撮影:筆者
キャンプに不可欠!やっぱテーブルにはこだわりたい…
テントやチェアと並び、キャンプに無くてはならないものの1つ、「テーブル」。キャンプ中ずっと使うので、自分にマッチするものを選びたいですよね。
筆者も、最初に買ったDOD「グッドラックテーブル」からフィールドア「ウッドロールテーブル」など変遷してきた中で、テーブルに対する自分なりのこだわりが生まれてきました。
パーフェクトなテーブルを発見!
ところが、1年ほど前にogawaの店舗で、そのこだわりにドンピシャなテーブルを発見! それが「ロールテーブル L」です。
筆者にとって完璧たる機能性に惚れ込み、いまやファミリーでだけではなく、ソロキャンプでも愛用中の不可欠な存在に。
幅125×奥行き70×高さ40〜60cm(可変)とLサイズだけあってなかなかのサイズ感。ですが、これもあえてのチョイス。今回はその魅力を詳しくご紹介します!
ogawa ロールテーブルL
使用サイズ | 125x70x高さ40/60cm |
---|---|
収納サイズ | 75x24x19cm |
重量 | 約7.0kg |
天板耐荷重 | 50kg |
材質 | アルミ合金 |
付属品 | 収納袋、メッシュポケット、両面スチールハンガー |
カラー | ダークブラウン、ブラック |
ogawa「ロールテーブル L」5つの“完璧”ポイント
1|とにかく設営が簡単で早い!
テーブルを選ぶうえで最重視したのが設営のしやすさ&スピード。ここが面倒だと、キャンプの度に、結構なストレスですよね。
その点、「ロールテーブル L」は構造的にも質感的にも、非常に優れているんです!
まずは天板と独立したフレーム部分を広げ、中央部を持って左右に引っ張ると、もう脚の形に。
お次は中央部のロックをかけます。ツマミを90度回すだけ。これが2本のフレームに2か所ずつ。計4か所。
さらに足4本のロックを行えばフレームの組み立ては完了。
文字だと分かりづらいですが、誰でも見れば直感的に組み立てられる構造で、ここまで10秒ぐらいだと思います。
なお、各所のロックも安っぽさがなく、スムーズにカチッと気持ちよく決まります。さすがはogawaクオリティという感じもたまりません。
この手のロールテーブルには珍しい、BOX形状の収納ネットも付属していて、この段階で装着。ゴム紐4か所とマジックテープ2か所でフレームに引っかけるだけと、これも簡単です。
ここまできたら天板をフレームに乗せて固定します。このロック部分もスライド構造でカチッと。よくあるゴムの弾性で固定するタイプと違って、力が要らず簡単です。
最後に、シェラカップなどを吊るせるサイドバーを2本セットすれば、完成です。このバーは使わないときは外しておいてOK。
完成までは約2分ぐらいですかね。重量は7kgありますが、ほぼ全体アルミ合金なので、パーツ単位で「重いな」と感じるものは1つもないと思います。
2|ガタツキ無し!高精度&無段階調整OK
高い精度と堅牢さで、完成後も「ガタつき」などが全くないのも大きな魅力です。天板の耐荷重は驚異の50kg!さらに、そのまま持ち上げて移動できるのがスゴイ(モノを乗せたままでも)。
というのも、この手の組み立て式テーブルに多いのが、地面に置いた状態では安定しているのに、両手で持ち上げた瞬間にバラバラと解体されるケース。
「ロールテーブル L」では全く問題無く、テント内外での移動が気軽にできるのが実に便利。これができるキャンプテーブルは、意外とレアだと思います。
もちろん、設置時にも「ガタつき」はナシ。40〜60cmの間で無段階に高さ調整ができ、4脚それぞれ調節可能なので、傾斜した場所など地面のコンディションに合わせられるからです。
逆に4脚の高さを揃えたいときにも、目盛り付きだから安心。ローでもハイでも、キャンプスタイルが変わってもテーブルはこれ1つでOKなのもポイントです。
3|下にも横にも、十分すぎる収納力
天板よりひと回り小さい収納ネットは、BOX形状でタップリの容量があります。
しかも、どこからでも出し入れがしやすい構造で、ウエットティッシュやファーストエイドキットなど、サッと使いたいものをしまっておくのに便利です。
両サイドにはスチール製のハンガーバーも備え、シェラカップやトングなどを吊るせます。見た目にもオシャレで、デザインのアクセントになっている点でもお気に入り。
4|美しい木目調なのに、ラフに使える
一見木製のような温かみのある雰囲気の天板ですが、実は頑丈なアルミ製。なので、使用時や運搬の際にも小傷がつくこともなく、ラフに使えるのがいいんです。
公式ページには「耐熱処理はされていない」とあり、熱い鍋など直接は置くのはNGですが、ウッド素材に塗装をしたタイプよりは、はるかに気軽に使えるし、サッと拭けばいつでもピカピカ。
劣化もしにくいので、長く使えそうです。カラーは画像のダークブラウンのほか、ブラックも展開。サイトインテリアに合わせて選べるのもうれしいところ。
5|収納サイズも見逃せないポイント
しっかり専用バッグも付属しており、収納時のサイズは75x24x19cmとかなりコンパクト。
天板を真ん中から畳むだけのテーブルと比較すると、車内での積みやすさが格段に優れています。
収納方法にもひと工夫! 蛇腹式に折りたたむ天板が、崩れたり傷ついたりしないよう、両サイドに挟んで保持するプラ製ケースまでついているんです。
天板をきちんと畳んでおけば、このケースはピッタリはまる構造です。
“Lサイズ推し”の理由はズバリ、汎用性の高さ!
先にも少し触れた通り、キャンプ用テーブルとしては最大級のLサイズを、あえてチョイスしたのにもちゃんと理由があるんです!
ラック不要!何でも置けるデカさが最強
筆者はこのテーブルを、ファミリーキャンプだけでなくソロキャンプでも愛用中。
小物ギアでも荷物でもとにかく何でも置いておけるし、調理しながら酒を飲みつつ動画を観る……、といった一連の動作もこの上で全て完結し、ノンストレス!
ソロキャンプではできれば減らしたい、荷物置き用のラックすら不要です。画像のテンマクデザイン「サーカスST DX」ぐらいの大きなテントなら、サイズ的にも余裕です。
調理台に食卓、BBQまで1台でこなす
グループキャンプでのBBQなどでは、調理台と食卓をこの1台で兼用できてしまいます。大きめのBBQコンロを乗せても、耐荷重50kgと絶大な安心感。
最高60cmの高さにしておけば、立ったままでの調理もしやすく、炭が多少飛んでもまったく汚れが残らないというタフさも頼もしいです。
強いて言うと、こんな点が気になる
天板で液体をこぼすと大惨事…
筆者にとってほぼ完璧な「ロールテーブルL」ですが、強いて問題点を挙げるならば、天板のスリット。
天板で液体をこぼすとこのスリットからネットへ流れ落ち、収納したアイテムにモロにかかってしまうので、神経質にならざるを得ないポイントです。
ネット自体も汚れたら洗うしかなく、結構大ごとになるんですよね。
脚カバーが取れやすく紛失しそう
脚部の接地面に樹脂製のカバーパーツが付属しているのですが、全体の組み上げ精度の高さに反し、ここだけはなぜかポロポロ取れやすいんですよね……。
小さなパーツですし、撤収時に気づかないとそのまま紛失してしまうので、ここも注意したいところです。
長く使えるテーブルが欲しい人に、イチオシの逸品!
ogawaらしい質実剛健な構造と、ウッド調の天板がオシャレな「ロールテーブルL」。テーブルというギアの用途を考えた時、筆者的に、ちょっとこれ以上の品というのは少ない気がします。
長く使える金属製という点でコスパも高く、これからキャンプを始めたい人にもおすすめしたいアイテムです。
それだけに、ちょっと価格はお高めですが、お値段以上の価値があると思いますよ!
ogawa ロールテーブルL
使用サイズ | 125x70x高さ40/60cm |
---|---|
収納サイズ | 75x24x19cm |
重量 | 約7.0kg |
天板耐荷重 | 50kg |
材質 | アルミ合金 |
付属品 | 収納袋、メッシュポケット、両面スチールハンガー |
カラー | ダークブラウン、ブラック |