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【徹底比較】2024年|ワンタッチテントの人気おすすめランキング16選!

【徹底比較】2024年|ワンタッチテントの人気おすすめランキング16選!

素早く設営できるワンタッチテント。ソロ用モデルや大人数向けのシェルタータイプなど、数ある種類のなかからどれを選べばいいのかわからない! という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、実際に使用して比較・検証し、おすすめ順にランキング化しました。さらに、ワンタッチテントの使い方や注意点、ポップアップテントとの違いについても解説しているのでぜひ参考にしてください!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

検証ポイント

実際の検証の様子へ

ワンタッチテントをサイズ別(ソロ用、2~4人用、5人以上用)に分けて検証しました。

  • ワンタッチテントの設営

    1.設営の手順

    ワンタッチテントの最大の特徴は設営の速さ。実際にテントを設営し、手順が少なく初心者でも組み立てやすい物を高評価としました。

  • テントの使用人数検証

    2.居住性

    大きさの目安は対応人数+1人が理想的。対応人数で使用した場合の広さの余裕や荷物を置けるスペースがあるかを検証しました。また、メッシュ、ベンチレーター、ランタンフック、小物入れなどの装備を確認しました。

  • ワンタッチテントの張り方アレンジ

    3.アレンジ性

    キャンプでは突然の雨や強い日差しなどを遮るために、屋根を作ることができれば居住性が格段にアップします。ワンタッチテントでも可能なモデルがあるので、設営のアレンジが可能かどうかを検証しました。

  • ワンタッチテントの収納状態・携行性

    4.携行性

    車への積載はもちろん、バイクなど積載の条件が限られている場合に重要視したいのが収納サイズです。積載しやすい大きさ、重さであるかを比較、検証しました。

  • ワンタッチテントの付属品・ペグ、シートなど

    5.付属品の豊富さ

    初めてのテントの場合、高い品質の付属品が豊富であれば買い足すアイテムが少なくなります。実用面も含めてペグやキャノピーポール、グランドシートなどの有無を確認しました。

目次

アイキャッチ画像・本文画像:CAMPHACK編集部

ワンタッチテントの選び方

さまざまな種類のワンタッチテント

ワンタッチテントはさまざまなブランドから販売されています。ワンタッチテントを選ぶときは以下のポイントに注目してみましょう。

1.テントの大きさは「使用人数+1人」がベスト!

テント内に大人2人が寝ている

日本の製品に関する国家規格のJIS規格では、一般的なテントの対応人数は1人あたり180×55cmと定められています。しかし、荷物を置く場所などのゆとりを考えると使用人数+1人分のサイズがおすすめです。

2.通気性は大型メッシュやベンチレーターを確認

テント上部のベンチレーター確認

テントの通気性は、出入り口となるドア部分にメッシュパネルが装備されているか、テント上部にベンチレーターがあるかで判断することができます。

メッシュパネル

テントのメッシュパネル

メッシュパネルは、虫の侵入を防ぎつつ空気を循環させることができます。また、テントの中にいながら外の様子を確認したり、景色を楽しんだりすることも可能です。

ベンチレーター

ベンチレーター

メッシュパネル同様、空気を循環させる役割を果たし、テントに籠った熱気を排出することができます

ベンチレーターが配置されている箇所はモデルによって異なりますが、テント上部や背面、側面などに設けられていることがほとんどです。

3.「シングルウォールorダブルウォール」の構造もチェック

ダブルウォールテントの設営・アウター重ねるところ

テントの構造は大きく分けてシングルウォールとダブルウォールの2種類に分けられます。それぞれのメリット、デメリットを理解して自分に最適なほうを選びましょう。

シングルウォールダブルウォール
PYKESPEAK ライトウェイトワンタッチテントFIELDOOR ワンタッチテント100
メリット・設営や撤収が簡単
・軽量コンパクト
・結露の影響を受けにくい
・居住性が高い
デメリット・結露で内部が濡れる・収納サイズが大型で重くなる

シングルウォールテントはその名の通り、1枚の壁で構成されているテントを指します。構造がシンプルな分、設営が簡単かつ軽量というメリットがありますが、テント内外の温度差により結露しやすいというデメリットも。

対してダブルウォールテントはインナーテントとフライシートの2枚で構成されているので、比較的設営に時間がかかるものの、結露した水分がフライシート側に付着することで結露の影響を受けにくいのが特徴。空気の層ができることで保温効果も期待できます。暖かく過ごせることや結露の影響を受けにくいことを考えると、寒い時期に使用する場合にはダブルウォールがおすすめです。

4.ワンタッチテントは収納のコンパクトさにも注目!

テントの収納サイズ

ワンタッチテントはフレーム構造が複雑なので収納サイズが大きくなりがちです。バイクや自転車でキャンプに行く場合、積載できるサイズ・重量に以下のような制限があるため、選ぶ際に気をつけましょう

自転車の積載制限(東京都の場合)
最大積載量30kg
長さ積載装置の長さに30cmを加えた長さ
積載装置の幅に30cmを加えた長さ
高さ積載装置に置いたときの高さが地面から2m

参考:東京都例規集データベース「東京都道路交通規則」

バイクの積載方法の制限
最大積載量30kg
長さ乗車装置または積載装置から30cmまで
乗車装置または積載装置からそれぞれ15cmまで
高さ地面から2mまで

参考:e-Gov法令検索「道路交通法施行令第二十二条」

5.耐水圧1,500mm以上で雨の日も安心!

テント上部部分

アウトドアシーンで突発的にぱらついてくる雨であれば、耐水圧は1,500mm程度であれば十分です。また、キャンプ場の標高が高くなればなるほど雨が降りやすい環境になるので、耐水圧は高い方が安心です。

6.UVカット機能はUPF50+の表記が安心

シルバーコーティングとブラックのインナーテント

テントにUVカットコーティングやシルバーコーティングが施されているモデルであれば、紫外線を軽減でき、日焼け対策につながります。また、UVカットの最大数値であるUPF50+の生地を使用しているモデルも、高い紫外線防止効果が期待できるためアウトドアでの日焼けが気になる方におすすめです。

7.付属品や機能の豊富さにも注目!

テントの機能的特徴

付属品や機能にも注目しましょう。ペグやガイロープなどの基本的な付属品はもちろんのこと、テントの入り口を跳ね上げるためのキャノピーポールがあると便利です。

機能面についても、小物を収納するためのポケットや、ランタンを吊るすことができるフックといった定番以外にも、テント上部に小物入れがあればフックがないランタンでも室内灯として使うことができます。

ワンタッチテントの人気おすすめランキング16選

ソロ用、2〜4人用、5人用のタイプ別にワンタッチテント計16種類を実際に設営して、比較検証を行いおすすめランキングを作成しました!

人数や使用用途、環境によって重視するポイントが違うため、総合評価だけでなく各項目ごとの点数に注目するなど、ランキングを参考にご自身にぴったりのワンタッチテントを見つけてみてください。

ソロ用ワンタッチテントランキング

1位
  • 設営の手順No,1
  • 居住性No,1

ケシュア 2Seconds easy fresh&black 2人用

総合評価

★★★★★★★★★★ 4.21

  • 設営の手順 ★5
  • 居住性 ★5
  • アレンジ性 ★3
  • 携行性 ★3.1
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数2
耐水圧2,000mm
収納サイズ59×20×20cm
重量4.7kg
設営サイズ205×145×110cm
フック付
UVカット機能
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ

合理性とスタイリッシュなデザインが融合したテント

ケシュア2secondseasyfresh&black

今回紹介したソロテントのなかで第1位に輝いたのは「ケシュア 2Seconds easy fresh&black」です。

テントを立ち上げている様子

多くのワンタッチテントは、ロープを1回のみ引っ張って立ち上げて設営するタイプですが、こちらは左右にある2本のロープを引っ張り設営するタイプ。やや面倒に感じますが、その分広い空間を確保できます

ケシュアのワンタッチテントに大人2人が寝転がっている

一般的な2人用テントと比べると室内が広く、大人2人でもゆったりと寝ることができます。また、テントの幅が広くて横になっても足元にスペースを確保しやすいので、ソロでの使用なら贅沢に過ごすことができるでしょう。

ケシュアポップアップテントのメッシュパネル

室内は、シルバーコーティングと黒いインナーテントにより、遮光性が高いのが魅力。日光をブロックできるので室温が上がりにくく、夏場でも比較的快適に過ごすことができます。

編集部
広々とした空間とダブルウォールや高い遮光性の生地により、居住性はソロテント部門でトップクラスでした!
ケシュアワンタッチテントの収納サイズ

収納サイズは、今回検証を行ったソロ用ワンタッチテントのなかでも比較的コンパクト。収納袋はファスナーやドローコードで閉めるタイプではなく、バックルで締めるタイプなので収納と圧縮が同時にできるのも楽でした

ケシュア 2Seconds easy fresh&blackの付属品

付属品はペグ・ガイロープと一般的な品揃えです。また、収納袋の内側には付属のペグやガイロープを収納するためのポケットが装備されているのもうれしいポイント。さらに、設営するための説明書が縫い付けられているので初心者の方でも安心です。

2位
  • アレンジ性No,1
  • 携行性No,1

Naturehike ワンタッチテント コットテント

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.9

  • 設営の手順 ★4.7
  • 居住性 ★1.5
  • アレンジ性 ★5
  • 携行性 ★4.2
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数1
耐水圧2,000mm
収納サイズ46×15×14cm
重量1.5kg
設営サイズ200×123×95cm
フック付
UVカット機能×
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ

今回の検証で唯一のコットに乗せて使えるモデル

ネイチャーハイクのワンタッチテント

続いてはネイチャーハイクのワンタッチテントです。こちらもケシュア同様、2回ロープを引っ張って設営するタイプで一手間かかりますが、テント自体が小型なので設営は楽に感じました。

ワンタッチ機構のアップ

また、ロープの部分にはテント内への雨の侵入を防ぐキャップが付いています。

ネイチャーハイクのワンタッチテントの大人が寝転がっている

テント内の広さは1人用としてジャストサイズ。荷物の置き場所は別途確保しなければなりませんが、フロアの幅は200cmと足元にはある程度余裕がある印象でした。

ネイチャーハイクのワンタッチテントの細かい仕様

ファスナーは夜間でも視認しやすい蓄光素材でできているこだわり仕様で、小物入れやランタンフックといった基本的な機能もしっかり装備されていました。

コットテント

今回のラインナップで唯一、コットに組み合わせてコットテントとしての活用ができるモデルなのも特徴です。底面に装備されたポケットとロープでがっちり固定できるので、安定感があり安心して使用できます。

編集部
ダブルウォールなので保温性に優れており、大型のシェルターと組み合わせるカンガルースタイルにもおすすめです!
ネイチャーハイクワンタッチテントの収納サイズ

収納サイズは幅46cm、重さ1.5kgと今回紹介しているソロテントのなかでもっともコンパクト。自転車やバイクのキャンプでも選択肢に入りやすいサイズです。

ネイチャーハイクワンタッチテントの付属品一覧

付属品は、元々テントに結んであるロープやペグと一般的な品揃えです。付属のY字ペグは曲がりやすいアルミ製のため、耐久性が気になりました。使用上問題はありませんが、心配な方は買い替えを検討してもいいかもしれません。

収納袋はファスナーではなくドローコードで大きく開く仕様なので、収納しやすいのがうれしいポイントです。

3位
  • アレンジ性No,1

FIELDOOR ワンタッチテント100

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.8

  • 設営の手順 ★3.4
  • 居住性 ★4.5
  • アレンジ性 ★5
  • 携行性 ★2.4
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数1
耐水圧1,500mm
収納サイズ64×14×14cm
重量2.9kg
設営サイズ210×165×110cm
フック付
UVカット機能
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ

展開のしやすさとコスパがピカイチ

フィールドアワンタッチテント100
フィールドアワンタッチテント100を組み立てる様子

3位はフィールドア「ワンタッチテント100」です。1箇所のロープを引っ張るだけで展開するタイプなので設営は簡単。

編集部
フレームはしっかりとした安心感のある作りで、スムーズに展開するため広げやすさはトップクラスです!
フィールドアワンタッチテント100を組み立てる様子

ただ、他のモデルと違いフライシートは後付けで、4箇所をバックルで固定するタイプなのでひと手間かかる印象でした。

フィールドアワンタッチテント100の中で大人が寝ている

テント内は高さに余裕があるので圧迫感はなく、1人であればゆとりのある空間です。また、ソロ用にしては奥行きがあるので、1人分の荷物を置くスペースは確保できるものの、2人が寝るほどの余裕はありませんでした。

フィールドア「ワンタッチテント100」の機能一覧

テントの機能としては、ランタンフックや小物入れが備わっているうえ、ドアパネルをまとめて収納できる専用ポケットや、スムーズに開閉できるファスナータイプのベンチレーションも装備。機能が充実しているため、快適に過ごすことができます。

フィールドアワンタッチテント100の前室

また、今回紹介しているソロサイズのテントのなかで唯一前室の跳ね上げができるモデルです。しかし、テーブルやチェアを置くほどのスペースはないので、あぐらの姿勢になるような低いチェアを組み合わせるなど、地面に近いスタイルで過ごすのがおすすめです。

▼あぐらチェアについての詳しい記事はこちら!

ワンタッチテント100の収納サイズ

収納サイズは64cmで今回紹介するソロテントのなかではやや大きめ。バイクや自転車でのキャンプでは積載に気を使う場合がありますが、車であればあまり気にならないサイズに収まっています。

フィールドアワンタッチテントの付属品

付属品はペグ・ロープなどの基本的な品揃えです。ロープは自在金具付きの頑丈なものが付属しているのがうれしいポイント。ペグは耐久性が気になる細いアルミ製のものが付属していました。不安に感じる方は別途頑丈なペグを用意するといいかもしれません

4位

DOD ライダーズワンタッチテント

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.29

  • 設営の手順 ★3.7
  • 居住性 ★4
  • アレンジ性 ★2
  • 携行性 ★3.1
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数2
耐水圧3,000mm
収納サイズ62×20×20cm
重量4.3kg
設営サイズ243×235×133cm
フック付
UVカット機能×
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、グランドシート

インナーテントとフライシートが一体型なので設営が楽

DODライダーズワンタッチテント

第4位のDOD「ライダーズワンタッチテント」は、インナーテントとフライシートが一体型になっているダブルウォールテント。今回紹介している他のモデルでも共通の4隅のペグダウンの他に、前室やベンチレーターを開くためのペグダウンが必要ですが、頑丈なフレームで展開しやすく簡単に設営できました。

ライダーズワンタッチテントの中で大人が寝ている

テント内は2人でゆったりと寝れる広々スペースで、1人であれば大きな荷物を置いても贅沢に過ごせる余裕があります

背面ベンチレーター

テント背面に備わっているベンチレーターは大型のため、前面のドアを開放しなくても効率よく空気を循環させることができます。就寝時には閉め切ることが多いので、寝ながら換気をしたいときに活躍します。もちろん、ランタンフックなどの基本的な機能もしっかりと装備されています

ライダーズワンタッチテントの収納状態

収納サイズは幅62cmと、今回紹介するソロテントのなかではやや大型です。

編集部
ソロでもデュオでもゆったり過ごせるテントとしてはコンパクトなサイズに収まっています!
ライダーズワンタッチテントの付属品

ロープは最初からテントに結んであるため、初めての設営が楽になるので魅力的です。

ペグについてはアルミ製のY字ペグが付属していました。耐久性が気になる方は別途頑丈なペグを用意してもいいかもしれません。

5位

PYKESPEAK ライトウェイトワンタッチテント

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.94

  • 設営の手順 ★3
  • 居住性 ★3
  • アレンジ性 ★3
  • 携行性 ★2.4
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数2
耐水圧2,000mm
収納サイズ74×16×16cm
重量2.8kg
設営サイズ210×160×135cm
フック付
UVカット機能
幕タイプシングルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ

快適に過ごすための細かい機能が充実している

パイクスピークのワンタッチテント

第5位はパイクスピーク「ライトウェイトワンタッチテント」です。シングルウォールのテントなので、軽い力で簡単に展開することができました。

ワンタッチテントのロープ部分に保護する加工がされている

設営時に引っ張るロープには持ち手が付いているのもうれしいポイント。

編集部
持ち手があることで、力を加えやすく、手が痛くなりにくかったです!
ワンタッチテントの中で男性が寝ている

2人が寝てちょうどいいサイズ感なうえ、高さがあるので圧迫感は少なく1人であれば寝るには十分なスペースを確保できます

パイクスピーク「ライトウェイトワンタッチテント」の機能

テント側面には大きなメッシュパネルがあり、効率よく空気の循環ができます。天井部分にはフックがないランタンを置いたり小物を置いておくのに便利なメッシュパネルを取り付けることが可能。また、小物入れやランタンフックなどの基本的な機能が備わっています。

パイクスピークのワンタッチテント収納袋

今回紹介するソロテントとしては大きめの収納サイズ。車での持ち運びであれば余裕がありますが、バイクや自転車などのキャンプでは積載できない場合もあるので注意が必要です。

パイクスピークのワンタッチテントの付属品

付属品はペグやロープが揃った一般的なラインナップですが、ペグについてはアルミ製のピンペグタイプが付属しています。長く使うことを考えると耐久性が不安なペグなので頑丈なペグを用意しておくと安心です。

6位

クイックキャンプ ダブルウォールツーリングテント

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.69

  • 設営の手順 ★2.2
  • 居住性 ★4
  • アレンジ性 ★2
  • 携行性 ★3.1
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数1
耐水圧3,000mm
収納サイズ52×17×17cm
重量3kg
設営サイズ230×90×90cm
フック付×
UVカット機能×
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ

個性爆発!独特なシルエットで簡単設営のライダーズテント

クイックキャンプのワンタッチテントの設営

ソロテント部門の最後は、クイックキャンプ「ダブルウォールツーリングテント」です。特徴的なシルエットなので設営時にやや迷いましたが、慣れてしまえば数分で設営できます。

1番の特徴はA型のサポートフレームですが、テント本体のピンに差し込んでクリップを止める手順があるので、一般的なワンタッチテントと比べるとやや時間がかかりました。

クイックキャンプのワンタッチテントので男性が寝ている

テント内の空間はサポートフレームのおかげで圧迫感がなく広々とした印象。ソロテントですがフロア、天井ともに余裕のある空間でゆったりと過ごすことができます。

クイックキャンプツーリングワンタッチテントの前室部分

機能としては、靴や荷物を置くのに十分なスペースの前室や、テントのサイズに対して大きなベンチレーターやたくさんの小物入れなど快適に過ごせる要素が盛りだくさん

クイックキャンプのワンタッチテントの収納サイズ

収納サイズは52cmと今回のラインナップの中でも比較的コンパクト

編集部
車での積載はもちろん、自転車やバイクのキャンプでも選択肢に入りやすいサイズです!
クイックキャンプのワンタッチテント付属品

付属品は一般的な品揃えで、ロープについては最初からテント本体に結んである状態で初めての設営が楽々。ペグはスチール製のペグを付属しているので耐久性に期待できます。大きな特徴であるグランドシートはテント底面の汚れを未然に防ぐことができるので付属しているのはうれしいポイントです。

2〜4人用ワンタッチテントランキング

1位
  • 設営の手順No,1
  • 居住性No,1
  • アレンジ性No,1
  • 付属品の豊富さNo,1

DOD DOD わがやのテントM

総合評価

★★★★★★★★★★ 4.01

  • 設営の手順 ★3.5
  • 居住性 ★5
  • アレンジ性 ★4.5
  • 携行性 ★2.7
  • 付属品の豊富さ ★4.4
適応人数3
耐水圧3,000mm
収納サイズ80×22×21cm
重量8.3kg
設営サイズ275×240×143cm
フック付
UVカット機能×
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、グランドシート

インナーテントがTC素材なので結露の影響を受けない

DODおうちテント
DODおうちテントの設営

第1位はDOD「わがやのテントM」です。やや大きめなテントなので、展開時のロープは上からではなく下方向に引く仕様になっていました。小柄な方でも手が届きやすいので、簡単に立ち上げることができます。

テントの中で大人が寝ている

内部のスペースは3人でゆったりと寝ることができますが、荷物を置くスペースを確保するには2人で使うのが良さそうです。家族で使用する場合は大人2人+子供1人に最適な空間です。

DOD「わがやのテントM」の機能一覧

背面に雨の侵入を防ぐことができるカバーがついたメッシュパネルを装備しているうえ、上部のベンチレーターもかなり大型で通気性抜群。テント内の小物入れはフロア付近の他に、天井に大きなポケットを装備しているのもうれしいポイントです。

そして、最大の特徴はインナーテントがTCなのでフライシートがなくても結露の影響を受けないことです。

編集部
通気性や使い勝手の観点で、今回のラインナップのなかでも圧倒的な居住性が魅力的でした!
DODおうちテント内部

特に両サイドはメッシュパネルが上下で分かれているため、さまざまな開け方ができます。寝るときは目隠しのために上部を塞いで下部だけ開けて換気を促したり、両方とも開放して大きなメッシュにしたりとアレンジができるのが魅力的です。

DODおうちテント

また、前面のメッシュパネルはかなり大型。2〜4人用部門ではトップクラスの居住性です。

DODおうちテントの収納袋

ポリエステル製のテントよりも大きく重くなりがちなTC素材なので、収納サイズに関しては幅80cm、重さ8.3kgとややヘビー。そのため収納サイズより使い勝手や居住性を重視する方におすすめです。

DODおうちテントの付属品

付属品はペグや備え付けのロープと一般的なラインナップで、ペグはかなり丈夫で実用的。スチール製で頑丈なため折れてしまう心配もありませんがフックの部分がプラスチックなので力がかかると破損してしまうことも。引き抜く時は注意が必要です。

2位

DOD ザ・ワンタッチテント

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.25

  • 設営の手順 ★2.3
  • 居住性 ★4.5
  • アレンジ性 ★4
  • 携行性 ★2.4
  • 付属品の豊富さ ★3.9
適応人数3
耐水圧2,000mm
収納サイズ75×22×22cm
重量8.4kg
設営サイズ450×220×180cm
フック付
UVカット機能×
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、グランドシート、前室用ポール

グランドシート付きで設営楽々!

DODザワンタッチテント

インナーテントを設営してからフライシートをかけるタイプなので、1人で設営するのではなく2人以上で設営することをおすすめします。大型のテントなので手間はかかりますが、慣れてしまえば数分で設営することができます。

DODザワンタッチテントで大人が寝ている

インナーテントは3人で寝転がっても広々とした空間で、2人であれば十分荷物を置くスペースを確保できそうです。

DODザワンタッチテント大きさ

テント内では立って移動できるほどの十分な高さがありますが、前室部分は天井がやや低くなっているため出入りしづらく感じました。

テントの電源取り込み口

機能としては、ランタンフックや小物入れなどの基本的なもの以外に、電源サイトで活躍するコード取り込み口が用意されている充実っぷり。

テントのベンチレーター

ベンチレーターはやや小さく感じますが出入り口部分のメッシュが大きいため、問題なくテント内の換気ができそうです。

DODザワンタッチテント

キャノピーポールは別売りですが、跳ね上げることで前室の空間を拡張することが可能です。

編集部
2人分のテーブルやチェアを置いて、リビングを設けることが可能です!
DODザワンタッチテントの収納状態

収納サイズは大きな前室を作れるテントにしてはコンパクト。1位のわがやのテントよりも広い空間を作れて、横幅を抑えた75cmに収まっています。しかし重さは8.4kgと今回のラインナップのなかではヘビーな印象でした。

DODザワンタッチテントの付属品

付属品はペグとロープのみとシンプルな品揃えです。ロープは初めからテントに結んであるので手間がかからないのはうれしいポイント。ペグは実用的なスチール製の頑丈なものが付属しています。

3位

Coleman インスタントアップドーム 240

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.05

  • 設営の手順 ★2
  • 居住性 ★4
  • アレンジ性 ★4
  • 携行性 ★2.5
  • 付属品の豊富さ ★4
適応人数4
耐水圧1,500mm
収納サイズ75×23×23cm
重量8.4kg
設営サイズ405×240×170cm
フック付
UVカット機能
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、、ガイロープ、ペグハンマー、砂袋、前室用のポール

前室も室内も広々で4人家族におすすめ

コールマンインスタントアップドーム240の設営

今回のラインナップのなかで唯一ロープで引っ張るタイプではなく、フレーム上部を手で押さえて組み立てる方式なので、ロープで引っ張るタイプに比べて少し力が必要でした。

コールマンインスタントアップドーム240

また、インナーテントの形状が前後同じ見た目なので方向を間違えやすいのがデメリット。サポートフレームの組み立ては手間ですが、その分前室に広々としたスペースを確保できます。

コールマンインスタントアップドーム240で大人4名が寝ている

インナーテントは最大で4人寝ることができます。大人4人ではやや窮屈な印象でしたが大人2人+子供2人であれば余裕のあるスペースを確保できます。

コールマンインスタントアップドーム240で大人が立っている

また、インナーテントは高さ143cmと立って歩くのは厳しいものの、前室は高さに余裕があるので出入りがしやすいのが魅力的です。

テントとしての基本的な装備であるベンチレーターや小物入れはしっかり装備。全面のパネルは大きく、問題なく換気もできます

ランタンをかける部分がフックではなくリングタイプなので、ランタンの種類によっては引っ掛けることができないのが気になるポイントです。

コールマンインスタントアップドーム240アレンジ例

キャノピーポールは付属していないものの、前室を跳ね上げると大きな空間ができます。2人分のテーブルやチェアであれば設置できますが、4人家族では別途タープを用意するのがおすすめです。

コールマンインスタントアップドーム240収納袋

大きなスペースを作ることができるテントとしては幅75cmとコンパクトな収納サイズ。重さは8.4kgとややヘビーですが、車での移動であれば気にならなさそうです。

コールマンインスタントアップドーム240の付属品

今回紹介している全てのテントのなかでも付属品の豊富さはトップクラス。

編集部
ペグハンマーや砂浜での使用時に活躍する砂袋が付属しているので初心者でも安心です!
4位
  • 携行性No,1

PYKES PEAK ワンタッチテント「サンシェードモード」

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.96

  • 設営の手順 ★3
  • 居住性 ★2
  • アレンジ性 ★3
  • 携行性 ★4.5
  • 付属品の豊富さ ★3.1
適応人数3
耐水圧2,000mm
収納サイズ75×16×16cm
重量3.2kg
設営サイズ230×200×135cm
フック付
UVカット機能
幕タイプシングルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、トップシート、メッシュシート

アンダー1万円のお手軽軽量ワンタッチテント

パイクスピークのワンタッチテント

パイクスピークの「サンシェードモード」付きワンタッチテントは、サンシェード部分のみワンタッチで設営して、後からインナーテントを吊り下げる方式のテントです。購入時は、最初からインナーテントが装着されているので設営に手間はかかりませんでした

パイクスピークのワンタッチテントで大人が寝ている

室内は2〜3人用の空間としてはやや窮屈なので、複数人の場合は宿泊目的のキャンプではなくデイキャンプやピクニックが最適です。

インナーテントのメッシュパネルはかなり大型で、通気性は抜群。ランタンフックや小物入れなど、テントとしての機能性もしっかりと網羅しています。

パイクスピークのワンタッチテントサンシェードモード

インナーテントを取り外すと簡易的なサンシェードとして使えます。

編集部
レジャーシートを敷けばいつものピクニックが快適になること間違いなし!
春、秋の過ごしやすい時期であればキャンプでも活躍します。

パイクスピークのワンタッチテントの収納袋

テントの居住スペースを考えるとやや大きめな幅75cmの収納サイズですが、奥行き高さともに16cmとかなり細身な印象です。自宅で収納しておく場合に隙間に収納したりしやすいのはうれしいポイントです。

パイクスピークのワンタッチテント付属品

付属品についてはペグ、ガイロープと一般的なテントと同様の品揃えです。ペグはアルミ製の比較的細身なものが付属していたので、頑丈なペグを用意すると安心です。

5位

モダンデコ ワンタッチテント4人用

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.92

  • 設営の手順 ★3
  • 居住性 ★2
  • アレンジ性 ★3
  • 携行性 ★4.2
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数4
耐水圧3,000mm
収納サイズ80cm
重量3.5kg
設営サイズ210×210×150cm
フック付
UVカット機能
幕タイプシングルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ

実売7,000円でカラーバリエーションも豊富

モダンデコワンタッチテント

こちらもサンシェードとインナーテントで分かれるタイプですが、インナーテントは最初から装着されているので設営に手間はかかりませんでした。

モダンデコワンタッチテントで大人が寝ている

スペースは幅・奥行きともに210cmの正方形です。4人用ではあるものの、4人で寝るとかなり窮屈なので実際には2〜3人程度がおすすめです。

テント内のメッシュパネル

インナーテントは上部まで続く大型のメッシュパネルが装備されていて通気性抜群。ランタンフックや小物入れなど、テントとしての機能はしっかりと装備していました。

モダンデコワンタッチテントサンシェードモード

インナーテントを取り外してサンシェードにすれば簡易的なタープのような使い方が可能。グランドシートを敷けばピクニックやデイキャンプにも使えます。また、春や秋の過ごしやすい季節であればキャンプにもおすすめです。

モダンデコワンタッチテント収納状態

収納袋は比較的幅広な80cmの収納サイズですが、奥行き高さともに17cmとスリムな設計。

編集部
自宅で保管する際にも場所を取りづらいのはうれしいポイントですね!
モダンデコワンタッチテント付属品

付属品についてはペグ、ガイロープと一般的なテントと同様の品揃えです。

ペグは強度が不安な細身なものが付属していたので、長く愛用するには別途頑丈なペグを用意しておくと安心です。

6位

ラドウェザー テント ワンタッチ4人用

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.08

  • 設営の手順 ★2
  • 居住性 ★1.5
  • アレンジ性 ★2
  • 携行性 ★3.8
  • 付属品の豊富さ ★2
適応人数4
耐水圧5,900mm
収納サイズ76×17×17cm
重量3.7kg
設営サイズ220×200×135cm
フック付
UVカット機能
幕タイプシングルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、トップシート

インナーテントにシルバーコーティングが施されているため遮光性◎

ラドウェザーワンタッチテント

2〜4人用部門の最後はラドウェザーのワンタッチテントです。展開しやすく、設営で迷うポイントはありませんでした。モダンデコ同様サンシェードとインナーテント分かれるタイプですが、こちらも購入時はあらかじめ装着してある状態です。

ラドウェザーワンタッチテントで大人が寝ている

テントの仕様としては4人用なものの、実際には2人でゆったり、3人でジャストサイズといった印象です。気になるポイントとしては出入り口の開口部がやや狭いため、出入りしづらく感じました

上部の大きなメッシュパネルは通気性がよく、全体にシルバーコーティングが施されているため遮光性も抜群です。また、ランタンフックや小物入れなどの装備もしっかり備わっていました。

ラドウェザーワンタッチテント

厚みのある生地でサンシェード単体でも高い遮光性を発揮。

編集部
夏場のピクニックや海辺での使用におすすめしたいテントです!
ラドウェザーワンタッチテント収納状態

収納サイズは幅75cmと大きく感じますが、手に持ってみると幅・奥行きともに17cmとかなりスリムに感じました。そのため隙間に差し込みやすく、車の積載や自宅での保管でも便利です。

ラドウェザーワンタッチテント付属品

付属品についてはペグ、ガイロープと一般的なテントと同様の品揃えです。ペグはアルミ製で短いペグなので、頑丈なペグを用意すると安心です

5人以上用ワンタッチテントランキング

1位
  • 居住性No,1
  • アレンジ性No,1
  • 付属品の豊富さNo,1

FIELDOOR ONE TOUCH TENT 300

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.4

  • 設営の手順 ★3
  • 居住性 ★3.5
  • アレンジ性 ★4.5
  • 携行性 ★2
  • 付属品の豊富さ ★4
適応人数6
耐水圧1,500mm
収納サイズ103×20×20cm
重量10.5kg
設営サイズ500×300×180cm
フック付
UVカット機能
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、キャノピーポール、前室用ポール

5人+荷物を置くスペースも確保できる広々空間が魅力

フィールドアワンタッチテント300
フィールドアワンタッチテント300の設営

今回紹介するラインナップで最大の5人以上部門で1位に輝いたのはフィールドア「ワンタッチテント300」です。小柄な方でも建てやすいように設営用のロープは下方向に引っ張るタイプで簡単に設営ができました。

フィールドアワンタッチテント300で大人が寝ている

テント内の幅は5人寝てジャストサイズ。

編集部
奥行きに余裕があるので、荷物を置くスペースも確保できそうです!

また、高さは170cmなので他のモデルと比較すると特別高さがあるわけではありませんが、過ごす上で窮屈に感じることはありませんでした。

テントのメッシュポケット

インナーテントの前面に大きなポケットを装備していて、前室で過ごす際の収納場所として便利です。また、小物入れやベンチレーター、ランタンフックといった基本機能もしっかり装備していました。

フィールドアワンタッチテント300

キャノピーポールが付属しているので別途ポールを用意しなくても前室を作ることが可能です。テーブルやチェアを置くことができる広々としたスペースが確保できます。

フィールドアワンタッチテント300の収納状態

収納サイズは今回のラインナップのなかでも最大の幅103cm。重量も10.5kgとヘビーなものの、簡単な設営手順で広々としたスペースを確保できるので十分納得できるスペックです。

フィールドアワンタッチテント300の付属品

付属品はサブポールの他に前述のとおりキャノピーポールが付属しています。ロープは頑丈な素材で自在金具も付いていて安心感があり、ペグについては予備も含めて26本付属しているのはうれしいポイントです。

2位
  • 設営の手順No,1
  • 携行性No,1

クイックキャンプ ダブルウォール ドームテント ラージ 4-5人用

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.27

  • 設営の手順 ★3.8
  • 居住性 ★3
  • アレンジ性 ★2
  • 携行性 ★4.5
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数5
耐水圧2,000mm
収納サイズ87×21×21cm
重量5.7kg
設営サイズ290×270×140cm
フック付
UVカット機能
幕タイプダブルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、ハブカバー

フライシートとインナーテントが一体型で設営が楽

クイックキャンプダブルウォールワンタッチテント
クイックキャンプダブルウォールワンタッチテント

第2位はクイックキャンプ「ダブルウォールドームテントラージ」です。設営用のロープは下方向に引くタイプが採用されていて小柄な方でも設営しやすい仕様になっています。

編集部
フレームが一番外側にくるダブルウォール仕様で、設営の素早さと居住性をしっかり両立できている印象でした!
クイックキャンプダブルウォールワンタッチテントで大人が寝ている

適応人数は5人用ですが、実際に寝てみるとやや窮屈でした。実際の使用では4人が快適に寝ることができるスペースです。

クイックキャンプダブルウォールワンタッチテントの前室部分

また、前室に靴などの荷物を置ける空間を確保できるのもうれしいポイントです。

テント上部の小物入れ

テントの上部に小物入れポケットを装備。これによりフックがないランタンでも天井に固定することができます。そのほかの基本的な機能である小物入れやランタンをかけるリングなども装備しています。

ワンタッチテントのフレーム上部をカバーするトップシート

また、フレーム上部の浸水を防ぐトップシートが付属しているので、雨漏り対策のためにも必ず装着しましょう。

クイックキャンプダブルウォールワンタッチテント

出入り口のドアは横方向に巻き上げる「Dシェイプドア」が採用されています。跳ね上げなどはできませんが、別途リビングスペースを用意したうえで、寝床として特化させるには最適なテントです。

クイックキャンプダブルウォールワンタッチテント収納状態

フライシートとインナーテントが一体型のテントですが、収納サイズは幅87cmと5人以上部門としては平均的な大きさ。重量は5.7kgと4〜5人用テントとして考えれば比較的軽量です。

付属品はテントに装着済みのロープ、ペグとかなりシンプルでスッキリとした印象です。ペグの耐久性が気になるところなので、頑丈なペグを用意すると安心です。

3位
  • 携行性No,1

ENDLESS BASE(タンスのゲン) ワンタッチドームテント

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.56

  • 設営の手順 ★2
  • 居住性 ★2
  • アレンジ性 ★3
  • 携行性 ★4.5
  • 付属品の豊富さ ★3.1
適応人数5
耐水圧2,000mm
収納サイズ90×20×20cm
重量5.4kg
設営サイズ300×260×160cm
フック付
UVカット機能
幕タイプシングルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ、トップシート

テント上部のメッシュパネルとシルバーコーティングで夏でも快適

タンスのゲンワンタッチテント

3位はタンスのゲン「ワンタッチドームテント」です。多角形の変形テントですが、しっかりとした安心感のあるフレームで力も要らずスムーズな展開ができました。

タンスのゲンワンタッチテントで大人が寝ている

5人が寝ようとするとかなり窮屈な印象なので、3〜4人程度の使用がおすすめ。

編集部
円形に近いシルエットなので、テント内でテーブルを囲むなどリビングとして使うのに活躍しそうです!
タンスのゲンワンタッチテントで大人が立っている

テント内で立ち上がることはできませんが、壁面が垂直に近い角度なので圧迫感はありませんでした。

テント上部にあるメッシュパネルで通気性を確保しつつ、シルバーコーティングが施されていて遮光性も確保していて、夏場でも快適。

小物入れはそれぞれの窓のトグルに引っ掛けるタイプで、好きな位置に取り付けが可能です。

タンスのゲンワンタッチテントアレンジ例

設営時に前方に伸びていたパネルは着脱が可能。上部に設置すれば簡単な日除けになり、別途ポールを用意すれば出入り口の軒のような機能も期待できます。

タンスのゲンワンタッチテント収納袋

収納サイズは比較的大型の幅90cmと、車に積載する場合はトランクの奥行きに注意が必要。重さは5.4kgと4人用のワンタッチテントとしては軽量な部類です。

タンスのゲンワンタッチテント付属品

付属品はシンプルな品揃えですが、ペグは耐久性が不安な細身のものが付属しているので、頑丈なものを用意しておくと安心です。

4位

モダンデコ ワンタッチドーム大型

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.44

  • 設営の手順 ★2
  • 居住性 ★1
  • アレンジ性 ★4
  • 携行性 ★3.4
  • 付属品の豊富さ ★3
適応人数5
耐水圧1,500mm
収納サイズ89×19×19cm
重量5.5kg
設営サイズ300×260×160cm
フック付
UVカット機能
幕タイプシングルウォール
メッシュパネル
ベンチレーター
付属品ペグ、ガイロープ

テント内の空間を広くするサポートフレーム装備

モダンデコワンタッチテント

最後に紹介するのはモダンデコ「ワンタッチドーム大型」です。設営は少々コツがいるものの、慣れてしまえば数分で組み立てできます

モダンデコワンタッチテント

各パネルにサポートフレームを装備することでベンチレーターが下方向に向き、雨の侵入を防ぐことができます

モダンデコワンタッチテントで大人が寝ている

居住空間としてはちょうど5人が寝れるスペースで、快適に過ごすには4人程度が適切です。サポートフレームの恩恵もあって幕内の空間は広々とした印象でした。

テント上部のメッシュパネル

テント上部には大きなメッシュパネルが装備されていて通気性を確保。

編集部
遮光性が高いシルバーコーティングも施されているので、夏場でも快適に過ごせそうです!
モダンデコワンタッチテント収納サイズ

収納サイズはやや大きめな幅89cmですが、シングルウォールのため比較的軽量な5.5kgで、持ち運びにストレスは感じませんでした。収納袋は大きく、別途グランドシートなどを使用する場合でも一緒に収納できる余裕がありました

モダンデコワンタッチテントの付属品

サポートフレームなどの特徴的な付属品はあるものの、全体的にはシンプルな品揃えです。ペグはかなり細く耐久性が不安なものが付属しているので、頑丈なものを用意すると安心です。

人気ワンタッチテントの全16製品を徹底比較!

ワンタッチテントはピクニックやデイキャンプなどで使えるライトなものから、宿泊を前提とした本格キャンプ仕様のモデルまでさまざまです。今回選定した16種のアイテムは以下のポイントを重点的に比較しランキングにしました

検証ポイント①設営の手順

ワンタッチテントの設営

ワンタッチテントの特徴はなんといっても設営の手軽さです。ロープを引っ張って傘のように簡単に設営できるのは共通の条件ですが、実際に設営してみてわかる特徴や気になるポイントを比較、検証しました。

今回は、ソロ用、2〜4人用、5人用のタイプごとに設営手順の平均値を基準に、キャンプに慣れていない方にもおすすめしたい設営手順の少ない物を高評価としています。

検証ポイント②居住性

テントの使用人数検証

日本の規格や測定法に関する国家規格のJIS規格では、一般的なテントの場合1人分のスペースは長さ180cm、幅55cmと定められています。しかし実際に1人用のテントを1人で使用してみるとかなり圧迫感があり、就寝時の快適性が損なわれてしまいます。

そのため、対応人数で使用した場合の広さを体感することで対応人数+1人の余裕があれば加点とし、スペースの広さを検証しました。

また、快適性を左右する機能として大事なメッシュ、ベンチレーター、ランタンフック、小物入れが全て揃っていれば加点とし、さらに上記の条件を網羅した上で4人用テントの場合は中で立って動き回ることができれば満点、ソロ用はダブルウォールであれば満点としています。

検証ポイント③アレンジ

ワンタッチテントの張り方アレンジ

テントの出入り口を巻き上げたり、ポールを使って跳ね上げたりすることで居住空間が広くなり実用性が大きく変わります。しかしモデルによってはアレンジができない場合もあるので、テントの使い勝手が大きく向上するアレンジの可否を比較検証しました。

巻き上げができるのを基準とし、跳ね上げアレンジが可能な場合は加点、さらにポール付属で満点としています。

検証ポイント④携行性

テントの収納サイズ

自宅からキャンプ場までの移動や、キャンプ場に到着してからテントサイトまでの移動の間など、テントを持ち運ぶ機会はたくさんあるので携行性は気になるポイントです。

また、収納サイズや重さは積載に制限があるバイクや自転車、徒歩でのキャンプの場合はなおのこと購入するうえで大事な判断材料になるので、収納サイズの比較検証を実施しました。

ソロ用、2〜4人用、5人用のタイプごとに収納サイズと重量の平均値を基準とし、軽量でコンパクトな携行性に優れたモデルを高評価としています。

検証ポイント⑤付属品の豊富さ

ワンタッチテントの付属品・ペグ、シートなど

初心者にとって初めてテントを設営するときに、そのままキャンプ場に持って行って設営ができるのかが不安なところ。アウトドア経験豊富な編集部が実際に付属品を触って、買い足すものが必要かどうかを基準に検証しました。

付属しているペグのなかには数回使ったら折れてしまうものや、ロープの長さを自在に調節できる自在金具が付いているかなど、テントと長く付き合っていくために付属品にも注目してみましょう。
付属品はペグのみを基準とし、買い替えの必要がない品質のペグなら加点、さらにトップシートやキャノピーポール、グランドシートが付属すると各付属品ごとに加点としています。

壊れちゃうかも?ワンタッチテントの正しい使い方

ワンタッチテントは素早く簡単に設営ができる便利なテントですが、一方で構造が複雑なため誤った使い方をすると破損の恐れもあります。特に設営時や収納時などの場面で注意すべきことをまとめました。

設営方法

ワンタッチテントの機構部分

ワンタッチテントの展開時には力任せに開こうとせず、フレームが正しい方向に展開されているかを確認してから展開するようにしましょう。

また、設置場所は平面で凹凸の少ない場所を選ぶと展開が楽になります。無理に力を入れるとフレームが曲がって折れてしまうトラブルも。力任せにせず冷静に方向や環境を整えるとスムーズに設営できます。テントにも無理な力がかからず長く使えますよ。

収納方法

ワンタッチテントを折りたたむ

収納時は展開時同様、フレームの曲がる方向を意識して無理に畳もうとせず、各フレームが正しい状態になっているかを確認しましょう

収納バッグに収まらないときは、思わぬ破損を防ぐためにも無理に押し込もうとせず、たたみ直すことも検討しましょう

ワンタッチテントに関するよくある質問

ワンタッチテントの購入を検討するうえでよくある質問にお答えします。特に初めてのテントでワンタッチテントを選ぶ方はさまざまな疑問が出てくると思うので、ぜひチェックしてみてください。

公園や海での使用に関する情報

海辺のテント

出典:PIXTA

公園や海岸など、公共の場でテントを張る場合は、ペグの打ちにより芝生や舗装を痛めてしまったり、突風でテントが飛んでいって、他の利用者の事故や迷惑になる恐れがあります。事前に行政や自治体、管理者に問い合わせてテントの設置が可能かどうかを確認しましょう。

公園内でのテントやタープの設置は、園地に固定して使用するため、人が躓いて転倒してしまうことや、風に煽られて飛散してしまう危険性があるなど、他の公園利用者の怪我に繋がる恐れがあります。また、テント等を固定する際のペグ等の打ち付けにより、園地の芝生や埋設設備等に影響がでてしまう恐れもあります。

引用:岐阜市公式ホームページ

ポップアップテントとの違い

ワンタッチテントとポップアップテント

出典:PIXTA

ワンタッチテントとよく混同されるポップアップテントですが、フレームの構造が違います。

ワンタッチテントはフレームが傘の様に開くことで設営できるテントですが、ポップアップテントはフレームを組み立てる必要がなく、収納状態から開くだけで自動的に展開するテントです。

特に通販サイトを利用する場合は、テントの構造がポップアップ式かワンタッチ式かどうか、商品名に「ポップアップ」や「ワンタッチ」などのキーワードが入っているかなど、テント本体がどのような構造かを確認してから検討してみてください。

ワンタッチテントの人気売れ筋ランキング

楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるワンタッチテントの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!

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※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
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