「正直、これ売れています」な人気アイテムを教えてください!

決して安くないキャンプギア。できれば「買って失敗した〜!」は避けたいですよね。
そこで、CAMP HACK編集部がアウトドアメーカーに突撃取材。社員の方に”正直、これ売れてます”な売れ筋ベスト5を教えてもらいました。
自他ともに認める人気製品は、マストバイな神アイテムばかり!?

今回は、高品質で軽量なチタン製品を中心に機能性抜群のアウトドア用品が支持されている「エバニュー」の最新売れ筋アイテムをご紹介します。
発表してくれるのは、株式会社エバニューの仲さんです。果たして、どんなアイテムが飛び出すのでしょうか……?
今回の発表者、エバニューの仲さんです!

株式会社エバニュー アウトドア事業部の仲と申します。製品の企画開発を主に担当しており、岩登りと岩魚釣りの為に毎週末は山の中です。
エバニューの好きなところは「山小屋の談話室」のような雰囲気です。アウトドア事業部には山好きが集まっていて、各々トレラン・クライミング・スキー・山釣りなど、週末思いっきり遊ぶために躍起になって仕事と山の話を交わしています。すなわち、そこで使う道具などの知見が集積しているわけで、面白い物が生まれない筈のない環境です。
ちなみに、皆「キャンプは手段であり、目的ではない」というスタンスです。CAMP HACK読者の皆さまには怒られるかもしれませんが……笑
エバニューは、学校体育用品やアウトドア用品を扱う日本のスポーツ器具メーカー。学校の体育の授業やアウトドアシーンで一度は目にしたことがある方も多いと思いますが、そもそもどんなブランドなのか、おさらいしておきましょう。
発表……の前に、エバニューってどんなブランド?

株式会社エバニューは、日本のスポーツ器具メーカーです。登山用品をはじめとするアウトドア用品の他、学校体育用品なども扱っております。 1924年(大正13年)金属運動具製造卸「増新商店」を創業。 1933年(昭和8)増新「ますます新しい」を英単語に置き換えた「EVERNEW」ブランドを開始。
1940年(昭和15年)登山用コッヘル、ランタン、ホイッスルやメガホンの製造を始める。 1965年(昭和40年)「株式会社増新」から「株式会社エバニュー」に社名改称しました。 1994年(平成6年)チタン製コッヘル発売。構想から2年、加工が難しいと言われたチタンコッヘルの開発に成功。数えきれないほどの失敗、試行錯誤の繰り返し…職人のものづくりに賭ける情熱が、“世界初のチタン製コッヘル”を誕生させました。
そして、2024年には創業100周年を迎えました。
「ランキングベスト5」をチェックしよう!
それでは、数多くの商品を抑えて勝ち上がってきた、最新の「ランキングベスト5」をチェックしてみましょう。どのアイテムも必見ですよ!
第5位:Sputula

5位は、「Spoon + Spatula=Sputula」です。スプーンの食べやすさにスパチュラ的な役割を持たせたオリジナルシェイプのヘッドで、かき混ぜる・掬う・食べるをとことん追及した形になっています。

袋メシの食べやすさ、深型ポットの底に届く長さ……「長いって良いなぁ」と感じてください。納まりの悪さは気にならなくなるはず!

5位には「Sputula」が登場。スプーンとスパチュラのいいとこ取りをした「Sputula」は、調理に食事にと使い方は無限大。
サイズは212×41mm、重さは18gと持ち手が長く軽量なのが最高! スプーンでは調理しにくいといった難点や、鍋や袋メシの底が食べづらいといった問題まで、これひとつで解決できちゃう優れものです。
「Sputula」製品ページはこちら
エバニュー EVERNEW Sputura スプチュラ
サイズ | 212×41mm |
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質量 | 18g |
素材 | サオ ウレタン塗装 |
第4位:WUTOP SD Vario ツヴァイ/2m

4位は、透湿性を備えた丈夫な防水シート「WUTOP SD Vario ツヴァイ/2m」です。
フィルム状の表面は水を通さないので、グランドシートやテントマットとして使用する際は水に触れる地面側に表面を向けて使用します。

寝袋の上に掛ければ、結露対策として水滴から寝袋を守ると共に温度を保つ役割もします。
結露対策にもってこいの「WUTOP SD Vario ツヴァイ/2m」が、4位にランクイン。下からの湿気はシャットアウト! 湿気で寝袋が浸みるといった心配もご無用です。
サイズは1,500×2,000mmで、自分好みのサイズにカットして使用することもできますよ。グランドシートやテントマットとしてはもちろん、運動会やピクニックの際にレジャーシートとして使うのもおすすめ。これさえあれば、雨や梅雨でも快適なキャンプができること間違いなしです!
「WUTOP SD Vario ツヴァイ/2m」製品ページはこちら
▼レビュー記事はこちら!
第3位:Backcountry Almi Pot

3位は、「Backcountry Almi Pot」です。ULハイク界隈で惜しまれつつも生産が終了した商品を日本製で復活させました。
焚き火でもガンガン使えるように特殊コーティングはせずにアルマイト加工のみとし、取り外し可能なベイルハンドルやフラットなフタなどはオリジナルをそのまま踏襲しました。
エバニューのラインナップに加えるためにサイズを調整し、「Ti 570FD Cup」が入るように設計してあります。

シングルバーナーはもちろん、焚き火での調理にもしっかり対応。ソロで動くキャンパー・トレッカーにちょうど良いサイズで、どんどん焼き色が付いて自分オリジナルのクッカーに育っていく様も楽しめます。
トライポッドから吊り下げるためのベイルハンドルの一方は下までしっかり畳めて、逆方向は下まで倒れずに途中で立ち上がった状態にキープできるようデザインされています。

また、蓋の上に炭を置いて上からも熱を加えることができるのでオーブン系の料理にも使えます。
直接食事を摂るにもちょうど良いサイズ感なので、ハンドルを使いたい場合はEBY169ハンドルショート(アルミ製)が便利です。
コンパクトなのに、超万能! 「Backcountry Almi Pot」は、煮る・炊く・焼くがこれひとつでできる優れもの。ソロキャンプでも、バリエーション豊かなアウトドア料理が楽しめます。
200mm・400mm・600mmの目盛り付きなのも嬉しい仕様。使い込めば込むほど味が出て、愛着が湧くこと間違いなしです。
「Backcountry Almi Pot」製品ページはこちら
エバニュー EVERNEW Backcountry Almi Pot
サイズ | 径122×深さ67mm |
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容量 | 650ml(目盛付き) |
素材 | 本体:アルミニウム(アルマイト加工) ハンドル:ステンレス |
質量 | 140g |