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【サッと1秒】手軽さに全振りした「ディスク型チェア」が優秀。これは活用しがいがあるぞ!

キャンプでのんびりくくつろぐのにマストなのが、座り心地を追求したチェア。でも、反面、気軽にササッと出して使える構造のものってなかなか少ない気がします。

設営撤収の合間にサっと座ったりフェスで気軽に使える、そんなチェアもやっぱり欲しいと探してみたら、1秒で座れるディスク型チェアを発見!はたして実用性はどうなのか、詳しくレビューしていきます!

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目次

記事中画像撮影:筆者

チェアに求めるのは座り心地だけにあらず…

チェア

筆者が普段、キャンプで愛用しているチェアは、ワイドサイズでくつろげるDOD「ユトリチェア」と、コンパクトながら背もたれの長いヘリノックス「サンセットチェア」の2つです。

どちらも座り心地を最優先で選び、筆者にとっては珠玉のチェアと自負していますが……。

チェア

「サンセットチェア」は軽くて小さい分、組み立てが必要。使用シーンはほぼキャンプのみと限定的です。

逆に「ユトリチェア」は開けばサッと座れますが、サイズが大きいのがネック。特に車載スペースの融通が利かず、1番先に積んで1番後に下ろすほかありません。

どちらも快適な座り心地だけでなく、手軽にサッと使えないのも共通しているんですよね。

ディスクタイプのチェアはどうだろ?

Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

設営撤収の合間にサッと座れたり、フェスなどにも気軽に持ち運べるチェアが、やっぱり欲しいよな〜と思いまして。

昔からあるディスクタイプの折りたたみチェアなんかどうだろう? とリサーチしてみたら、安っぽいオモチャ感が払拭され、デザインも作りもかなり進化したチェアが大増殖!

そこで、中でもお値段的に手ごろな、Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」を購入してみましたよ。はたして使用感はどうなのか、詳しくレビューしていきます! 

    リコピン 折り畳み椅子

    使用サイズ幅25×奥行き25×最大高45cm
    収納サイズ幅25×奥行き25×高さ6cm
    重量880g
    材質ABS素材(ポリプロピレン)

    とりあえず、展開&収納してみた!

    展開たったの1秒ってホント?

    商品ページによると「わずか1秒でチェアになる」とのことで、まずは早速展開!

    動画は倍速再生のため約1秒ですが、実際はもう少しゆっくり広げており、それでも3秒かかっていません。頑張れば1秒切れるかも……。まあ、とにかく早い、そして簡単です。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    展開方法は、座面と底面の穴に指を入れて少しひねるとロックが解除。あとは左右に引っ張ればスルスル伸びるので、特に力もいりません。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    好みの高さに伸ばしたところで、さっきとは逆の向きに少しひねると、ロックがかかって完成。ロックの仕組みも単純なので、コツというほどのコツもありません。

    今度はたたんでみたら…

    今度は逆に収納してみます。最後少し引っかかりましたが、トータルやはり3秒以内というところ(動画は倍速)。

    引っかかったのはロック機構のところですね。とはいえそこで動かなくなったり、イチからやり直す必要などもなく、展開と同じく簡単なのは断言できます。

    軽く小さく、持ち運びラクちん

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」
    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    収納時のサイズは幅25×奥行き25×高さ6cm。椅子なのに収納サイズがとても小さいのは、リコピン「 折り畳み椅子」の大きなメリットです。

    「ついでに持っていく」にしても「荷物の隙間に後から押し込む」にしても便利。チェアを持参しよう、というハードルが一気に下がりますね。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    一般的な保冷剤(画像はロゴス「アイススタック」)を2つ重ねた程度といえば、より分かりやすいでしょうか。重量も880gと軽く、フェスなどで持ち歩くのも負担がなさそうです。

    キャンプでの使用感もしっかりチェック!

    キャンプやフェスでの使用感はどうかということで、早速フィールドに持参してみました。

    2WAYハンドルが便利

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    ともかく持ち運びがラクちんです。薄いのでトートバッグなどにもするっと入り、徒歩移動でもどこにでも収まる感じ。運搬手段に困ることはないでしょう。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    そのまま持つなら、黒いテープ部分をハンドルにしてバッグ的に持ち運べます。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    また、本体外周にぐるりと巻き付いているテープを外すと、ショルダーバックルになり、肩掛けもOK。こちらは長さ調節も可能です。2WAYで運べるワケですね。

    椅子には見えないデザインなので、そのまま持ち歩くのもそれほど抵抗はないと思います。軽いので、1人で2〜3個持っても負担を感じません。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    こちらは、アウトドアフェスでの使用シーン。待ち時間や食事の時間にサッと出して座れるのが、本当に便利でした。

    耐荷重はまさかの130kg!

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    シンプルな作り、しかも1秒展開……、となると耐久性に不安を感じるところ。ですが、意外や意外、耐荷重はなんと130kg。一般的なチェアは80kgぐらいだからスゴイです。

    全体がABS素材できており、実際に体重85kgの筆者が座っても安定していて、ガッチリ感が。

    さすがに座面は硬くてくつろげるわけではないですが、「座っていること」に疲れる感じはありません。

    12段階の高さが選べ、子どもも座れる

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    座面の最大高は45cm。収納時の6cmから12段階に調節できるので、大人から子どもまで幅広く使えます。

    直径25cmの座面・底面の安定感もそこそこあり、普通に座る分には倒れる心配はまずなさそうに思います。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    キャンプで愛用しているogawa「ロールテーブルL」とも、組み合わせてみました。テーブル自体40〜60cmで高さ調整でき、チェアも12段階調整できるので、バランスは問題ナシ。

    ガッツリとキャンプで使いたいかというと微妙ですが、メインのチェアが壊れたり、非常時ならばこれで1日ぐらいはイケる気がします。

    また、グループキャンプなどで、自分のサイトに急遽来客があったときなどにも、サッとチェアを増やせますね。

    ラック的な活用もアリだった!

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    メインのチェア設営後は片付けてもいいのですが、座面がフラットなのを生かし、ラックやテーブル、荷物置きとして活用するのもアリかと。

    接地面が大きく安定感もあるし、どことなくインテリアとしての存在感もあります。特に便利なのは、徒歩キャンプ時のサブテーブル使用かなーと思いました。

    なお、カラバリは14色。サイトインテリアに馴染みやすいグレーなど、アースカラーが豊富なのも魅力です。

    車内のいろんなスキマに入る

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    「撤収時、待っている家族が座った後どうするか?」問題ですが、たとえラゲッジスペースが満杯にでも、筆者の愛車マツダ「CX-8」ならドアポケットにも入りました。

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    シート下ならどんな車でも収まりそう。薄いので、なんだかんだとギアの隙間にも入るし、車中に常備しておくのもいいですね。

    「荷物を全部積む」「その間家族は座っている」……。一見相反する二つのテーマも、このチェアがあれば一発解決! もはや一家に一台備えておきたいマルチぶりです。

    気になるところもなくはない…

    底面の汚れがなかなか厄介

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    屋外で使用すれば底が汚れるのは当然ですが、脚がないために接地面が広く、かつ収納時に手が触れる部分でもあるのが気になりました。

    汚れを避けつつそーっとつかんで畳めたとて、その後肩からぶら下げるワケですからね。

    使ったら毎回拭くものと割り切るしかないのかも。材質的に汚れは落ちやすいです。

    収納ケースがあればよかった

    Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

    上記の汚れ対策にもなるし、それ以外の意味でも収納ケースがあると便利でした。

    というのも、リュックに外付けしたときなど、カラーによっては携行時に悪目立ちして、見た目的に違和感のあるシーンがあったからです。

    なお、他社製の類似品には収納袋付きのものもあり、これから購入する人はぜひ比較検討すると良さそうです。

      リコピン 折り畳み椅子

      使用サイズ幅25×奥行き25×最大高45cm
      収納サイズ幅25×奥行き25×高さ6cm
      重量880g
      材質ABS素材(ポリプロピレン)

      ベテランキャンパーならではの活用術で活かしてほしいマルチプルギア!

      Rikopin(リコピン)「 折り畳み椅子」

      リコピン「 折り畳み椅子」は手軽に使えて価格がお安いのが魅力ですが、いわゆる「ファーストチェア」や「メインチェア」にはなり得ないアイテム。

      そういう意味では初心者向けとは言い難く、むしろベテランキャンパーこそが、アイディア次第でフル活用できるアイテムだと思います。

      筆者も荷物置きなど意外な利便性に感心したぐらいなので、読者のみなさまなら、もっとユニークな使い方で活用できると思いますよ。

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