アウトドアでできるコーヒーの淹れ方は、7種類もある!
まずはアウトドアにおすすめのコーヒーの淹れ方をご紹介!
それぞれのメリットとデメリット、必要な器具とコーヒーの淹れ方をまとめました。淹れ方によってコーヒーの味わいにも違いが出るので、さまざまな方法を試してみてはいかがでしょうか。
基本の淹れ方【ハンドドリップ】
コーヒーの定番といえば「ハンドドリップ」。挽いた豆をドリッパーに入れ、上からゆっくりとお湯を注いでコーヒーの成分を抽出していく方法です。
お湯を注ぐ微妙な手加減で味わいが変わるので、好みの味わいを追求するのも楽しみの1つ。まずは30秒、しっかりとコーヒーを蒸らしてから複数回に分けて丁寧に注ぎましょう。
【必須】
●コーヒードリッパー
●フィルター
●ケトル
●コーヒーカップ
【あると便利】
●コーヒーミル
●ドリップポット
●コーヒーサーバー
●メジャースプーン
簡単で手軽【フレンチプレス】
コーヒー豆の味わいをダイレクトに楽しみたいなら、「フレンチプレス」がおすすめ。ポットに挽いた豆をセットしてお湯を注ぎ、数分間コーヒーの成分を抽出してフィルターで濾したら完成です。
フィルターの目の細かさによっては粉感が残ることもありますが、それもまたフレンチプレスの味なので楽しみましょう。
【必須】
●フレンチプレス
●ケトル
●コーヒーカップ
【あると便利】
●コーヒーミル
●メジャースプーン
ミルクとのアレンジも楽しみやすい【エスプレッソメーカー】
ガツンと濃い味わいを楽しみたいなら、一押しはエスプレッソ。
エスプレッソメーカーに水と挽いたコーヒーを入れ、圧力をかけながら抽出することでコーヒーの油分(コーヒーオイル)とお湯を乳化させる抽出方法です。
コーヒーに含まれる香りや旨味が存分に引き出されるのが特徴で、表面には「クレマ(泡)」が立つところもポイント。
牛乳や豆乳を合わせてカフェラテするアレンジも楽しめるので、キャンプ2日目の朝にいかがですか?
●エスプレッソメーカー
●コーヒーカップ
【あると便利】
●コーヒーミル
●メジャースプーン
暑い日にぴったり【コールドブリュー】
暑い日は、水出しコーヒーの「コールドブリュー」にチャレンジするのもいいかも!
ボトルに挽いた豆と水を入れて保冷しながら抽出し、お好みのタイミングで濾して完成です。
低温の水で長時間かけてじっくり抽出するため、まろやかさや甘さが感じられるのも特徴的。大きめのクーラーボックスなどがあると便利です。
【必須】
●水出しコーヒー用ボトル
●コーヒーカップ or グラス
【あると便利】
●コーヒーミル
●メジャースプーン
●クーラーボックス
ケトル一つでワイルドに【フィールドコーヒー】
「フィールドコーヒー」はケトルにお湯と挽いたコーヒー豆を入れ、直火で煮出すワイルドな抽出方法です。
お手持ちのケトルでできるので、思いついた時に楽しめる手軽さもポイント。
抽出後はコーヒー豆を沈殿させ、ゆっくり静かに注ぎましょう。アウトドアならではのコーヒーを楽しみたい方におすすめです。
【必須】
●ケトル
●コーヒーカップ
【あると便利】
●コーヒーミル
●メジャースプーン
手軽に本格的な味わいを【ドリップバッグ】
特別な器具を用意せず、手軽にドリップコーヒーが楽しめる「ドリップバッグ」。
ハンドドリップと同じように、最初に少量のお湯を加えて豆を蒸らし、数回に分けて注ぐのが美味しく仕上げるポイントです。
販売されている商品も豊富なので、毎回新しいコーヒー豆を試すのもいいかも!
【必須】
●ケトル
●コーヒーカップ
【あると便利】
●ドリップポット
お湯に溶かすだけ!【インスタントコーヒー】
アウトドアで手軽にコーヒーを味わうなら、インスタントコーヒーという選択肢もアリ! カップにコーヒー粉末を入れ、お湯を注げばあっという間に完成します。
人数が多いときに重宝するうえ、何より荷物が少なくなるのがメリット。濃さを調整すれば、ラテやデザートにアレンジできるのも魅力です。
●ケトル
●コーヒーカップ
キャンプでコーヒーを飲むために最低限必要な道具
ここからは、キャンプでコーヒーを楽しむための必須アイテムをご紹介!
ミルやケトル、コーヒーカップなど、どんな淹れ方をする際にも必要なものを掲載しているのでチェックしてみてくださいね。
初心者は【セット商品】がおすすめ!
コーヒー関連のアイテムは種類が多いので、どれにしようか悩みますよね。
どれを買えばいいのか迷ってしまう初心者さんは、全てが揃っている「セット商品」を購入するのもおすすめです。
収納ケースに入っているものも多いので、持ち運びにも便利。アイテム同士のサイズや相性を考えなくて良いのもポイントです。
カリタ ニューカントリー102
サイズ | 約17×12.5×24cm |
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重量(g) | 515 |
材質 | ステンレス |
セット内容 | フタ,シャワーポット,ドリッパー,ポット |
本体はお手入れしやすいステンレス製です。杯数ごとに湯量のメモリがついており、1度に最大4杯分淹れられます。
ハリオ V60 アウトドアコーヒーベーシックセット
サイズ | バッグ:33×29×17cm |
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重量(g) | 1,500 |
材質 | ステンレス鋼 |
セット内容 | ドリッパー, ペーパー40枚, コーヒーサーバー, ドリップケトル |
セット内容はドリッパー、コーヒーサーバー、ドリップケトル、ペーパーフィルターの4点で、ミルの収納スペースが備えられた仕切り付き専用バッグに収納可能。初めての方はもちろん、アウトドア用の道具一式をセットで揃えたいという人にもおすすめできます。
ポケトル コーヒーキット8点
サイズ | 約29×10.5×15cm |
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重量(g) | 1,700 |
材質 | スチール |
セット内容 | ツールボックス,ツールボックス敷き布,ポケトル120S,ドリッパー,コーヒーミル,コーヒーミル専用巾着,スタンド(木製),スタンドストッパー |
コーヒーミルは1度に20gの豆を挽くことができ、2人でコーヒーを楽しみたいときにぴったり。工具箱1つにまとまるコンパクトさとオシャレさが魅力です。
TIME MORE ナノキャリーイング キット
サイズ | 約33.5×24.5×10.5cm |
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重量(g) | 1,250 |
材質 | NANOコーヒーグラインダー:ステンレス,天然木/メタルビーンジャー:ステンレス,シリコンゴム/fish03ケトル300ml:ステンレス/クリスタルアイPCドリッパー00:トライタン/ペーパーフィルター:紙 |
セット内容 | NANOコーヒーグラインダー,メタルビーンジャー×3,fish03ケトル300ml,クリスタルアイPCドリッパー00,円錐ペーパーフィルター×10枚,清掃用ブラシ,日本語説明書 |
全体的にブラックで統一されたスタイリッシュな見た目もポイント。ミルの本体はアルミ素材で、刃はステンレス。36段階で粗さの調整が可能なので、こだわりたい方にもおすすめです。
AND MYSELF コーヒーミル+フィルター+ケース
サイズ | 約27.8×27.2×12.2cm |
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重量(g) | 570 |
材質 | ステンレス鋼 |
セット内容 | コーヒーミル,掃除用ブラシ,ステンレスフィルター,収納バッグ |
ケースにはお好みでカップやコーヒー豆なども収納可能です。必要最小限のアイテムをセットで揃えたい方にうってつけです。
リバーズ コーヒーポアオーバーセット
サイズ | ケイブR:約10.2×10.2×8.5cm ポンドF:約11.5×6.6×0.5cm |
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重量(g) | 88 |
材質 | ケイブR:シリコーンゴム ポンドF:ポリプロピレン |
セット内容 | コーヒードリッパー「ケイブR(リバーシブル)」,コーヒードリッパーホルダー「ポンドF」 |
本体重量は約88gで、1~4杯分のドリップに対応しています。ハイキングなどの山歩きに持って行きたい方にもおすすめです。
こちらのセットは、ドリッパーとホルダー(カップ)のセットになりますので、別途お湯を注ぐケトルが必要になります。
【コーヒーミル】のおすすめ5選
お次はコーヒー豆を挽く「コーヒーミル」。コンパクトに持ち運べるハンディタイプが便利です。ハンドル部分を取り外せる商品も多く、収納もしやすくなります。
また、ほとんどの製品がダイヤルを調整することで粉の粗さを調節できる仕様になっており、味にこだわりたい方は粒度調節の細かさもチェックしてみましょう。
セラミックを扱う日本のメーカー「ポーレックス」が作る大人気のコーヒーミル。本体はステンレスですが、刃の部分がセラミックでできているため、粉に金属臭が移らないのも人気の秘訣です。1度に挽けるコーヒー豆は約3人分の30g。重量は約320gとなっています。
ステンレスの本体と木を使ったハンドルがオシャレな一品です。1度に挽ける豆の量は約2人分の20g。刃はセラミックで、粗さの調整も可能です。重量は約225gと軽量。ハンドルとフタが一体型なためコンパクトで管理しやすく、付属の収納袋に入れれば持ち運びもしやすいです。
手に馴染む木のボディが特徴的なコーヒーミル。重量は560gと比較的重めですが、テーブルや台に置いて使うことを想定しており安定感は抜群です。刃には硬質鋳鉄が採用されており、粒度調節が可能なのはもちろん、浅煎りの硬い豆もらくらく挽くことができます。一度に挽ける豆の量は10グラム程度なので、ソロキャンプで使いたい方におすすめです。
ステンレスの本体にキャプテンスタッグおなじみのマークが映えるスタイリッシュな一品です。刃はコーヒーの風味を損なわないセラミック素材で、粒度調節も可能。ハンドルをボディに固定できるバンドが付属しており、グラインド時の滑り止めの役割も果たしてくれます。
重量は219gとコンパクトで、1度に挽ける豆の量は17g。1〜2人での使用におすすめです。
電動で手軽にコーヒー豆を挽きたい方は電動グラインダーがおすすめ。USB充電ができる手軽さながら、3時間充電でコーヒー豆20gを約25回挽けるパワフルさがあり、硬い浅煎りの豆にもガシガシ使用可能。本体は樹脂製、刃はセラミック素材で、水洗いでのお手入れも可能なところが非常に嬉しいポイントです。
▼アウトドア用コーヒーミルについてはこちらの記事もチェック!
【ケトル】のおすすめ7選
アウトドアで使う「ケトル」は、ステンレスや琺瑯など丈夫な素材を選びましょう。
ハンドドリップでコーヒーを淹れるなら、注ぎ口が細いケトルだと、ドリップ用に別のケトルを用意する必要がなく便利です。
インスタント食品の調理にも兼用したり、その他の抽出方法がメインだったりするならお好みで選んでOKです。デザインも豊富なので、お気に入りのアイテムを見つけましょう。
イーグルプロダクツ キャンプファイヤー ケトル 1.5L
サイズ | 約φ18×9.9cm |
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重量(g) | 249 |
容量(L) | 1.5 |
材質 | ステンレス |
容量は0.7・1.5・4.0Lと3サイズ展開で、それぞれ収納袋付き。注ぎ口は太めなので、ドリップのときは別で細口ケトルがあると便利です。
▼焚き火と相性抜群のケトルについてはこちらの記事をチェック!
メスティンでメジャーなブランド「トランギア」から、アルミ素材で使い勝手が良いケトルをチョイス。4人分のお湯を沸かしたいときにも便利なサイズです。本体の開口部が広いので、中に五徳やバーナーなどを収納できるのもポイント。焚き火のような直火にかける際は、持ち手部分のラバーチューブが溶けてしまうため外して使いましょう。
注ぎ口は若干傾斜があり注ぎやすいですが太めなので、ドリップの際は別の細口ケトルに移すのがベターです。
月兎印 スリムポット 0.7L
サイズ | 約19.5×9.5×16cm |
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重量(g) | 420 |
容量(L) | 0.7 |
材質 | ホーロー用鋼板 |
高さのあるレトロなデザインで、コーヒーグッズとしても、キャンプサイトのアクセントとしてもぴったり。注ぎ口が細いので、お湯を沸かしてからそのままドリップできるのも魅力です。
キャプテンスタッグ ドリップポット
サイズ | 約20.5×9.7×17cm |
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重量(g) | 340 |
容量(L) | 0.5 |
材質 | 本体:ステンレス鋼/取っ手:ステンレス鋼 |
本体はステンレス製で、持ち手は掴みやすいよう2重のデザイン。無骨でオシャレなマットブラックのカラーリングも、馴染みやすく汎用性が高いです。
高火力でも安心なステンレス製のケトルです。高さがあり、吊り下げ可能なハンドルの付いたクラシカルデザインで、アウトドアシーンとの相性は抜群です。焚き火の上で使用するときも灰が入りにくいよう、フタにカバーがついているところもポイント。容量も多く、大人数のお湯を沸かしたいときに便利です。
コーヒー器具メーカー「カリタ」製の、ステンレス製のコーヒーポットです。注ぎ口はドリップに適した形で、お湯を沸かしてからそのままハンドドリップ可能。コーヒーグッズを扱う有名メーカーなので、同ブランドで他のグッズを揃えるのもおすすめです。
スノーピーク フィールドバリスタ ケトル CS-115
サイズ | 約23×13×19cm |
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重量(g) | 6000 |
容量(L) | 1.3 |
材質 | ステンレス,ブラス,天然木 |
ケトルの開口部が大きいので、中にミルやドリッパーなど必要なアイテムを収納できるのもポイントです。3〜4人分のお湯も沸かせる容量の多さも魅力。
くすみのあるステンレスボディと木製パーツは、同ブランドのミルと同じなので好相性。非常にオシャレなので、揃えてみるのもおすすめします。
▼キャンプ用ケトルについてはこちらの記事もチェック!
【コーヒーサーバー】のおすすめ3選
1人の場合はマグカップに直接ドリップすれば良いですが、1度に複数人のコーヒーを淹れる場合は「コーヒーサーバー」が必要です。コーヒーサーバーはガラス製のものが多いですが、アウトドア用で選ぶなら、割れにくい素材がベスト。
ガラス製のもの以外には、耐久性に優れたステンレス製サーバーや、まるでガラスのような見た目のプラスチック製サーバーなどが販売されているので、チェックしてみましょう。
珈琲考具 割れにくい サーバー 700ml
サイズ | 約15×12.2×13.7cm |
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重量(g) | 200 |
容量(L) | 0.7 |
材質 | 本体:飽和ポリエステル樹脂/フタ:ポリプロピレン |
50ml単位のメモリと4杯分までの杯数に対応したメモリがついているので、コーヒーを注ぐ際に便利です。アウトドアはもちろん、小さなお子様がいるご家庭や、破損の心配を減らしたいという方にもおすすめの逸品です。
ハリオ V60 メタルコーヒーサーバー 500ml
サイズ | 12.6 x 17 x 12 cm |
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重量(g) | 253 |
容量(L) | 0.5 |
材質 | ステンレス |
ステンレス製なので焚き火にも耐えられる耐久性がありながら、おしゃれなデザインは所有欲も満たしてくれます。
同ラインよりコーヒードリップに必要な器具が一式収納できるバッグや、アウトドアコーヒー入門のセット、アウトドアコーヒーを楽しめるフルセットも登場しています。
ハリオ Glass Coffee Maker
サイズ | 約13.2×11×16.4cm |
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重量(g) | 400 |
容量(L) | 0.4 |
材質 | サーバー:耐熱ガラス/ドリッパー:ステンレス/バンド:シリコーンゴム |
ドリッパーはステンレスフィルターが採用されているので、紙フィルターは必要なし。こちらはシンプルなガラスのデザインなので、取り扱いに注意が必要ですがオシャレにキメたい方におすすめです。
【マグカップ】のおすすめ5選
コーヒーを楽しむときに、マグカップは欠かせません。お気に入りのマグを使えば、コーヒーもより美味しく感じることでしょう。
自宅で使用しているお気に入りマグを、アウトドアで使うのも良いですが、レジャー気分を盛り上げるなら、ステンレス素材や木でできたカップ、またはシェラカップで楽しむのも雰囲気が出ます。
今回はそんなアウトドア気分を上げてくれるマグカップを紹介します。持ち運びに便利なアイテムを選ぶなら、スタッキングできるかも注目してみましょう。
チタン素材で軽量なアウトドア向けマグです。2つの持ち手はカップ側面に沿わせるように折りたたむことができ、省スペースなのも特徴です。チタニウム素材は熱伝導率が低く、熱い飲みものを入れても口元が熱くなりづらい仕様です。
▼スノーピークのマグについてはこちらの記事をチェック!
天然木を使用して作られた伝統的なハンドメイドマグカップ。もちろん食品衛生法適合検査済みなので安心して使用できます。丸みのあるデザインは、アウトドアはもちろん普段使いにも⚪︎。ハンドメイドなので一品ごとに色味やサイズが異なり、使っていると愛着がどんどん湧いていきます。
▼ククサについてはこちらの記事をチェック!
手に馴染むデザインの木製コーヒーカップです。丸みのあるデザインで優しい雰囲気がポイント。天然素材なので色や木目の出方がそれぞれ違い、お気に入りのこだわりカップをお探しの方にもぴったりです。食洗機対応なので、自宅でも気軽に使用することが可能です。
GLOCAL STANDARD PRODUCTS TSUBAMEマグ Lサイズ
サイズ | 11.5×8.2×8.8cm |
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重量(g) | 115 |
容量(ml) | 400 |
材質 | ステンレス,琺瑯 |
小さなツバメのワンポイントもかわいいです。琺瑯はニオイがつきにくいのも嬉しいですね。
ユニフレーム UFシェラカップ 300
サイズ | 約φ11.9×17.5×4.1cm |
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重量(g) | 95 |
容量(ml) | 300 |
材質 | ステンレス鋼 |
シェラカップの嬉しい点は、スタッキングが可能なところ。キャンプギアメーカーとして確かな製品を作るユニフレーム製なので、こだわりの一品をお探しの方にもぴったりです。
▼ユニフレームのシェラカップついてはこちらの記事をチェック!
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【淹れ方別】キャンプでコーヒーを飲むために必要な道具
ここからは、コーヒーの淹れ方別に必要なアイテムのおすすめをご紹介します。
ドリッパーやパーコレーター、フレンチプレス、エスプレッソメーカーなどを幅広く紹介します。老舗アウトドアブランドのアイテムも登場するので、道具にこだわりたい方は必見です!
▼【ドリッパー&フィルター】おすすめ5選はこちら
▼【パーコレーター】おすすめ2選はこちら
▼【フレンチプレス】おすすめ3選はこちら
▼【エスプレッソメーカー】おすすめ3選はこちら
▼【コールドブリューメーカー】おすすめ3選はこちら
【ドリッパー&フィルター】のおすすめ5選
ハンドドリップで楽しみたいときの必須アイテムが「ドリッパーとフィルター」です。
フィルターは定番の紙のほか、セラミックやステンレス、布などの種類がありそれぞれ違った味わいが楽しめます。
スッキリ味がお好みなら紙や布、コーヒーオイルのコクを楽しみたいならステンレスを選びましょう。紙フィルター以外は洗って繰り返し使えるので、ゴミを増やしたくない方にもおすすめです。
重量12gの軽さが魅力のドリッパーです。分解することで折りたたみでき、持ち運びやすさも抜群。組み立てた時は三角形になり、安定感もあります。カラーは全4色。容量は1.5カップ分ですが、軽量で安価なので1人1つ持つのも良いかもしれません。
スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー
サイズ | 10.4×10.4×9.6cm |
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対応杯数 | 1〜2 |
重量(g) | 140 |
材質 | ステンレス |
1〜2人用のコーヒーを淹れたいときにぴったりで、4本の脚は安定しておりカップやコーヒーサーバーの上に乗せて使いやすいデザインです。
ユニフレーム コーヒーバネット シエラ
サイズ | φ14.5×7cm |
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対応杯数 | 2 |
重量(g) | 47 |
材質 | ドリッパー:ステンレス鋼/収納袋:ナイロン/フィルター:バージンパルプ |
ステンレス製で重量47gと軽く、付属の収納ケースに入れればコンパクトにまとまるので持ち運びにも便利です。
▼ユニフレームのコーヒーバネットついてはこちらの記事をチェック!
キャプテンスタッグ フォルダブルステンメッシュフィルター 円錐 フック付き 1-2杯
サイズ | 約12×8.5cm |
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対応杯数 | 1~2 |
重量(g) | 13 |
材質 | メッシュ:ステンレススチール/糸:ポリエステル繊維/フック部:18-8ステンレス鋼 |
両脇にフックがついており、カップにそのまま掛けてドリップが可能。ステンレスフィルター特有のコーヒーオイルも楽しめるので、コク深い味わいがお好みの方におすすめです。
▼キャプテンスタッグのフォルダブルステンメッシュフィルターついてはこちらの記事をチェック!
キッカーランド ブラスコラプシブルコーヒードリッパー
サイズ | φ14.6×2.5cm |
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対応杯数 | 1~4 |
重量(g) | 131 |
材質 | 真鍮 |
1〜4杯分のコーヒーフィルターに対応しており、使用しないときは平らに折りたためるので、持ち運びにも便利です。
【パーコレーター】のおすすめ2選
4〜6杯分入れたいときは、大容量のコーヒーにも対応した「パーコレーター」が便利!
煮出して抽出する方法はフィールドコーヒーに似ていますが、パーコレーターならコーヒー豆も混ざりにくく、手軽に美味しく楽しめます。
アウトドアブランドが販売している商品はタフさが魅力。それではチェックしていきましょう。
スノーピークからは、付属のドリッパーが中に収納できるパーコレーターを紹介。好みやシーンに合わせて、ドリップかパーコレーターか、抽出方法を選べるのがポイント。ステンレス製で、重量は750g。容量760mlで1度に4人分のコーヒーを手軽に淹れられるサイズです。専用の収納袋もついているので、持ち運びにも便利です。
キャプテンスタッグ 18-8ステンレス製パーコレーター
サイズ | 約20×13×15.5cm |
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対応杯数 | 4~6 |
重量(g) | 530 |
材質 | ポット:ステンレス鋼/取っ手:18-8ステンレス鋼,天然木/ふたつまみ:ポリカーボネート/ストレーナー:18-8ステンレス鋼 |
満水容量は1.4Lと大容量で、4〜6カップ分のコーヒーの抽出にぴったりです。ストレーナーもシンプルな構造なので、お手入れも手軽。1つあるとお湯を沸かしたいときにも便利に使えます。
▼パーコレーターについてはこちらの記事もチェック!
【フレンチプレス】のおすすめ3選
「フレンチプレス」は、ポットのサイズが大小様々なので、人数に合わせて選べます。一般的なカフェで見るタイプはガラス製ですが、今回は壊れにくい素材のアイテムをご紹介します。
フレンチプレスにはカップ一体型で非常にコンパクトな商品もあるので、ソロキャンプでコーヒーを淹れたい方は必見です。
バイオライト ケトルポット&コーヒープレスストーブ
サイズ | φ13.3×26cm |
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対応杯数 | 6 |
重量(g) | 545 |
材質 | ポット:ステンレス鋼/ふた:BPAフリーポリエステル/バスケット:BPAフリーポリプロピレン/メッシュ:ステンレススチール/パッキン・ハンドル:シリコーン/プランジャー棒:ステンレス鋼 |
ケトル底部は炎熱を効率よく取り込む形状になっているところもポイントです。重量は545gで、容量は1.5L。一度に6杯分のコーヒーを淹れられる大容量アイテムです。
ボダム トラベルプレスセット(ステンレス)
サイズ | 9×8×17cm |
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対応杯数 | 1 |
重量(g) | 405 |
材質 | ステンレススチール,プラスチック,シリコン |
満水容量は350mlとなっていますが、マイカップタンブラーなので個人での使用がおすすめです。重量は約400g。コーヒー以外に水やお茶といった他ドリンクを入れての使用も可能となっています。
同タイプでプラスチック製のものもあり、ダブルウォールグラスのような見た目でお好みに合わせて選べます。
ビタントニオ コーヒープレスボトル
サイズ | 約φ7.2×24.7cm |
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対応杯数 | 1~2 |
重量(g) | 320 |
材質 | 本体:ステンレス鋼/本体内側:ステンレス鋼/キャップ・飲み口・ツマミ・プランジャー:ポリプロピレン/軸・フィルター:ステンレス/パッキン:シリコンゴム |
抽出できるコーヒーの容量は300ml。重量320g、フィルター部分を外せば、容量420mlのボトルとしても活用できます。
【エスプレッソメーカー】のおすすめ3選
アイテム数を極力抑えたいなら、「エスプレッソメーカー」もおすすめです。イタリアでは直火式エスプレッソマシンの総称として、「マキネッタ」と呼ばれます。
老舗ブランドからアウトドアブランドまで商品も豊富なので、お好みを見つけてみてくださいね。
ビアレッティ 1164直火式 モカエキスプレス
サイズ | 約9.5×16.5×18.5cm |
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対応杯数 | 4 |
重量(g) | 460 |
材質 | 本体:アルミニウム合金/ハンドル:ナイロン樹脂/パッキン:シリコーンゴム/フィルター・バスケット:アルミニウム合金 |
本体はアルミニウム合金で、レトロな雰囲気が感じられるデザイン。500mlペットボトルとほぼ同じ大きさなので、抽出人数のわりにコンパクトに収まります。
▼ビアレッティのマキネッタついてはこちらの記事をチェック!
ロゴス 見える!エスプレッソメーカー
サイズ | 20.5×10×18cm |
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対応杯数 | 1 |
重量(g) | 700 |
材質 | トライタン,ポリカーボネート,アルミニウム,ステンレス,シリコンゴム |
パーツは手軽に分解できるので、お手入れがしやすいのもポイントです。屋外ではもちろんのこと、自宅でも使いたくなるデザインもオシャレ。
ファイヤーサイド エスプレッソ カプチーノメーカー
サイズ | 約φ10.5×19.5cm |
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対応杯数 | 3~9 |
重量(g) | 1,260 |
材質 | 本体:18-8ステンレス/ ハンドル:ベークライト |
本体は丈夫なステンレス製、ノブやハンドルは耐熱性の高いベークライト製となっています。
一番の特徴はスチームノズルで、フォームドミルクを作ることも可能なのでキャンプでラテアートができちゃいます。
【コールドブリューメーカー】のおすすめ3選
暑い夏には、スッキリとした味わいが楽しめる水出しコーヒーを「コールドブリューメーカー」で作りましょう!
こちらもボトルのサイズが様々なので、使いたい人数に合わせて選んでみてください。
オクソー コールドブリュー濃縮コーヒーメーカー
サイズ | 約13×13×29.5cm |
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対応杯数 | 5~7 |
重量(g) | 420 |
材質 | フタ:ポリプロピレン/レインメーカー:ポリプロピレン/タンク:ポリプロピレン/タンクベース:ポリプロピレン,シリコーンゴム,熱可塑性エラストマー,ステンレス鋼/フィルター:ポリプロピレン,ステンレス鋼/キャップ:コルク,シリコーンゴム |
本体はポリプロピレンで、重量は約420g。軽量で破損の心配が少ないのもキャンプ向きです。酸味を抑えた、なめらかで香り高いコールドブリューコーヒーが手軽に楽しめます。
ハリオ フィルターインコーヒーボトル
サイズ | 8.7×8.4×30cm |
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対応杯数 | 2 |
重量(g) | 450 |
材質 | 注ぎ口・栓:シリコーンゴム/ストレーナー:ポリプロピレン/フィルター・メッシュ:ポリエステル/ガラスボトル:耐熱ガラス |
重量は約500gと軽量で使い勝手がよく、まるでワインボトルのようなデザインがオシャレです。
▼ハリオの水出しポットについてはこちらの記事をチェック!
One Brew コーヒーメーカー
サイズ | 約9.5×6.515.5cm |
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対応杯数 | 1~2 |
重量(g) | 200 |
材質 | 本体:耐熱ガラス/パッキン:シリコーンゴム/フィルター:ステンレススチール/蓋:ポリプロピレン |
最大抽出量は350mlで、1〜2人で楽しみたいときにおすすめです。紅茶も淹れることができるため、1つあると重宝するアイテムです。
あると便利!キャンプの雰囲気もアップするコーヒーグッズ
最後は、キャンプでコーヒーを楽しむときにあると嬉しいアイテムをご紹介します!
キャニスターからスキッター、収納グッズまで、便利なアイテムを幅広くピックアップしました。
キャニスターでコーヒー豆を美味しく保管
アウトドアにコーヒー豆を持っていくなら、キャニスターがあると便利です。コーヒー豆は空気に触れると酸化して風味が落ちるので、密閉性の高い容器を選びましょう。
また、長期間の常温保存もNGです。必要な分だけ持って行けるよう適したサイズのキャニスターを検討しましょう。
キントー BOTTLIT キャニスター 300ml
サイズ | 4.5×16.5×6.5cm |
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容量(ml) | 300 |
豆容量(g) | 100 |
重量(g) | 220 |
材質 | 耐熱ガラス,コルク |
スリムな形状は収納の際に幅を取りません。ボトルの口はやや狭めなので、コーヒーミルやドリッパーに移しやすいところもポイントです。
珈琲考具 下村企販 キャニスター
サイズ | 外径7.9×高さ18.2cm |
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容量(ml) | 750 |
豆容量(g) | 200 |
重量(g) | 225 |
材質 | 本体:飽和ポリエステル樹脂/キャップ:ポリプロピレン |
別売りのコーヒーメジャースプーンが内蓋の上にぴったり収まるので、キャンプシーンで重宝すること間違いなしです。
ナルゲン コーヒービーンズキャニスター 200g
サイズ | 18.7 x 7.6 x 7.5 |
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容量(ml) | 650 |
豆容量(g) | 200 |
重量(g) | 100 |
材質 | 本体:飽和ポリエステル樹脂/キャップ:ポリプロピレン |
完全密閉する独自のキャップシステムで、コーヒーの風味が落ちるのを防ぎます。ミルにコーヒー豆を移すときも、「g・ml・oz」の目盛付きで使い勝手抜群です。
ケトルを持ちたくないUL派には、スキッターという選択肢も
ドリップのためだけに、先の細いドリップポットを持っていくのは……と思っている方もいるでしょう。
そこで活躍するのが、普段使っているメスティンやケトル、マグやクッカーをコーヒードリップポットに大変身させるアイテム「スキッター」。
手のひらに収まる小ぶりなサイズ感ながら、様々なアイテムに装着可能なので、大きなドリップポットを持って行く手間が省けて便利です。
わずか1gの軽さと耐久性の高さが自慢のチタン素材のスキッターです。お湯が細く注げるので、ハンドドリップで重宝します。こだわりの独自形状により、メスティンの角やマグカップ、ケトルなど幅広いアイテムに装着可能。電気ケトルにも装着できるので、自宅で使いたいときにも便利です。
同タイプでステンレス製のものもあり、こちらは重量2gとなっています。
ケトルの注ぎ口に差し込んで使うスキッターです。上径19mm下径14mmで、特にトランギアケトル等の山ケトルの注ぎ口のサイズに適合しています。素材は耐熱シリコンとステンレスなので、耐久性も申し分なし。ノズル内を洗える専用の洗浄ブラシが付いているのも嬉しいポイントです。
口径が合うケトルでないと使用できないため、購入前に手持ちのアイテムに装着可能かチェックするのを忘れないようにしましょう。
マグカップのフチに装着して使うチタン素材のスキッターです。重量は8.5gと軽量で、持ち運びにも便利。
アウトドアで使用する一般的なシングルタイプのマグカップであれば装着可能なので、使い勝手も抜群。こだわりアイテムで揃えたい方に一押しのアイテムです。
▼森乃雫のマグ用注ぎ口についてはこちらの記事をチェック!
キャンプにコーヒー道具を持って行くなら収納グッズがあると便利!
アイテム数が多くなりがちなコーヒー関連の道具は、収納グッズでひとまとめにしておくのがおすすめ。
屋外での使用にもぴったりな、耐久性の高いアイテムもご紹介します。
スタンレー ランチボックス9.4L
サイズ | 33×16.5×25.4cm |
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重量(g) | 1,680 |
材質 | ハンドル(持ち手):ポリプロピレン/ハンドル(金具):ステンレス鋼/蓋:スチール/本体内側(金具):ステンレス鋼/本体内側(掛け金・蝶番):ステンレス鋼 |
容量は9.4Lあり、蓋内側はストッパー付きのため、ボトルの収納も可能です。本体に「STANLEY(スタンレー)」のロゴが映えるおすすめの収納グッズです。
キャンプだけでなく、ちょっとした外遊びや、ドライブに出かけた時の車内でのコーヒータイムなどでも活躍しそうです。
▼スタンレーのランチボックスについてはこちらの記事をチェック!
スノーピーク ユニットギアバッグ110
サイズ | 36×25×11cm |
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重量(g) | 600 |
材質 | ポリエステル,ポリプロピレン,ベルポーレン,ポリウレタン |
内面には起毛素材が使用されており、デリケートな小物の整理収納にうってつけ。大きめの持ち手がついており、持ち運びにも重宝します。
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ハリオからは、コーヒーグッズをたっぷり収納できるポリエステル素材の収納バッグをセレクト。中に仕切りがついており、コーヒーポットやドリッパー、ミルなどを傷つけずに持ち運び可能。シンプルなオールブラックのデザインなので、中のアイテムとの調和を気にせず使用できます。
高さもあるため、ある程度大きめの器具もしっかり収納が可能です。
コーヒーを用意して、アウトドアを満喫しよう!
コーヒー関連の道具は様々な種類があるので、最初はどれにしようか迷ってしまいがち。まずは「どのような抽出方法にするのか」「何人分のコーヒーを淹れるのか」など、目的を絞って探しましょう。
キャンプで楽しむコーヒーは格別です。お気に入りのアイテムを見つけてアウトドアを満喫しましょう!