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燻製は面倒？たった5秒でできるスモークギアって！？
燻製フードが大好きな筆者。でも、燻製は準備と時間のコントロールが、なんとなく面倒で難しそうな気がして、いつも夫任せ……「5秒でできるスモークギアがある」と聞き、さっそく買ってみました！
「煙頭」スターターセットの中身はこんなの！
「kaze labo」さんが販売している「煙頭（スモークヘッド）」。筆者は、届いたらすぐ使えるようにスターターセットを購入しました。
それでは、開封の儀！
中身1：煙頭 -smoke head- × 桐箱
桐箱に入った「煙頭 -smoke head」本体。これまた贅沢ですね。高級感があります。かっこいい！
説明書が全くないなと思ったら、桐箱の底にこんな紙が入っていました。こちらのQRを読み込むと、使い方動画を見ることができます。
そして、この紙には、後ほど「煙頭」を使う際に重要になってくるフィルターが、透明の袋に入ってホッチキスで留められています。
中身2：ウッドチップ5種類
「Japanese WHISKY（森薫るウイスキー）」、「WHISKY OAK（ウイスキーオーク）」、「Japanese BEACH（ブナ）」、「HICKORY（オニグルミ）」、「Japanese OAK（水楢）」の5種類が入っています。
瓶の蓋をあけてみると、ふわ～っと、ほのかに香ります。当たり前なのですが、それぞれ微妙に香りが違う！
中身3：ガスバーナー
ガスバーナーを持っていないので、セットになっているのが助かりました。「煙頭」以外にも、炙り料理やクリームブリュレなどを作るときにも使えますね。
中身4：バック（おまけ）
セットの中身を全て収納できるエコバックがおまけでついていました。
自宅のキッチンに、写真のように吊り下げています。キャンプへ出掛けるときは、このまま持って行けるので便利！
基本的な「煙頭」の使い方
いざ、「薫りの冒険」に出発！
「煙頭」を販売されている「kaze labo」さんの公式サイトには、「燻す時間、回数や馴染ませる時間などを色々と試す…そんな『薫りの冒険』を楽しんでもらいたい」との想いが綴られていました。
「薫りの冒険」……まだしたことがないので、さっそく行ってきました！
アルコールだけでなくフードも試してみた
実は我が家の夫はお酒が飲めない人なので、アルコールを楽しむのは私だけです。それならば……と、色んなフードでスモークを試してみました！
1.「Japanese BEACH」ブナの木
まずは、一番気になる「Japanese BEACH（ブナ）」を使ってみました。
フィルターをお忘れなく！
QRコードの紙についていたフィルターを入れるのをお忘れなく！
筆者は、最初フィルターを入れ忘れて、穴から見事にウッドチップが落下。少しもったいないことをしました……。
定番のチーズからスタート
燻製の定番、チーズ。
ウッドチップをひとつかみほど穴に入れ、写真のようにガスバーナーで5秒ほど炙ります。周りに広がるスモーキーな香り！
最初なので、探り探り……5秒×2回炙って、煙が落ち着くまで1分ほど置いてみました。
チーズを取り出して食べてみると……！！！ なんですかこれは！
いつものチーズがこんなに深くて香しい食べものに、こんな一瞬でなるとは驚きです！
時間をかけて燻製していないのに、ふんわりと薫りがついていて、不思議な感覚です。楽しい！
ビールも燻してみよう
こんな抜群なおつまみができてしまったら、飲みたくなっちゃいますよね……。
ペッパーのスパイシーな味わいが特徴の、アメリカンペールエール「ロックンロール」を燻してみました。
バラデン アメリカンペールエール ロックンロール 7.5％ 330ml
今回は5秒×2回炙って、30秒ほどで開けてみました。
飲んでみると、「おおおおおお！」と思わず声が出る初体験！ スパイシーなビールそもそもの癖に、ブナの癖が加わって、ワンランク上の味に！
自然の中で緑に囲まれながら、スモークされたビールを飲むという“極上な何か”へと変貌を遂げました。
2.「HICKORY」オニグルミ
ちくわとスモークの相性良し！
どんどん行きます。次はちくわ！ 炙ってから、少し長めに蓋をしてスモークしました。
ちくわと相性が良く、子どもにもおいしいと人気です！
だんだん「煙頭」の穴周辺が焦げてきて不安になりますが、もともと素材が木材無垢で、炭化するのは想定内だそうです。エイジングを楽しんでいきます。
これは間違いない……生ハム！
食べる前から、これは「間違いないだろう」と予想していた生ハム。予想通り、絶品でした！ お酒のアテにも、スモークした生ハムのサラダなんかもおいしいでしょうね！
ただ、詰め込みすぎて下の方はスモークできていなかったので、次回は、もう少し背の低い入れ物にしたり、入れる量を調整してみようと思います。
3.「Japanese WHISKY」森薫るウイスキー
特徴は、特に公式サイトに記載はありませんでしたが、「森薫るウイスキー」という別名があります。
我が家ナンバーワンヒット！チーズ系ポテトチップス
コンビニで何気に購入した、ファミリーマート限定の「まるでカリカリチーズのようなポテトチップス」。
これが我が家で一番ヒットしました！ 今のところナンバーワンです！
スモークとの相性が抜群すぎて、我が家では瞬殺でなくなります。スモークされたチーズの風味、そしてパリパリ感が絶妙です！
絶品すぎて危険……止まりません。
これは失敗！BBQしたソーセージ
BBQで焼いたソーセージは、いまいちでした。そもそもBBQで燻されているようなものなので、インパクトが薄くなってしまうのかもしれません。
次回は、茹でたソーセージで試してみます。
4.「Japanese OAK」水楢（みずなら）
ボタニカルなジンと相性良し◎
養命酒製造株式会社から出ている、クラフトジン「香の雫」。
“光差し込む新緑の森をイメージ”とあって、キャンプとの相性も抜群。スモークすることで、ボタニカル感が増します。
香の雫 クラフトジン 養命酒製造 37度 300ml
5.「WHISKY OAK」ウイスキーオーク
最後に「WHISKY OAK」。こちらを開ける頃には、お腹がいっぱいになってしまっていたので、後日、家で楽しみました。
お家でも簡単に楽しめるスモークフード
中学生の娘も、スモークに挑戦！
各種チーズに、わさびチーズちくわ、うずら、ポテトサラダ、魚肉ソーセージをスモークしてみました。
チーズはどれも相性がよかったです。わさびチーズちくわと、ポテトサラダは期待以上の相性の良さ！
魚肉ソーセージは、私のスモークの仕方が悪かったのかもしれませんが、思ったより相性いまいちでした。他のフードに比べて、インパクトが薄め。
スモークすることで、普段食べているもの、飲んでいるお酒が一気にリッチになります。
日常を贅沢時間にグレードアップしてくれるアイテム
深みある薫香を、手軽に楽しめる「煙頭」。
冒険や旅も、一緒に行く人や、行く時間、季節によって楽しみが変わるように、スモークで使用するチップや燻す時間を色々変えて楽しんでみたいです。
皆さんも、「薫りの冒険」に出てみませんか？
公式サイトはこちら
