パップテントの選び方
ロースタイルでのんびり焚き火を楽しむのにおすすめのパップテント。選ぶときは、以下の5つのポイントに注目してみましょう。
パップテントの選び方のポイント
1.余裕のあるサイズにしよう
2.初心者は設営が楽なものが良い
3.快適さ重視ならTC素材、軽量さ重視ならポリエステルを選ぼう
4.機能が多いと広々使えたり、アレンジの選択肢が増える
5.付属品が豊富だとより快適にテントがレベルアップ!
パップテントの総合人気おすすめランキング
上記の検証ポイントをもとに、パップテントの人気おすすめランキングを作成しました!
それぞれ個性がありつつもかなりの接戦となり、トップ3以下もおすすめしたいパップテントが目白押しな結果となっています。
▼表の商品名をタップすると、検証レビューにジャンプできます!
パップテントの人気おすすめランキング
- 居住性No.1
ゴーグランピング G・G PUP 2.0パップテント TC
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.6
- 居住性 ★3.89
- 設営・撤収 ★3.58
- 機能性 ★4.16
- 付属品 ★2.56
- 携行性 ★3.68
重さ | 6.3kg |
---|---|
収納時サイズ | 56×12×12cm |
展開時サイズ | 365×200×155cm |
設営タイム | 14:33 |
素材 | TC |
耐水圧 | 700mm |
インナーテント | × |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | × |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
入口が大きく開放感あり。サイドフラップ・スカート・煙突穴付きで機能面も充実
今回検証したテントで、見事1位となったのがゴーグランピングのG・G PUP 2.0 パップテント TC。ユーザー視点で人と自然が調和できるモデルを追求する、開放感のあるデザインと充実の機能が詰まったテントです。設営にかかった時間は14分33秒でした。
居住性は、今回検証したテントの中で最も高評価となりました!
室内の高さよりキャノピーで立ち上げた前室の方が高さがあるので開放感抜群。天井が低いのが苦手な方にもおすすめです。別売りで、さらに居住空間を広げる二股ポールもあります。
前後のパネルはどちらもオープン可能。なんと、サイドウォールを残して天井のパネルだけ開くことができる他にはない珍しいテントです。
後ろのパネルを開くときは、追加でポールが2本必要になります。パネルの開き方次第で、アレンジパターンは12種類以上!
テント側面には三角窓があり、煙突用の耐熱シートのパネルを取り付けられることができます。マジックテープで着脱可能です。
設営タイムは14:33とまずまずの結果。ポールキャップがテントに付属しているため、なくす心配がないのは高評価でした。
収納袋は余裕があるわけではないですが、ストレスなくファスナーが閉まりました。
フルクローズの状態はこちら。スカートが付いているので、冬のキャンプも安心です。また、クリアパネルやメッシュパネルなどのオプションアイテムが充実しているのもポイント。
編集部
自分好みにアレンジしたい人にもおすすめのテントです!
内容物はこちら。ペグ、ガイロープ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。インナーテントはオプションで別途用意する必要があるので注意しましょう
パネルを前後立ち上げたい場合は、追加で約150cm前後のポール2本が必要になるので注意してください。
8tail ゴッドパップ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.59
- 居住性 ★3.15
- 設営・撤収 ★3.84
- 機能性 ★4.16
- 付属品 ★3.36
- 携行性 ★3.72
重さ | 6.6kg |
---|---|
収納時サイズ | 48×22×22cm |
展開時サイズ | 360×190×110cm |
設営タイム | 11:25 |
素材 | TC |
耐水圧 | 350mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
前後ともにサイドウォールがある珍しいパップテント。秘密基地感あり
惜しくも超僅差で2位となった8tailのゴットパップは、前後に付けられたサイドウォールでさまざまなアレンジが楽しめるパップテント。カラーはオリーブドラブ・グリーン・ブラックの3色です。設営にかかった時間は11分25秒でした。
今回検証したテントはブラック。もともと遮光性のあるTC素材とブラックカラーの相乗効果で、遮光性抜群でした!
前後のパネルを開けることができ、両方にサイドウォールも付いている珍しいデザイン。
編集部
サイドウォールがあることで、寝室部分にもプライベート感が生まれます!
テントの高さは110cmとやや低め。出入りがしやすいわけではありませんが、秘密基地のような落ち着くデザインです。
設営タイムは11分25秒と比較的早め。メインポールに付けるガイロープが二股になっているので、安定して張ることができます。
煙突穴・ランタンフック・スカートなどが装備されており、機能面も高評価でした。煙突穴の生地も、本体と同じ難燃素材です。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープ、ポールキャップ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。
パネルを前後立ち上げたい場合は、追加で約110cm前後のポール2本が必要になるので注意してください。
トモント パップテント TC軍幕
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.57
- 居住性 ★3.09
- 設営・撤収 ★3.97
- 機能性 ★4.08
- 付属品 ★3.36
- 携行性 ★3.6
重さ | 7.35kg |
---|---|
収納時サイズ | 60×17×17cm |
展開時サイズ | 360×200×155cm |
設営タイム | 9:14 |
素材 | TC |
耐水圧 | - |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
設営タイムはトップ!高さがあり圧迫感を感じないデザイン
トモントは、キャンプや登山用品を取り扱う中国のブランドです。パップテント TC軍幕は、火の粉に強いTC素材のテント。設営にかかった時間は9分14秒でした。
編集部
機能性に優れ、設営・撤収もしやすく、コスパのいいテントを探している人にもおすすめです!
設営タイムは、今回検証したパップテントのなかで最速の9分14秒! 「THE 軍幕」なシンプルなデザインで、初心者でも設営しやすいのがうれしいですね。付属のインナーテントも吊り下げるだけなので、簡単に設置できます。
テントの高さは150cm。カーミットチェアなどを置いても余裕のある高さです。圧迫感を感じず、出入りもしやすいのがうれしいポイント。
煙突穴は付いていますがベンチレーションがないので、薪ストーブの使用中は絶対に入口を閉め切らないようにしましょう。サイドフラップ・スカート・ランタンフックも装備されており、機能性は高評価でした。
インナーテントは、メッシュ素材でローコットがすっぽり入るサイズ。インナーテント横の幕も巻き上げることができるので、夏でも涼しく使えます。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープ、ポールキャップ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。特にペグは丈夫で抜き差しがしやすく、買い替えの必要がないのがうれしいポイントです。
- 機能性No.1
フューチャーフォックス FOX-BASE EVO
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.55
- 居住性 ★2.93
- 設営・撤収 ★4.05
- 機能性 ★4.96
- 付属品 ★2.56
- 携行性 ★3.52
重さ | 7.5kg |
---|---|
収納時サイズ | 65×23×23cm |
展開時サイズ | 420×280×180cm |
設営タイム | 13:52 |
素材 | TC |
耐水圧 | - |
インナーテント | × |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ガイロープ |
キャノピー立ち上げ時の高さは180cm!かなり解放的に過ごせる
惜しくもトップ3から漏れてしまいましたが、圧迫感が苦手な方には是非おすすめしたいのが、フューチャーフォックスのFOX-BASE EVO。1人だけの時間や秘密基地をコンセプトとして作られており、設営にかかった時間は13分52秒でした。
カラーはオリーブ・ブラック・カーキの3色展開です。
キャノピー立ち上げ時の高さは180cmと、開放的なデザインが1番の魅力。今回検証したアイテムのなかで1番高さのあるテントでした。
編集部
センターポールも150cmと充分な高さのため、圧迫感を感じたくない人にぴったりです!
サイドフラップ・煙突穴・スカート・ランタンフック・ベンチレーションをすべて備え、機能面も充実しています。煙突穴は天井部に付いており、ベンチレーションはサイドに2箇所あるので、薪ストーブ使用時に開放しましょう。
前だけでなく、後ろのパネルもはね上げることが可能。夏も通気性を確保でき、涼しく過ごせます。
設営タイムは13分52秒とまずまずの結果に。サイドフラップはキャノピー用ポールに結んで固定します。5箇所あるのでやや手間がかかりますが、きれいに張ることができますよ。
内容物はこちら。ガイロープ、立ち上げ用キャノピーポール、ポールキャップが付属しています。ペグやインナーテントはオプションなどで別途用意する必要があるので注意しましょう。
- 設営・撤収No.1
ティンバーリッジ パップテント
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 居住性 ★3.88
- 設営・撤収 ★4.18
- 機能性 ★2.56
- 付属品 ★3.36
- 携行性 ★3.12
重さ | 6.6kg |
---|---|
収納時サイズ | 60×17×17cm |
展開時サイズ | 360×200×120cm |
設営タイム | 11:45 |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | × |
サイドフラップ | × |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
初心者でもきれい&簡単に設営できる。収納袋にも入れやすい
ティンバーリッジはアメリカのインディアナ州のブランド。コストコやAmazonなどの通販サイトでの取り扱いがメインです。今回検証したパップテントは、耐水圧2,000mmのポリエステル素材。レトロでかわいらしいデザインです。設営にかかった時間は11分45秒でした。
キャノピーを立ち上げたときのスペースが他のテントと比べて広めです。サイドフラップもないため、開放感を感じられるデザインになっています。
後ろのパネルには大きな窓があります。通気性が良く、夏も涼しく過ごすことができます。
メインポールはT字型の珍しい形。T字型ポールのおかげで天井が曲線になり、圧迫感を感じにくいのが特徴。ポールが室内に収まっているので、雨漏りがしづらいのもうれしいポイントです。
設営タイムは、比較的早めの11分45秒でした。収納袋はマチがある独特なデザインですが、入れやすさは平均的でした。
編集部
設営・撤収のしやすさは高評価で、初心者にもおすすめのテントです!
インナーテントの横にバスタブ型のスペースがあり、ちょっとした荷物を入れるのに便利です。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。キャノピーポールがアルミ素材で軽量なのはうれしいポイントですね。
- 付属品No.1
スームルーム ミリタリーテント X-large ビッグサイズ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.45
- 居住性 ★3.09
- 設営・撤収 ★3.65
- 機能性 ★2.56
- 付属品 ★4.56
- 携行性 ★3.64
重さ | 7.66kg |
---|---|
収納時サイズ | 45×24×24cm |
展開時サイズ | 360×200×118cm |
設営タイム | 14:21 |
素材 | TC |
耐水圧 | 350mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | × |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
バランスの良さが魅力。付属品も多く欠点が少ないパップテント
スームルームのミリタリーテントは付属品・携行性など、さまざまなポイントが高水準のパップテントで、設営にかかった時間は14分21秒でした。
インナーテントを設置しても、リビングに焚き火台や薪ストーブを置けるので、ソロキャンプには充分な広さ。
編集部
鮮やかなグリーンカラーは数字には現れない高評価ポイントです!
本体はTC素材なので、テントの近くで焚き火や調理も可能。サイドフラップは風除けにもなります。
インナーテント横にも空間があるため、荷物やゴミ箱などのちょっとしたものを置くのに便利です。
前後のパネルはどちらも開くことができるので、開放感抜群です。ポールは4本付属していますが、前後をはね上げる場合は追加で約120cm前後のポール2本が必要になるので注意してください。
インナーテントはメッシュ素材。両サイドを巻き上げて留めることができ、ランタンフックも付いています。両サイドを留めることでインナーテントへの出入りや、コットや寝袋などの荷物を運ぶのに便利です。
プライベート空間を作りたいときの、フルクローズの状態はこちら。全方向にスカートが付いていて外気をシャットアウトできるため、冬キャンプにも使えます。スカートは巻き上げることもできますよ。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しており、特にペグは丈夫かつ長さのあるので買い替えの必要のない点がうれしいですね。
パネルを前後立ち上げたい場合は、追加で約120cm前後のポール2本が必要になるので注意してください。
ヴァストランド TC パップテント ソロ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.42
- 居住性 ★3
- 設営・撤収 ★3.45
- 機能性 ★4.16
- 付属品 ★3.36
- 携行性 ★3.24
重さ | 10kg |
---|---|
収納時サイズ | 61×26×26cm |
展開時サイズ | 360×230×130cm |
設営タイム | 16:37 |
素材 | TC |
耐水圧 | 450mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | × |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
重く設営に時間がかかるが、大型ウィンドウや内蔵型ポールなどうれしい機能が充実
実際に使用するユーザーや使用シーンを想定し、こだわりを持って製品を作っているヴァストランド。TC パップテント ソロは、今回検証したテントの中で最も重い10kgで、設営にかかった時間は16分37秒でした。
細かいところまで配慮されたうれしい機能満載のテントです。
大きめのサイドウォールでプライベート感のあるデザインです。
編集部
サイドウォールをはね上げてタープのようにしたり、巻き上げて開放感のあるスタイルにしたりすることも可能です!
インナーテントにもTC素材のパネルが付いています。火の粉からメッシュパネルを守ったり、目隠しをしたりする役割もあります。
また正面だけでなく両サイドにもファスナードアを設けており、荷物へのアクセスに便利です。
インナーテントのファスナーとペグには蓄光素材が使われています。消灯後のファスナーの場所や、ペグの位置がわかりやすくなっています。
ポールが内蔵型なのもうれしいポイント。ポールが生地を貫通していないので、水の侵入を防ぐことができます。
テントの後ろの大型ウィンドウは巻き上げや立ち上げが可能。写真のようにマチを開いてベンチレーションとして使うこともできます。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。特にペグは丈夫で抜き差しがしやすく、買い替えの必要はありません。
- 機能性No.1
ワンティグリス ROC SHIELD TCタープテント
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.42
- 居住性 ★2.92
- 設営・撤収 ★3.58
- 機能性 ★4.96
- 付属品 ★2.56
- 携行性 ★3.2
重さ | 7.4kg |
---|---|
収納時サイズ | 58×20×20cm |
展開時サイズ | 420×200×160cm/460×280×125cm |
設営タイム | 15:25 |
素材 | TC |
耐水圧 | 400mm |
インナーテント | × |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | × |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
機能性はトップクラス!テントの高さを2段階に調節できる
ヴァストランドのパップテントと並んで7位タイとなったのは、ワンティグリスのROC SHIELD TCタープテント。設営にかかった時間は15分25秒でした。
ワンティグリスは、ミリタリー系の無骨なキャンプギアを展開する中国のブランドです。
編集部
最大の特徴は、テントの高さを2段階に変えられる点! こちらは高さ160cmに設営した場合の写真です。
こちらが高さ125cmと低めに設営した場合の写真です。先ほどの高い場合の写真と比べ、ワイドなシルエットになりました。
高さ160cmでサイドフラップを下ろして設営した場合の写真がこちら。サイドフラップによってプライベート感はありますが、高さが充分なので圧迫感を感じないのがポイントです。
高さ120cmでサイドフラップを開いて設営した状態がこちら。大きな屋根のようなシルエットで、プライバシーを確保しながらも、風通しと見晴らしのバランスが良い張り方です。
煙突穴・ベンチレーション・ランタンフック・サイドフラップを備え、機能性は上位モデルと並びトップクラス。煙突穴の上にあるベンチレーションは、芯材がしっかりとした作りです。
内容物はこちら。ペグ、ガイロープ、ポールキャップ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。インナーテントはオプションで別途用意する必要があるので注意しましょう。
- 携行性No.1
ポモリー STOVEHUT 70 3.0Ver. パップテント
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.38
- 居住性 ★3.1
- 設営・撤収 ★3.91
- 機能性 ★3.36
- 付属品 ★2.96
- 携行性 ★4.08
重さ | 3kg |
---|---|
収納時サイズ | 50×16×16cm |
展開時サイズ | 375×150×125cm |
設営タイム | 9:41 |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,500mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | × |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | × |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
薪ストーブを置く専用スペースがある。軽量で持ち運びしやすい
テントと薪ストーブをメインで取り扱うポモリー。薪ストーブの専用スペースがあるSTOVEHUT 70 3.0Ver. パップテントは、薪ストーブに力を入れているポモリーならではのこだわりが詰まったテントです。設営にかかった時間は9分41秒でした。
こちらがインナーテント横に付いている薪ストーブを置けるスペース。薪ストーブを使わない夏は、ちょっとした荷物置きにできて使い勝手が良さそうです。
付属の難燃シートを外せば、煙突穴が窓のような役割に。寝室にはランタンフックも付いています。
テントの素材はポリエステルで、今回検証したアイテムのなかで最も軽量でした。
編集部
自転車や徒歩でのキャンプにも向いていますね!
ガイロープに付いている自在が扱いやすく、設営タイムはトップのトモントのテントとほぼ変わらない9分41秒。薪ストーブ用のスペースがあるものの、張り方は一般的なパップテントと同じです。
高さは125cmとやや低め。前室部分にサイドフラップはなく、タープのようなデザインになっています。
内容物はこちら。ペグ、ガイロープ、煙突穴用難燃シート、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。インナーテントは後付けではなく一体型となっているので、別途用意する必要はありません。
フィールドア パップテント TC 450
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.33
- 居住性 ★3.67
- 設営・撤収 ★2.99
- 機能性 ★2.56
- 付属品 ★4.2
- 携行性 ★2.8
重さ | 10kg |
---|---|
収納時サイズ | 73×25×25cm |
展開時サイズ | 450×210×130cm |
設営タイム | 23:37 |
素材 | TC |
耐水圧 | 428mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | × |
キャノピー用ポール | × |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
設営に時間がかかるが、ワイドな居住スペースが魅力
ソロ用からファミリー用まで、さまざまなタイプのアイテムが揃うフィールドア 。パップテント TC 450は、ワイドな難燃性のTC素材を使ったワイドタイプのテントです。テント全体のサイズが大きい分、設営にかかった時間は23分37秒と最も時間がかかりました。
1番の特徴は左側に寝室、右側に居住スペースのあるワイドなデザイン。他のパップテントではあまり見られないスタイルです。テントの横幅は、今回検証したアイテムのなかで1番長い450cm。インナーテントは吊り下げ式で、簡単に着脱できます。
左側だけをはね上げた状態がこちら。サイドフラップがないので開放感があります。右側のスペースは雨が降った際にギアを回避させたりすることもできますね。ちなみにサイドフラップはオプションで購入可能です。
右側だけをはね上げた状態はこちら。寝室のプライバシーを確保しながらも、奥行きのある居住空間が魅力です。
編集部
フルクローズ時でも、インナーテント横にリビングスペースがあるのがうれしいですね!
テント内のポールは、二股ポールを3本使っています。デットスペースがなくなり、空間を有効活用できるのがポイントです。
出典元:フィールドア
煙突穴代わりのダブルファスナーがついていたり、複数箇所にランタンフックがあるなど、うれしいギミックが多いのも特徴です。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープが付属しています。
パネルを立ち上げるキャノピーポールは、オプションなどで別途用意する必要があるので注意しましょう。約130cm前後のポールが3本あれば問題ありません。
バンドック ソロベース BDK-79EX
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.26
- 居住性 ★3.14
- 設営・撤収 ★3.52
- 機能性 ★3.6
- 付属品 ★2.56
- 携行性 ★3.8
重さ | 5.2kg |
---|---|
収納時サイズ | 47×24×24cm |
展開時サイズ | 360×190×110cm |
設営タイム | 16:01 |
素材 | TC |
耐水圧 | - |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | × |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
コンパクトな居住スペースで、まさに「ザ・パップテント」
無骨でかっこいいデザインとコスパの良さで、ソロキャンパーから人気の高いバンドック「ソロベース」。設営にかかった時間は16分01秒でした。
編集部
大きすぎずコンパクトなサイズで、まさに「ザ・パップテント」なデザインが魅力です!
テントの高さは、今回検証したアイテムと比べると低めの110cm。サイドフラップがあることで秘密基地感を演出し、自分だけの時間を楽しめます。
サイドフラップはこのように巻き上げることも可能です。インナーテントはメッシュ素材で、通気性に優れています。
薪ストーブ用の煙突穴です。煙突穴の太さに合わせて調節できる仕様になっていました。ランタンフックは付いていませんが、代用できるループがあります。
設営タイムは16分1秒とまずまずの結果に。収納袋はファスナーがなく寝袋のような形で、やや入れにくいです。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープ、ポールキャップ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。ポールキャップは無くしやすいので注意が必要です。
テンマクデザイン 炎幕DX ver.2
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.14
- 居住性 ★3.1
- 設営・撤収 ★3.05
- 機能性 ★3.36
- 付属品 ★2.96
- 携行性 ★3.4
重さ | 8.3kg |
---|---|
収納時サイズ | 62×26×26cm |
展開時サイズ | 330×190×130cm |
設営タイム | 16:44 |
素材 | コットン |
耐水圧 | - |
インナーテント | × |
煙突穴 | × |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ・グランドシート |
本体素材は、火に強く遮光性が抜群のコットン。煙突穴がないのが惜しい
アウトドアショップWILD-1のオリジナルブランドであるテンマクデザイン。炎幕DX ver.2は、今回検証したテントのなかで唯一のコットン素材。TC素材よりもさらに火に強く、遮光性に優れているのが特徴です。設営にかかった時間は16分44秒でした。
編集部
テンマクのコットン素材は、水を含むと膨張し、目が詰まって防水性能を発揮するので、雨の日でも問題なく使えるのがおすすめポイントです!
比較的コンパクトなサイズですが、ストレスを感じにくく使いやすいです。本体はコットン素材ですが、スカート部分は乾きやすいTC素材。スカートにペグをさせるループがあるので、ピンと張ることができます。
生地が厚く遮光性に優れており、入口を開けていてもテント内が暗いのがわかります。キャノピーは屋根のようなデザインで、サイドフラップがあるため、風を通しにくく温かいです。
バスタブ型のグランドシートが付属しています。コット1つがぴったり収まるサイズで、他に荷物を置く余裕はなさそうです。インナーテントは別売りオプションで販売しています。
煙突穴がないのが惜しいですが、入口がダブルファスナーなので煙突を出すことが可能です。ベンチレーションはないので、定期的な換気を忘れずに! ランタンフックもついています。
内容物はこちら。ペグ、ガイロープ、グランドシート、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。特にテントにジャストサイズのグランドシートが付属なのはうれしいポイントですね。
インナーテントは別売りオプションで販売しています。
フィールドア パップテント TC 320
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.01
- 居住性 ★3.15
- 設営・撤収 ★2.86
- 機能性 ★1.76
- 付属品 ★4.16
- 携行性 ★3.12
重さ | 7.5kg |
---|---|
収納時サイズ | 73×20×20cm |
展開時サイズ | 320×210×130cm |
設営タイム | 20:33 |
素材 | TC |
耐水圧 | 428mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | × |
キャノピー用ポール | × |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
コンパクトなサイズだが、二股ポールでスペースを有効活用できる
10位のパップテント TC 450より、ひとまわり小さいサイズのパップテント TC 320。こちらのモデルは右側のリビングスペースがなく、シンプルな形のパップテントです。設営にかかった時間は20分33秒でした。
サイズは他のテントと比べるとやや小さめ。サイドフラップがオプションで同封されてないため、圧迫感がなく開放的なデザインです。
パップテント TC 450と同じく、こちらも二股ポールを採用しています。
編集部
コンパクトなテントですが、テント内にポールが干渉しないことで、スペースを有効活用できます。
前後どちらのパネルもはね上げることが可能です。インナーテント横の幕も巻き上げれば、タープのようなシルエットにすることができます。
フルクローズの状態はこちら。スカート付きで冬も暖かく過ごせます。ポールはテントの内側にあるので、雨が降っても水が入ってこないのがうれしいポイント!
出典元:フィールドア
入口がダブルファスナーなので薪ストーブの煙突を出すことが可能です。ベンチレーションはないので、定期的な換気を忘れずに! ランタンフックもついています。
内容物はこちら。インナーテント、ペグ、ガイロープ、が付属しています。
パネルを立ち上げるキャノピーポールはオプションなどで別途用意する必要があるので注意しましょう。約130cm前後のポールが2本あれば問題ありません。
ネイチャーハイク 軍幕パップテント
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.97
- 居住性 ★3.11
- 設営・撤収 ★3.6
- 機能性 ★3.36
- 付属品 ★1.36
- 携行性 ★3.7
重さ | 6kg |
---|---|
収納時サイズ | 58×22×22cm |
展開時サイズ | 355×195×135cm |
設営タイム | 12:59 |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
インナーテント | × |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | × |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
大きすぎずちょうど良いサイズ感。ベーシックなテントで初心者におすすめ
ネイチャーハイクは、Amazonなどの通販サイトでコスパの良さが評判の中国のブランド。特に軽量ギアが人気を集め、今回紹介する軍幕パップテントも重量約6kgと比較的軽めです。設営にかかった時間は12分59秒でした。
居住空間は、大きすぎず小さすぎずソロキャンプにはちょうど良いサイズです。インナーテントの付属はありませんが、専用のグランドシートが付いています。
サイドフラップはこのように巻き上げることができます。夏のキャンプでも、風通し良く涼しく過ごすことができます。
テント側面には煙突穴が付いています。ベンチレーションがないので、薪ストーブ使用時は換気を忘れずに行いましょう。
設営タイムは、今回検証したテントのなかでは早めの12分59秒。
編集部
ベーシックな形のため、初めてパップテントを買う人にもおすすめです!
内容物はこちら。ペグ、ガイロープ、ポールキャップ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しており、特にペグは丈夫なものが付属しているので、買い替えの必要はありません。
インナーテントは付属しておらず、オプションでの展開もないので注意が必要です。
スームルーム T字型ミリタリーテント TOOP
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.91
- 居住性 ★3.82
- 設営・撤収 ★3.65
- 機能性 ★1.76
- 付属品 ★1.76
- 携行性 ★3.28
重さ | 9.35kg |
---|---|
収納時サイズ | 72×24×22cm |
展開時サイズ | 316×220×157cm |
設営タイム | 13:33 |
素材 | TC |
耐水圧 | 350mm |
インナーテント | × |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | × |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | × |
付属品 | ペグ・ガイロープ・グランドシート |
パップテントというよりロッジ型テントに近い。スカートが浮いてしまうのが惜しい
スームルームのT字型ミリタリーテント TOOPは、ロッジ型テントのようなレトロなデザインが特徴。テント内が広々としているため、室内で過ごすのに向いているテントです。設営にかかった時間は13分33秒でした。
一般的なパップテントと比べ、室内のスペースは広めです。ベンチレーションはありませんが、前後にメッシュパネルが付いているため通気性は抜群。前後のパネルは、どちらも立ち上げることができます。
キャノピーを立ち上げたときの写真はこちら。リビングスペースというより前室のような作りです。
テント内のスペースはかなり広め。コット2つを余裕で置けるサイズです。
編集部
2人用パップテントとして、デュオキャンプにも使えそうです!
一方、サイドフラップやベンチレーション、ランタンフックがないことから機能性は低評価という結果に。スカートは付いていますが内側に折り込まれており、設営すると地面から浮いてしまいました。
内容物はこちら。ペグ、ガイロープ、グランドシート、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。インナーテントは付属していませんが、テントにジャストサイズのグランドシートが代わりに付属しています。
パネルを前後立ち上げたい場合は、追加で約160cm前後のポール2本が必要になるので注意しましょう。
ワンティグリス OUTBACK RETREAT シェルターテント
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.83
- 居住性 ★3.07
- 設営・撤収 ★3.45
- 機能性 ★0.96
- 付属品 ★3.36
- 携行性 ★3.56
重さ | 3.7kg |
---|---|
収納時サイズ | 58×20×20cm |
展開時サイズ | 370×130×120cm |
設営タイム | 16:43 |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | - |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | × |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
ランタンフック | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
機能面はイマイチだが、軽く持ち運びしやすい
4方向全面にメッシュパネルがあり、さまざまなアレンジができるワンティグリスのOUTBACK RETREAT シェルターテント。シンプルな作りで機能面はイマイチでしたが、3.7kgと軽量で持ち運びには最適です。設営にかかった時間は16分43秒でした。
サイドフラップがないので、開放的な雰囲気です。しかし視界が良い分視線が気になるというデメリットもあります。
インナーテントは一体型なので設営は簡単。テント内はコットを置いてもスペースに余裕があるり、2人で就寝することも可能。
編集部
インナーテントの横には中からアクセスできるちょっとしたスペースがあり、荷物や靴を置くのに便利です!
両サイドの幕は巻き上げることが可能なので、夏は風通し良く過ごせます。
後ろのパネルも立ち上げると、開放感抜群。日陰を確保しつつ換気を促せます。
内容物はこちら。ペグ、ガイロープ、立ち上げ用キャノピーポールが付属しています。インナーテントは後付けではなく一体型となっているので、別途用意する必要はありません。
パネルを前後立ち上げたい場合は、追加で約120cm前後のポール2本が必要になるので注意しましょう。
パップテントの人気16製品を徹底比較
パップテント16製品を編集部が実際に使用し、以下の5つのポイントに基づいて較・検証しました。
検証ポイント①居住性(広さ)
テントのフルオープン時とフルクローズ時のサイズの、幅・奥行・高さの合計値を計算しました。(フルオープン時のサイズは、公式のスペック情報に書かれていないものは実際に計測しています。)
特殊フレームや二股ポールなど、数字には出ないものの居住性アップに繋がるものを加点して、数値が高いものを「居住性」が優れたものと評価しました。
検証ポイント②設営・撤収(設営と撤収の簡単さ)
全てのテントでポールやペグなどを同じ位置に置き、設営が完了するまでのタイムを計測しました。
タイムの速さに加え、説明書の有無・収納袋の入れやすさを加味して「設営・撤収」の簡単さを評価しました。
検証ポイント③ 機能性(便利な機能性)
薪ストーブ用の煙突穴やダブルファスナー・横風を防ぐサイドフラップ・通気性を良くするスカートやベンチレーション・ランタンフックがあるか検証しました。これらの装備が多いものを「機能性」が優れたものと評価しました。
検証ポイント④付属品(拡張機能)
インナーテント・幕を閉めた際の居住空間を広くする前幕・グランドシート・キャノピーポールが付属しているか検証しました。これらの付属品が多いものを「付属品(拡張機能)」が優れたものと評価しました。
検証ポイント⑤携行性(持ち運びのしやすさ)
収納サイズが小さいもの、重量が軽いものを持ち運びのしやすいテントとしました。収納袋をよりコンパクトにするコンプレッションベルトがあるかを加味して、「携行性(持ち運びのしやすさ)」を検証しました。
まだまだおすすめしたいパップテント5選
今回比較・検証したパップテントの他にも、コスパの良いパップテントはまだまだあります!
DOD パップフーテント3
重さ | 9.8kg |
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収納時サイズ | 55×23×23cm |
展開時サイズ | 220×250×170cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 350mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | × |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | × |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
おすすめポイント
●台形のミニタープをキャノピーに付けたり、焚き火の風除けにできたりする
●同じテントを2つ連結させてデュオキャンプができる
●インナーテントは入口・両サイドがメッシュ素材で、夏でも涼しい
▼パップフーテント3についての動画はこちら!
クイックキャンプ ポリコットン ツインポールソロテント
重さ | 7.8kg |
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収納時サイズ | 50×20×20cm |
展開時サイズ | 335×180×130cm |
素材 | TC |
耐水圧 | - |
インナーテント | × |
煙突穴 | × |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
付属品 | グランドシート・ペグ・ガイロープ |
おすすめポイント
●砂が入りにくいバスタブ式のグランドシート付き
●天井の大きなベンチレーションで通気性を確保
●インナーテントは付いてないが、メッシュパネルで寝室を作れる
▼ポリコットン ツインポールソロテントについての動画はこちら!
バンドック ソロベース
重さ | 4.48kg |
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収納時サイズ | 40×20×20cm |
展開時サイズ | 360×190×110cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 3,000mm |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | - |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | × |
付属品 | - |
おすすめポイント
●パップテントの超定番モデル
●サイドフラップの使い方次第で、前室のアレンジが可能
●インナーテントはメッシュ素材を使用しており、虫の侵入を防げて快適
▼ソロベースについての動画はこちら!
FUTURE FOX FOX-BASE
重さ | 6.7kg |
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収納時サイズ | 54×20×28cm |
展開時サイズ | 375×230×150cm |
素材 | TC |
耐水圧 | - |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | ○ |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | ○ |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
おすすめポイント
●他のパップテントよりもサイドフラップが大きめで、秘密基地感がある
●奥行がたっぷり230cmで、広めのレイアウトが可能
●冬キャンプでも使えるように、薪ストーブ用の煙突穴を装備
▼FOX-BASEについての動画はこちら!
OneTigris SOLO HOMESTEAD ポリコットンTC
重さ | 8.5kg |
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収納時サイズ | 59×23×23cm |
展開時サイズ | 400×240×160cm |
素材 | TC |
耐水圧 | - |
インナーテント | ○ |
煙突穴 | ○ |
サイドフラップ | × |
キャノピー用ポール | ○ |
スカート | × |
付属品 | ペグ・ガイロープ・TCグランドシート |
おすすめポイント
●横幅は超ワイドな400cm! コットを置いても余裕のある広さ
●薪ストーブをインストールできる煙突穴付き
●メッシュパネルや2箇所のベンチレーションで夏でも涼しい
▼SOLO HOMESTEAD ポリコットンTCについての動画はこちら!
パップテントの基本的な設営・撤収
パップテントの設営・撤収の方法をおさらいしておきましょう。パップテントは通常のドームテントなどに比べて、シンプルな構造でパーツも少ないので、初心者でもわかりやすいのが特徴です。
基本的な設営方法
入り口を上に、幕を地面にシワなく広げる
まずパップテントを収納袋から出し、地面に広げます。なるべくきれいに広げると完成図がイメージしやすいです。このときファスナーがすべて閉まっていることを確認しましょう。
2本のポールで幕を立ち上げ、張り綱をペグダウン
次に、2本のメインポールをテントの内側に入れて立ち上げます。ポールの上部に張り綱を引っかけたらペグダウン。しっかりテンションをかけると天井部がシワなく広がりますよ。
付属の張り綱で不安定な場合は、二股の張り綱を使うと安定します。
裾をペグダウン
最後に、幕の裾に付いている輪にペグを通して地面に打ち込みます。最初にテント正面をしっかり張ってペグダウンするのがポイント! 正面がしっかり張れていると、見栄えが良く雨水もたまりにくいです。
きれいにしまう撤収方法
まずファスナーを全て閉めてからポールを抜きます。ペグを抜き、幕を収納袋の横幅と同じくらいの幅で、長方形に折りたたんでください。
次に、ポールを軸に天井部から裾に向かって空気を抜くように巻いていきます。収納袋は被せるように入れると、きれいに収まりますよ!
パップテントのよくある質問・疑問
パップテントの雨対策はどうすればいいの?
入口が大きいため、雨の影響を受けやすいパップテント。雨の日に使う場合は、しっかり対策をしてキャンプに臨みましょう。
まず、テントは水たまりができそうな場所を避けて張りましょう。インナーテントとグランドシートを用意すると、多少濡れている地面でも快適に過ごすことができます。
またテントの上にさらにタープを張る、いわゆる「過保護張り」もおすすめ! タープは雨に強いポリエステル素材のものが良いでしょう。
パップテントはどうレイアウトするのがおすすめ?
パップテントは、張り方のアレンジや秘密基地のような自分だけの空間を楽しめるのが魅力。実際にインスタグラムで見つけたおしゃれなレイアウトを紹介します!
まず初めに紹介するのは、サイト全体をブラックカラーでまとめたレイアウト。スタイリッシュでかっこいい雰囲気ですね。パップテントのカラーに合わせてギアのカラーも統一すると、サイト全体にまとまりがでてスッキリ見えます。
次に紹介するのは、ランタンやチェアなどお気に入りアイテムに囲まれたレイアウトです。
自分だけの空間を楽しむのも、ソロキャンプの醍醐味。ギア選びからこだわるのもいいですね。ラックを使ったレイアウトもおしゃれです!
最後は、木の枝や倒木の根っこなどを使ったレイアウト。もともと無骨な雰囲気のパップテントが、さらに無骨さを増し秘密基地のような空間に。枝にランタンを吊るしているアイデアも素敵です!
2人用以上の大型のパップテントはありますか?
2人以上で使えるパップテントの形のようなテントは2ポールシェルター(2ポールテント)、のカテゴリに分類されることが多いため、パップテントはあくまでソロ用テントと考えるのがいいでしょう。
2ポールシェルターは天井が高く、パップテントのように張り方の自由度が高いのが特徴。おしゃれなものも多いので、気になる方は要チェックです!
▼2ポールシェルターについて詳しくはこちら!
パップテントが最適な季節は?
パップテントは、季節を選ばず1年中楽しむことができます! パップテントに使われることの多いTC素材は、夏は涼しく冬は暖かいのが特徴。ベンチレーションやメッシュパネルが装備されているテントだと、通気性が良く夏も快適に過ごせます。
冬キャンプで使うなら、薪ストーブがインストールできるものがおすすめです。
パップテントは風に強い?
パップテントは高さが低くドームテントのようにポールが折れる可能性も低いため、風に強いテントといえます。風の強い日は、張り綱にしっかりテンションをかけて固定しましょう。ただし過度な強風には耐えられない場合もあるので注意してください。
パップテントで楽に、おしゃれにキャンプしよう!
今回はパップテントの使い心地を実際に検証し、おすすめランキングを紹介しました。パップテントと一括りにいっても、素材や機能面などさまざまな違いがあることが分かりました。自分だけの時間を満喫するために大事なテント選びを、どんなスタイルで過ごしたいかを考えながら、ぜひお気に入りのパップテントを見つけてくださいね
今回はパップテントの使い心地を実際に検証し、おすすめランキングを紹介しました。パップテントと一括りにいっても、素材や機能面などさまざまな違いがあることがわかりました。
自分だけの時間を満喫するために大事なテントでどんなスタイルで過ごしたいかを考えながら、ぜひお気に入りのパップテントを見つけてくださいね。
パップテントの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるパップテントの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCAMP HACKに還元されることがあります。
※各商品の紹介文は、実際に商品を使用した上での見解に加えて、メーカー・ECサイト等の内容を参照して記載をしております。
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