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【徹底検証】2024年|ドームテントおすすめランキング14種

【徹底検証】2024年|ドームテントおすすめランキング14種

ドームテントのおすすめランキングを紹介!選ぶときのポイントに加え、コールマンやザ・ノースフェイス、スノーピークなどのドームテントを実際に検証してランキングを作成しました。また、おしゃれなレイアウトや、ワンポールテント・パップテントとの違いも紹介しています。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

検証ポイント

実際の検証の様子へ

ドームテントの人気14製品を用意し、編集部が実際に使用して比較・検証しました。

  • ランドネストを設営する

    ⒈設営(組み立てやすさ)

    実際にテントを設営し、フレームの通しやすさや工程の多さなどを評価し、組み立てやすさを採点しました。説明書の内容も確認し、わかりやすく解説されているかなども確認しています。

  • ランダー4で4人寝る

    ⒉居住性(広さ)

    公式表記の対応人数が実際にインナーテントで横になり、広さを確認しました。また前室の広さは、トランクカーゴが置けるか、キャノピーは跳ねあげられるかで評価しています。

  • コールマンタフワイドドームVを持つ

    ⒊携行性(持ち運びのしやすさ)

    テントを収納した際の縦×横×奥行の大きさと重さを確認し、持ち運びのしやすさを検証しました。

  • テント内にLEDランタンを吊るす

    ⒋機能性(便利な機能性)

    前後に出入口はあるか、換気を促す窓やベンチレーションはあるか、テント下部からの隙間風を防ぐスカート、ランタンを吊り下げるフックなど、基本的に備わってほしい機能があるかを検証しました。

目次

ドームテントの特徴

複数並んだドームテント

ドームテント とは文字通りドーム型のテントの総称で、ファミリーや友達など、複数人で広々過ごせるのが魅力。テント内の空間が他のテントと比べて広く、初心者でも設営しやすいです。

メリット

ワークマン イナレムギアシェルターIIを運ぶ

設営にコツが必要なく、誰でも簡単に設営できるのがメリット! 設営後に場所を変えたくなった場合でも、テントが自立しているため簡単に移動できます。湾曲したフレームで半円の形を作っているので壁際でも天井が高く、複数人でも広々過ごせるのが大きなメリットです。

デメリット

ナフコ キャノピーテントの前室

テント内のスペースは充分ですが、リビングルームが狭いことが唯一のデメリット。ドームテントの入口には、前室と呼ばれるちょっとしたスペースがあります。荷物や靴を置くことはできますが、リビングルームとして使うにはやや狭いため、雨の日などは別でタープを用意する必要があります

ドームテントの選び方

ドームテントを選ぶときは、以下の4つのポイントに注目しましょう。

組み立てが簡単ならすぐキャンプを始められる

コールマン タフワイドドームV/300を設営している様子

そもそもドームテントは設営しやすいモデルが多いですが、そのなかでも構造がよりシンプルなものを選ぶと設営時間を短縮できます。ただし、設営がシンプルなものはコンパクトな居住空間になることも多いので、自分に合ったスタイルのテントを選ぶことが大切です。

スリーブが色分けされていると迷わず設営できる

ザ・ノースフェイス ランダー4のフレームとスリーブ

ドームテントのなかには、フレームと、フレームを通すスリーブが色分けされているモデルがあります。色分けされていることで「フレームを通す場所を間違えてしまった」というミスを防ぐことができるため、設営が不慣れな初心者の方にはうれしいポイントです。

テントを使う人数+1〜2人用のサイズを選ぼう

スノーピーク アメニティドームM

テントはアイテムごとに対応人数が決まっています。荷物もたくさん入れつつ広々過ごしたいなら、対応人数+1〜2人のサイズを選ぶと快適に過ごせるでしょう。ギアの量やテント内のレイアウトを考慮しながら選びましょう。

車以外で移動するならコンパクトさも大事

ワークマン イナレムギアシェルターIIの収納状態

車で移動するならテントのサイズがやや大きくても積載できますが、バイクや徒歩の場合はコンパクトさも重視しましょう。重くかさばるテントだと積載や移動がスムーズにできないため、なるべく軽量なものを選ぶといいですよ。重さは5kg以内、横・奥行き・高さの合計が100cm以内がおすすめです。

天井が高いと屈まず過ごせる

コールマン タフワイドドームV/300の室内

※写真の編集部員は175cmです

天井は180cm前後あると、大体の人が屈むことなく過ごせるのでおすすめです。天井が高いと圧迫感が少なく、着替えやテント内の移動もスムーズです。しかし天井が高いと耐風性は下がってしまいます。悪天候でも安定して設営したいなら、高さ130cm以下のテントを選ぶといいでしょう。

広い前室やキャノピー付きならリビングとしても使える

ロゴス ROSY オーニングドーム XLプラス-bb

前室があれば、靴や荷物を置いて玄関のように使うことができます。広めの前室なら、小さめのリビングとして活用可能。キャノピーを立ち上げられるテントなら、日除けを作ることができリビングスペースを広げることが可能です。

快適に過ごすための機能を備えているか確認しよう

ザ・ノースフェイスのランダー4

ドームテントには、さらに快適に過ごすための機能がたくさん! テント内で過ごすことをイメージしながらチェックしましょう。

前後に出入口があると移動がラク

オガワ ピスタ5

前後に出入口があると荷物を出し入れしやすいだけではなく、メッシュパネルにして風の通り道を作ることができます。また夜にトイレに行きたい場合など、寝ている人をまたがず移動できるのもメリット! ファミリーにはあると嬉しい機能です。

ベンチレーションがあれば空気や熱気がこもりにくい

スノーピーク アメニティドームのベンチレーション

ベンチレーションがあれば、入り口を閉め切っても換気ができるので便利です。特に夏は熱がテントの上部にこもりがちなので、天井にベンチレーションがあると涼しく過ごせます。

ランタンフックで夜も明るく過ごそう

スノーピーク アメニティドームのランタンフック

ランタンフックがあれば、LEDランタンを吊るすことができます。天井に吊るすことで室内を照らすことができるので、夜にテント内で過ごすときに便利です。

スカートがあれば足元の雨水や冷気をシャットアウトできる

オガワ ピスタ5のスカート

雨の日や寒い季節にもキャンプをしたいなら、チェックしたいのがスカートの有無。フライシートの隙間から雨水や冷気の侵入を防ぎます。一方で、スカートがあるテントを夏場に使うと空気がこもりやすくなってしまいます。その場合は、スカートを巻き上げられるテントを選ぶと便利です。

耐水圧は1,500mm以上あれば安心

水に濡れたアメニティドームM

キャンプでは突然雨が降ってくることもあるため、防水加工されたテントを選ぶと安心です。耐水圧が1,500mm以上のテントを選ぶようにしましょう。1,000mmでも通常の雨は防ぐことができますが、一晩中雨が続く場合などは避けたほうがいいでしょう。

ドームテントの総合人気おすすめランキング

実際にテントを全て設営し、検証したポイントをもとにドームテントの人気おすすめランキングを作成しました!

また、下記の携行性を重視、居住性を重視などタップすればそれぞれの項目でのランキングを表示させることも可能です。 

▼表の商品名をタップすると、検証レビューにジャンプできます

1位
  • 機能性No.1
  • ECランキング3位

ザ・ノースフェイス ランダー4

総合評価

★★★★★★★★★★ 4.14

  • 設営 ★3.9
  • 居住性 ★4.5
  • 携行性 ★3.3
  • 機能性 ★4.5
設営方法フライシート独立→インナーテント後付け
フライシートサイズ260×480×180cm
インナーテントサイズ230×210×170cm
収納時サイズ65×24×24cm
重さ7.57kg
耐水圧2000mm
前後に入口前後両方
ベンチレーション
ランタンフック
スカート
サイドフラップ×
メッシュスクリーン
付属品説明書

前室が広くリビングとして使える。スタイリッシュで機能面も充実

今回検証したドームテントのなかで、見事1位となったのはザ・ノースフェイスのランダー4。落ち着いたカーキのカラーと、スタイリッシュなデザインが魅力のテントです。

ザ・ノースフェイス ランダー4の前室

1番の特徴は広めの前室。小さめのテーブルやチェアを置いて、リビングスペースを作ることが可能です。さらに前室のサイドにも入口が付いているので、荷物の運搬や出入りがラクでした。 

ザ・ノースフェイス ランダー4の室内

公式表記の対応人数である4人で横になったところ、幕が体に接触することなく居住性は高評価! インナーテントの天井は170cmと高く、幕の壁が垂直に近いので圧迫感を感じにくいです。ドアの布をくるくる巻かずに、ガバっと入れることができるポケットも便利。

※画像の白い丸い部分がドアポケット

ザ・ノースフェイス ランダー4のベンチレーションとランタンフック

機能性ではNo.1を獲得! ベンチレーションやランタンフック、冬キャンプにも対応できるスカートが付いています

ザ・ノースフェイス ランダー4のスリーブ

説明書は図表がメインでややわかりづらかったものの、フレームとスリーブが色分けされていたので直感的に設営できました。フレームに柔軟性があり、少ない力でラクに組み立てることができます。

ザ・ノースフェイス ランダー4

インナーテントは吊り下げ式なので、フライシートのみでシェルターとして使うことができます。シーンに合わせて、さまざまな使い方ができるのが嬉しいテントです。

CAMPHACKのロゴ

編集部

高めの天井&広い前室のおかげで、実際のサイズより広く感じます!

2位

    ニーモ オーロラハイライズ 4P

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 4.1

    • 設営 ★4.3
    • 居住性 ★4
    • 携行性 ★4.3
    • 機能性 ★3.5
    設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
    フライシートサイズ229×254×191cm
    インナーテントサイズ-
    収納時サイズ21×21×62cm
    重さ6.25kg
    耐水圧-
    前後に入口前後両方
    ベンチレーション○ 窓あり
    ランタンフック
    スカート×
    サイドフラップ×
    メッシュスクリーン
    付属品ペグ・張り綱・説明書・リペアパッチ

    荷物を置いても充分な広さ。天井が高く開放感あり

    惜しくも1位には届かなかったものの、多くの検証ポイントで高評価を獲得し2位となったニーモのオーロラハイライズ4P。テント内の幕はほぼ垂直で天井も高いため、圧迫感を感じないデザインが特徴です。

    ニーモ オーロラハイライズ4Pの設営風景

    ポールの差し込み口がしっかりしており、外れにくいのがポイント。ポールがやわらかく、工程も少ないので全体的に組み立てやすく、設営のしやすさはかなり高評価でした。

    ニーモ オーロラハイライズ4P

    フライシートは四隅のストラップを引っ張り、全体のテンションを調節できます。初心者でもきれいに張りやすいです。
    ビビットなカラーに抵抗がある方は、マーシュカラー(カーキ色)の展開もあるのでご安心ください。

    ニーモ オーロラハイライズ4Pの室内

    対応人数の4人で寝ても余裕のある広さ! 足元に荷物を置くスペースも作れそうです。テントの高さが190cmあるので、身長の高い方でも立って移動ができます

    ニーモ オーロラハイライズ4Pの窓

    サイドには大きな窓があります。開放感があり換気もできるので、夏でも過ごしやすいのも特徴。

    ニーモ オーロラハイライズ4Pのランタンポケット

    ランタンを吊るすフックはないですが、代わりに小さめのライトを入れるポケットがありました。万が一LEDランタンを忘れても、スマートフォンを入れて代用することができます。優しい光が心地良く、寝る前の明かりにぴったりです。

    CAMPHACK

    編集部

    設営、広さ、軽さ、全てが高水準! 居心地がいいので連泊もノンストレスです。

    3位
    • 居住性No.1
    • ECランキング1位タイ

    スノーピーク アメニティドームM

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 4.05

    • 設営 ★3.5
    • 居住性 ★5
    • 携行性 ★3
    • 機能性 ★3.5
    設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
    フライシートサイズ280×505cm
    インナーテントサイズ265×265×150cm
    収納時サイズ22×25×74cm
    重さ8kg
    耐水圧1800mm
    前後に入口前後両方
    ベンチレーション
    ランタンフック
    スカート×
    サイドフラップ×
    メッシュスクリーン
    付属品ペグ・張り綱・説明書

    どの向きに寝ても快適に過ごせる。ファミリーにおすすめ

    ド定番かつ、ロングセラーで名品のスノーピークのアメニティドームM。テント内・前室が広く、ファミリーにおすすめのテントです。

    スノーピーク アメニティドームMの室内

    居住性は、今回検証したテントの中でNo.1! 大人4人で寝ても頭上と足元にスペースがあり、余裕のある広さでした。縦横ともに広いので、どの向きに寝ても快適に過ごせます。

    スノーピーク アメニティドームMの前室

    前室は1位のランダー4と並ぶ広さ。ちょっとしたリビングスペースを作ることが可能ですし、ソロキャンプであればタープなしで過ごすことも可能です。

    スノーピーク アメニティドームMの前室の横の入口

    前室サイドにも入口があるので、荷物の運搬や出入りに便利です。前室をリビングとして活用する際に開けておくと、開放感抜群でおすすめです。

    スノーピーク アメニティドームMのスリーブ

    フレームとスリーブが細かく色分けされており、迷うことなく通すことができます。前室が斜めになっている特殊なデザインなので、フライシートの取り付けはやや難しい印象でした。

    スノーピーク アメニティドームMランタンフックとベンチレーション

    ベンチレーション・ランタンフックを備え、機能面も充実しています。インナーテントには、ちょっとした小物を入れるポケットもありました。

    CAMPHACK

    編集部

    シンプル&オーソドックスなテント。一癖ある設営もすぐに慣れますよ。

    4位
    • 機能性No.1
    • ECランキング1位タイ

    スノーピーク ランドネストドームM

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 4.04

    • 設営 ★3.8
    • 居住性 ★4.5
    • 携行性 ★2.7
    • 機能性 ★4.5
    設営方法フライシート独立→インナーテント後付け
    フライシートサイズ280×450cm
    インナーテントサイズ265×265×160cm
    収納時サイズ70×21×25cm
    重さ8.7kg
    耐水圧1800mm
    前後に入口前後両方
    ベンチレーション
    ランタンフック
    スカート
    サイドフラップ×
    メッシュスクリーン
    付属品ペグ・張り綱・説明書

    前後の区別がないフライシートで、初心者でも簡単に設営できる

    組み立てやすさと快適性に特化した、スノーピークのランドネストドームM。説明書も図と詳しい解説でわかりやすく、初心者でも設営しやすいテントです。

    スノーピーク ランドネストドームMの設営風景

    フライシートに前後の区別がないのが1番のポイント! 設営時にありがちな、フライシートの向きがわからなくて時間がかかってしまう……という心配もいりません。

    スノーピーク ランドネストドームMの窓

    インナーテントは吊り下げ式で、テントの前後どちらにも設置可能です。取り外してシェルターのように使うこともできます。入口は前後にあり、サイドには大きめの窓があるので、通気性も抜群です。

    スノーピーク ランドネストドームMの前室

    前室は比較的広め。ロースタイルのチェアやテーブルを置いて、コンパクトなリビングを作ることができます

    スノーピーク ランドネストドームMの室内

    対応人数は3〜4人。実際に大人3人で寝てみると、頭上や足元に余裕があります。大人2人+子供2人のファミリーにもちょうどいいサイズです

    CAMPHACK

    編集部

    オプションでソロ用のインナーテントもあります。普段は家族と、時々ソロで……といった使い方も良さそうです。

    5位
    • 機能性No.1

    オガワ ピスタ5

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.87

    • 設営 ★4.3
    • 居住性 ★3.5
    • 携行性 ★3
    • 機能性 ★4.5
    設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
    フライシートサイズ280×460×180cm
    インナーテントサイズ270×270×175cm
    収納時サイズ80×25×25cm
    重さ8kg
    耐水圧1800mm
    前後に入口前後両方
    ベンチレーション
    ランタンフック
    スカート
    サイドフラップ×
    メッシュスクリーン
    付属品ペグ・張り綱・説明書・ハンマー

    フレームが1つだけなので直感的に設営できる

    設営のしやすさと、丁寧でしっかりした作りが高評価だったogawaのピスタ5。ogawaは創業110年の日本の老舗アウトドアブランドとして有名です。

    オガワ ピスタ5のフレーム

    フレームは天井で交差しているクロスフレームタイプ。使用するフレームが1つだけで直感的に組み立てることができ、組み立てやすさはかなり高評価でした。

    オガワ ピスタ5の設営風景

    インナーテントは、フレームにフックをかけていくだけの吊り下げ式です。スリーブがないタイプなので、迷うことなくサクサク設営できました。

    オガワ ピスタ5の室内

    公式表記の対応人数は5人ですが、実際に5人で寝てみるとギリギリの広さでした。快適に過ごすなら、大人3〜4人がベスト

    オガワ ピスタ5の前室

    見た目はベーシックでシンプルな構造のテント。前後に入口があるため、通気性も抜群です! 

    オガワ ピスタ5のランタンフックとスカートとベンチレーション

    ランタンフックやベンチレーション、寒い季節のキャンプに必須なスカートを備え、機能性はNo.1! オールシーズン使えるテントです。

    CAMPHACK

    編集部

    しっかりした作り&ベーシックなデザインで長く愛用できそう!

    6位

      コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージ

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.79

      • 設営 ★4.15
      • 居住性 ★4
      • 携行性 ★1.8
      • 機能性 ★3.5
      設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
      フライシートサイズ300×495×195cm
      インナーテントサイズ300×300×185cm
      収納時サイズ72×23×35cm
      重さ11kg
      耐水圧2000mm
      前後に入口前後両方
      ベンチレーション
      ランタンフック
      スカート×
      サイドフラップ×
      メッシュスクリーン
      付属品ペグ・張り綱・説明書・インナーシート・グランドシート

      インナーシート・グランドシート付き。広々空間でファミリーにおすすめ

      今回検証したテントの中でトップクラスの広さだった、コールマンのタフワイドドームV/300 スタートパッケージ。インナーテントとグランドシートが付属しており、これからキャンプを始める人にぴったりのテントです。 

      コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージのアシストクリップ

      ポールの差し込み口にアシストクリップが付いているため、ポールが抜けにくくひとりでも設営しやすいです。スリーブに色分けはありませんが、インナーテントを立てるためのポールは2本だけなので、迷わず組み立てられました。

      コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージの室内

      公式表記の対応人数は5〜6人。大人5人で広々寝ることができ、居住性は高評価でした! 余ったスペースに荷物を置くこともできそうです。

      コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージの室内で立つ

      さらにテント内の高さは185cmと高めなのもポイント。身長が高い方でもラクに移動できます。また壁がほぼ垂直に近いので、圧迫感を感じないのも好印象でした。

      コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージとインナーシート

      テントのサイズが大きく、加えてインナーシートも別包装されているため、収納サイズは大きくなってしまいます。重量も他のテントと比べるとやや重めですが、車で持ち運ぶ分には問題ないでしょう。

      コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージの前室

      入口は前後にあり、キャノピーを立ち上げることも可能です。ベンチレーションが上下にある珍しいデザインで、効率的に換気ができます。

      CAMPHACK

      編集部

      とにかく広いので、5人家族でも快適に使えます!

      7位

        フィールドア フィールドキャンプドーム300

        総合評価

        ★★★★★★★★★★ 3.67

        • 設営 ★3.45
        • 居住性 ★4
        • 携行性 ★3.4
        • 機能性 ★3.5
        設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
        フライシートサイズ300×500×180cm
        インナーテントサイズ300×300×175cm
        収納時サイズ70×18×19cm
        重さ7.5kg
        耐水圧1500mm
        前後に入口前後両方
        ベンチレーション
        ランタンフック
        スカート×
        サイドフラップ×
        メッシュスクリーン
        付属品ペグ・張り綱・説明書・キャノピーポール

        設営方法はやや分かりづらいが、居住性が高くコスパ重視の人におすすめ

        インナーテントが300×300cmの大型サイズで、ファミリーにぴったりのフィールドアのフィールドキャンプドーム300。2万円以内で購入できるので、コスパ重視の人におすすめです。 

        フィールドア フィールドキャンプドーム300

        フライシートの前後の区別がわかりづらく、設営はやや難しいという結果に。また、前室のフレームは幕の裏側に入れる必要があるため、初見ではどこにあるかわかりにくかったです。

        フィールドア フィールドキャンプドーム300の室内

        インナーテント内は大人4人で広々寝ることができました。大人2人+子供3人の5人家族でも、快適に寝れそうです。

        フィールドア フィールドキャンプドーム300の収納状態

        大きめのテントですが収納サイズはコンパクト。さらに7.5kgと比較的軽量なので、持ち運びもラクでした。

        フィールドア フィールドキャンプドーム300のインナーテントの入口や小物を収納できるポケット

        インナーテントの入口や小物を収納できるポケットが付いています。入口を開けたときにサッと収納できて便利! 他のテントにはない珍しい機能です。

        CAMPHACK

        編集部

        キャノピーポールが付属していてすぐに使えるため、最初に買うテントにおすすめです。

        8位

          DOD ザ・テントM

          総合評価

          ★★★★★★★★★★ 3.6

          • 設営 ★3.95
          • 居住性 ★3.5
          • 携行性 ★2.7
          • 機能性 ★3.5
          設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
          フライシートサイズ220×435×180cm
          インナーテントサイズ215×215×175cm
          収納時サイズ63×22×22cm
          重さ8.9kg
          耐水圧2000mm
          前後に入口前後両方
          ベンチレーション
          ランタンフック
          スカート×
          サイドフラップ×
          メッシュスクリーン
          付属品ペグ・張り綱・説明書・グランドシート

          コンパクトなサイズだが、天井が高いため広く感じる

          グランドシート付きですぐにキャンプを始められるDODのザ・テント M。コンパクトなサイズなので、デュオキャンプにぴったりのテントです。

          DOD ザ・テント Mの前室

          シンプルな構造でサクサク設営できました。フレームが細めなので、力を入れず組み立てることができます。

          DOD ザ・テント Mの室内

          公式表記の対応人数は3人。実際に大人3人で寝てみるとぴったりのサイズです。快適に過ごすなら大人2人+子供1人での使用がおすすめ

          DOD ザ・テント Mの室内で立つ

          高さは175cmと比較的高め。天井が高いおかげで、コンパクトなサイズでも圧迫感を感じにくいです。このコンパクトさで高さが175cmもあるテントはかなり珍しいでしょう。

          DOD ザ・テント Mのベンチレーションとランタンフックと電源タップ挿入口と小物入れ

          ベンチレーション・ランタンフック・電源タップ挿入口・小物用ポケットを備え、機能面は充実! ポケットはインナーテントの外側に付いているため、リビングでくつろぐ時などに活躍しそうです。

          CAMPHACK

          編集部

          電源タップやポケットなど、細かい機能が嬉しい!

          9位
          • 携行性No.1

          ワークマン イナレムギアシェルターII

          総合評価

          ★★★★★★★★★★ 3.53

          • 設営 ★3.7
          • 居住性 ★3
          • 携行性 ★5
          • 機能性 ★3.5
          設営方法フライシート独立→インナーテント後付け
          フライシートサイズ233×230×140cm
          インナーテントサイズ210×211×121cm
          収納時サイズ59×19×19cm
          重さ5.1kg
          耐水圧10000mm
          前後に入口前後両方
          ベンチレーション
          ランタンフック
          スカート×
          サイドフラップ×
          メッシュスクリーン
          付属品ペグ・張り綱・説明書

          ワークマン独自の透湿防水素材で、テント内が蒸れにくい

          独自開発した透湿防水素材「イナレム」を使用した、ワークマンのイナレムギアシェルターII。「ムレナイ」を実現した素材で、名前のとおりテント内が蒸れにくく快適に過ごせるテントです。

          ワークマン イナレムギアシェルターIIの生地

          実際に設営してみると、生地のカラッとした効果を体験することができました。遮光性も高く、TC素材のテントに近い感覚です。

          ワークマン イナレムギアシェルターII

          軽量&シンプルな形状なので迷わず設営できましたが、ポールが硬く差し込みがやや大変でした。完全にシンメトリーなテントのため、前後を気にすることなく設営できるのは嬉しいポイント。

          ワークマン イナレムギアシェルターIIの収納状態

          3人用の小さめなテントのため、収納サイズはかなりコンパクトです。重量も5.1kgと軽く、携行性ではNo.1を獲得! 

          ワークマン イナレムギアシェルターIIの室内

          対応人数の3人で実際に寝てみると、幕が体に触れることはありませんがギリギリの広さでした。コンパクトなサイズで居住性は低評価となってしまいましたが、ソロキャンプやデュオキャンプにおすすめしたいテントです! 

          CAMPHACK

          編集部

          耐水圧10000mmという圧倒的な耐水圧に加え、幕内の居心地の良さに感動!「ソロキャンプ用」に絞れば間違いなく上位です。

          10位
          • 機能性No.1

          EMDLESS-BASE テント4-5人用

          総合評価

          ★★★★★★★★★★ 3.5

          • 設営 ★3.05
          • 居住性 ★4
          • 携行性 ★2.3
          • 機能性 ★4.5
          設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
          フライシートサイズ160×435×170cm
          インナーテントサイズ265×265×165cm
          収納時サイズ65×23×23cm
          重さ9.8kg
          耐水圧2000mm
          前後に入口前後両方
          ベンチレーション○ 窓あり
          ランタンフック
          スカート
          サイドフラップ
          メッシュスクリーン
          付属品ペグ・張り綱・説明書・ハンマー・キャノピーポール

          設営方法が分かりづらく1人では難しいが、機能性は充実

          家具や寝具を扱うタンスのゲンのアウトドアシリーズ、エンドレスベースのテント 4-5人用。キャノピーポールが付属しており、ポールを買い足さなくても大きな前室を作れるのが魅力。

          エンドレスベース テントの前室

          今回検証したテントの中で、唯一サイドフラップがあるのがポイント。サイドフラップは雨や風を防ぐだけでなく、プライベート感も演出してくれます。

          エンドレスベース テントのインナーテントのフレームがクロスする頂点をひもで結ぶ

          テントの前後がわかりづらく設営も1人では難しいため、組み立てやすさは低評価。インナーテントのフレームがクロスする頂点を、ひもで結ぶ必要があります。

          エンドレスベース テントの室内

          公式表記の対応人数は4〜5人。実際に大人4人で寝てみると、ぴったりのサイズでした。体が幕に触れることはありませんが、大人3人または大人2人+子供1人のファミリーで使うのがおすすめです

          エンドレスベース テントの窓とベンチレーション

          ベンチレーションに加え、サイドには大きな窓があります。ランタンフックとスカートも備え、機能性はNo.1でした。 

          CAMPHACK

          編集部

          窓を開けると開放感があります。景色も楽しめる!

          11位
          • 設営No.1
          • 携行性No.1

          キャプテンスタッグ トレッカー アルミドームテント3UV

          総合評価

          ★★★★★★★★★★ 3.05

          • 設営 ★4.5
          • 居住性 ★1
          • 携行性 ★5
          • 機能性 ★3.5
          設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
          フライシートサイズ200×320×135cm
          インナーテントサイズ200×200×130cm
          収納時サイズ53×17×17cm
          重さ3.2kg
          耐水圧2000mm
          前後に入口前後両方
          ベンチレーション
          ランタンフック
          スカート×
          サイドフラップ×
          メッシュスクリーン
          付属品ペグ・張り綱・説明書

          軽量&コンパクトだが、テント内が狭くファミリー向きではない

          携行性・組み立てやすさではNo.1を獲得したものの、テント内の居住性が低く順位が落ちてしまったキャプテンスタッグのトレッカー アルミドームテント3UV

          キャプテンスタッグ トレッカー アルミドームテント3UVのインナーテントのフレームがクロスする頂点を、ひもで結ぶ

          10位のエンドレスベースのテントと同じく、フレームがクロスする部分をひもで結ぶ必要があります。しかし留める箇所が少なく軽量なため、サクサクと設営することができました。 

          キャプテンスタッグ トレッカー アルミドームテント3UVの収納状態

          重量は、今回検証したテントで最も軽い3.2kg。片手でもラクに持つことができます。

          キャプテンスタッグ トレッカー アルミドームテント3UVの室内

          対応人数は3人ですが、実際に寝てみるとギリギリのサイズでした。体が幕にあたり、170cm超えの人は斜めにならないと寝られないという結果に。

          キャプテンスタッグ トレッカー アルミドームテント3UVの前室

          コンパクトな前室なので、雨の日にはタープを用意したほうがいいでしょう。今回検証したテントの中で、トランクカーゴが前室の幕に触れてしまったのはこのテントのみでした

          キャプテンスタッグ トレッカー アルミドームテント3UV

          テント内が狭いため、正直ファミリーにはおすすめできません。しかし、ベンチレーションや窓などの最低限の機能がありソロキャンプでは充分使えるテントです

          CAMPHACK

          編集部

          サイズの割にベンチレーションが4つもあって通気性がいい!

          12位

            ナフコ キャノピーテント

            総合評価

            ★★★★★★★★★★ 2.83

            • 設営 ★2.5
            • 居住性 ★3.5
            • 携行性 ★1.8
            • 機能性 ★2.5
            設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
            フライシートサイズ-
            インナーテントサイズ270×270cm
            収納時サイズ74×22×22cm
            重さ11kg
            耐水圧-
            前後に入口前後両方
            ベンチレーション×
            ランタンフック
            スカート×
            サイドフラップ×
            メッシュスクリーン
            付属品ペグ・張り綱・説明書・ハンマー

            天井が高いので居住性はまずまずだが、設営が難しく機能も不十分

            工具などの業者向けアイテムから日用品、アウトドア用品を扱うホームセンター「ナフコ」のキャノピーテント

            ナフコ キャノピーテントのスリーブとフレーム

            インナーテントと前室のフレームが同じ色のため、見分けるのが難しかったです。またフレームがグラスファイバー製で固く、折れてしまわないか少し心配になりました。スリーブが本体の生地の色と同じのため、差し込み口がわかりづらく組み立てやすさは低評価でした。

            ナフコ キャノピーテントの前室

            テントの前後がわかる目印がないため、テントの向きがわかりにくかったです。また、フレームの差し込み口がアシストクリップではないので、1人で設営するのは難しいでしょう

            ナフコ キャノピーテントの室内

            公式表記の対応人数は4〜5人。実際に大人4人で寝てみたところ、幕が体に触れることはありませんがギリギリの広さです。天井が高いので、着替えや移動はラクにできました。

            ナフコ キャノピーテントランタンフックと電源タップ挿入口

            ランタンフックや電源タップの挿入口はあったものの、換気を促すベンチレーションがなかったのが気になります。遮光性もあまりなく、機能面は不充分といえるでしょう。

            CAMPHACK

            編集部

            縫製が足りなかったり、ファスナーの位置が悪かったり、全体的にチープな作りなのが気になりました……

            13位

              キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5

              総合評価

              ★★★★★★★★★★ 2.79

              • 設営 ★3
              • 居住性 ★3
              • 携行性 ★1.4
              • 機能性 ★2.5
              設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
              フライシートサイズ275×435×165cm
              インナーテントサイズ270×270×160cm
              収納時サイズ66×23.5×23.5cm
              重さ12.8kg
              耐水圧1000mm
              前後に入口前後両方
              ベンチレーション×
              ランタンフック
              スカート×
              サイドフラップ×
              メッシュスクリーン
              付属品ペグ・張り綱・説明書・ハンマー

              ベンチレーションがなく通気性が悪い。設営も時間がかかる

              家電や日用品など幅広いアイテムを取り扱う山善のアウトドアブランド、キャンパーズコレクションのプロモキャノピーテント5

              キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5の設営風景

              フライシートの前後がわかりにくく、設営はやや手間がかかりました。張り綱の数が多く、ペグダウンの数は12ヶ所と、今回検証したテントの中で最も多かったです。

              キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5の室内

              公式表記の対応人数は4〜6人。実際に大人5人で寝てみると、体が幕に触れることはないですがギリギリの広さでした。大人4人用テントと考えれば平均より広めですが、快適に寝るには大人3人までがベスト。 

              キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5の前室

              入口は前後にありますが、ベンチレーションがないのが気になります。実際に設営している時点で蒸し暑さを感じたので、夏に使うのは厳しそうです。

              キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5の収納状態

              重量は、今回検証したテントの中で最も重い12.8kg。収納サイズも大きく、携行性は低評価でした。

              CAMPHACK

              編集部

              お手頃価格なのは魅力。春や秋のキャンプでなら十分使える。デザインもアースカラーでかっこいい!

              14位

                ロゴス ROSY オーニングドーム XLプラス-BB

                総合評価

                ★★★★★★★★★★ 2.61

                • 設営 ★2.1
                • 居住性 ★3
                • 携行性 ★4.2
                • 機能性 ★1.5
                設営方法インナーテント独立→フライシートを被せる
                フライシートサイズ270×535×172cm
                インナーテントサイズ270×270×145cm
                収納時サイズ62×18×18cm
                重さ6.5kg
                耐水圧1000mm
                前後に入口前面のみ
                ベンチレーション
                ランタンフック
                スカート×
                サイドフラップ×
                メッシュスクリーン
                付属品ペグ・張り綱・説明書・ハンマー

                ポールが抜けやすく設営しずらい。後方に出入口がないのも不便

                残念ながら最下位になってしまったテントは、ロゴスのROSY オーニングドーム XLプラス-BB。テント前面が大きく張り出る珍しいデザインが特徴です。

                ロゴス ROSY オーニングドーム XLプラス-BBの前室

                元々広めの前室ですが、キャノピーを立ち上げると屋根が大きく、開放感のあるリビングスペースを作ることができます

                ROSY オーニングドーム XLプラス-BBの設営風景

                ポールの差し込み口がアシストクリップでないため、抜けやすいのが気になります。2人での設営でも時間がかかってしまい、組み立てやすさは今回検証したテントの中で最も低評価という結果に。フレームもスリーブに通しづらく、全体的に組み立てづらさを感じました。

                ROSY オーニングドーム XLプラス-BBの室内

                大人5人で寝てみると幕が体にあたり、窮屈さを感じました。天井も145cmと低く、サイドの幕の角度が急なので少し圧迫感があります。後方に出入り口がないため、4人以上で寝る際は人をまたいで出入りする可能性も。

                ROSY オーニングドーム XLプラス-BBの室内

                一方で、大人3人で寝てみるとスペースに余裕ができました。ファミリー向けのテントではないため最下位になってしまいましたが、大人2〜3人なら快適に過ごせるのでおすすめです

                CAMPHACK

                編集部

                前室のサイドパネルは開閉することができるので、アレンジが豊富!

                ドームテントの人気14製品を徹底比較

                ⒈設営(組み立てやすさ)

                スノーピーク ランドネストドームMを設営している様子

                キャンプ知識に長けた編集部員6人で実際にテントを設営し、フレームの通しやすさ、フレームの硬さや頑丈さ、ピンへの差し込みやすさ、さらには工程の多さなどの項目を元に、設営のしやすさを検証しました。また説明書の内容も確認し、図や写真を使ってわかりやすく解説されているかも確認しています。

                初心者が2人がかりで40分〜50分以内に建てられるテントは「星3つ」以上、30分〜40分以内でも建てられると判断したテントは「星4つ」以上としています。

                ⒉居住性(広さ)

                ザ・ノースフェイスのランダー4に4人で横になっている様子

                公式表記の対応人数が実際にインナーテントで横になり、幕が体に触れないか、ザックなどの荷物が置けるかを基準に、広さを検証しました。前室に関しては、一般的なギアケースであるトランクカーゴが置けるか、キャノピーを跳ねあげて日よけが作れるか検証しました。

                公式表記の対応人数で横になっても幕が体に触れない+前室にトランクカーゴが置けた場合は「星3つ」以上、対応人数と荷物+キャノピーを跳ねあげて日よけが作れた場合は「星4つ」以上としています。

                ⒊携行性(持ち運びのしやすさ)

                イナレムギアシェルターIIを持つ

                テントを収納した際の縦×横×奥行の大きさと重さを確認し、持ち運びやすさを検証しました。公式表記のないものは、実際に計測しました。

                今回検証した14個のテントと大きさと重さの平均を計算し、中央値のテントを「星3つ」としています。それ以上小さくて軽ければ加点(星3つ以上)、大きくて重ければ減点(星3つ以下)としました。

                ⒋機能性(便利な機能)

                DOD ザ・テントのランタンフック

                正面だけでなく後ろにも出入口はあるか、喚起を促す窓やベンチレーションはあるか、テント下部からの隙間風を防ぐスカート、ランタンを吊り下げるフックなど、基本的に備わっていてほしい機能があるか検証しました

                重要な機能である前後の出入口とベンチレーション(窓でも可)が備わっていれば「星3つ」としています。ランタンフック、スカート、電源タップ挿入口があればさらに加点としました。

                検証外の大型ドームテントおすすめ3選

                今回検証したテント以外にも、大人数で過ごせるの大型ドームシェルターを紹介します。天井が2m以上あり6人以上で過ごせるテントは、ドームシェルターに分類されることが多いです。プライベート感あふれる大きなリビングを作ることができますよ。

                  TOMOUNT G moon tent

                  設営方法-
                  フライシートサイズ350×290×175cm
                  インナーテントサイズ-
                  収納時サイズ65×23×28cm
                  重さ9.7kg
                  耐水圧2000mm
                  前後に入口前後両方
                  ベンチレーション×
                  ランタンフック-
                  スカート×
                  サイドフラップ×
                  メッシュスクリーン×
                  付属品ペグ・張り綱・グランドシート・TPUドア

                  おすすめポイント

                  ●前後にある大きな出入口&サイドにある6ヶ所の窓で開放感抜群!
                  ●透明なTPUドアで、入口を閉めていても景色が楽しめる
                  ●ソロテントと合わせたカンガルースタイルもおすすめ

                    ポモリー Dome X4

                    設営方法フライシート独立→インナーテント後付け
                    フライシートサイズ350×305×165cm
                    インナーテントサイズ310×130cm
                    収納時サイズ-
                    重さ6.4kg(本体のみ)
                    耐水圧3000mm
                    前後に入口前後両方
                    ベンチレーション
                    ランタンフック
                    スカート
                    サイドフラップ×
                    メッシュスクリーン
                    付属品ペグ・張り綱

                    おすすめポイント

                    ●冬キャンプ用に設計された自立式ドームテント
                    ●薪ストーブ用の煙突穴・スカートを装備
                    ●ドアは全部で3つ。そのうち2つはインナーテントに直接アクセスできる

                      モビガーデン COMMNADER 185

                      設営方法フライシート独立→インナーテント後付け
                      フライシートサイズ330×380×185cm
                      インナーテントサイズ-
                      収納時サイズ-
                      重さ11kg
                      耐水圧2000mm
                      前後に入口前後両方
                      ベンチレーション
                      ランタンフック-
                      スカート
                      サイドフラップ×
                      メッシュスクリーン
                      付属品張り綱

                      おすすめポイント

                      ●テント内にスカートがあるため、外からの見た目がスッキリ
                      ●インナーテント、グランドシートはオプション
                      ●スリーブなどの負荷がかかる箇所はダイニーマ生地で補強している

                      ドームテントのよくある質問・疑問

                      ドームテントのお手入れや保管方法は?

                      陽に当たるドームテント

                      テントは保管する前にしっかり乾燥させることが大事です! スカート部分は地面に密着している影響で雨や泥汚れが多く、乾きづらいため注意が必要。特に木の樹脂は、放置すると色落ちや劣化の原因となるので、ケースにしまう前にしっかり拭き取りましょう。

                      保管する際は高温多湿を避け、なるべく風通しのよい場所を選びましょう。長期間収納したままにすると劣化を進めてしまうので、定期的に使うか広げて乾燥させるのがおすすめです。

                      ドームテントをおしゃれにレイアウトしたい!

                      せっかくならお気に入りのテントをおしゃれにレイアウトしたいですよね。インスタグラムで見つけたおしゃれな投稿を紹介します

                      テントのカラーに合わせてベージュ系アイテムでまとめたレイアウト

                      出典:instagram by @hiyoshun2

                      まず最初に紹介するのは、テントのカラーに合わせてベージュ系アイテムでまとめたレイアウト。 テントやギアの色を合わせると、統一感が出ておしゃれになるのでおすすめです。

                      サイト全体をブラックカラーでまとめたレイアウト

                      出典:instagram by @chocogoi

                      次に紹介するのは、サイト全体をブラックカラーでまとめたレイアウト。スタイリッシュでかっこいい印象です! インナーテントのイエローもアクセントになっておしゃれですね。

                      無骨な雰囲気の中にも、ライトやお花柄アイテムでかわいらしさを取り入れたレイアウト

                      出典:instagram by @painmomo

                      最後に紹介するのは、無骨な雰囲気のなかにも、ライトやお花柄アイテムでかわいらしさを取り入れたレイアウト。お気に入りのアイテムに囲まれると、キャンプの気分もあがりますね! 

                      ドームテント・ワンポールテント・パップテントどれを選べばいいの?

                      最近ではワンポールテントがトレンドになっていますが、ドームテントと比べてどちらを選ぶべきか、解説します。

                      広さ優先ならドームテント、設営の簡単さ優先ならワンポールテント

                      ノースゲイズ室内

                      ワンポールテントはサイドのデッドスペースが多いため、テント内を広く使いたいならドームテントがおすすめです。前室があるため、雨の日の出入りもラクですよ。

                      ワンポールテントを設営する

                      ワンポールテントは、あっという間に設営できるのが魅力。設営に時間をかけたくないなら、ワンポールテントを選びましょう。またおしゃれなデザインが多いため、レイアウトにこだわりたい人にもぴったりです。

                      ▼ワンポールテントのおすすめランキングはこちら!

                      家族で広々過ごすならドームテント、1人で焚き火を黙々と楽しみたいならパップテント

                      パップテントのレイアウト

                      パップテントは1人用のものが多くサイズもコンパクトなため、ファミリーキャンプで使うのは難しいです。家族や大人数でキャンプに行くなら、サイズが大きく快適なドームテントがおすすめです。

                      クイックキャンプ ツインポールソロテントで焚き火

                      しかしドームテントは寝室としての役割がメインのため、近くで焚き火やバーベキューをするのには向いていません。パップテントは火の粉に強いTC素材が使われていることが多く、焚き火をのんびり楽しみたいならパップテントが最適です! 

                      ▼パップテントのおすすめランキングはこちら!

                      ドームテントで楽しくキャンプしよう!

                      ニーモ オーロラハイライズ4P

                      今回はドームテントの使い心地を実際に検証し、おすすめランキングを紹介しました! デザインや機能面など、さまざまな違いがあるので、誰とキャンプに行くのか・どんなスタイルで過ごしたいかなどをイメージして、お気に入りのドームテントを見つけてくださいね。

                      ドームテントの人気売れ筋ランキング

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