本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。
バーベキューコンロの選び方
![たくさんのバーベキューコンロが並んでいる](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2024/02/b12957f9b3cc71a6802ae525209a0b4a-1.jpeg)
バーベキューコンロはアウトドアブランド以外からも多く販売されており、非常に迷いやすいアイテムです。そんなときは、以下の5つのポイントに注目して選んでみましょう。
バーベキューコンロの選び方のポイント
1.卓上から大型まで! 人数に合わせて種類を選ぼう
2.火がつけやすいか、調節しやすいかも重要!
空気を効率よく送ることで燃焼効率UP
3.後片付けのしやすさがバーベキューの快適さのカギ
灰の処理はしやすい?取っ手はついている?分解できる?
4.組み立て方法も要チェック
ほとんどが組み立て式。ネジの有無がカギ
5.基本は炭だが、手軽に済ませたいならガスや電気タイプも
バーベキューコンロ総合人気おすすめランキング
今回は炭を使用するバーベキューコンロだけでなく、電気・ガスを熱源とした製品も合わせて実際に使用して比較・検証を行い、おすすめランキングを作成しました。
梱包されている状態から、組み立て・火起こし・バーベキューを実際におこなって評価しましたが、基本的に編集部の主観的な判断に基づいたものとなります。使用者により感じ方に差異がある場合もあるので、あくまでバーベキューコンロ選びの参考としてぜひチェックしていってください。
- 火の扱いやすさNo,1
コーナンオリジナル スライド式BBQコンロ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 火の扱いやすさ(50%) ★4
- 組み立てやすさ(20%) ★4
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 30×30cm×2 |
素材 | ステンレス、鉄 |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 86×50×37/49/71cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | ◯ |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | × |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 3段階 |
引き出し型の火床が非常に使いやすいものの、火床の高さがやや気になる
日用品をはじめ、工具やアウトドア用品など幅広いアイテムを取り扱っている、コーナンオリジナルのスライド式BBQコンロ。
![コーナンのスライド式BBQコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/be044941ecca2bb4bed781e0047cc553.jpg)
ロストルが付属しているので火力も高く、着火しやすい印象。しかしロストルを取り付けると焼き網との距離が近く、大きめの炭は入れにくさがありました。細かい炭で着火してバラしたあと、大きい炭を数個入れるといいでしょう。
![炭受けをスライドしているところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/10/a2e2c25a76a1b8e763f88d9854a9ef25.jpg)
パーツの数は3つとかなり少なく、組み立てやすさも良好。
編集部
シンプルな作りなので、初めてバーベキューをする方でも簡単に組み立てられそうです!
![網ずり落ち防止の突起](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/25d60ae1e9b901364deac78635ab5363.jpg)
網が落ちないように引っ掛ける突起があり、細かな機能が光ります。引き出し型の火床にはフロント・両サイドに取っ手があり、フロントで引き出し、両サイドの取っ手に持ち替えて捨てると捨てやすかったです。
ただし本体に取っ手がついていないため、場所を移動する際には注意する必要があります。
- 火の扱いやすさNo,1
コールマン(Coleman) クールスパイダープロ/L ファン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 火の扱いやすさ(50%) ★4
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★2
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 29.5×23.5cm、44.5×29.5cm |
素材 | ステンレス、他 |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 80×52×40/70cm |
収納サイズ | 75×37×18 cm |
火床引き出し | ○ |
ロストル | × |
通気口 | ○ |
ファン | ○ |
取っ手 | ○ |
網の高さ調整 | 4段階 |
脚の高さ調整 | 2段階 |
シンプルながらも使いやすさが追求された逸品
長きにわたってキャンプ業界を牽引する人気老舗ブランド、コールマンのクールスパイダープロ/L ファン。
編集部
同ブランドで販売しているバーベキューコンロのなかでも使いやすい機能が詰め込まれています!
![.Coleman クールスパイダープロ:L ファン](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/532ef227328585a1e86cc1202f04148b.jpg)
このモデルの特筆すべき点は、炭床の下に取り付けられたファン。電源を入れるとファンから風が送られ、簡単に着火することができました。
編集部
ファンの可動音はあまり気にならないものの、火がついたあとは灰が舞いやすいので、ある程度着火できたら止めたほうがいいでしょう
炭床は引き出し可能なので、炭を追加しやすく高評価。
![ファンを取り付けているところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/25b08bbd244a87506807faedd0c49eb5.jpg)
パーツは脚部・ファン・焼き網で構成されており、シンプルでわかりやすいので組み立てやすい印象。ファンは直感的に組み立てられるような設計になっていました。
![火床の引き出しとファンの電池](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/3-6.jpg)
炭床が引き出せるため、灰の処理がしやすく洗いやすいのも魅力。鉄板が付属しているので、わざわざサイズに合わせた鉄板を用意する必要もありません。ファンを使用するには単3電池を別途準備する必要があるので、使用前に準備しておきましょう。
▼コールマンのバーベキューコンロの詳細記事はこちら!
- 火の扱いやすさNo,1
ロゴス(LOGOS) eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 火の扱いやすさ(50%) ★4
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★2
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 30×30×6cm |
素材 | スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 85×65×36/80cm |
収納サイズ | 69×42×13cm |
火床引き出し | ◯ |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | × |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
火の扱いやすさとバーベキューの幅を広げる機能性を両立
家族連れでも手に取りやすい価格帯で高品質なギアを展開している、ロゴスのeco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリート。
編集部
さまざまな調理にチャレンジ可能な仕様のフルセットモデルです!
![LOGOSeco-logosaveのモダンクッキンググリル L・コンプリート](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/1dcb90daf6c0fedf76a2e6167ff33d70.jpg)
火床のサイドに設けられた穴に引っ掛けフックを取り付けることで、高さを調整することができて火力調整がしやすく感じました。また、ロストルが付属しているので空気をうまく取り込んで火のつき具合も良好です。
![組み立て工程](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/4658fda8cc635087ec842b6449070c57.jpg)
付属品は多いものの、パーツ自体は少ないうえにシンプルな構造で組み立ては簡単。脚もあまり力を加えずに入れることができ、手軽にハイ/ローの調整ができます。
![火床の引き出し](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/4e36a1696ec98f1a71ff1907e4bb0526.jpg)
火床はスライド部分に引っかかる箇所がないので安全に出しやすく、底面に凹凸もないので洗いやすいです。
編集部
付属のスキュアやゴトクを使用すれば、手軽に串焼きやダッチオーブンでの調理ができるのも魅力です!
- 火の扱いやすさNo,1
モダンデコ 18点セット バーベキューコンロ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 火の扱いやすさ(50%) ★4
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★2
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 40×33㎝、24×33㎝ |
素材 | スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 86×50×70㎝ |
収納サイズ | - |
火床引き出し | ◯ |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | × |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
すぐバーベキューができる魅力的な機能性を搭載したコスパモデル
アウトドア用品だけでなく、家具や家電など生活を豊かにする製品を販売している、モダンデコのバーベキューコンロスタンド。
編集部
すぐにバーベキューを始められるアイテムがセットになっています
![モダンデコのバーベキューコンロ スタンド](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/7e9685fe9106e06e65427cefb28ba702.jpg)
付属のロストルが空気を取り込んでくれるので着火しやすいものの、ロストルを使用すると火床と焼き網の距離が近い印象。早く焼き上がりますが、一度に多くの炭を入れられないので長時間バーベキューをする場合はこまめに炭を追加する必要があるでしょう。
![脚部の3段階の高さ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/76d0a5aaf152313d26b55f2e47e8300b.jpg)
5つのパーツで構成されているため組み立ては簡単ですが、安定性にやや不安あり。脚が3段階に伸ばせるので、スタイルに合わせて使い分けが可能です。
![トング掛けのフックと焼き網を持ち上げるホルダー](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/3792ab446499b0fe9222795c1d708df0.jpg)
火床は手前に引き出すことができ、凹凸がないため洗いやすいもののやや引き出しにくさを感じました。
編集部
コンロ本体は最低限の機能ですが、トングをかけるフックや焼き網を持ち上げるホルダーなどバーベキューの快適性を増すアイテムの付属が評価を高めました!
- 火の扱いやすさNo,1
ホールアース Drawing Type BBQ GRILL 60
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.3
- 火の扱いやすさ(50%) ★4
- 組み立てやすさ(20%) ★4
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | - |
素材 | スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 88×49×48/80cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | ◯ |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | × |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
大きな炭を入れやすく、着火もしやすい
低価格ながらも高品質な製品を扱い、他にはないカラーリングで独自のデザインを築き上げる国内ブランド、ホールアースのDrawing Type BBQ GRILL 60。
編集部
オールブラックで構成されたシックなカラーが特徴です!
![ホールアースのDrawing Type BBQ GRILL 60](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/10a605b973b869e5265bf5a44570abff.jpg)
火床は引き出し型を採用しているので取り外しすることができるうえ、火床に高さがあるため付属のロストルを追加しても大きい炭を入れやすいです。ただし焼き網は高さ調節できないので、火力の強弱はつけにくい印象でした。
![脚部の2段階の高さ調整](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/d8d1557fcd6c03070ad06353187ab1ec.jpg)
パーツは4つとシンプルで脚のハマりも軽く、誰でも簡単に設置ができます。火床の設置方法がやや分かりにくいものの、慣れれば問題ないでしょう。
編集部
80cm/48cmとハイ・ローの切り替えができるのも魅力です
![網ずれ防止のストッパー](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/fb902b7bfbe542959c5add0a1f20ebd8.jpg)
火床は引っ掛かりがなく取り出しやすいうえ、無駄な凹凸もないので灰の処理がしやすく洗いやすいのもポイント。パーツが少ないので掃除も簡単です。網のズレを防ぐストッパーも搭載されているため、調理しているときの安定感も良好でした。
コールマン(Coleman ) クールスパイダー(R) プロ/LX
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.1
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★4
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★2
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 29.5×23.5cm、44.5×29.5cm |
素材 | ステンレススチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 80×60×40/70cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | ◯ |
ロストル | × |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ○ |
網の高さ調整 | 4段階 |
脚の高さ調整 | 2段階 |
2つの火床で使い道の幅が広く、焼き網の高さを変えられるのも◎
初心者からベテランまでそれぞれのニーズに合ったラインナップを幅広く展開する、コールマンのクールスパイダー(R) プロ/LX。
編集部
ありそうでなかったを実現した、画期的な構造が特徴の一台です
![Coleman クールスパイダー(R) プロ:LX](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/fd9bce8ce248a5d5693549a343a8eeba.jpg)
それぞれ独立した火床と焼き面が2つあり、片方で焼き肉、もう片方で焼きそばを作るなど他のコンロにはない使い方ができるのが大きなポイント。火床の引き出しも2つに分けられているので、違った火加減で調節しやすいです。
![脚部の2段階高さ調整](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/e32153e6cb1ccb24b139808debc35073.jpg)
組み立てはねじ締めなどの面倒な工程がなく、初見でも簡単。脚を本体に取り付けるときもさほど力は必要なく、手軽に高さを調整できました。
![火床の引き出し](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/5a25fe16b7c40249fd4cf19038ad3067.jpg)
火床は引き出しが2つに分かれていることでひとつひとつが軽く、炭が入っていても取り出しやすく洗いやすい印象。しかし取っ手が熱くなるので、触れる際は革手袋などが必要。
編集部
ジャストサイズの網や鉄板が付属しているので、買い足す必要がないのもポイントです!
- 組み立てやすさNo,1
ロゴス(LOGOS) グリルアタッシュXL
総合評価
★★★★★★★★★★ 3
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★5
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | 卓上 |
---|---|
構造 | 折りたたみ式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 45×22.5cm×2 |
素材 | ステンレス、スチール、アルミ |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 51×51.5×45cm |
収納サイズ | 41×51×9.5cm |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
斬新なデザインが魅力だが、火加減の調整がしにくい
キャンプ用品を一式揃えられるほどのラインナップを誇る、ロゴスのグリルアタッシュXL。
編集部
スマートかつコンパクトに持ち運べる斬新なデザインが魅力の一台です
![LOGOSグリルアタッシュXL](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/b115d69b63ff45458c18a04f7b979dee.jpg)
火床が他のモデルにはない正方形の独特な形状となっており、全体的に温まりやすいもののあまり火力は出ませんでした。灰が溜まると顕著に火が弱くなる傾向にあるので、定期的に灰を処理する必要がありそうです。
![LOGOSグリルアタッシュXLを開いたところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/b1cee89472ad61ae176080b47262c152.jpg)
ケースや脚の開き方が初見では難しく感じましたが、組み立て方がわかると簡単。パーツも少ないので、慣れればすぐにバーベキューを始められるでしょう。
![LOGOSグリルアタッシュXL設置図](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/2017178b92b239ac3d20ba1ed37fcf19.jpg)
火床は引き出し型ではありませんが、取り外しは可能。灰の処理はしやすいものの、内側の掃除はしにくかったです。また、火床には取っ手がないので耐熱手袋が必須。
編集部
揺れに弱く不安定さはありますが、ロースタイルで使用するのにおすすめです!
ロゴス(LOGOS) ROSY ベーシックグリル XL プラス
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.9
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★4
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★2
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 44×30cm、30×24.5cm |
素材 | ステンレス、スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 94×33.5×69.5cm |
収納サイズ | 33.5×75×17cm |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ○ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
パーツが少なく組み立てが簡単だが、灰の処理が若干しにくい
カジュアルでおしゃれなギアに定評のある、ロゴスのROSY ベーシックグリル XL プラス。
編集部
オールシルバーで統一された、スタイリッシュなデザインとなっています!
![LOGOS ROSY ベーシックグリル XL プラスに炭を入れる](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/cd88d28e9c1211d451a484487dc9e369.jpg)
付属のロストルがあるおかげで火のつきやすさと火力ともに良好ですが、火床から網までの距離が近いので大きい炭は入れにくく感じました。一度に入れる炭の量が少なくなるので、こまめな火の調整が必要です。
![組み立て工程](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/7d09caed018465a66c26d28c995076e6.jpg)
本体と火床の取り外しができない一体型となっているためパーツが少なく、組み立ては簡単。脚は開くだけなので誰でも簡単にできるものの、高さの調整が出来ないのは少し残念。
![付属のアルミシート](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/cabfe505601d39660b78fd72329c0545.jpg)
先述したとおり、一体型を採用しているので灰の処理では捨てにくさがあります。付属のアルミを使用しても捨てにくいですが、一体型なので拭き掃除が楽なのはメリットでしょう。網の安定感が高く感じられ、食材の焼きやすさは◎。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 7Wayマルチファイアグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.8
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★4
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 38×38cm |
素材 | ステンレス鋼 |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 46.5×40.5×34・72cm |
収納サイズ | 65×55×12cm |
火床引き出し | ◯ |
ロストル | × |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | × |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
灰の処理が大変だが、調理の幅が広いのは魅力
リーズナブルな価格と幅広いアイテム展開で初心者からベテランまで人気の高い、キャプテンスタッグの7Way マルチ ファイアグリル。
編集部
あらゆるシーンで多様な調理が楽しめる製品です!
![脚を取り付ける様子](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/6f820047cda33fbe2056c662f592ac09.jpg)
![7Way マルチ ファイアグリルの炭調整](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/3c4fd9d71a09bee693b4f6b402f41b03.jpg)
火床は高さがあって大きな炭をガシガシと入れやすいですが、ロストルはなし。引き出し型ではないので炭を追加するときはその都度焼き網を持ち上げる必要があるなど、火の調整にやや手間がかかります。
たった3つのパーツで構成されているので、どう組み立てればいいかはわかりやすいです。ハイとローに切り替えられる高さ調整機能は魅力的ですが、本体へ脚を取り付ける差し込みが2つあるので少々面倒さを感じました。
編集部
しかし、スモークやオーブン調理・串焼きがしやすく、さまざまな料理にトライしたい方にはおすすめです!
![灰を捨てるところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/574ef26bce36083110d88a6c6b4f4232.jpg)
炭を片付けるときは本体を持ち上げて逆さにする必要があり、焼き網を乗せる縁に灰や炭が引っかかるので処理は大変。
尾上(ONOE) イクシードBBQコンロ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.8
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 29×37cm |
素材 | スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 45×30×30/70cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | ◯ |
ロストル | × |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
着火しやすく、組み立ても比較的簡単
バーベキューコンロや焚き火台など、火を扱うギアを多数販売しているONOEのイクシードBBQコンロ。
編集部
使いやすさを追求した特徴的なデザインが目を引くコンロとなっています!
![ONOE イクシードBBQコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/2fab1f1cd291b6f5407f4e36aab0d51d.jpg)
本体側面には小さくも多数の空気穴が設けられているので多くの空気を取り込み、火が起こしやすかったです。火床はサイドから引き出すことができるため、炭の追加や火加減の調整も容易でした。
![ONOE イクシードBBQコンロの脚部2段階調整](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/268316a27cfb55f5aeafbddba35f1ac8.jpg)
また、個体差によるかもしれませんが脚・取っ手の取り付けが固い印象。高さの調整をするときはやや大変かもしれません。パーツは4つと比較的少なめで、工程も難しくないので直感的に組み立てられるでしょう。
![ONOE イクシードBBQコンロの火床](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/ef38cc991f8c06059262bf23de397e3c.jpg)
火床は引き出すことができるものの、取り外すときは焼き網を外して持ち上げる必要があるので引き出し型に比べるとやや工程が増えてしまいます。大きめの網が一枚付属しますが、くっつきやすさを感じました。
ユニフレーム(UNIFLAME ) UFタフグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.8
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★4
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 30×40cm |
素材 | ステンレス鋼 |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 60×46×68cm |
収納サイズ | 60×46×13.5cm |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
パーツが少なく組み立てが簡単で、灰も捨てやすい
火器を中心にスタイリッシュなデザインのテントやタープなども販売している、ユニフレームのUFタフグリル。
編集部
独自の遮熱システムを採用した、卓上タイプのバーベキューコンロです!
![UNIFLAME UFタフグリル](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/9f8c29961ce17c1502ae557798a611fa.jpg)
火床が深く、側面に高さがあるため炭は組みやすい印象。本体下部の遮熱板により下に手を入れても熱くないほどで、テーブルが熱くなりにくいのを肌で感じました。焼き面が広く、多くの食材を一度に乗せられます。
![UNIFLAME UFタフグリルの火床](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/4e627cc6836e1f5bfbef260243aecc55.jpg)
パーツも少なく、非常に組み立てが簡単。壊れるイメージがあまり湧かないほどの頑丈さです。しかし、本体サイズがやや大きく嵩張りやすさも同時に感じられました。
![UNIFLAME UFタフグリルの灰を捨てる様子](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/54ef8bbe470d31a33bb126226b036089.jpg)
本体サイドから灰を流すように捨てることができるのでメンテナンスもお手軽な印象。付属の網も頑丈で洗いやすかったです。別売りオプションが豊富な点も魅力的ですが、他の製品に比べると付属品が少ないように思えました。
尾上(ONOE) バーベキューコンロ CR-Mステンレス
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.8
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 29×37cm |
素材 | スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 45×30×30/70cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
組み立ては簡単だが、力が必要で網もやや不安定
数多くのバーベキューコンロをラインナップしている人気ブランド、ONOEのバーベキューコンロ CR-Mステンレス。
編集部
オールシルバーでデザインされたシンプルながらもスタイリッシュなステンレス製のモデルです!
![ONOE バーベキューコンロ CR-Mステンレス](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/e72647483d2e77dd89040450a5a05b1c.jpg)
ロストルはないものの、火床が深く空気を取り込みやすいのか火がつきやすい印象。炭も並べやすく、焼き面に無駄がないので4名ほどでも十分使用できる広さでした。ただし、火床の高さ調整はできないので、こまめに炭の調整が必要です。
![組み立て工程](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/c3b29f3bbd921e5abce0fbe6a2f38a29.jpg)
パーツは5個とまずまずの数量。組み立てが難しいわけではありませんが、脚の組み立てが固く力が必要でした。脚の高さ調整が可能ですが、仮に途中から高さを変えるときは注意が必要です。
![火床を持ち上げたところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/5dd0cfba928a7e3cb44188498d09d30b.jpg)
火床を持ち上げて取り出すことができるので灰の処理は簡単ですが細かいパーツがあるので洗うのは少し大変でした。網はスライド式で横ずれはしにくいものの、やや不安定といった結果でした。
ライシン バーベキューコンロ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.8
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★4
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 折りたたみ式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 42.5×30cm |
素材 | ステンレス |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 82.5×31×35cm |
収納サイズ | 47×18×33cm |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ○ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
高さ調整はできないものの、サイドトレーがとても便利
電化製品やトレーニンググッズ、アウトドア用品など豊富なジャンルを取り扱う、ライシンのバーベキューコンロ。
編集部
他にはない独自の形状を採用した斬新なデザインが魅力のモデルです!
![ライシンのバーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/f640d8f19c430b29412ad2bb3eff7b0a.jpg)
ロストルが付属しているのに加え、火床に高さがあるので空気が取り込みやすい構造で着火しやすかったです。火床は取り外しができませんが、両サイドのトレーに焼き網を置いておけるので炭の追加もしやすいでしょう。
![組み立てる工程](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/cfdd5b3c7e64d21ffbcfbd38d3d3a5c8.jpg)
3つのパーツで構成されているうえ、脚は開くだけの設計で組み立てが非常に簡単。脚を開いて焼き網を乗せるだけですぐにバーベキューが始められます。
![新品についている青いフィルム](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/89e2ec1de357c964c3468cd3a5b70efd.jpg)
火床が引き出し型ではないので本体を持ち上げる必要があるものの、縁の幅が短く灰が捨てやすくなっているのもポイント。初回開封時に青い保護ビニールが本体にくっついており、剥がすのがやや面倒なので家で事前に剥がしておくようにしましょう。
生活用品から工具、アウトドア用品まで幅広いニーズに対応した品揃えが魅力なカインズのバーベキューコンロ(M)。
編集部
ベーシックで馴染みのあるデザインとなっています!
![カインズ バーベキューコンロ(M)](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/7a999ac06b4c234e31906c8da5d5f349.jpg)
付属するロストルに高さがあり、多くの空気を取り込むことができるため簡単に着火が可能。高い火力も期待できるうえに、網の左右の大きさが異なるので、食材によって焼き分けすることができます。
![カインズ バーベキューコンロ(M)の組み立て工程](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/087f42f5a0901c024019c0477adab544.jpg)
組み立てに必要なパーツは全部で4つ。難しい工程もなく、誰でも簡単に組み立てられるでしょう。脚の先に取り外し可能なアジャスターが搭載されているので、凹凸の多い地面でも安定して使用できました。
![カインズ バーベキューコンロ(M)](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/d625184a9f57054b0b254a56c21e4b0a.jpg)
火床は引き出すことができないので、逆さにしたときに縁に灰が溜まりやすく灰の処理がやや大変。特に特筆すべき機能はありませんが、本体に取っ手が搭載されているので持ち運びしやすいです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG ) アメリカン イージーグリルtype2
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★2
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | 蓋付きグリル |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 41cm |
素材 | 普通鋼板、鉄 |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 43.5×53.5/80cm |
収納サイズ | 46×46×20cm |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
調理の幅が広いのはうれしいが、組み立てが大変
お手頃価格でキャンプギアを一式揃えられるほどの充実性とコスパの良さが人気な、キャプテンスタッグのアメリカン イージーグリルtype2。
編集部
ユーザーの使い心地が意識された細かな機能性が光る、蓋付きグリルです!
![CAPTAIN STAG アメリカン イージーグリルtype2](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/08a2862a474bb248f65d3bf8cadeba83.jpg)
火床に深さがあるので風に左右されにくく、自分好みの火加減を維持しやすい反面で空気量の調節のしにくさが感じられます。付属の焼き網は開閉することができるので、炭の追加はしやすかったです。
![脚部の2段階高さ調整](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/fc2c1bb1b471028f022132f1861ef17b.jpg)
組み立てに必要なパーツは10個と多め。組み立てに必要な工程が多く、難しさがありました。高さの調整が可能ですが、三脚仕様なので四脚モデルよりも不安定になりやすく注意が必要。
![炭を捨てる様子](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/fa1669076007e1e2219866ba6765af23.jpg)
本体が円形なので灰が捨てやすいものの、パーツが多いので洗うのに手間がかかります。しかし蓋付きグリルの魅力である、焚き火やスモークなどの幅広い調理も問題なく行えるでしょう。
DIY工具や家庭菜園用品などを中心に、家具なども販売しているコメリのナチュラルシーズン バーベキューコンロ Mサイズ。
編集部
馴染みのあるベーシックなデザインで、手に取りやすい価格設定が魅力の製品です!
![コメリ ナチュラルシーズン バーベキューコンロ Mサイズ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/09874d937056716b6a8a03a90b191c31.jpg)
引き出し型の火床ではないので、炭を追加するときは焼き網を外す必要があります。ロストルから焼き網までの距離があるので食材が焼け過ぎてしまうことは少ない印象です。
![脚部の2段階高さ調整](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/8c4256632a396cb7ef288a0af5c31458.jpg)
組み立て時のパーツは4つと少なめで簡単。脚は少ない力で取り付けられるのでスムーズに組み立てられます。しかし、初回開封時に脚についている保護キャップは固めなので注意しましょう。
![ロストルと灰](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/1125f487431e58adc4f5f62b35e1a8b7.jpg)
ロストルの編み幅が広く、時間が経って炭が細かくなると下に落ちてしまうので掃除がやや大変。火床も引き出し型ではなく、灰が捨てにくかったです。本体に取っ手がついているうえに非常に軽いので、咄嗟の場所移動は簡単にできるでしょう。
コーナン オリジナル バーベキューコンロ (BBQ) HERDE 5~8人用
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 30×30cm |
素材 | スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 60×30×26/70cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | 2段階 |
灰の処理は大変だが、調理のしやすさは◎
アウトドアで使えるアイテムを手に取りやすい価格で販売している、コーナンのバーベキューコンロ (BBQ) HERDE 5~8人用。
編集部
シンプルなデザインながらも細部に使いやすい工夫が施されています!
![コーナン オリジナル バーベキューコンロ (BBQ) HERDE 5~8人用](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/67dd6e1b221dcd116be07026e1973382.jpg)
火床は深さがあり、ロストルを取り付けても焼き網との距離がしっかりとあるためちょうどいい火加減に調整しながら焼くことができます。ロストルと底面までも高さがあるので、空気を取り込みやすいでしょう。
![ネジ締めの箇所](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/f675a7bb95e93a6be0e68287b6c39463.jpg)
脚を本体に取り付けるときはネジ締めが必要なため、やや面倒さがありました。高さ調整はできますが、ロースタイルにすると地面との距離が近いので芝の上では注意が必要。
![本体の取っ手](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/be6d1e395e1aeb0c881f9f311469ed30.jpg)
引き出し型の火床ではないので、灰が捨てにくく手間がかかります。しかし、本体に取っ手、トング掛け、焼き網ズレ防止ストッパーなどがあり機能面が充実しているのがポイントです。
ユニフレーム(UNIFLAME ) ユニセラTG-III
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | 卓上 |
---|---|
構造 | 組み立て式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 30.5×18cm |
素材 | ステンレス鋼+特殊セラミック |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 31.5×25×19cm |
収納サイズ | 31.5×16.5×8.5cm |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
火加減・着火のしやすさは絶妙だが組み立ては大変
焚き火台やコンロ、ランタンなど火器をメインに展開するアウトドアブランド、ユニフレームのユニセラTG-III。
編集部
細部までこだわり抜かれた、コンパクトに収納できる卓上コンロです!
![UNIFLAME ユニセラTG-III](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/21afd12ef54a5c016857aa88690c0edb.jpg)
ロストルがあるうえに内部に搭載されたセラミックプレートのおかげか、少ない炭でも着火しやすく火力が上がりやすかったです。火床は引き出しできず、炭の追加は網を持ち上げておこなう必要がありました。
![UNIFLAME ユニセラTG-IIIのパーツ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/2d8d08560e2798ee4cca75a720fe42c3.jpg)
使用サイズ・収納サイズともにコンパクトで持ち運びやすいですが、パーツが多く組み立て・片付けともに手間がかかります。特に組み立てはやや複雑で、慣れが必要です。
![UNIFLAME ユニセラTG-IIIの灰受け](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/5933d0bf6044fb3a9290c08812058b1d.jpg)
灰受けのみ引き出し構造を取り入れており、灰の処理はかなり簡単。灰受け自体が小さいので洗いやすいですが、取っ手がないので触れる際には革手袋などが必須です。また、セラミックプレートは消耗品なので定期的に買い足す必要があります。
ロータスグリル (LOTUSGRILL) ロータスグリル レギュラーサイズ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.5
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★1
- その他機能性(10%) ★2
タイプ | 卓上 |
---|---|
構造 | 置くだけ式 |
燃料 | 電池・炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 32cm |
素材 | ステンレス、スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 35×26×23.4cm |
収納サイズ | 35×26×23.4cm |
火床引き出し | × |
ロストル | × |
通気口 | ◯ |
ファン | ◯ |
取っ手 | × |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
うちわで仰ぐ必要がない点は魅力的だが、細かい点で手間がかかる
バーベキューグリルに特化した人気ブランド、ロータスグリルのレギュラーサイズ。
編集部
他にはない斬新なデザインとバーベキューで気になる煙を軽減した画期的なモデルです!
![ロータスグリル レギュラーサイズ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/ae0ea5ea95660ccefab98d59e518e619.jpg)
本体内部にファンが設けられており、うちわで仰がずとも半自動で着火が可能。しかし炭をたくさん入れてしまうと下のほうしか着火せず、炭の量の調節が必要です。また、中央のみ火力が集中してムラがあるので、食材に合わせて配置を変えるなど手間がかかる印象。
![ロータスグリルのパーツ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/2-8.jpg)
見た目は一見シンプルで組み立てやすそうですが、パーツが多いうえにバッテリーが必要なので組み立てや片付けがやや面倒。着火するまでの工程も多く、スムーズに始められるとはいえません。
![ロータスグリルの灰受け](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/9b98f346e42f2334df449ed74a4fc3fe.jpg)
灰受けには取っ手がないので非常に熱い灰受けを持つ必要があり、革手袋などの耐熱手袋が必須。うちわで仰ぐ必要がないのは魅力的ですが、着火以外の工程が多いので高評価とはなりませんでした。
コールマン(Coleman ) クールステージテーブルトップグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.3
- 火の扱いやすさ(50%) ★2
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | スタンダード |
---|---|
構造 | 置くだけ式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 22.5×34.5cm |
素材 | スチール |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 40×28×16.5cm |
収納サイズ | 40×28×16.5cm |
火床引き出し | × |
ロストル | × |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
軽量で焼き面のサイズも絶妙だが、炭が残りやすい
確かな信頼性と使い勝手のいいギアで長きにわたって人気を得ている、コールマンのクールステージテーブルトップグリル。
編集部
バーベキューコンロの定番製品の脚を取っ払った斬新かつ使いやすさに長けたモデルです!
![Coleman クールステージテーブルトップグリル](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/d07a46a17a7cc128c77b6b4f7a160b05.jpg)
火床は卓上としては大きめに設計されており、炭を多めに入れても焼き網に接触しないサイズ感。通気性は良好ですが、ロストルがないので炭が燃え切らず、本体に残りやすい印象でした。1〜2人用で使うときにちょうどいい焼き面です。
![Coleman クールステージテーブルトップグリルのパーツ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/9acea0d832e2935f09584593782661ff.jpg)
パーツは4つと少なめで、組み立て工程も非常にシンプル。説明書を見ずとも簡単に組み立てができます。取っ手も固すぎず、火床を上から取り付けるだけなのですぐにバーベキューを始められました。
![Coleman クールステージテーブルトップグリルの火床](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/4a410205b20ae701a5d350af69f84dd3.jpg)
引き出し型の火床ではないので灰を処理するときは焼き網を別の場所に移す必要がありますが、火床がとても軽いので簡単に捨てられました。両サイドに取っ手が付けられるので、卓上コンロとして使いやすい一台です。
ウェーバー(Weber ) オリジナルケトル チャコールグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.2
- 火の扱いやすさ(50%) ★3
- 組み立てやすさ(20%) ★1
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | 蓋付きグリル |
---|---|
構造 | 置くだけ式 |
燃料 | 炭 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | 47cm |
素材 | めっき処理スチール製 |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 47×58.4×91.4cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | ◯ |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
組み立てはかなり手間がかかるものの、掃除はとても楽
炭・ガス・電気などのグリル製品を専門に販売している、Weberのオリジナルケトル チャコールグリル。バーベキュー時の「ここが欲しい!」を搭載した、機能性あふれる一台です。
![Weber オリジナルケトル チャコールグリル](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/1aec35dd25877dc8797ec94785c3e1e9.jpg)
ロストルが付属しているので着火や火加減の調整は比較的しやすい印象。付属の焼き網は開閉する仕様になっているので、炭の追加も簡単です。
![脚部の組み立て工程](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/7c3dce320811d0c7dcad668883620878.jpg)
組み立てにハンマーやドライバーなどの工具を使用するため、力が必要で面倒さがありました。脚の取り付けがかなり固くなっているので1人での組み立ては大変なように思えます。ですが1度組み立てれば据え置けるため、庭などで使う場合は最初だけ頑張りましょう!
![Weber オリジナルケトル チャコールグリルの灰受け](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/df96df31b2b91511eef7da3767e058f9.jpg)
灰が溜まったら本体下部にあるハンドルを回転させると、本体のすぐ下に取り付けられた灰受けトレーに落ちる仕様が非常に便利。灰の処理がとても簡単でした。本体上部にある空気穴を閉じることで、消火が可能な点も秀逸です。
ロゴス(LOGOS ) CHEF BBQエレグリル
総合評価
★★★★★★★★★★ 1.8
- 火の扱いやすさ(50%) ★2
- 組み立てやすさ(20%) ★1
- 片付けのしやすさ(20%) ★3
- その他機能性(10%) ★0
タイプ | 蓋付きグリル |
---|---|
構造 | 折りたたみ式 |
燃料 | 電気 |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | - |
素材 | スチール、アルミ |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 86×56.5×95cm |
収納サイズ | 56.5×100×39cm |
火床引き出し | × |
ロストル | ◯ |
通気口 | × |
ファン | × |
取っ手 | ◯ |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
組み立てが大変だが、電気で着火や掃除が簡単
数多くのラインナップと独創的なデザインが特徴な、ロゴスのCHEF BBQエレグリル。
編集部
電気をエネルギーに発熱する、蓋付きタイプのバーベキューコンロです!
![LOGOS CHEF BBQエレグリル](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/d1ecb1d997760d53b6227ef80dede8d4.jpg)
電気なので炭を起こす必要がなく、手軽に着火できるのはやはり魅力的。火傷もしにくく、スムーズに調理に移ることができました。また火加減の調整も簡単で、強モードでは3分ほどで分厚い肉を焼くことができます。
![LOGOS CHEF BBQエレグリルの組み立て工程](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/3f24566d9079d52ba4aeb841028dc9e4.jpg)
組み立てはドライバーを使用する必要があるので、手間がかかります。しかし1度完成すれば、折りたたむだけなので簡単に設置できて持ち運びもしやすいでしょう。
![LOGOS CHEF BBQエレグリルで肉を焼く様子](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/3a5dbd0265c38dc4dd9cba5da435877e.jpg)
焼き網ではなくプレートなので簡単に取り外せて片付けも手軽。全体的に掃除しやすかったです。本体右側に搭載されたテーブルに調理器具や食器を置くことができる点もポイント。
アラジン ポータブルガスカセットコンロ ヒバリン
総合評価
★★★★★★★★★★ 1.6
- 火の扱いやすさ(50%) ★1
- 組み立てやすさ(20%) ★3
- 片付けのしやすさ(20%) ★2
- その他機能性(10%) ★1
タイプ | 卓上 |
---|---|
構造 | 置くだけ式 |
燃料 | ガス缶(CB缶) |
焼き面サイズ(W×D×Hcm) | - |
素材 | 鋼板、樹脂 |
展開サイズ(W×D×Hcm) | 27.8x29.5x18.8cm |
収納サイズ | - |
火床引き出し | × |
ロストル | × |
通気口 | × |
ファン | × |
取っ手 | × |
網の高さ調整 | × |
脚の高さ調整 | × |
組み立てやすくスムーズに調理ができるものの、火力の安定性がいまいち
ガスストーブやトースターなどをレトロかつ可愛らしいデザインで販売している、アラジンのポータブルガスカセットコンロ ヒバリン。
編集部
キュートなネーミングにぴったりなコロンとした形状が目を惹きます!
![アラジン ポータブルガスカセットコンロ ヒバリン](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/bb2fc1df9b7a55488e77fe74d7ef068c.jpg)
CB缶を使用するため着火は簡単ですが、風防がないので風の影響を受けやすく火力が安定しないときがある印象。使用する場所を考えて使ったほうが良さそうです。
![ヒバリンのパーツ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/212e40d820d6936258468d6588f99a71.jpg)
パーツを3つ乗せてCB缶をセットすれば完成。炭を使用する手間がなく、すぐに調理を始められます。ぴったりサイズの焼き網が付属しているので、買い足す必要もありません。
![アラジン ポータブルガスカセットコンロ ヒバリン](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/f7ca10a5364f40442dfea40801ecdf91.jpg)
炭を使用しないので片付けも簡単で、焼き網を洗う他は拭き取るだけでとてもお手軽。大きすぎないので持ち運びもしやすく、卓上に置いて1~2名で使う分には問題なく使用できるでしょう。
バーベキューコンロの人気23製品を徹底比較
検証ポイント①火の扱いやすさ
![火の扱いやすさ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/a30ae199aebd953c90320f59ca5d9cc8.jpg)
バーベキューコンロでもっとも重要視すべきポイントは、着火や火の調節がしやすいかどうか。そこで、実際にアイテムを使用して火床が引き出せるか、ロストルはあるか、通気口はあるか、ファンはついているか、網の高さ調整が可能かといった点を検証しました。
検証ポイント②組み立てやすさ
![組み立てやすさ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/ec24ca1ffb539b404639f9c5706d90d0.jpg)
できるだけ手間をかけずにバーベキューを始めたいですよね。そこで組み立てのしやすさを、パーツの数、組み立て工程の多さ、ネジなどの工具が必要かどうかなどの点に注目して評価しました。工具を別途用意する必要がある場合は減点としています。
検証ポイント③片付けのしやすさ
![片付けのしやすさ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/1801d23b8f81f3c0d6cec3977201474a.jpg)
後片付けが楽かどうかもバーベキューの快適さに直結します。そこで取っ手がついていて持ち運びやすいか、火床を別に分解できるかのポイントをチェックしました。挙げた機能がない場合は減点としています。
検証ポイント④その他の機能性
![その他の機能](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/e8d0770648bf627f0accc416a31dc4ee.jpg)
上記のほかに、バーベキューの快適性をアップするうれしい機能があるアイテムも多数あります。そこでトング置き、ゴトク、収納ケース、脚の高さ調整機能など付属している機能をチェックして評価しました。挙げた機能があれば加点としています。
その他のバーベキューコンロのおすすめ
![バーベキューをしているところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/85efadde013f27e051b08dd7d1e7194b.jpeg)
出典:UNIFLAME
今回検証したバーベキューコンロ以外にも、まだまだ魅力的な製品はあります。そこでタイプ別に、おすすめのバーベキューコンロをさらにご紹介します!
コンパクトな卓上ガスコンロタイプ
イワタニ 炉ばた焼器 炙りやII
サイズ | 40.9×21.4×13.4cm |
---|---|
重量 | 2.4kg |
おすすめポイント
- 輻射板の熱で焼くことで食材をムラなく焼くことができる
- 網焼きだけでなく串焼きもしやすい機能を搭載
- 熱源となるCB缶を簡単にセットできる、マグネット方式を採用
▼BBQにも使える卓上コンロの記事はこちら!
焚き火台タイプ
ユニフレーム ファイアグリル
サイズ | 43×43×33cm |
---|---|
重量 | 2.7kg |
おすすめポイント
- 焚き火台のツメに焼き網を乗せる仕様を採用し、本体四隅に生まれる空間で炭の調整がしやすい
- ロストルが搭載されているので、燃焼効率がよくさまざまな調理に向いている
- 鉄板やヘビーゴトク、ダッチオーブンを吊るせるハンガーなどオプションも多彩
使い捨てタイプ
カサスグリル インスタントクラフトグリル
サイズ | 31.5×25.5×11.7cm |
---|---|
重量 | 1kg |
おすすめポイント
- 竹炭・火山石・竹などの天然素材のみを使用した自然に優しいおしゃれグリル
- 油が落ちても燃え広がらない竹炭を使用し、食材をじっくりと焼ける
- 火をつけてから5分ほどで調理ができ、スムーズにバーベキューが楽しめる
▼使い捨てインスタントコンロの詳細記事はこちら!
バーベキューコンロに関するQ&A
![火起こしをしているところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/pixta_65977281_M.jpg)
続いてはバーベキューコンロを選ぶときに気になる項目や、使ううえでよく聞かれるQ&Aをまとめてみました。バーベキューコンロを長く大切に使うためにも、今のうちから不安や気になる点を少しでも解消しておきましょう。
BBQコンロと焚き火台を兼用したい
![焚き火台でバーベキューをしているところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/visual_01.jpeg)
バーベキューコンロと焚き火台の2つを持っていくと嵩張るし、ひとつで済ませたいという方も多いのではないでしょうか。
バーベキューコンロは焚き火台と同じく火を扱うギアであるため、「焚き火もできるだろう」と思われがちですが、焚き火台よりも高さがあるので広範囲に火の粉が舞いやすく非常に危険です。
コンロの炭床では焚き火の高火力に耐えられず、本体が変形してしまう可能性もあるのでバーベキューコンロとして使えなくなる場合も。バーベキューと焚き火の両方を1つのアイテムで兼用したい、という方はバーベキューもできる焚き火台を使用しましょう。
▼BBQコンロとしても使える焚き火台の記事はこちら!
バーベキューコンロの収納方法と運搬方法は?
![バーベキューコンロの箱](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/CAP7way003.jpg)
バーベキューコンロは収納ケースが付属していない場合がほとんどで、パッケージの箱にそのまま収納しているという方も多いです。
そんなコンロの収納ケースとしておすすめなのが、ハードコンテナ。コンロを傷つけずに持ち運べるうえ、仮に灰や炭汚れがついても簡単に拭き取れるので清潔に保つことができます。
ただ、大型のコンロだと収納できるコンテナがない場合もあるので、プラスチック段ボールなどを使用して自作するのもおすすめです。
▼コンテナについてさらに詳しい記事はこちら!
コンロの洗い方は?
![使い終わったあとのバーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/pixta_75434557_M.jpg)
バーベキューをしたあとのコンロを放置しておくと、食材の油などが固まって落ちにくくなるだけでなく、劣化を早める原因になるのでできるだけ早く洗っておきたいところ。
しかし早く冷まそうと水をかけると炭が舞い上がって火傷する可能性があり、また急激な温度変化はコンロの変形の原因にもなります。炭を取り除いたあとはじっくり冷めるの待ってから洗うのがポイントです。
用意するもの
- ゴム手袋
- アルカリ洗剤
- 金たわし
- 水気を拭き取る布など
コンロを洗う手順
- 炭・灰をできるだけキレイに落とす
- 水を流しながら、金たわしで汚れを落とす
- 落ちにくい場合は、アルカリ洗剤を入れて金たわしでこすり洗う
- 汚れが落ちたら、タオルなどで水気を拭き取る
- しっかりと乾燥させる
炭や食材の油などは一見頑固な汚れに感じて面倒に思う方もいるかもしれませんが、簡単な手順で洗うことができるので放置せず早めに洗っておきましょう!
庭などに野ざらしで放置してはダメ?
![火起こしをしているところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/pixta_93314413_M.jpg)
いつでもバーベキューができるよう庭などに常設しておくのは便利ですが、雨風に晒されていると劣化が早まる要因になります。鉄製のコンロだと錆びやすく、炭床に穴が開きやすくなったり欠けやすくなったりするので注意が必要です。
野ざらしで置いておきたい場合は、錆びにくく耐久性の高いステンレス製のバーベキューコンロを選ぶようにしましょう。
また、バーベキュー後に完全消化したことを確認し、カバーなどでコンロを覆ってあげるだけでもかなり長持ちしますよ。
バーベキューコンロを自作するには?
![バーベキューをしているところ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/pixta_105163075_M.jpg)
市販でさまざまな製品が販売されているバーベキューコンロですが、なかにはホームセンターや100均で買えるアイテムで自作してしまう方も。
そこで100均アイテム・ペール缶・レンガを使って自作された方々に、材料や作り方を聞いてみました!
バーベキューをする頻度がそこまで多くないから予算を抑えたい方や、自分で作ったものを使いたい方はぜひ参考にしてみてください。
ホームセンターの材料で作る
![ペール缶を使った自作バーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/138774813_1275585582826990_8893921553912587498_n.jpg)
—— 早速ですが、バーベキューコンロを自作するきっかけをお聞かせいただけますでしょうか?
Masanari Kajinoさん
DIYで棚などを作った木の廃材がたくさんあったので、それを焼却するついでにバーベキューもしちゃおうと思い作りました!
—— なるほど、バーベキューは廃材焼却のついでだったのですね! ペール缶を使用してバーベキューコンロを作っていますが、たまたまあったものを使用されたのでしょうか?
Masanari Kajinさん
そうです! ペール缶に色を塗って、ガレージのゴミ箱に使ってたものを使用しました
![ペール缶DIYバーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/139550153_112673150752443_4349907102033626141_n.jpg)
—— では気になるペール缶コンロに使った材料とレシピをお伺いしてもよろしいでしょうか?
Masanari Kajinoさん
材料は、ガレージにあったペール缶、M8のボルトとナットを8セット、28cmの丸い焼き網を2枚です。
作り方はペール缶の上のほうと下のほうにボルト用の穴をあけ、ボルトとナットで網を置く支えにします。下の網を置く位置のちょっと下から上を四角く切り取ります(薪をいれる穴)。最初に取り付けたボルトの上に焼き網を上下置いたら完成です。薪を入れる穴を大きめに作ると空気がよく入り火力も強くなります。また、もう一つペール缶があれば鳥の丸焼きオーブンにもなります!
—— ペール缶が2つあれば鳥の丸焼きもできるんですね。作る際の注意点や気を付けるポイントなどはありますでしょうか?
Masanari Kajinoさん
注意する点は、ペール缶にプラスチックの取手が付いていたら外しておくことです。溶けて臭くなってしまうので……。
![ペール缶で自作したバーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/139344014_438910467303375_5196163559156734809_n.jpg)
—— なるほど、事前にチェックが必要ですね。投稿では木材を燃料にされていましたが、炭火でバーベキューも可能なのでしょうか?
Masanari Kajino
はい、炭をたくさん入れれば可能です!
—— 炭の量次第で炭火調理もできるんですね! それでは最後に、これから自作しようとしている方へひと言お願いします。
Masanari Kajinoさん
自分で作ると、楽しさも美味しさも確実に上がります! 失敗もあるかと思いますが、それもまた楽しいですよ!
100均の材料で簡易バーベキューコンロ
![100均のアイテムで自作したバーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/244420378_566112771106165_1659065755818464729_n.jpeg)
—— バーベキューコンロを自作するきっかけをお聞かせいただけますでしょうか?
ブーたん旅日記さん
以前、全部コミコミのインスタントコンロを使ったことがありましたが、火力や燃焼時間に不満がありました。しかし本格的なコンロを買うまでもなく、簡単にBBQできる方法がないか100均などをウロウロして材料を組み合わせました。
—— 最初はインスタントコンロを使用されたんですね! 100均などでいろいろと見ているときは、すでに構想などはあったのでしょうか?
ブーたん旅日記さん
プランタースタンドとザルを組み合わせたアイデアはネットで見たことがあったのですが、火の粉対策や通気性など、ボウルやステンレス皿を組み合わせたのは完全オリジナルかと思います。
![自作バーベキーコンロに入れた炭](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/275686478_3196887627208324_6466757038041950456_n.jpeg)
—— ご自分で構想を練って火の粉対策もされているのですね! では、気になる100均自作コンロのレシピをお伺いしてもいいでしょうか?
ブーたん旅日記さん
今となっては販売終了してしまい揃わないアイテムもあるみたいですが、ステンレスザラ25cm、ステンレスボウル25cm、焼き網24cm、ステンレス皿16cm×2、プランタースタンドを使いました。
—— もしかして、これらを1つずつ上に重ねていくだけで作れるのでしょうか……?
ブーたん旅日記さん
そうです、重ねるだけで出来ます!
![自作バーベキューコンロでBBQ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/275847804_2281459151995270_3683764565247184826_n.jpeg)
—— 価格が安く済むだけでなく、作成方法も簡単なのはかなり魅力的ですね。作るときや使用する際に、気を付けるべき点などはありますか?
ブーたん旅日記さん
特にありませんが、炭を入れすぎると網に干渉してしまうことくらいでしょうか。
—— 炭ザルがほどよく深そうですし大きめの炭も入りそうですね。それでは最後に、これからバーベキューコンロを自作しようと考えている方にひと言お願いします。
ブーたん旅日記さん
網やザルの大きさ、スタンドの高さなどを変えて自分好みにカスタムできるのが自作のいい所なので、工夫次第でより使いやすいオリジナルコンロを作ってもらえればと思います!
レンガで庭に据え置きDIY
![レンガで自作バーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/276027473_950217872306069_1063792667279109493_n.jpg)
—— バーベキューコンロを自作するきっかけをお聞かせいただけますでしょうか?
nakanishi_shinichiさん
きっかけはバーベキュー頻度が多く、後片付けが面倒だったので作成しました。
—— 他にもバーベキューコンロを作る材料や方法はあったかと思いますが、なぜレンガをチョイスされたのでしょう?
nakanishi_shinichiさん
レンガの雰囲気が良かったので、Instagramなどから検索したものを参考に作りました。
![レンガの自作バーベキューコンロ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/276966873_1324023391433586_4979174816259576310_n.jpg)
—— では気になる材料やレシピを教えていただけますでしょうか!
nakanishi_shinichiさん
材料はレンガと下敷きに耐火用レンガ、土台の一部にブロックを使用しています。レンガ同士はセメントを使って固定して、下地のブロックは錆色にペイントしてみました。
—— 一般的なコンロと比べてレンガのコンロだと空気が入りにくく、着火しにくいように感じますがどうでしょうか?
nakanishi_shinichiさん
消炭を使うとすぐに火がつくので気になりません。紀州備長炭を使っていて、火力が高く長持ちしています。
![レンガの自作バーベキューコンロでBBQ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/08/277052744_460327362511762_6298917985204018341_n.jpg)
—— レンガでバーベキューコンロを作る場合、気を付けるべき点などはありますでしょうか!
nakanishi_shinichiさん
一応周りには何も置かない場所に設置しています。バーベキュー後は蓋をして、そのまま冷ますようにしていますね。
—— では最後に、これからバーベキューコンロを自作しようとしている方にひと言お願いします。
nakanishi_shinichiさん
ぜひ自分だけの自作コンロでBBQ楽しんでください!
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