庫など、電化製品を使いたいシーンも増えますよね。そんなとき、YURIEさんはどんなアイテムでアイドリングストップを守っているのでしょうか?

EcoFlowのポータブルバッテリー「RIVER PRO」を愛用しています。携帯やPCの充電はもちろん、大容量なので、エンジンを停止した状態でもあらゆる家電製品が使えてホントに便利です

EcoFlow「RIVER PRO」は720Whと大容量なだけでなく、わずか1.6時間でフル充電が完了。キャンプ当日の朝充電しても間に合うのが魅力です。

EcoFlow ポータブル電源 RIVER Pro 720Wh

電池セルの構成リチウム
寸法28.8L x 18.5W x 25.3Th cm
重量9.68 kg

▼「RIVER PRO」について詳しくはこちらもチェック!

Q3.車中泊におすすめの便利アイテムは?

車中泊マナー
車中泊マナー

出典:Instagram by@moderate_yokkaichi
車中泊旅が続くと、地味に手間もお金もかかるのが“洗濯”。スクラバ「ウォッシュバッグ」があれば、水着など少量だけ洗いたいときに、わざわざコインランドリーを探さず手軽に洗濯できて重宝しています

YURIEさんのおすすめアイテムはスクラバ「ウォッシュバッグ」。内部のツブツブで手洗いの約2倍洗浄力がアップ。表側にはクリア窓付きで、洗濯物の量に合わせて水量が確認でき、バルブから空気を抜きつつ、手軽に洗濯ができる便利なアイテムです。

スクラバ ウォッシュバッグ

サイズ‎54.1 x 0.51 x 32 cm
重量136.08 g
素材ナイロン

先輩キャンパーNo.2.:鈴木 大地さんの場合

車中泊マナー

出典:Instagram by@daichi_suzuki.jp
鈴木 大地さん

元大工として、店舗や住居のリノベーションを多数手掛ける。趣味と実益を兼ねて製作したカスタムバンがきっかけで、現在は世界で一つのバンライフ車両を制作するバンライフビルダーとして活躍中。最近は本物のスクールバスをカスタムした車両が注目を集める。

▶︎Instagram:Daichi_Suzuki

Q1.車中泊キャンプで気をつけていることは?

車中泊マナー

出典:Instagram by@daichi_suzuki.jp

とてもスクールバスとは思えないハイクオリティな車内。ここで過ごしていると車中泊ということを忘れてしまいそうです。

アイドリングストップはもちろんのこと、僕のスクールバスの場合、大型車両なので、PAなどでは必ず大型車用の駐車スペースがある場所を探します

さすがの先輩車中泊キャンパー。アイドリングストップは厳守。かつ、大型車両ならではで、注意するポイントが異なってくるんですね。でも、これは大型車両ベースのキャンピングカーでも同じことが言えますね。

車中泊マナー

撮影:筆者

始動時のセルモーター音もかなりうるさいため、現地への到着時間や出発時間にも配慮していますね。場所によっては車内の照明を消して、周囲の迷惑にならないよう気をつけています

確かに、普通車や軽自動車に比べてモーター音もビッグ。夜中や早朝に周囲の迷惑とならないよう現地への到着&出発時間への配慮、ぜひ見習いたいものです。場所や時間帯によっては明かり漏れにも配慮が必要ですね。

Q2.マナー向上に役立つアイテムは?

車中泊マナー

撮影:筆者

そんな鈴木さん、車中泊キャンプのマナーを守るために、どんなアイテムを駆使しているのでしょうか?

場所によっては、出入りの際の車のドアの開閉音も迷惑になるので、夜中にトイレに出なくてもいいように、使い捨てタイプの携帯トイレを愛用しています

ドアの開閉音に気を付ける、の一歩先ゆくレベルでした! もはや夜中のトイレに出なくて済む工夫、お見事です。防犯面で夜中のトイレが不安という女子ソロキャンパーにも、携帯トイレ人気が高まっていますよね。

エピオス 携帯用トイレ

サイズ処理袋10×17cm・持ち帰り袋18×38cm
重量約50g
素材ポリエチレン・高分子吸収樹脂
容量500cc

車中泊マナー

出典:Instagram by@daichi_suzuki.jp

車にはEcoFlowのバッテリーシステム「パワーシステム」を搭載しているので、真夏の炎天下でもエンジンを停車したまま、エアコンを稼働させて涼しく過ごせています

さらにアイドリングストップを守るために、鈴木さんはエンジンに頼らないバッテリーシステムを搭載。家庭用エアコンが使える車中泊キャンプ、羨ましい限りですね。

Q3.車中泊におすすめの便利アイテムは?

車中泊マナー

撮影:筆者

暑い時期、特にあると便利なのが冷蔵庫。車中泊やキャンプでも、やっぱりキンキンに冷えたビールは旨い。キッチンにビルトインしたアイリスの家庭用冷蔵庫のほか、EENOUR「ポータブル冷蔵庫 42L」を併用しています

お酒が大好きという鈴木さんがおすすめしてくれた便利アイテムは、車載冷蔵庫。ポータブル電源などアイドリング不要な電源さえ確保できれば、キャンプと違って積み下ろしの手間もなく、1台あると最高ですね。

アイリスオーヤマ 冷蔵庫 45L

容量45L
サイズ幅約47.2x奥行約45x高さ約49.2
重量‎14.7 kg

先輩キャンパーNo.3:ライクサタデーさんの場合

車中泊マナー

出典:Instagram by@like_Saturday
Like Saturday(ライクサタデー)学&まみさん

夢を叶えるため、公務員という安定した職を捨てて車中泊日本一周の旅に出た夫婦。ゴードンミラーオリジナルの車中泊仕様ハイエースで旅する日々をYoutubeにて配信中。チャンネル登録者数8.3万人の人気番組。

▶︎Instagram:Like Saturday
▶︎ Youtube:Like Satueday

Q1.車中泊キャンプで気をつけていることは?

車中泊マナー

出典:Instagram by@like_Saturday
もはや、日々の生活が車中泊キャンプというお二人。どんなことに気を付けて旅を続けているのでしょうか?

車中泊では、アイドリングしないこと、道の駅やPAで仮眠するときは長時間滞在は避けることなどを守り、大声や大音量の音楽を避けるなど音にも配慮しています

アイドリングストップ・道の駅やPAでの長時間滞在を避ける・音への配慮など、TPOに合わせてしっかりマナーを守っているのは、さすがですね。

Q2.マナー向上に役立つアイテムは?

車中泊マナー

提供:Like Saturday
そんな2人が車中泊キャンプのマナー向上のために使っているアイテムとは、果たして……?

遅い時間にPCでYoutube動画を編集することもあるので、周囲の迷惑にならないよう、車内の明かり漏れを遮断してくれるUIvehicle「遮光パッド」が必須アイテムです。さらに、冬の冷気もかなり遮断してくれて結露防止にも役立っています

ハイエース用のカスタムアイテムなどを手掛けるUIvehicle「遮光パッド」は、吸盤式で簡単に設置できて、窓からの光をしっかり遮断。断熱にも優れる便利アイテムです。

 

車中泊マナー

提供:Like Saturday

また、アイドリングしないで済むように、夏はスノーピーク「フィールドファン」を、ニトリ「N ウォーム 電気敷き毛布」などをEcoFlowのポータブル電源「RIVER PRO」で稼働させて快適に過ごせる工夫をしています

スノーピーク×マキタの「フィールドファン」はバッテリー式かつ風力も抜群。ニトリ「Nウォーム 電気敷き毛布」はニトリオリジナルの吸湿発熱素材「Nウォーム」を採用してさらに電気で発熱。

こういった暑さ&寒さ対策に必須の家電製品+ポータブル電源があれば、アイドリングせずに快適な車中泊を楽しめますね。

スノーピーク フィールドファン

連続使用時間約9時間40分(目安・弱)
サイズ‎29.6 x 28.4 x 19.4 cm
重量1.8 kg

Q3.車中泊におすすめの便利アイテムは?

 

撮影:筆者

ほぼ毎日車中泊している学&まみさんが、声を揃えておすすめしてくれた便利アイテムがこちら。

後部両サイドとリアドアに装着しているUIvehicleのハイエース専用網戸がとても便利。ドアのゴムパッキンにはめ込むタイプだから隙間がなく、巻き上げ式で開けたときの見た目もスマート。夏の虫&暑さ対策の必需品です

筆者も夏の車中泊用に、Amazonなどで売られている複数車種に汎用性のあるリアゲート用メッシュカーテンを購入したのですが、ハイエース専用かつゴムパッキンにはめ込むタイプのこちらが性能も見た目も圧倒的にスマートでした。

車中泊マナー

ジッパー開閉式なので、ドアの開閉音を気にせず出入り可能なところも気に入っています。後部ウィンドウにある小窓にもUIvehicleの網戸を取り付ければ、より手軽に換気ができておすすめです

ハイエース最後部のウィンドウははめ殺しで開閉できない代わりに、小窓が付いていますよね。こちらにも専用網戸を取り付ければ、さらに便利。

車中泊マナー

提供:Like Saturday

また、特に夏は、車載冷蔵庫があると食材を安全に保管できるのでおすすめです。僕たちはEENOUR「車載対応冷蔵庫 S42」を愛用しています

毎日が車中泊となると、クーラーボックスではちょっと厳しいですよね。ライクサタデーのお2人も、先にご紹介した鈴木さんと同じEENOUR「ポータブル冷蔵庫 42L」を愛用。夏に連泊するときなど、やはりポータブル電源とセットで1台あると便利です。

マナー向上で、楽しい車中泊を!

車中泊マナー

出典:PIXTA

いかがでしたか? 車中泊といってもそのスタイルは多種多様。自分にあった方法でマナーを意識しながら、快適な車中泊キャンプを楽しみましょう!

▼前編はこちら

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