2025年でモンベルは50周年を迎えます!

日本を代表するアウトドアブランド「モンベル」。「モンベル」の名前の由来は、フランス語の“美しい山=mont belle”だということはご存知でしょうか?
創業者の辰野 勇氏が「美しい自然の中で、誰もが快適にアウトドアを楽しめるように」との思いを込めて名付けたこのブランドは、機能性と耐久性を兼ね備えた製品を提供し続け、日本のアウトドア文化を支えてきました。

モンベルといえば、シュラフやレインウェア、山岳テントを真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
今では多くの日本人に知られるようになった同ブランドは、今年でブランド創業50周年というメモリアルイヤーを迎えます。モンベルファンとしては、これまでの50年に感謝を捧げるとともに、さらにこの先の50年も楽しみですね。
というわけで、前置きが長くなりましたが、2025年春夏の新商品展示会は見どころがモリモリの山盛り! まずは、一新したレインウェアのラインナップを皮切りに、展示会レポート第1弾をお届けします。
▼【第2弾】モンベル新作、「50周年記念アイテム」・「大容量バッグ」などについてはこちら
▼【第3弾】モンベル新作、「構造を一新したHelinox(ヘリノックス)」についてはこちら
モンベルを代表する「ストームクルーザージャケット」などレインウェアが一新!

モンベルの代表的なアイテムといえる「ストームクルーザージャケット」ですが、初代が発売されたのは1982年で、今から43年も前のこと。当時はデュポン社のハイパロンという防水性と耐久性に優れた素材が使用されていました。
そして現在の「ストームクルーザー」はゴアテックス素材を使用し、モンベルの中でも高品質のレインウェアとして多くのユーザーが愛用しています。

そんなストームクルーザーがなんとゴアテックスやめちゃいました! と書くと、「モンベル、ゴアテックスやめるのか……」とかなり誤解をされる方が多く出ちゃいそうなので、ここでハッキリと言わせてください。

モンベル、ゴアテックスやめません!
今回、ストームクルーザーはモンベルの独自素材の「スーパードライテック」になって新登場しますが、ピットジップが備わった「テンペストジャケット」は、「ゴアテックスファブリクス」を使用したモデルとなっているので、モンベルは引き続きゴアテックス製品を展開していきます。
「ストームクルーザージャケット」がスーパードライテック素材になって新登場

今や世界レベルで取り組まれている環境に配慮した製品開発。モンベルもいち早く取り組んでいたのがPFAS(有機フッ素化合物)不使用の独自の防水透湿性素材「スーパードライテック」です。
モンベルを代表する製品でもある「ストームクルーザージャケット」がこの度、スーパードライテックになって新登場します!

ゴアテックスからスーパードライテックに変更になったことで、価格も以前より求めやすくなりました(ストームクルーザージャケットMen’s 22,000円、Women’s21,000円)。
それだけでなく、防水性や耐久性など兼ね備えているのはもちろんのこと、これまでよりも軽く、裏地に保水しにくい高密度のニットを使用することでしなやかな着心地に。
高い透湿性を備えたフラッグシップモデルとして登場しています。

ゴアテックス特有の硬めのハリ感が好きだった人も、このしなやかさにはきっと驚かされるはず。腕や肩の可動域も広がり、登山中や雨天の日常使いも、快適さが一段とアップしそうですね。
そのほか、スーパードライテックを使用したレインウェアとして、運動量が多い場面で活躍するモンベル製品の中で最も透湿性が高い「トレントフライヤージャケット」や、最軽量モデルで極薄シェルの「バーサライトジャケット」、さらに「スーパードライテックU.L.パンツ」が登場します。
ゴアテックス素材のレインウェア「テンペストジャケット」登場

続いて新定番として登場するのが、ゴアテックスの新素材“ePEメンブレン”を使用した「テンペストジャケット」です。
海外ユーザーに大人気の脇下ピットジップが、着用時の蒸れを素早く逃がしてくれるのが特徴です。
また、胸元にはポケットが二つ備わり、左右どちらからも小物が出し入れしやすいようになっています。

他に、「テンペストジャケット」と同じくピットジップ付きで軽量の「ピークシェルジャケット」や、エントリーからハードユースまで幅広く対応する「レイントレッカージャケット」がゴアテックス素材のレインウェアとして登場します。
ギアの持ち運びには「ギアコンテナパック」

次にご紹介するのはこちら。土汚れや水分がついた道具の持ち運びに便利なメッシュバッグの布版として登場した「ギアコンテナパック」です。

メッシュバッグだと中身が丸見えでしたが、こちらは丈夫な布の素材でできているので、そんな心配は不要。

しかもバックパックとして背負えるだけでなく、フロントと背面の2箇所にハンドルがついているので、重たい荷物もしっかりと持つことができます。

上部とサイド両方にジップがついているので、どちらからでも荷物の出し入れが可能。ごちゃつきがちなキャンプ道具を入れてひとまとめにしておけば、見た目もスッキリかつ、持ち運びも楽々です。
中身が見えないので、家族分の着替えを入れたりなど、人目を気にすることなく自分なりの使い方ができるのもいいですね。

サイズは20L(6,900円)と35L(7,500円)の2種類展開なので、旅行用やキャンプ用などさまざまなニーズにマッチします!
リゾッタから「サラダチキン」が登場
山で肉が食べられるぞ!

続いてご紹介するのが、「リゾッタ サラダチキン」。モンベルのアウトドア用食品シリーズ、リゾッタから、なんと宇宙食並みに乾燥したサラダチキンが登場です。
しかし、この乾燥したチキンが、驚くほどしっとり柔らかくなるんです。

宇宙食同様、フリーズドライ製法を使用して作られたサラダチキンは、うす塩・ガーリック・スモークの3種類の味を展開しています。
まずは一口そのままでスモーク味の試食をさせてもらいました。「お!このままでもいける!」というのが正直な感想。
口の中の全水分を持っていかれる感じがありますが、最悪そのままでも食べられます。気になるのがそのお味ですが……

このままビールのおつまみになるくらいに美味しい! そのまま食べるとちょっと塩味が強めに感じます。

本来はお湯を入れて1分で戻すのが推奨されているこの製品。実際にお湯で戻す食べ方も試してみると「まんまお肉!まじでうまい。」というのが正直な感想。しっとり柔らか食感に早変わりしました。
いつもリゾッタ系のフリーズドライご飯を食べていて感じていた物足りなさも、これで解消できますね。

使いたい分だけいつものリゾッタに追加して一緒にお湯を入れて食べたり、これだけお湯で戻して食べたりと、アイデア次第でいくらでも美味しくできそうです。これは爆売れしそうな予感。

そのほか、モンベル直営レストランのレシピをもとに、15種類以上のスパイスをブレンドして本格的な味を山で楽しめるレトルトカレーが登場。味は、バターチキン、キーマ、サグチキンの3種類が登場します。
さすが品質のモンベル!
子供の安全にも配慮した「キッズ ストームクルーザー」

展示会レポ第1弾、最後にご紹介するのは「ストームクルーザージャケットKid’s」。最初にご紹介した「ストームクルーザー」のキッズ版ですが、モンベルのすごいところは、子供の安全にもしっかり配慮した製品であるというところ。
大人モデルと同様、PFAS(有機フッ素化合物)を含まない環境に配慮した防水透湿素材という点も変わりません。

注目してほしいのがフードの紐の位置。モンベルの「キッズストームクルーザー」はフードの紐が外側に一切出てこない仕様になっているので、紐が原因で転倒したり、エレベーターの巻き込み事故を防いだりなど、思いがけない事故のリスクを減らしてくれます。

また、腕には視認性が上がる反射材付き。そのため、暗い時間帯でも自動車に子供の存在をしっかり知らせることができるようになっています。
まだまだあるよ!春夏の新製品が盛りだくさん

今回展示会レポート第1弾として紹介した4つのアイテムのほかに、まだまだご紹介したいアイテムがたくさん。少しだけですが、せっかくなのでご紹介します!

大人気ウィックロン素材のTシャツに、かわいいデザインやアウトドアファンにはたまらないデザインが追加。
乾きやすいうえに、リーズナブルなお値段も相まって、ついつい欲しくなっちゃいそうですね。

こちらは女性用アンダーウェア。カップが左右一体型になり、ホールド力がアップしたジオラインのソフトブラ「ジオラインL.W.スムース ソフトブラ」が登場。
カップの変更だけでなく素材も追加。これまでのメッシュに加えて、このL.W.スムースシリーズが加わりました。

最後に、“寝袋に入るとまるでこぐまちゃん”の「バロウスーツモンタベア」も登場。サイズは120と150の2種類で、小学生前後のお子様にぴったり。「キャンプに行きたい!」と思わず言わせてしまうシュラフです。
さて、ここまで第1弾をお届けしましたが、気になるアイテムは見つかりましたか?
第2弾では50周年を記念したアイテムや、昨年話題になった涼しいアイテムなどをご紹介。第3弾まであるので、ぜひお見逃しなく!
▼【第2弾】モンベル新作、「50周年記念アイテム」・「大容量バッグ」などについてはこちら
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