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【簡単】スモークチップの選び方&使い方!おすすめ食材や自作方法も

【簡単】スモークチップの選び方&使い方!変わり種食材や自作方法も

スモークチップを選ぶのは燻製の楽しみの1つ。ウイスキーオークやリンゴなど、種類によって味わいや香りが大きく異なります。当記事では種類ごとの特徴やおすすめ食材、火の付け方からさらにはスモークチップの作り方まで徹底解説します。燻製に挑戦してみたい方はぜひ最後までご覧ください。

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

燻製に欠かせない「スモークチップ」

山積みのスモークチップ
出典:ロゴス

燻製料理に欠かせないスモークチップ。原料となる木を細かいチップ状に砕いたもので、使用するチップに応じて香りや味わいが変化するのが燻製の醍醐味です。

しかしいざ燻製に挑戦しようとすると、どのスモークチップを選べばいいか悩む方も多いのではないでしょうか。当記事を読んでそれぞれの特徴を理解し、美味しい燻製料理に挑戦してくださいね。

スモークウッドとの違いは?

ロゴスのスモークウッド
出典:ロゴス

スモークチップの種類ごとの特徴を紹介する前に、もう1つの燻煙材であるスモークウッドとの違いについて解説します。

棒状で、直接火をつけて使用するスモークウッドは、一度火をつけると長時間煙を出し続けるのが特徴。低い温度で燻製する「冷燻」に適しています

逆に、スモークチップは多量の煙があがるので短時間で仕上げる「熱燻」に適しています。また、チップ状なので量の調整をしやすいのが魅力。少量の食材を燻製したい場合に向いています。一般的な燻製といえば「熱燻」であり、スモークチップの方が安価に購入できるため初心者の方はスモークチップを選ぶのがおすすめです。

▼スモークウッドについて解説している記事を見る

スモークチップの種類ごとの特徴

SOTOのさまざまなウッドチップ
出典:SOTO

スモークチップは種類ごとに香りや味わいが異なります。それぞれの特徴を理解して、食材に相性のよいものを選んでくださいね。

クセの強い食材にマッチする「サクラ」

    ダイソー スモークチップ(サクラ)

    重量(g)-

    サクラはポピュラーなスモークチップ。桜の花のような可憐な香りを想像されるかもしれませんが、どっしりとした芳醇な香りと色づきの良さが特徴で、豚肉や羊肉、魚を燻製するのにおすすめです。香りの変化を楽しみやすいので、燻製初心者にぴったりのスモークチップといえるでしょう。

    おすすめポイント

    ⚫️110円とリーズナブルに購入可能
    ⚫️ロースハム・ベーコン・羊肉・青魚などにおすすめ
    ⚫️燻製入門にぴったり

    ベーコンやチーズにぴったりの「ヒッコリー」

      SOTO スモークチップス ヒッコリー(オニグルミ)

      重量(g)500

      ヒッコリーはほのかな酸味があるのが特徴。強い香りではあるものの、クセが少ないのでさまざまな食材と相性がよく、チーズ・ベーコン・サーモンなどに適しています。サクラでは香りが強すぎるという方におすすめの種類です。

      おすすめポイント

      ⚫️新鮮な国産原木のみを使用
      ⚫️薬品無添加で自然の香りを楽しめる
      ⚫️チャック付きのパッケージで保存しやすい

      鶏肉や白身魚と相性抜群の「リンゴ」

        SOTO スモークチップス りんご

        重量(g)500

        リンゴは、サクラに比べてほのかな甘みがあり、マイルドな香りが感じられるスモークチップ。鶏肉や白身魚などの淡白な食材やナッツ類を上品に仕上げてくれます。ワインと合わせて楽しむのもおすすめです。

        おすすめポイント

        ⚫️甘く、マイルドな香りが特徴
        ⚫️鶏肉や白身魚の燻製にぴったり
        ⚫️国産原木のみを使用。安心して使える

        きれいな飴色の燻製を作りたいなら「ナラ」

          SOTO スモークチップス なら

          重量(g)500

          出来上がりの見た目にもこだわりたい場合は、ナラをチェック。クセのないやさしい香りのなかに感じられる渋みと、色付きの良さが特徴です。ほかのチップに比べて短時間で食材を飴色に仕上げられます。どんな食材にも合いますが、特に魚はきれいに仕上げることができますよ。

          おすすめポイント

          ⚫️色付きのよさが特徴のスモークチップ
          ⚫️薬品無添加で木本来の香りを楽しめる
          ⚫️魚やチーズの燻製にぴったり

          食材を選ばない「クルミ」

            SOTO スモークチップス くるみ

            重量(g)500

            どれを選べばいいか迷う場合は、クルミがうってつけ。クセのないすっきりとした香りが特徴で、どんな食材にもマッチします。同じクルミ科のヒッコリーと系統は似ていますが、クルミのほうが色付き・香りともに控えめで、上品な燻製に仕上げられる点が魅力です。

            おすすめポイント

            ⚫️クセのないすっきりした香りが魅力
            ⚫️どんな食材にもマッチ。はじめての燻製作りにもおすすめ
            ⚫️ほかのチップとブレンドする際のベースにもぴったり

            チーズ・鶏肉などにマッチする「メイプル」

              ロゴス LOGOSの森林 特選薫製チップ300g(メイプル)

              重量(g)300

              メイプルは、スモークチップとしては出回りの少ないアイテム。イメージ通り甘めでありながらすっきりとしたクセのない香りが特徴です。

              食材を選ばず使用できますが、特にチーズや鶏肉などと相性抜群。サクラ・ヒッコリー・クルミなど一般的なチップでの燻製に慣れてきたら、挑戦してみるとよいでしょう。

              おすすめポイント

              ⚫️甘くすっきりした香りが特徴
              ⚫️チーズ・鶏肉など淡白な食材に合う
              ⚫️国産の天然木を使用

              芳醇な香りと渋みが特徴の「ウイスキーオーク」

                SOTO スモークチップス ウイスキーオーク

                重量(g)500

                ウイスキーオークは、ウイスキー樽として役目を終えたオーク材を砕いて作ったスモークチップ。木の香りだけでなく、ウイスキーの甘く芳醇な香りを食材に纏わせられる点が特徴です。

                独特な渋みや酸味があり、淡白な食材でも味わい深い燻製に仕上がります。大人な味わいの燻製を作りたい場合は、ぜひ選んでみてくださいね。

                おすすめポイント

                ⚫️洋酒樽として30年以上使用されたホワイトオーク材を使用
                ⚫️芳醇な香りと渋みが特徴
                ⚫️大人な燻製を作りたい人にぴったり

                スモークチップは自作することもできる!

                スモークチップ
                出典:PIXTA

                スモークチップは自作も可能。難しい手順はなく、乾いた木を細かく刻むだけです。生木のむやみな剪定はNGなので、落ちている枝を拾いましょう。ナイフを使って鉛筆削りの要領で削り、ざるなどに広げて半日ほど天日干しするとよいでしょう。

                木によって削り心地にも違いがあるので、楽しみながら取り組んでくださいね。ヒノキなどは削ったそばから爽やかに香ります。自然を存分に感じられる素敵な体験になるでしょう。

                スモークチップの使い方

                スモークチップを燻製機に入れる
                出典:ロゴス

                ここではスモークチップの使い方についても解説していきます。

                1. 燻製器の受け皿にアルミホイルを敷く
                2. その上に一握りほど(約10g)のスモークチップを広げる
                3. 燻製器を中火くらいの火力で加熱する
                4. 煙が出始めたら弱火にし、燻製器に食材をセットする
                5. 30分ほど燻したら完成

                スモークチップ10gはあくまで目安ですので、食材の量などに合わせて調整してくださいね。また、茶葉やハーブ類をブレンドすることで新しい味わいを発見することができます。ぜひ慣れてきたら挑戦してみましょう。

                ▼ダッチオーブンで燻製を作る方法を見る

                ▼ダイソーとセリアの調理用具で燻製する方法を見る

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                バーベキューでも簡単に燻製は楽しめる

                さまざまな食材を燻製
                出典:PIXTA

                バーベキューでも手軽に燻製を楽しめます。水に浸したひと掴みのスモークチップを炭火の中に投入し、グリルの蓋をすれば(蓋がなければアルミホイルを蓋状に)超簡単スモークのできあがり。

                チップは短時間で燃え尽きてしまいますが、バーベキュー食材にふんわりとスモーキーな香りがついて、おいしさがアップします!

                試して欲しい!定番&変わり種の食材

                チーズ、ソーセージ、ウズラを燻製
                出典:PIXTA

                ここからはぜひ燻製を作ってみてほしい食材をご紹介します。まずは定番の食材から試してみて、慣れてきたら変わり種の食材にもチャレンジしてみてくださいね。ここで紹介した以外にも思いがけない食材がおいしい燻製に仕上がることもあるので、いろいろと試してみましょう。

                間違いなく美味しい定番食材

                たくさんのゆで卵を燻製
                出典:PIXTA

                まず試してほしいのが鶏肉。鶏肉は燻製との相性がよく、噛むほどに旨味が滲み出る味わい深い燻製に仕上がります。醤油・ハチミツ・酒などを事前に揉み込んで下味をつけておきましょう。皮と身の食感の違いも楽しんでくださいね。

                サーモンの刺身や切り身を使ってお手軽にスモークサーモンを作るのもおすすめです。ゆで卵の燻製「くんたま」もお酒のつまみにうってつけ。事前に漬け込んで味を染み込ませておくのがポイントです。

                また、チーズやナッツなどの燻製も手軽に作れるので初心者にぴったり。短時間燻すだけでも普段とは一味違う大人な味わいを楽しめます。

                • 鶏肉
                • チーズ
                • ゆで卵
                • サーモン
                • ナッツ

                ▼美味しいくんたまの作り方を見る

                意外性のある変わり種食材

                燻製ポテトチップ
                撮影:A-GARAGE

                意外性のある食材で燻製を作るのも楽しい試み。ポテトチップスなどのスナック菓子は短時間の燻製で香りづけすれば大人なおつまみになります。しっかり水切りをした豆腐の燻製はまるでチーズのような濃厚さが魅力。明太子もレアに仕上げるといつもよりも深みのある味わいを楽しめます。

                そのほかにも醤油・マヨネーズなどの調味料や、バナナなどの果物も燻製にできます。常識にとらわれずさまざまな食材で試してみてくださいね。

                • ポテトチップス
                • 豆腐
                • バナナ
                • 明太子
                • 醤油・マヨネーズなどの調味料

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                スモークチップを使った燻製を楽しもう

                さまざまな食材を燻製
                出典:PIXTA

                手軽に燻製を楽しめるスモークチップ。サクラ・ヒッコリーなどさまざまな商品が販売されていて、それぞれに違った香りを持っています。スモークチップと食材の組み合わせを変えて、自分好みの燻製に仕上がるよう追求してみてくださいね。

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