『キャンプで快眠』の近道はコイツ!5種の “極上エアマット” を集めてみました

キャンプでの快眠を手に入れるなら「エアマット」選びは重要!いくら寝心地が良くても重かったりエアーを入れるのに時間がかかるのは勿体無い。今回はエアーを注入する工程と、エアーを抜く工程がとても簡単なマット5種を試してみました。


記事中撮影:筆者

エアマットは空気を入れるのが大変……


地面の凹凸をしっかり吸収してくれるエアマットは、極楽キャンプを目指すキャンパーにはマストなアイテムです。でも、寝るのは快適でも、空気を入れるのが大変だったりした経験はありませんか?

たっぷり厚みがあるエアマットほど空気の量は多くなるのは当然です。だからといっていちいち息を吹き込んでいては苦しいですし、電動ポンプはモーター音が響きます

しかも、空気を入れるのが大変なマットは、大抵、空気を抜くのも一苦労……。

空気を入れるのも抜くのも簡単な、5つの極上エアマット

そこで今回は、空気を入れるのも抜くのもとても簡単と噂のエアマットに注目。代表的なモデルを5つ集めてみました。




左から、
●シートゥサミット/コンフォートデラックスS.I.マット
(2万1000円+税 【問】ロストアロー http://www.lostarrow.co.jp
●サーマレスト/ネオエアー キャンパー SV
(1万9000円+税 【問】モチヅキ https://www.e-mot.co.jp/
●ロゴス/エアライトマット(ポンプ内蔵)
(9700円+税 【問】ロゴスコーポレーション http://www.logos.ne.jp
●ニーモ/ベクターキャンプインシュレーテッド25L
(2万2000円+税 【問】イワタニ・プリムス http://www.iwatani-primus.co.jp
●ビッグアグネス/インシュレーテッドエアコアウルトラ ショート
(1万1800円+税 【問】ケンコー社 http://www.kenkosya.com/

シートゥサミットだけ、サイズがデラックス!

ビッグアグネスは軽さにこだわったモデルで、長さは122cm。そのためもっともコンパクトに収納できます。一方、シートゥサミットのマットは名前の通りデラックスさと快適さが自慢。そのためどうしてもサイズ感は大きめです。

厚みの違い


厚みの違いはこの通り。シートゥサミット(右下の青)が群を抜いています。ほかのマットは大体同程度の厚みですが、それぞれに寝心地が違います。

それでは、各マットについて見ていきましょう。

こんなにデラックスなのに、準備も片付けも3分以内!


まず、期待度マックスなのがシートゥサミットの「コンフォートデラックスS.I.マット」。

厚みはもちろん、表地はソフトな35Dストレッチニットで肌触りよし。控えめなグラフィックも好感が持てます。

コンパクト性△ 寝心地◎

サイズは183×64cmで、1,595g。決して軽量・コンパクトではありませんが、その分寝心地は抜群によく、腰や肘が地面につくことはありません。

キャンプはもちろん、自宅の来客用マットにしてもよさそうです。

比較的簡単に空気も入れられる


大口径のバルブで、素早く空気を入れられます。バルブには「twist」と書かれていて、ひねって反対側にすると逆止弁付きの排出用バルブとなります。これは便利!


さすがにこのサイズは口で息を吹き込むと大変。ウエアなどの収納袋としても使える、エアストリームポンプサック(3,300円)で空気を注入しました。

15回ほどで身体を支えられるほどになります。ここから先はポンプではなく、バルブをあけたまま放置しておくとパンパンに膨らみます。柔らかめが好きなら、バルブをプッシュして調整しましょう。
膨らんでいく様子が公式サイトで分かりやすく公開されているので、動画をご確認ください。

ちなみに、エアストリームポンプサックは同社マットのほかに、口があえば他社製マットにも取り付けられました。


バルブから内蔵フォームが見えます。フォームは台形にくり抜いた「デルタコアフォーム」になっていて、厚みがあるのに40%もの軽量化を実現しているんだとか!

しかも公表されているR値は5.2。十分な断熱性で、寒がりキャンパーも安心です。
ITEM
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) コンフォートデラックスS.I.マット (レギュラーワイド)
●サイズ:全長183×幅64×厚さ10cm/レギュラーワイド
●収納サイズ:φ21×65cm/レギュラーワイド
●重量:1,840g/レギュラーワイド
●R値(熱抵抗値):5.2相当
●付属品:専用スタッフサック
ITEM
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ポンプ エアストリーム
●サイズ:26×20×63cm
●重量:約48グラム
●素材:15DウルトラSILナイロン
●容量:20リットル

待望のスピードバルブを搭載。軽くて温かい新作ネオエアー

次は「マットと言えばこれしかないでしょ!」という熱烈ファンが多いサーマレストの新作です。

重さは先ほどのシートゥサミットのおよそ半分


「ネオエアー キャンパー SV」は、信者が多いのも納得の軽さ(820g)とサイズ感(183×51cm、厚み7.6cm)。

エアマットらしいフワフワとした寝心地は、従来の「ネオエアー キャンパー」(上の写真)同様。周囲がこんもりと盛り上がっているので、マットから滑り落ちにくいデザインなんですね。

スピードバルブのおかげで空気入れがスムーズ!


このモデルの特徴は、なんといってもスピードバルブを搭載しているということ! 従来のバルブよりも断然ワイドな「スピードバルブ」を装備しているので、バルブの手前でフーッと息を15回ほど吹き込むだけでふんわり。バルブを口にくわえて吹き込むよりも断然息苦しくなりません。これはスゴイ!

最後のひと息はいつものバルブで


ちゃんと見慣れたバルブも付いています。スピードバルブだけでは目一杯空気をいれることが難しいので、最後の調整はこちらのバルブを使います。

空気抜きは、まさに一瞬


スピードバルブ部分はよくある防水バッグ同様に、クルクルと丸めてからバックルで留める方式。


空気を抜くのもあっという間! これは便利です。エアマットの収納に時間がかかっていた不器用さんは感動モノ。
一瞬で空気が抜ける様子はこちらでチェック!


バルブから中をのぞくと、内部を仕切りが見えます。

公式サイトによると、波状に区切るウェーブバッフルテクノロジーと、熱反射板を挟み込むサーマキャプチャーテクノロジーを採用しているとのこと。

また、公表されているR値=2.2。先ほどのシートゥサミットのR値5.2よりは大分低いですが、3シーズンのキャンプなら十分な断熱効果と言えます。
ITEM
THERMAREST(サーマレスト)  ネオエアー キャンパーSV
●サイズ:63×196cm (収納サイズ:15×15×30cm)
●重量:910g
●材質:表面/75Dポリエステルダブルダイアモンド、裏面/75Dポリエステル
●厚さ:7.6cm
●R値:2.2
●原産国:アメリカ



ロゴスのマットに待望の足踏みポンプ内蔵が!

電動ポンプ付きのベッドに定評があるロゴスですが、この春、待望の足踏みポンプ内蔵マットがリリースされました。「エアライトマット(ポンプ内蔵)」です。

ポンプ込みで540g!空気入れは1分で完了


エアライトマット(ポンプ内蔵)のサイズは、185×52cm、厚みは約10cmです。重量はポンプ込みで540gとかなりライトなことがわかります。


これがポンプ部。かかとで穴を塞いで踏み込み、脚を上げるときに少しかかとを浮かせるのがコツです。空気の注入は約1分! なんとスピーディーなんでしょう。

ただ、ポンプを踏むので、地面にとがった石などがないことを十分注意してくださいね。
ロゴス公式の動画でも分かりやすく紹介しているのでご覧ください。

もうひとつ、マットの足下にバルブが付いているので、ここの弁を内側に開けばあっという間に空気を抜けます。


ちなみに空気抜き用バルブは、フタをあけるだけではこのように弁が閉じ他状態です。なのでうっかり間違えてバルブを開けてもすぐには空気が抜けません。ここらへんの安心設計は、さすがロゴスさん。

価格も10,000円ほどなので一番この中では手に入れやすい価格帯です。

こちらのマットは断熱仕様ではなくR値は公開されていません。冬場の使用は注意が必要です。
ITEM
ロゴス エアライトマット
●総重量:(約)540g
●サイズ:(約)185×52×10cm
●収納サイズ:(約)10×10×28cm
●構成:マット、収納袋
●主素材:ナイロン(TPU)、PU

左右への揺れを感じにくく底付きも抑制した快眠パッド

ニーモ「ベクターキャンプインシュレーテッド25L」ほか、すでにいくつかのモデルでフットポンプを内蔵しているニーモですが、ここ数年は、ポンプ内蔵の扱いやすさに加え、寝心地のよさも大きく進化させているんです。

あの不快な「底つき」を感じにくい


サイコロを組み合わせたような独特の内部構造により、肘をついたり、立て膝をついたりといった場合でも底つきをほとんど感じません。

「え、そんなこと?」と思うかもしれませんが、フィールドで寝ていると、不意に起き上がるときの底付きで「痛い」「冷たい」と不快に感じてしまうもの。これはありがたい仕様です。

左右への横揺れもしづらい仕様

また、この独自構造により左右への揺れがあまりないことも特徴。両サイドが少し高くなっていて横になったときの安定感がいいなど、「眠り」への工夫が満載です。サイズは、193×64cmで、厚みは8cm。重量855g。


これがフットポンプ。効率よく空気を取り込めるバルブなので、脚を素早く、小刻みに動かしてもきっちり空気が入ります。


硬さの微調整はこちらの従来式バルブで行います。赤いキャップがなんだかステキ。


収納時はバルブを全開に。スピーディーにぺたんこになります。内側もちょっとだけ見えて、プリマロフトをラミネートしていることがわかります。これで断熱性を持たせているんですね。(R値は公開されていません。)
ITEM
NEMO(ニーモ・イクイップメント) ベクターキャンプ インシュレーテッド25L
●本体重量:855g
●幅:64cm
●長さ:193cm
●厚さ:8cm
●収納サイズ:22×Φ15cm
●素材:75DポリエステルRS(ボトム)/30DポリエステルRS(トップ)
●付属品:専用スタッフサック、コンプレッションストラップ、リペアキット

吹き込む・たたむ、独立バルブが便利!

最後は軽さと暖かさにこだわったビッグアグネスの「インシュレーテッドエアコアウルトラ」です。

重量は今回最軽量の397g


縦方向にチューブが伸びていて左右への揺れを抑えるデザインになっています。サイズは122×51cm、重量397g。厚みは約9cm。サンプルはショートサイズですが、ほかにレギュラー(183×51cm、598g)もあります。

キャンプオンリーならレギュラー、サイクリストやハイカーなどなるべく軽くしたい人はショートを……と選択する楽しみがありますね。

-9℃でも。断熱性の高いエアマット


ちょっとわかりにくいのですが、内側(片面)に中綿を溶着していて-9℃でも底冷えを感じないようにしています。寒がりのキャンパーも安心ですね。(R値は公開されていません。)


逆止弁付きのツーピースバルブ。写真左側がインフレーションバルブで、右側がデフレーションバルブです。

機能ごとにバルブを独立させることでクイックに膨らませたり、畳んだりできるというわけ。今回はショートサイズでしたが、レギュラーサイズのマットだとありがたみ倍増です!
ITEM
ビッグアグネス インシュレーテッドエアコアウルトラ/ショート
●サイズ:長さ:122cm 、幅:51cm
●収納サイズ:9×18cm
●重量:397g
●仕様:対応温度:-9℃~2℃ 、厚み:9~8.5cm
ITEM
ビッグアグネス インシュレーテッドエアコアウルトラ/レギュラー
●サイズ:長さ:183cm、幅:51cm
●収納サイズ:10×20cm
●重量:598g

似ているようでちょっと違う、エアマットの個性

人数分、広げたり収納したりするマットは、寝心地だけでなく扱いやすさも重要です。見た目はよく似ているエアマットでもメーカーごとにバルブへのこだわり、違いがよくわかりました。

みなさんもマット選びの際は、ショップでバルブを試してみてくださいね!

大森弘恵の記事はこちら


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大森弘恵

フリー編集者、ライター。〔おひつじ座 × A型 × 我が道をいくライオン〕

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