「これ、どうやって持って行こう……」と悩んでいる方へ
キャンプ道具の運搬をする際に困るのが、散らかりがちな「調理小物」や「割れ物」の収納方法。
道具に対し、大きすぎる収納ケースを用意すると、中身が泳ぎカチャカチャと音が鳴ったり、破損の恐れにもつながりますよね。それに時と場合によって、キャンプに持っていく道具の量も変化するので、実は収納ケースを選ぶのって意外に難しいんです。
筆者も頭を悩ましている一人でしたが、このスノーピーク「ユニットギアバッグ110」に出合ったことで、収納が劇的にラクになったのでご紹介したいと思います!
筆者のプロフィール
スノーピーク「ユニットギアバッグ110」が最適!
まずは本アイテムについて詳しく見ていきます。外寸サイズは、360×250×110mm。2019年に発売されて以降コアなスノーピークファンに愛されている隠れた名品です。
筆者は上記写真の「110」サイズを愛用していますが、縦横のサイズはそのままで高さが2倍の「220」(外寸360×250×220mm)サイズも展開されています。
スノーピーク ユニットギアバッグ110
スノーピーク ユニットギアバッグ220
収納実例① キッチン調理道具の収納に
一見「普通のソフトタイプの収納バッグでは?」と思う方も多いのではないでしょうか。ここからは収納実例とあわせて、おすすめポイントを具体的にお伝えしていきます。
筆者は以下のアイテムをユニットギアバッグ110に収納しています。
お気づきの通り、コーヒーを淹れるための道具一式です。燃料のCB缶も、ガラス製で割れ物のコーヒーサーバーまで全部この「ユニットギアバッグ110」に入れています。
収納状態がこちら! 「でも、このコーヒー道具一式じゃないとぴったりに収まらないのでは?」と思った人、ここからがポイントです。
「ユニットギアバッグ110」は、仕切りのクッションを取り外しでき、自分好みにレイアウトが可能なのです。
厚みのある仕切り板付き!レイアウトは自由自在
こちらのクッショ材入りの仕切り板が、3枚付属しています。仕切り板の両サイドには面ファスナーがついており、取り付け・取り外しも簡単!
仕切り板は、収納バッグを縦(短辺の方)に仕切れる長さに設計されています。また中央部分には、折り返し用の凹みがついているので、L字に仕切ることも可能です。
筆者は、3枚の仕切り板をこのように設置しています。3つの小さなスペースと、長さ最大35cmまでの道具を収納できる1つの大きなスペースに綺麗に分割することができます。
蓋の裏側にも2つのポケット付き
コーヒーフィルターの収納場所は、「ユニットギアバッグ110」の蓋部分の裏に。ジッパー付きのメッシュポケットが2つ付いており、これまた中身が確認しやすい!
片側にコーヒーフィルター、もう一方にはミルクや砂糖などの調味料を収納することでより実用性をアップしています。
さらに「シェルフコンテナ」にフィット!
また「ユニットギアバッグ110」は、同じくスノーピークの定番アイテムである「シェルフコンテナ」シリーズにスッポリと収まるように設計されています。
実際車に積み込むとき「ユニットギアバッグ110」の上に物が積み重なる場合、いくらクッション材が入っていると言えど中身が少し心配。合わせてシェルフコンテナを利用すると割れ物をよりいっそう安全に運べるようになりますよ。
スノーピーク シェルフコンテナ25
スノーピーク シェルフコンテナ50
収納実例② カメラ機材の収納にも
「ユニットギアバッグ110」は、カメラ機材などの精密機器を持ち運ぶのにもクッション性があるので最適。バックの内側は起毛素材が採用されているため、大切なカメラ機材の傷をつけません。
開け閉めがしやすい!ファスナーの操作性の良さ
咄嗟に道具を取り出したいときに、ファスナーの取っ手リングが大きく設計されていて操作しやすいのも気に入っているポイント。
手袋をつけた状態や片手でも操作しやすく、細かな配慮が効いています。こういった部分にスノーピークのもの作りへのこだわりを感じますね。
このアイテムを選んだ決定的な理由
ここまで「ユニットギアバッグ110」について熱く語りましたが、似たような収納アイテムは他メーカーからももちろん出ています。
筆者が最後にこのアイテムを選んだ理由をお伝えすると「保証の手厚さ」にあるかもしれません。スノーピークの商品には全てのアイテムに保証書がなく、製造上の欠陥のある場合は、無料で修理・交換が可能だからです。
こういった点も気にかけ、長くお付き合いしていける道具と出合えるといいですね。