差がつく焚き火台といえば「ガレージブランド」!
ガレージブランドの焚き火台は、独創的かつ使いやすさを考えられたデザインが特徴。一般的なアウトドアブランドの焚き火台は直線の金属板を組み合わせて作られているシンプルなデザインが多いのに対し、金属板を微妙に曲げて加工したり、細かく切り抜きして模様を入れたりしているなど凝った造りをしていることからコアなキャンパーにとくに人気です。
ガレージブランドとは
ガレージブランドに明確な定義はありませんが、販売数を絞り上質かつオリジナリティの高い製品を、小規模または個人で販売しているブランドのことを指します。
ブランドオーナー自身がキャンパーであるケースも多いので、ビジュアルのカッコよさはもちろんユーザー目線で使いやすさにこだわっていたりと実用面でも満足の行くアイテムが多いこともガレージブランドならではのメリットと言えます。
ガレージブランドの焚き火台の選び方
ガレージブランドも今や多数あり焚き火台も様々で、どう選んだら良いか迷ってしまうほど。そこで、選ぶ際のポイントをチェック!
見た目や素材・サイズなど実際の使用感に関わるポイントはもちろん、中には生産地といったちょっと変わった選び方もできますよ。ひとつひとつ見ていきましょう。
サイトの雰囲気を左右する!「デザイン」
ガレージブランドの焚き火台は、とにかくデザインにオリジナリティがあり個性が発揮できるものがたくさんあります。
たとえばsanzoku mountainの「マウンコル」は、オルテガ柄の彫刻で炎がキレイに浮かび上がる芸術的なデザインが特徴的。単純にサイトをおしゃれにかっこよく飾るために、一目で「おしゃれ! かっこいい!」と思えるものを選ぶのも良いでしょう。
キャンプ中に周りを見てみたり、おしゃれキャンパーのSNSなどをチェックすると、理想のデザインの焚き火台が見つかるかもしれません!
強度も重要!「材質」
高温で炭や薪を燃やす焚き火台は、見た目だけでなく強度にもこだわって丈夫な物を選びたいですよね。そのためにチェックするべきは素材。主に鉄・ステンレス・チタンとあり、素材ごとの特徴がこちら。
鉄(スチール) | 熱伝導性が高く、丈夫で壊れにくい素材。ただし、重量があり、錆びやすい性質を持っている。 |
ステンレス | 耐久性に優れ錆びにくく、使えば使うほど焼き色が変わる風合いを楽しめる素材。少々重く、こげつきやすいのがデメリット。 |
チタン | 丈夫で耐久性が高く、さびにくい素材。軽量なので比較的持ち運びやすい。使い込むほどに焼き色がつき、独特の風合いになっていく。 |
それぞれ価格や軽量性・耐食性などに関わるので、予算や優先ポイントと照らし合わせて検討すると良いでしょう。
ただ、オリジナリティの高い焚き火台で経年変化を楽しむのもガレージブランドの焚き火台ならでは。手入れしながら使い続けて自分だけの焚き火台を作り上げるのも、キャンパー冥利に尽きますね。
移動手段や収納場所に関わる「サイズや重さ」
いくら好みに合って良い素材を使った焚き火台でも、スタイル次第では適さない場合も。例えば徒歩キャンプやソロキャンプに大きな焚き火台を持っていくことは難しく、逆にミニマムな焚き火台を大勢でのキャンプに持って行くと不釣り合いになることも。
このように移動手段に合った持ち運びやすさや、使う人数に合った適切なサイズを選びましょう。
ちなみに、ケースバイケースで臨機応変にカスタムできるアイディア満載の焚き火台があるのもガレージブランドの特徴のひとつ。
ソロもグループも同じ焚き火台を使いたい方は、パネルが数枚あって理想のサイズに合わせて拡張できるタイプの焚き火台もおすすめです。
思い入れ倍増!「生産地」や「ブランドストーリー」で選ぶのもアリ
ガレージブランドには金属加工業など地域に根差したメーカーが大元になっているケースも。古くから培われた知見や独自の技術が応用されたキャンプギアは、品質や性能もお墨付きと信頼を寄せられるアイテムも多くあります。
また、そのブランドが成り立った背景に興味を持ちアイテムを手にするキャンパーも。たとえば「ZULU GEAR」のアイテムは車で有名な愛知県で自動車部品を作っているメーカーが手がけるなど、異業種からの参入という意外性も特徴的。
熊本県の「STEN FLAME」はステンレス精密板金加工メーカーが制作しており、焚き火台には熊本県の県花であるリンドウや伝統工芸品のテマリ・タケカゴの模様が切り抜かれているなど、個人的に思い入れのある土地との関連性をきっかけとしてアイテムに巡り合うというケースもあるようです。
ガレージブランドのおすすめ焚き火台
ここからは、焚き火台のサイズや使用人数別にガレージブランドのオススメ商品を紹介していきます。それぞれの特徴や重さ・材質などを参考に、お気に入りの焚き火台を見つけてみましょう!
▼各項目をタップすると詳細に飛べます
ファミリー・グループ向けの大型
sanzoku mountain mouncol
サイズ | 約φ45×26cm(脚10cm) 約φ45×33cm(脚17cm) |
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重さ | 約7kg |
素材 | 黒皮鉄 |
●神奈川県の人気ガレージブランド
sanzoku mountain mouncol wagara
価格 | 35,800円(税込) |
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サイズ | 約φ45×26cm(脚10cm) 約φ45×33cm(脚17cm) |
重さ | 約7kg |
素材 | 黒皮鉄 |
●曲線的な和柄からこぼれる炎が柔らかい印象に
sanzoku mountain mouncol 12
サイズ | 約φ45×26cm(脚10cm) 約φ45×33cm(脚17cm) |
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重さ | 約7kg |
素材 | 黒皮鉄 |
●スタイリッシュな英数字柄
sanzoku mountain 悪tega
サイズ | 約φ45×26cm(脚10cm) 約φ45×33cm(脚17cm) |
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重さ | 約7kg |
素材 | 黒皮鉄 |
●細かく彫られた繊細なオルテガ模様が「ちょい悪」なイメージでワイルドに演出
●「世界にひとつ」をコンセプトにオーナーが本当に欲しいアイテムを製作しているブランド
Rob Snow 組立式焚火台 ken-shuri(黒皮鉄/ステンレス)
価格 | 黒皮鉄:28,600円(税込) ステンレス:29,700円(税込) |
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サイズ | 約35×35×35cm |
重さ | 黒皮鉄:約6.3kg ステンレス:約6.4kg |
素材 | 黒皮鉄/ステンレス |
●手裏剣をモチーフにしたデザインでコンパクトに収納可能
●無骨な印象の黒皮鉄製でありながらネイティブ柄でカジュアルな印象で
●ラグやマットにも増えてきたモロッカン柄を採用
Rob Snow 焚火台 Macha ステンレス
●安定性のある組み立て済みの焚き火台
●愛知県ので自動車部品加工をしているメーカーが手がけるブランド
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●ZG-X1がコンパクトになり、軽量化されたアイテム
●自然と調和した製品を目指す福井県のブランド
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●組み立て簡単な3段構造でパーツを分離できコンパクトに収納可能
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1/f SPACE KAGARI(黒皮鉄/ステンレス)
価格 | 黒皮鉄:33,220円(税込) ステンレス:34,980(税込) |
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サイズ | 48×52×42cm |
重さ | 黒皮鉄:4.7kg ステンレス:4.4kg |
素材 | 黒皮鉄/ステンレス |
●自然の癒し空間での余暇をコンセプトにしたブランド
●焚き火周りの製品を専門に扱う人気のブランド
MOOSE ROOM WORKS FIRE STAND ~灯篭~ Large
価格 | 34,800円(税込) |
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サイズ | 約45×10cm |
重さ | 約5.3kg |
素材 | 鉄,ステンレス |
●札幌で生まれた「大切な時間を思い出に変えられる」をコンセプトにしたブランド
●多様な「点」同士が結びつくように細部までこだわっているブランド
▼詳しくはこちら
●高松市の大人の火遊びを楽しむための道具を発信するブランド
●鉄を使ったオリジナル家具や什器を販売しているブランド
●マニアックなナニカを発信する高円寺のブランド
●熊本の丸山ステンレス工業の職人が制作しているブランド
●尼崎市の熟練の職人が製作するアイアンアイテムブランド
●2021年にサーファーによって作られたアウトドアブランド
ソロ・デュオにおすすめの軽量小型タイプ
●「笑’s」のロゴが特徴的な工場直売の『焚き火と言えば笑’s』を目指すブランド
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●ロゴが小さめにさりげなく入っている
▼詳しくはこちら
flames ファイヤースタンドオリジナル(無垢/ブラック)
価格 | 無垢:9,900円(税込) ブラック:14,300円(税込) |
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サイズ | 37×23×21cm |
重さ | 2.6kg |
素材 | 鉄 |
●焚き火と向き合うことを追求した名古屋発のアイアンアウトドアギアブランド
●手のひらサイズの6枚のパネルを組み合わせたミニ焚き火台
●建築の世界の合言葉である「用・強・美」を備えた湘南から誕生したブランド
●静岡県の多目的なアイアンギアを開発するブランド
●沼津の町工場の職人たちが手掛けるブランド
小人数~大人数まで対応できる!拡張型
●Don’t think feelをコンセプトに独創性の高いアイテム開発を行うブランド
▼詳しくはこちら
●メタル製品を中心にアウトドアプロダクトを提供するブランド
欲しいガレージブランドの焚き火台が買えない……そんなときは?
ガレージブランドのアイテムは基本的に少数生産性なので、人気ブランドの焚き火台はなかなか手に入らないことも。欲しいと思ったときは悩まず購入するのがオススメですが、ショップから買えなかった場合は以下の方法を試してみると良いでしょう
イベントに参戦する
さまざまな地域でアウトドアイベントが開催されていますが、ブランドによってはイベントに出店して直接販売をしていることもあります。
オンラインでは品切れ状態でもイベント出店時には出品している可能性も。どのイベントに出店するかや日程についてはイベントやブランドから発表されるのでチェックしておきましょう。
ブランド・提携ショップのSNSをフォロー!
品切れアイテムの販売告知はブランドの公式SNSでいち早く発表されることがほとんどです、いち早く情報を仕入れることで品切れのアイテムも販売直後に購入することができます。
ガレージブランドによってはセレクトショップが代理販売しているケースも。中には提携しているショップがブランドとは別に告知をする場合もあるので、提携ショップのSNSも合わせてフォローしましょう。
買いに行くことができない遠くの地域のショップの場合でも、フォローしておくと◎。例え買いに行くことができなくても「在庫が揃っている」ということがわかるので、近くのショップで後日販売する可能性もあります。
リサイクルショップやフリマアプリで購入する手も
それでも手に入らないならメルカリやヤフオクなどのフリマアプリやリサイクルショップを探してみましょう。ただし定価ではなく、プレミア価格で高騰していることが多いのでご注意を。
ふるさと納税もチェックしてみよう
ガレージブランドの中には、返礼品としてふるさと納税対象商品にラインナップされている場合もあります。中には、ふるさと納税限定のアイテムもあるため要注目!
なお、ふるさと納税の制度上、住民票登録をしている自治体にふるさと納税をしても返礼品を受け取ることができないためこちらも注意が必要です。
ふるさと納税で返礼品をして受け取れる焚き火台は、こちら!
●静岡県焼津市のosoto雑貨オリジナルの焚き火台
●福井県越前市のアウトドアブランド「HYTIS」
●広島県福山市のアウトドアガレージブランド「IPPOPRODUCTS」
▼詳しくはこちら
ガレージブランドの焚き火台でサイトを飾ろう!
ガレージブランドの焚き火台には、作り手のこだわりと情熱がこもった個性的なアイテムがたくさんあります。人気ゆえに手に入りにくいこともありますが、こまめに公式サイトやSNSをチェックしたり、イベントに参加してみたりすることでゲットできる可能性もあります。
誰ともかぶらないような一目置かれる焚き火台をサイトに飾り、アウトドア気分をより盛り上げてみましょう!