ドームテントの特徴
ドームテント とは文字通りドーム型のテントの総称で、ファミリーや友達など、複数人で広々過ごせるのが魅力。テント内の空間が他のテントと比べて広く、初心者でも設営しやすいです。
メリット
デメリット
ドームテントの選び方
ドームテントを選ぶときは、以下の4つのポイントに注目しましょう。
組み立てが簡単ならすぐキャンプを始められる
テントを使う人数+1〜2人用のサイズを選ぼう
快適に過ごすための機能を備えているか確認しよう
耐水圧は1,500mm以上あれば安心
ドームテントの総合人気おすすめランキング
実際にテントを全て設営し、検証したポイントをもとにドームテントの人気おすすめランキングを作成しました!
また、下記の携行性を重視、居住性を重視などタップすればそれぞれの項目でのランキングを表示させることも可能です。
▼表の商品名をタップすると、検証レビューにジャンプできます。
- 機能性No.1
- ECランキング3位
ザ・ノースフェイス ランダー4
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.14
- 設営 ★3.9
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★3.3
- 機能性 ★4.5
設営方法 | フライシート独立→インナーテント後付け |
---|---|
フライシートサイズ | 260×480×180cm |
インナーテントサイズ | 230×210×170cm |
収納時サイズ | 65×24×24cm |
重さ | 7.57kg |
耐水圧 | 2000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | ○ |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | 説明書 |
前室が広くリビングとして使える。スタイリッシュで機能面も充実
今回検証したドームテントのなかで、見事1位となったのはザ・ノースフェイスのランダー4。落ち着いたカーキのカラーと、スタイリッシュなデザインが魅力のテントです。
1番の特徴は広めの前室。小さめのテーブルやチェアを置いて、リビングスペースを作ることが可能です。さらに前室のサイドにも入口が付いているので、荷物の運搬や出入りがラクでした。
公式表記の対応人数である4人で横になったところ、幕が体に接触することなく居住性は高評価! インナーテントの天井は170cmと高く、幕の壁が垂直に近いので圧迫感を感じにくいです。ドアの布をくるくる巻かずに、ガバっと入れることができるポケットも便利。
※画像の白い丸い部分がドアポケット
機能性ではNo.1を獲得! ベンチレーションやランタンフック、冬キャンプにも対応できるスカートが付いています。
説明書は図表がメインでややわかりづらかったものの、フレームとスリーブが色分けされていたので直感的に設営できました。フレームに柔軟性があり、少ない力でラクに組み立てることができます。
インナーテントは吊り下げ式なので、フライシートのみでシェルターとして使うことができます。シーンに合わせて、さまざまな使い方ができるのが嬉しいテントです。
編集部
高めの天井&広い前室のおかげで、実際のサイズより広く感じます!
ニーモ オーロラハイライズ 4P
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.1
- 設営 ★4.3
- 居住性 ★4
- 携行性 ★4.3
- 機能性 ★3.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
---|---|
フライシートサイズ | 229×254×191cm |
インナーテントサイズ | - |
収納時サイズ | 21×21×62cm |
重さ | 6.25kg |
耐水圧 | - |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ 窓あり |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・リペアパッチ |
荷物を置いても充分な広さ。天井が高く開放感あり
惜しくも1位には届かなかったものの、多くの検証ポイントで高評価を獲得し2位となったニーモのオーロラハイライズ4P。テント内の幕はほぼ垂直で天井も高いため、圧迫感を感じないデザインが特徴です。
ポールの差し込み口がしっかりしており、外れにくいのがポイント。ポールがやわらかく、工程も少ないので全体的に組み立てやすく、設営のしやすさはかなり高評価でした。
フライシートは四隅のストラップを引っ張り、全体のテンションを調節できます。初心者でもきれいに張りやすいです。
ビビットなカラーに抵抗がある方は、マーシュカラー(カーキ色)の展開もあるのでご安心ください。
対応人数の4人で寝ても余裕のある広さ! 足元に荷物を置くスペースも作れそうです。テントの高さが190cmあるので、身長の高い方でも立って移動ができます。
サイドには大きな窓があります。開放感があり換気もできるので、夏でも過ごしやすいのも特徴。
ランタンを吊るすフックはないですが、代わりに小さめのライトを入れるポケットがありました。万が一LEDランタンを忘れても、スマートフォンを入れて代用することができます。優しい光が心地良く、寝る前の明かりにぴったりです。
編集部
設営、広さ、軽さ、全てが高水準! 居心地がいいので連泊もノンストレスです。
- 居住性No.1
- ECランキング1位タイ
スノーピーク アメニティドームM
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.05
- 設営 ★3.5
- 居住性 ★5
- 携行性 ★3
- 機能性 ★3.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
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フライシートサイズ | 280×505cm |
インナーテントサイズ | 265×265×150cm |
収納時サイズ | 22×25×74cm |
重さ | 8kg |
耐水圧 | 1800mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書 |
どの向きに寝ても快適に過ごせる。ファミリーにおすすめ
ド定番かつ、ロングセラーで名品のスノーピークのアメニティドームM。テント内・前室が広く、ファミリーにおすすめのテントです。
居住性は、今回検証したテントの中でNo.1! 大人4人で寝ても頭上と足元にスペースがあり、余裕のある広さでした。縦横ともに広いので、どの向きに寝ても快適に過ごせます。
前室は1位のランダー4と並ぶ広さ。ちょっとしたリビングスペースを作ることが可能ですし、ソロキャンプであればタープなしで過ごすことも可能です。
前室サイドにも入口があるので、荷物の運搬や出入りに便利です。前室をリビングとして活用する際に開けておくと、開放感抜群でおすすめです。
フレームとスリーブが細かく色分けされており、迷うことなく通すことができます。前室が斜めになっている特殊なデザインなので、フライシートの取り付けはやや難しい印象でした。
ベンチレーション・ランタンフックを備え、機能面も充実しています。インナーテントには、ちょっとした小物を入れるポケットもありました。
編集部
シンプル&オーソドックスなテント。一癖ある設営もすぐに慣れますよ。
- 機能性No.1
- ECランキング1位タイ
スノーピーク ランドネストドームM
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.04
- 設営 ★3.8
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★2.7
- 機能性 ★4.5
設営方法 | フライシート独立→インナーテント後付け |
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フライシートサイズ | 280×450cm |
インナーテントサイズ | 265×265×160cm |
収納時サイズ | 70×21×25cm |
重さ | 8.7kg |
耐水圧 | 1800mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | ○ |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書 |
前後の区別がないフライシートで、初心者でも簡単に設営できる
組み立てやすさと快適性に特化した、スノーピークのランドネストドームM。説明書も図と詳しい解説でわかりやすく、初心者でも設営しやすいテントです。
フライシートに前後の区別がないのが1番のポイント! 設営時にありがちな、フライシートの向きがわからなくて時間がかかってしまう……という心配もいりません。
インナーテントは吊り下げ式で、テントの前後どちらにも設置可能です。取り外してシェルターのように使うこともできます。入口は前後にあり、サイドには大きめの窓があるので、通気性も抜群です。
前室は比較的広め。ロースタイルのチェアやテーブルを置いて、コンパクトなリビングを作ることができます。
対応人数は3〜4人。実際に大人3人で寝てみると、頭上や足元に余裕があります。大人2人+子供2人のファミリーにもちょうどいいサイズです。
編集部
オプションでソロ用のインナーテントもあります。普段は家族と、時々ソロで……といった使い方も良さそうです。
- 機能性No.1
オガワ ピスタ5
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.87
- 設営 ★4.3
- 居住性 ★3.5
- 携行性 ★3
- 機能性 ★4.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
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フライシートサイズ | 280×460×180cm |
インナーテントサイズ | 270×270×175cm |
収納時サイズ | 80×25×25cm |
重さ | 8kg |
耐水圧 | 1800mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | ○ |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・ハンマー |
フレームが1つだけなので直感的に設営できる
設営のしやすさと、丁寧でしっかりした作りが高評価だったogawaのピスタ5。ogawaは創業110年の日本の老舗アウトドアブランドとして有名です。
フレームは天井で交差しているクロスフレームタイプ。使用するフレームが1つだけで直感的に組み立てることができ、組み立てやすさはかなり高評価でした。
インナーテントは、フレームにフックをかけていくだけの吊り下げ式です。スリーブがないタイプなので、迷うことなくサクサク設営できました。
公式表記の対応人数は5人ですが、実際に5人で寝てみるとギリギリの広さでした。快適に過ごすなら、大人3〜4人がベスト。
見た目はベーシックでシンプルな構造のテント。前後に入口があるため、通気性も抜群です!
ランタンフックやベンチレーション、寒い季節のキャンプに必須なスカートを備え、機能性はNo.1! オールシーズン使えるテントです。
編集部
しっかりした作り&ベーシックなデザインで長く愛用できそう!
コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.79
- 設営 ★4.15
- 居住性 ★4
- 携行性 ★1.8
- 機能性 ★3.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
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フライシートサイズ | 300×495×195cm |
インナーテントサイズ | 300×300×185cm |
収納時サイズ | 72×23×35cm |
重さ | 11kg |
耐水圧 | 2000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・インナーシート・グランドシート |
インナーシート・グランドシート付き。広々空間でファミリーにおすすめ
今回検証したテントの中でトップクラスの広さだった、コールマンのタフワイドドームV/300 スタートパッケージ。インナーテントとグランドシートが付属しており、これからキャンプを始める人にぴったりのテントです。
ポールの差し込み口にアシストクリップが付いているため、ポールが抜けにくくひとりでも設営しやすいです。スリーブに色分けはありませんが、インナーテントを立てるためのポールは2本だけなので、迷わず組み立てられました。
公式表記の対応人数は5〜6人。大人5人で広々寝ることができ、居住性は高評価でした! 余ったスペースに荷物を置くこともできそうです。
さらにテント内の高さは185cmと高めなのもポイント。身長が高い方でもラクに移動できます。また壁がほぼ垂直に近いので、圧迫感を感じないのも好印象でした。
テントのサイズが大きく、加えてインナーシートも別包装されているため、収納サイズは大きくなってしまいます。重量も他のテントと比べるとやや重めですが、車で持ち運ぶ分には問題ないでしょう。
入口は前後にあり、キャノピーを立ち上げることも可能です。ベンチレーションが上下にある珍しいデザインで、効率的に換気ができます。
編集部
とにかく広いので、5人家族でも快適に使えます!
フィールドア フィールドキャンプドーム300
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.67
- 設営 ★3.45
- 居住性 ★4
- 携行性 ★3.4
- 機能性 ★3.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
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フライシートサイズ | 300×500×180cm |
インナーテントサイズ | 300×300×175cm |
収納時サイズ | 70×18×19cm |
重さ | 7.5kg |
耐水圧 | 1500mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・キャノピーポール |
設営方法はやや分かりづらいが、居住性が高くコスパ重視の人におすすめ
インナーテントが300×300cmの大型サイズで、ファミリーにぴったりのフィールドアのフィールドキャンプドーム300。2万円以内で購入できるので、コスパ重視の人におすすめです。
フライシートの前後の区別がわかりづらく、設営はやや難しいという結果に。また、前室のフレームは幕の裏側に入れる必要があるため、初見ではどこにあるかわかりにくかったです。
インナーテント内は大人4人で広々寝ることができました。大人2人+子供3人の5人家族でも、快適に寝れそうです。
大きめのテントですが収納サイズはコンパクト。さらに7.5kgと比較的軽量なので、持ち運びもラクでした。
インナーテントの入口や小物を収納できるポケットが付いています。入口を開けたときにサッと収納できて便利! 他のテントにはない珍しい機能です。
編集部
キャノピーポールが付属していてすぐに使えるため、最初に買うテントにおすすめです。
DOD ザ・テントM
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.6
- 設営 ★3.95
- 居住性 ★3.5
- 携行性 ★2.7
- 機能性 ★3.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
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フライシートサイズ | 220×435×180cm |
インナーテントサイズ | 215×215×175cm |
収納時サイズ | 63×22×22cm |
重さ | 8.9kg |
耐水圧 | 2000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・グランドシート |
コンパクトなサイズだが、天井が高いため広く感じる
グランドシート付きですぐにキャンプを始められるDODのザ・テント M。コンパクトなサイズなので、デュオキャンプにぴったりのテントです。
シンプルな構造でサクサク設営できました。フレームが細めなので、力を入れず組み立てることができます。
公式表記の対応人数は3人。実際に大人3人で寝てみるとぴったりのサイズです。快適に過ごすなら大人2人+子供1人での使用がおすすめ。
高さは175cmと比較的高め。天井が高いおかげで、コンパクトなサイズでも圧迫感を感じにくいです。このコンパクトさで高さが175cmもあるテントはかなり珍しいでしょう。
ベンチレーション・ランタンフック・電源タップ挿入口・小物用ポケットを備え、機能面は充実! ポケットはインナーテントの外側に付いているため、リビングでくつろぐ時などに活躍しそうです。
編集部
電源タップやポケットなど、細かい機能が嬉しい!
独自開発した透湿防水素材「イナレム」を使用した、ワークマンのイナレムギアシェルターII。「ムレナイ」を実現した素材で、名前のとおりテント内が蒸れにくく快適に過ごせるテントです。
実際に設営してみると、生地のカラッとした効果を体験することができました。遮光性も高く、TC素材のテントに近い感覚です。
軽量&シンプルな形状なので迷わず設営できましたが、ポールが硬く差し込みがやや大変でした。完全にシンメトリーなテントのため、前後を気にすることなく設営できるのは嬉しいポイント。
3人用の小さめなテントのため、収納サイズはかなりコンパクトです。重量も5.1kgと軽く、携行性ではNo.1を獲得!
対応人数の3人で実際に寝てみると、幕が体に触れることはありませんがギリギリの広さでした。コンパクトなサイズで居住性は低評価となってしまいましたが、ソロキャンプやデュオキャンプにおすすめしたいテントです!
編集部
耐水圧10000mmという圧倒的な耐水圧に加え、幕内の居心地の良さに感動!「ソロキャンプ用」に絞れば間違いなく上位です。
- 機能性No.1
EMDLESS-BASE テント4-5人用
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 設営 ★3.05
- 居住性 ★4
- 携行性 ★2.3
- 機能性 ★4.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
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フライシートサイズ | 160×435×170cm |
インナーテントサイズ | 265×265×165cm |
収納時サイズ | 65×23×23cm |
重さ | 9.8kg |
耐水圧 | 2000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ 窓あり |
ランタンフック | ○ |
スカート | ○ |
サイドフラップ | ○ |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・ハンマー・キャノピーポール |
設営方法が分かりづらく1人では難しいが、機能性は充実
家具や寝具を扱うタンスのゲンのアウトドアシリーズ、エンドレスベースのテント 4-5人用。キャノピーポールが付属しており、ポールを買い足さなくても大きな前室を作れるのが魅力。
今回検証したテントの中で、唯一サイドフラップがあるのがポイント。サイドフラップは雨や風を防ぐだけでなく、プライベート感も演出してくれます。
テントの前後がわかりづらく設営も1人では難しいため、組み立てやすさは低評価。インナーテントのフレームがクロスする頂点を、ひもで結ぶ必要があります。
公式表記の対応人数は4〜5人。実際に大人4人で寝てみると、ぴったりのサイズでした。体が幕に触れることはありませんが、大人3人または大人2人+子供1人のファミリーで使うのがおすすめです。
ベンチレーションに加え、サイドには大きな窓があります。ランタンフックとスカートも備え、機能性はNo.1でした。
編集部
窓を開けると開放感があります。景色も楽しめる!
- 設営No.1
- 携行性No.1
キャプテンスタッグ トレッカー アルミドームテント3UV
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.05
- 設営 ★4.5
- 居住性 ★1
- 携行性 ★5
- 機能性 ★3.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
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フライシートサイズ | 200×320×135cm |
インナーテントサイズ | 200×200×130cm |
収納時サイズ | 53×17×17cm |
重さ | 3.2kg |
耐水圧 | 2000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書 |
軽量&コンパクトだが、テント内が狭くファミリー向きではない
携行性・組み立てやすさではNo.1を獲得したものの、テント内の居住性が低く順位が落ちてしまったキャプテンスタッグのトレッカー アルミドームテント3UV。
10位のエンドレスベースのテントと同じく、フレームがクロスする部分をひもで結ぶ必要があります。しかし留める箇所が少なく軽量なため、サクサクと設営することができました。
重量は、今回検証したテントで最も軽い3.2kg。片手でもラクに持つことができます。
対応人数は3人ですが、実際に寝てみるとギリギリのサイズでした。体が幕にあたり、170cm超えの人は斜めにならないと寝られないという結果に。
コンパクトな前室なので、雨の日にはタープを用意したほうがいいでしょう。今回検証したテントの中で、トランクカーゴが前室の幕に触れてしまったのはこのテントのみでした。
テント内が狭いため、正直ファミリーにはおすすめできません。しかし、ベンチレーションや窓などの最低限の機能がありソロキャンプでは充分使えるテントです。
編集部
サイズの割にベンチレーションが4つもあって通気性がいい!
工具などの業者向けアイテムから日用品、アウトドア用品を扱うホームセンター「ナフコ」のキャノピーテント。
インナーテントと前室のフレームが同じ色のため、見分けるのが難しかったです。またフレームがグラスファイバー製で固く、折れてしまわないか少し心配になりました。スリーブが本体の生地の色と同じのため、差し込み口がわかりづらく組み立てやすさは低評価でした。
テントの前後がわかる目印がないため、テントの向きがわかりにくかったです。また、フレームの差し込み口がアシストクリップではないので、1人で設営するのは難しいでしょう。
公式表記の対応人数は4〜5人。実際に大人4人で寝てみたところ、幕が体に触れることはありませんがギリギリの広さです。天井が高いので、着替えや移動はラクにできました。
ランタンフックや電源タップの挿入口はあったものの、換気を促すベンチレーションがなかったのが気になります。遮光性もあまりなく、機能面は不充分といえるでしょう。
編集部
縫製が足りなかったり、ファスナーの位置が悪かったり、全体的にチープな作りなのが気になりました……
キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.79
- 設営 ★3
- 居住性 ★3
- 携行性 ★1.4
- 機能性 ★2.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
---|---|
フライシートサイズ | 275×435×165cm |
インナーテントサイズ | 270×270×160cm |
収納時サイズ | 66×23.5×23.5cm |
重さ | 12.8kg |
耐水圧 | 1000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | × |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・ハンマー |
ベンチレーションがなく通気性が悪い。設営も時間がかかる
家電や日用品など幅広いアイテムを取り扱う山善のアウトドアブランド、キャンパーズコレクションのプロモキャノピーテント5。
フライシートの前後がわかりにくく、設営はやや手間がかかりました。張り綱の数が多く、ペグダウンの数は12ヶ所と、今回検証したテントの中で最も多かったです。
公式表記の対応人数は4〜6人。実際に大人5人で寝てみると、体が幕に触れることはないですがギリギリの広さでした。大人4人用テントと考えれば平均より広めですが、快適に寝るには大人3人までがベスト。
入口は前後にありますが、ベンチレーションがないのが気になります。実際に設営している時点で蒸し暑さを感じたので、夏に使うのは厳しそうです。
重量は、今回検証したテントの中で最も重い12.8kg。収納サイズも大きく、携行性は低評価でした。
編集部
お手頃価格なのは魅力。春や秋のキャンプでなら十分使える。デザインもアースカラーでかっこいい!
ロゴス ROSY オーニングドーム XLプラス-BB
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.61
- 設営 ★2.1
- 居住性 ★3
- 携行性 ★4.2
- 機能性 ★1.5
設営方法 | インナーテント独立→フライシートを被せる |
---|---|
フライシートサイズ | 270×535×172cm |
インナーテントサイズ | 270×270×145cm |
収納時サイズ | 62×18×18cm |
重さ | 6.5kg |
耐水圧 | 1000mm |
前後に入口 | 前面のみ |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・説明書・ハンマー |
ポールが抜けやすく設営しずらい。後方に出入口がないのも不便
残念ながら最下位になってしまったテントは、ロゴスのROSY オーニングドーム XLプラス-BB。テント前面が大きく張り出る珍しいデザインが特徴です。
元々広めの前室ですが、キャノピーを立ち上げると屋根が大きく、開放感のあるリビングスペースを作ることができます。
ポールの差し込み口がアシストクリップでないため、抜けやすいのが気になります。2人での設営でも時間がかかってしまい、組み立てやすさは今回検証したテントの中で最も低評価という結果に。フレームもスリーブに通しづらく、全体的に組み立てづらさを感じました。
大人5人で寝てみると幕が体にあたり、窮屈さを感じました。天井も145cmと低く、サイドの幕の角度が急なので少し圧迫感があります。後方に出入り口がないため、4人以上で寝る際は人をまたいで出入りする可能性も。
一方で、大人3人で寝てみるとスペースに余裕ができました。ファミリー向けのテントではないため最下位になってしまいましたが、大人2〜3人なら快適に過ごせるのでおすすめです。
編集部
前室のサイドパネルは開閉することができるので、アレンジが豊富!
ドームテントの人気14製品を徹底比較
⒈設営(組み立てやすさ)
キャンプ知識に長けた編集部員6人で実際にテントを設営し、フレームの通しやすさ、フレームの硬さや頑丈さ、ピンへの差し込みやすさ、さらには工程の多さなどの項目を元に、設営のしやすさを検証しました。また説明書の内容も確認し、図や写真を使ってわかりやすく解説されているかも確認しています。
初心者が2人がかりで40分〜50分以内に建てられるテントは「星3つ」以上、30分〜40分以内でも建てられると判断したテントは「星4つ」以上としています。
⒉居住性(広さ)
公式表記の対応人数が実際にインナーテントで横になり、幕が体に触れないか、ザックなどの荷物が置けるかを基準に、広さを検証しました。前室に関しては、一般的なギアケースであるトランクカーゴが置けるか、キャノピーを跳ねあげて日よけが作れるか検証しました。
公式表記の対応人数で横になっても幕が体に触れない+前室にトランクカーゴが置けた場合は「星3つ」以上、対応人数と荷物+キャノピーを跳ねあげて日よけが作れた場合は「星4つ」以上としています。
⒊携行性(持ち運びのしやすさ)
テントを収納した際の縦×横×奥行の大きさと重さを確認し、持ち運びやすさを検証しました。公式表記のないものは、実際に計測しました。
今回検証した14個のテントと大きさと重さの平均を計算し、中央値のテントを「星3つ」としています。それ以上小さくて軽ければ加点(星3つ以上)、大きくて重ければ減点(星3つ以下)としました。
⒋機能性(便利な機能)
正面だけでなく後ろにも出入口はあるか、喚起を促す窓やベンチレーションはあるか、テント下部からの隙間風を防ぐスカート、ランタンを吊り下げるフックなど、基本的に備わっていてほしい機能があるか検証しました。
重要な機能である前後の出入口とベンチレーション(窓でも可)が備わっていれば「星3つ」としています。ランタンフック、スカート、電源タップ挿入口があればさらに加点としました。
検証外の大型ドームテントおすすめ3選
今回検証したテント以外にも、大人数で過ごせるの大型ドームシェルターを紹介します。天井が2m以上あり6人以上で過ごせるテントは、ドームシェルターに分類されることが多いです。プライベート感あふれる大きなリビングを作ることができますよ。
TOMOUNT G moon tent
設営方法 | - |
---|---|
フライシートサイズ | 350×290×175cm |
インナーテントサイズ | - |
収納時サイズ | 65×23×28cm |
重さ | 9.7kg |
耐水圧 | 2000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | × |
ランタンフック | - |
スカート | × |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | × |
付属品 | ペグ・張り綱・グランドシート・TPUドア |
おすすめポイント
●前後にある大きな出入口&サイドにある6ヶ所の窓で開放感抜群!
●透明なTPUドアで、入口を閉めていても景色が楽しめる
●ソロテントと合わせたカンガルースタイルもおすすめ
ポモリー Dome X4
設営方法 | フライシート独立→インナーテント後付け |
---|---|
フライシートサイズ | 350×305×165cm |
インナーテントサイズ | 310×130cm |
収納時サイズ | - |
重さ | 6.4kg(本体のみ) |
耐水圧 | 3000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | ○ |
スカート | ○ |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱 |
おすすめポイント
●冬キャンプ用に設計された自立式ドームテント
●薪ストーブ用の煙突穴・スカートを装備
●ドアは全部で3つ。そのうち2つはインナーテントに直接アクセスできる
モビガーデン COMMNADER 185
設営方法 | フライシート独立→インナーテント後付け |
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フライシートサイズ | 330×380×185cm |
インナーテントサイズ | - |
収納時サイズ | - |
重さ | 11kg |
耐水圧 | 2000mm |
前後に入口 | 前後両方 |
ベンチレーション | ○ |
ランタンフック | - |
スカート | ○ |
サイドフラップ | × |
メッシュスクリーン | ○ |
付属品 | 張り綱 |
おすすめポイント
●テント内にスカートがあるため、外からの見た目がスッキリ
●インナーテント、グランドシートはオプション
●スリーブなどの負荷がかかる箇所はダイニーマ生地で補強している
ドームテントのよくある質問・疑問
ドームテントのお手入れや保管方法は?
テントは保管する前にしっかり乾燥させることが大事です! スカート部分は地面に密着している影響で雨や泥汚れが多く、乾きづらいため注意が必要。特に木の樹脂は、放置すると色落ちや劣化の原因となるので、ケースにしまう前にしっかり拭き取りましょう。
保管する際は高温多湿を避け、なるべく風通しのよい場所を選びましょう。長期間収納したままにすると劣化を進めてしまうので、定期的に使うか広げて乾燥させるのがおすすめです。
ドームテントをおしゃれにレイアウトしたい!
せっかくならお気に入りのテントをおしゃれにレイアウトしたいですよね。インスタグラムで見つけたおしゃれな投稿を紹介します。
出典:instagram by @hiyoshun2
まず最初に紹介するのは、テントのカラーに合わせてベージュ系アイテムでまとめたレイアウト。 テントやギアの色を合わせると、統一感が出ておしゃれになるのでおすすめです。
出典:instagram by @chocogoi
次に紹介するのは、サイト全体をブラックカラーでまとめたレイアウト。スタイリッシュでかっこいい印象です! インナーテントのイエローもアクセントになっておしゃれですね。
出典:instagram by @painmomo
最後に紹介するのは、無骨な雰囲気のなかにも、ライトやお花柄アイテムでかわいらしさを取り入れたレイアウト。お気に入りのアイテムに囲まれると、キャンプの気分もあがりますね!
ドームテント・ワンポールテント・パップテントどれを選べばいいの?
最近ではワンポールテントがトレンドになっていますが、ドームテントと比べてどちらを選ぶべきか、解説します。
広さ優先ならドームテント、設営の簡単さ優先ならワンポールテント
ワンポールテントはサイドのデッドスペースが多いため、テント内を広く使いたいならドームテントがおすすめです。前室があるため、雨の日の出入りもラクですよ。
ワンポールテントは、あっという間に設営できるのが魅力。設営に時間をかけたくないなら、ワンポールテントを選びましょう。またおしゃれなデザインが多いため、レイアウトにこだわりたい人にもぴったりです。
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家族で広々過ごすならドームテント、1人で焚き火を黙々と楽しみたいならパップテント
パップテントは1人用のものが多くサイズもコンパクトなため、ファミリーキャンプで使うのは難しいです。家族や大人数でキャンプに行くなら、サイズが大きく快適なドームテントがおすすめです。
しかしドームテントは寝室としての役割がメインのため、近くで焚き火やバーベキューをするのには向いていません。パップテントは火の粉に強いTC素材が使われていることが多く、焚き火をのんびり楽しみたいならパップテントが最適です!
▼パップテントのおすすめランキングはこちら!
ドームテントで楽しくキャンプしよう!
今回はドームテントの使い心地を実際に検証し、おすすめランキングを紹介しました! デザインや機能面など、さまざまな違いがあるので、誰とキャンプに行くのか・どんなスタイルで過ごしたいかなどをイメージして、お気に入りのドームテントを見つけてくださいね。
ドームテントの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるドームテントの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
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