アイキャッチ・本文画像撮影:CAMP HACK編集部
※本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。
インフレーターマットとは

一般的に「インフレーターマット」とは、内蔵されたウレタンなどのフォームが空気を含んで膨らむマットのことで、バルブを開くと自動的に空気が入るのが特徴です。「インフレータブルマット」とも呼ばれます。
クッション性が高く、自宅でも来客用のマットレスとして使用できるほどの高機能なアイテムもあります。
インフレーターマットの特徴

インフレーターマットの最大の特徴は、内部にフォームが入っており、そのフォームと空気のクッション性を利用していることです。似たようなアイテムとしてエアーマットがありますが、構造が異なります。
種類 | 内部構造 | 膨らませ方 | クッション性 | 収納性 |
---|---|---|---|---|
インフレーターマット | ウレタンなどのフォーム | 自動である程度入る | フォーム+エアーで、局所的に負荷がかかっても沈みにくい | かさばりやすい |
エアーマット | エアー | 手動で空気を入れる | エアーが偏るため、沈みやすい | コンパクトになる |
次に、インフレーターマットのメリットとデメリットを解説します。
メリット

インフレーターマットの使い勝手の良さの理由は、バルブを開くと自動で膨らむこと。エアーマットのように空気を手動で入れなくともある程度膨らむので、設営が楽です。
また、フォームを含むためクッション性や断熱性も高く、テント泊でも快適に眠ることができます。空気だけだと荷重部位以外に空気が逃げてしまい沈み込みますが、フォームがあると体重がかかる部分が偏っても、沈み込みにくくなっています。
デメリット

対してデメリットは、エアーマットよりもかさばること。サイズが大きく重さもあるので、バックパックキャンプや登山には向きません。車中泊や荷物に余裕があるオートキャンプでの使用がおすすめです。
また、ウレタンフォームが膨らむため、空気を抜きながらたたむ際に手間がかかることもデメリットです。
インフレーターマットの選び方

インフレーターマットは、快適に眠るためのクッション性や横幅に加え、空気の入れやすさ、片付けやすさ、そのほかの機能にも注目して選びましょう。
インフレーターマットの選び方のポイント
5cm以上で快適に寝られ、10cm以上だとまるでベッドのよう
肌触り、表面生地の質感は寝心地に直結する
横幅は成人男性で60cm以上が目安。80cm以上で快適に
準備・撤収の簡単さを要チェック
ノンスリップ加工やエアポンプなどの追加機能に注目!
寒い時期も使用するならR値は3以上を目安に
インフレーターマットの人気おすすめランキング

インフレーターマットの人気おすすめランキングを「厚さ6~8cm」「厚さ10cm」の2種類に分けて実際に比較検証し、ランキングにしました。インフレーターマット選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【厚さ6~8cm】インフレーターマットの人気おすすめランキング
- 寝心地No.1
FUTURE FOX ワイドキャンプマット 190cm×90cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.08
- 寝心地 ★4.91
- 空気の入りやすさ ★3.7
- 片付けやすさ ★2.3
- 機能・付属品 ★3
厚さ | 8cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | △ |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ○ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 190×90cm |
収納サイズ | 51×23×29cm |
重量 | 3,800g |
8cmという厚みながら、ラグジュアリーな質感と寝心地で堂々の1位に
8cmという厚みながら、ラグジュアリーな質感と寝心地で堂々の1位に

第1位に輝いたのは、「FUTURE FOX」の「ワイドキャンプマット」。8cmながら幅の広いワイドタイプです。

自然膨張させた状態でもある程度ふかふかで、人によってはそのまま寝られそうな状態まで膨らみました。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
4.91 | 4.9 | 5.0 | 4.7 | 5.0 |
寝心地のスコアは4.91と、6~8cmカテゴリではNo.1という結果に!

商品名のとおり、幅が広く、シングルベッドのマットレスとしても使用できそうなサイズ感。男性が手を横に置いて寝ても、しっかり収まります。

厚さは8cmでありながら、非常にクッション性が高いです。沈み込みもしないが反発が強いわけでもなく、ちょうど良い塩梅。

最大の特徴は、スウェード生地。肌触りが抜群で、冷たさも音も感じさせず、ずっと触っていたくなります。

幅がある分、収納する際は一度縦に折りたたむ必要があります。そのため空気の抜けはそこまで良くありません。
コンプレッションベルトが付属していたり、袋のサイズが大きい点はうれしいですが、それでも慣れが必要です。
リペアキットが付属していたり、収納袋がポンプになるなど、かゆいところに手が届く機能や付属品も高評価の要因となりました。
男性編集部員
抜群の寝心地と肌触り! スウェード生地は静電気が発生しそう…?
女性編集部員
快適に寝返りが打てる! 硬さはあるけど、肌触りやほかの質感でカバーできている感じがする。
- 空気の入りやすさNo.1
VASTLAND インフレーターマット
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.33
- 寝心地 ★3.44
- 空気の入りやすさ ★4.9
- 片付けやすさ ★2.9
- 機能・付属品 ★2
厚さ | 8cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | ○ |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | ○ |
逆止弁 | × |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 192×65cm |
収納サイズ | 63×22×22cm |
重量 | 2,700g |
及第点の寝心地と、優秀な自然膨張力
及第点の寝心地と、優秀な自然膨張力

コンパクトにしつつも厚みは欲しい、という方におすすめなのが「ヴァストランド」の「インフレーターマット VL0162」。寝心地と収納性を両立させたモデルで、第2位に輝きました。

放置していてもパンパンに膨らみ、そのままでも問題なく寝られるレベルです。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
3.44 | 4.3 | 3.0 | 3.0 | 3.5 |
表面はポリエステルのため、ひんやりとした肌触りや、ギシギシ音は多少気になるものの、それをカバーできるほどのクッション性があります。

寝返りは難しい幅なので、睡眠中あまり動かない人におすすめです。子供や、女性にはちょうど良いサイズかもしれません。

ウレタンフォームの凸凹により、もちっとした感触で、高反発ながらも安定感のある寝心地を実現。重心がかかる場所に過度に負担がかからないので、腰が痛くなる心配もなさそうです。

ノンスリップ加工はイボが多く、しっかりとしたグリップ力を感じ、実用的。また、ボタンで連結できるので、デュオやファミリーキャンプにもおすすめです。

逆止弁が無いので、設営の際にはみるみるうちに空気が入っていきます。片付けの際には、反発力が少ないので体重をかければすんなりと折りたため、付属のバンドでコンパクトになります。
また、収納袋の口が大きいのでスムーズにしまうことができ、収納時のストレスはほとんどありません。
男性編集部員
寝返りは難しいけど、凸凹のクッション性が気持ちいい。コンパクトさ重視の人にはうれしい。
女性編集部員
クッション性と安定感で快適に眠れそう! 腰への負担が少ないのも嬉しい。
ヴェントラクス インフレータブルマット
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.27
- 寝心地 ★3.39
- 空気の入りやすさ ★4.7
- 片付けやすさ ★3.1
- 機能・付属品 ★1.5
厚さ | 8cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | △ |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | × |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | × |
使用時サイズ | 190×63cm |
収納サイズ | 60×20×20cm |
重量 | 2,500g |
寝心地は及第点。パリッとした生地感は人を選びそう
寝心地は及第点。パリッとした生地感は人を選びそう

硬めのマットが好みの方におすすめの「ヴェントラクス」が、第3位にランクイン。厚さは8cmと十分にあります。

自動的に割としっかり膨らみ、そのままでも寝られる厚みになりました。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
3.39 | 4.2 | 3.0 | 3.0 | 3.3 |
幅は少し物足りないものの、十分寝られるレベル。クッション性の良さが総合点を押し上げました。

腕は落ちませんが、大きく広げることは難しいです。女性や小柄な方には快適なサイズでしょう。

高反発なので硬めのマットが好みの方におすすめです。体重が軽い人が使用すると、背中が反ってしまう可能性があるので、クッションやタオルなどを活用し快適な姿勢を作りましょう。

側面にあるボタンで2枚以上を連結できるので、ファミリーやデュオキャンプでは仲良く一緒に寝られます。

硬めのマットではありますが、折りたたむときの反発は少なく、素直に丸めることができます。
バンドで固定すれば袋にすんなり入るので、片付けの手間はそれほどかかりません。
男性編集部員
硬いマットが好きな方や、体重のある方は快適かも!
女性編集部員
少し硬い印象。体重が軽いと、背中や腰に負担がかかりそう。
スノーピーク キャンピングマット2.5w
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.24
- 寝心地 ★3.4
- 空気の入りやすさ ★2.2
- 片付けやすさ ★3.4
- 機能・付属品 ★3
厚さ | 6.2cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | ○ |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ◯ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 198×77cm |
収納サイズ | 85×20×20cm |
重量 | 1,900g |
コンパクトながら快適な寝心地と高機能で、安心のスノーピーク製
コンパクトながら快適な寝心地と高機能で、安心のスノーピーク製

「スノーピーク」の「キャンピングマット2.5w」は、第4位という結果に。厚さは6.2cmと薄めなので収納性を重視したい方におすすめです。

空気は自動的には入りにくい構造のため、好みの固さになるまで追加で空気を入れましょう。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
3.4 | 3.5 | 3.5 | 2.9 | 3.7 |
厚みは少ないものの、クッション性や幅など、寝心地に大きく影響する部分では高評価を獲得しています。

両手を下ろしてもはみ出ない程度の幅はあります。小柄な方なら快適に寝られるかもしれません。

高反発であまり沈み込まないので、身体へのフィット感は少ない印象です。普段から高反発系のマットレスで寝ている人なら快適に感じるでしょう。

裏地には滑り止め加工が施されており、マットの上で動いてもズレにくくなっています。

逆止弁が押し引きのジョイント式なので、効率よく簡単に空気を抜くことができます。くるくると丸めていくだけでこんなにコンパクトに! バンドは必要としません。そのままスルスルと収納袋に片付けることができます。
リペアキットも付属しており、高価格であるが故に、細かい部分の機能性の高さが感じられます。
男性編集部員
生地は薄いけどクッション性は感じる! とにかく滑りにくい。
女性編集部員
高反発で腰に負担がかかり、長時間寝るのは難しいかも…。
ビジョンピークス 車中泊マット
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.95
- 寝心地 ★2.79
- 空気の入りやすさ ★4.3
- 片付けやすさ ★3.5
- 機能・付属品 ★1.5
厚さ | 6cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | ○ |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | ○ |
逆止弁 | × |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | × |
使用時サイズ | 196×63cm |
収納サイズ | 65×17×17cm |
重量 | 2,500g |
薄く、相応の寝心地だがコンパクトさは抜群
薄く、相応の寝心地だがコンパクトさは抜群

アウトドアショップ「ヒマラヤ」のオリジナルブランド「ビジョンピークス」の車中泊マットは、第5位という結果に。6cmの厚さで、コンパクトさを重視したい方におすすめのアイテムです。

そのまま放置しても、人によっては寝られるくらいにまで膨らみました。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
2.79 | 2.5 | 3.0 | 2.7 | 3.0 |
薄いので、どうしてもクッション性は物足りなさを感じますが、幅がそれなりに広く、音も気になりません。

腕を下ろしてもマットの上に収まります。幅は63cmなので、大きく手足を広げるのは難しいですが、十分寝られるサイズです。

厚み6cmですが、クッション性はそれなりにあり、薄いとは感じにくい寝心地です。

裏地はノンスリップ加工が施されていますが、そこまでグリップ力は高くありませんでした。

バルブが2つ付いているので空気が抜けるスピードが速いです。逆止弁はついていないものの、空気が入り込んでくる感じはあまりしません。
ウレタンが素直に丸まってくれるので、スムーズに巻くことができました。ゴムバンドで形状を固定できるので、袋にも入れやすくなっています。
男性編集部員
薄いので、相応のクッション性。コンパクトにはなる!
女性編集部員
硬さや薄さはそれほど気にならない! ヴェントラクス インフレータブルマットとほぼ同じ寝心地。
- 片付けやすさNo.1
- 機能・付属品No.1
サーマレスト ラグジュアリーマップ R
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.9
- 寝心地 ★2.56
- 空気の入りやすさ ★1.5
- 片付けやすさ ★4.3
- 機能・付属品 ★3.5
厚さ | 7.6cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | ◯ |
連結可否 | × |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ◯ |
R値 | 6 |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 183×51cm |
収納サイズ | 53×24×24cm |
重量 | 1,480g |
肌触り抜群、もちもちクッションだが、快適とは程遠い幅の狭さ
肌触り抜群、もちもちクッションだが、快適とは程遠い幅の狭さ

アウトドア用マットレスで大人気の「サーマレスト」からは「ラグジュアリーマップ」が第6位にランクイン。クッション性の高さはまさに「ラグジュアリー」。

そのまま放置するだけではほとんど膨らまなかったので、手動で空気を追加する必要がありますが、袋が専用ポンプとなるため、空気は入れやすいです。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
2.56 | 3.2 | 0.5 | 4.7 | 4.6 |
クッション性や肌触り、音の静かさが高評価となりましたが、ネックとなるのは幅の狭さ。

51cmとかなり物足りない印象。腕を下ろすとマットからはみ出てしまいます。「身体がマットに入っていればOK」という方以外には、おすすめできないほど狭いです。

反面、クッション性は、まるでエアーマットのようなぽよぽよとした寝心地。柔らかくて身体にフィットし、包まれているかのような心地よさ。

肌触りも良く、薄着になる夏場でも気持ちよく寝られそうです。

寝る際にネックとなった幅の狭さは、空気が抜けやすく、巻きやすくなるというメリットも。バルブも2か所あるので、短時間で丸めることができます。
コンパクト性や片付けやすさ、携帯性の良さについては今回のラインナップのなかでもピカイチです。今回検証したものはレギュラーサイズでしたが、L、XLとさらに大きいサイズも展開されています。
男性編集部員
エアマットのような反発感! 座るときは少し地面を感じる。
女性編集部員
柔らかくてフィット感も高く、心地よい肌触り。もう少し幅があればさらに快適かも。
▼サイズ違いはこちら
クイックキャンプ インフレータマット8cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.87
- 寝心地 ★2.9
- 空気の入りやすさ ★4
- 片付けやすさ ★2.9
- 機能・付属品 ★1.5
厚さ | 8cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | △ |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ○ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | × |
使用時サイズ | 201×70cm |
収納サイズ | 65×20×20cm |
重量 | 2,500g |
少し硬めの生地は人を選ぶも、クッション性は十分なコスパアイテム
少し硬めの生地は人を選ぶも、クッション性は十分なコスパアイテム

高い機能性をもちながら低価格で購入できるアイテムがそろっている「クイックキャンプ」から、コスパ◎のインフレーターマットが第7位にランクインしました。

そのままでもある程度の空気は入り、寝られないことはないものの、少しだけ空気を足すとより張りが出ます。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
2.90 | 3.3 | 2.6 | 2.7 | 3 |
8cmの厚さがあり、クッション性のスコアは3.3と高評価。

幅は両手を下ろしても問題なく入るレベル。大きな寝返りは難しそうですが、キャンプでのテント泊なら十分なサイズです。

生地は硬めで、ハリを求めたい方にはおすすめのクッション性。身体が沈み込まないので安定した姿勢を保てます。

マジックテープで連結できる仕組みで、複数人で寝るときもマットがズレる心配がありません。着脱も簡単です。

巻くときには若干の抵抗を感じるので、しっかりと体重をかける必要があります。ゴムバンドが付いているので、固定さえすれば袋に入れるのは簡単です。袋に持ち手が付いており、携帯性についても考慮されています。
男性編集部員
よくあるマットのような寝心地。硬めが好きな方におすすめ!
女性編集部員
生地は硬いが、高反発というわけでもなく、それなりに沈み込んで安定感がある。
【厚さ10cm】インフレーターマットの人気おすすめランキング
- 寝心地No.1
DOD ソトネノキワミS
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.49
- 寝心地 ★4.94
- 空気の入りやすさ ★4.7
- 片付けやすさ ★3.8
- 機能・付属品 ★3
厚さ | 10cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | × |
連結可否 | × |
ゴムバンド | ○ |
逆止弁 | ○ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 208×80cm |
収納サイズ | 91×23×23cm |
重量 | 4,600g |
抜群の寝心地と、かゆいところに手が届く機能性の高さで堂々のNo.1に
抜群の寝心地と、かゆいところに手が届く機能性の高さで堂々のNo.1に

10cm部門で第1位に輝いたのは、「DOD」の「ソトネノキワミS」。幅、クッション性ともに申し分ない、寝心地抜群の優秀アイテムです。

自動的に十分寝られるくらいまで膨らむので、好みによって空気を追加しましょう。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
4.94 | 4.8 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
幅、肌触り、音に関しては5点満点! 総合でも4.94という高評価をたたき出しました。

腕を下ろして少し広げても落ちない十分な広さがあります。寝返りも打ちやすいです。

低反発でもちもちとしたクッション性。自宅の布団のような寝心地でリラックスして休むことができます。
また、今回検証した中でも唯一のカバー付きで、肌触りはまるでベッドカバーのよう。自宅のマットレスとの違いが極限まで小さくなっています。

枕が付属しているのもうれしいポイントで、この枕は空気を入れる際のポンプとしても使用できます。

収納する際は、まずはカバーを外してから、丸めます。スポンジが厚い分、空気を抜きながら巻くには力と時間がかかりますが、逆流防止弁が付いているので空気が入り込みにくくなっています。
枕にも専用のケースが付いているので衛生的。コンプレッションベルトで締めればコンパクトになり、袋が大きめなのでスムーズに収納できます。
男性編集部員
まるで家で寝ているような肌触りとクッション性! 低反発な感じで身体にフィットする。
女性編集部員
もちもちした感じで気持ちいい! 家の布団で寝ているようにリラックスできる。
- 機能・付属品No.1
モンベル キャンプパッド 100
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.14
- 寝心地 ★4.8
- 空気の入りやすさ ★2
- 片付けやすさ ★3.3
- 機能・付属品 ★4
厚さ | 10cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | × |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ○ |
R値 | 8.1 |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 200×70cm |
収納サイズ | 70×24×24cm |
重量 | 2,220g |
唯一無二のもっちりした肌触りと機能性の高さが魅力
唯一無二のもっちりした肌触りと機能性の高さが魅力

第2位にランクインしたのは「モンベル」の「キャンプパッド 100」。肌触りが良く、使いやすいモデルです。

空気弁が1つしかないので、それほど勢いよく膨らむ印象はなく、手動での空気の追加は必須です。スタッフバッグはポンプになるので、空気入れは難しくありません。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
4.80 | 5.0 | 4.6 | 4.9 | 5.0 |
総合的な寝心地では、肌触りやクッション性、音の少なさで高評価となりました。

腕を大きく広げることは難しいものの、普通に寝る分には十分の広さです。

もちっとしたクッション性で快適な寝心地に。柔らかいものの、沈み込みすぎることはなく、ちょうどいい反発感です。

特に評価が高かったのが肌触り。ホテルのシーツのような高級感のある感触で、ずっと触っていたくなります。伸縮性もあり包み込まれるよう。
滑りにくい生地感なので、身体が滑る心配もありません。

連結機構はトグル式で、上下左右に1箇所ずつ、計4箇所に配置されています。

空気弁は「in」「out」でそれぞれ1つずつあり、初心者の方でも扱いやすい、親切な構造です。
袋は口が少し小さめですが、ポンプ機能付きなので致し方ない部分ではあります。しっかりと丸めてから収納しましょう。
男性編集部員
ホテルのシーツのような肌触りと、もちっとしたクッション性が心地いい!
女性編集部員
シルクのような質感で素肌で触れたくなる! 少し空気を抜くと柔らかくなって気持ちいい。
WAQ インフレータブル式マット 10cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.07
- 寝心地 ★4.71
- 空気の入りやすさ ★2.9
- 片付けやすさ ★3.5
- 機能・付属品 ★2.5
厚さ | 10cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | × |
連結可否 | × |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ○ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 200×70cm |
収納サイズ | 72×22×22cm |
重量 | 3,000g |
寝心地・機能性がハイレベルなコスパアイテム
「WAQ」の「インフレータブル式マット 10cm」が第3位にランクイン。寝心地、機能性ともに高い機能を持ちながら、1万台で買えるコスパの良さが魅力です。

自動的にある程度までは膨らみますが、そのまま寝るには少し厳しいかなというレベル。好みで空気の量を調整しましょう。専用のポンプが付属しています。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
4.71 | 4.6 | 4.8 | 4.5 | 5.0 |
幅、クッション性ともに高く、アウトドアでも快適な睡眠が可能と評価されました。

両手を下ろしても、少し余裕のある広めの幅で安心感があります。寝返りも窮屈になりません。

空気をパンパンに入れても、内部のウレタンがもちっとした感触なので心地よいフィット感です。極端に沈んだり反ったりしないので、包み込まれ、背中や腰が痛くなりづらそうな印象です。
また、角が切りっぱなしではなくしっかりと処理されているのもうれしいポイント。触っても引っかかる感覚がなく、ちょっとしたことですが快適に過ごせる工夫が施されています。

表面はコットン素材なので柔らかく、カサカサ音がしません。夏場でも素肌で触れたくなるような快適な触り心地です。

肉厚なスポンジにも関わらず、圧縮すればスリムになり、丸めるのもスムーズに。縦入れのケースと横開きのケースの二重収納で、マットをきれいに持ち帰ることができ、衛生的に保管できます。
また、外側のケースはコンプレッション付きでしっかり圧縮できます。枕や薄手のシーツを一緒に収納しても良さそうです。
男性編集部員
もっちり感が心地いい。コットンの肌触りも◎。
女性編集部員
質感がすごくいい! もちっとしていて身体が包み込まれるような感覚。角の処理もGOOD!
コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.74
- 寝心地 ★4.26
- 空気の入りやすさ ★3.1
- 片付けやすさ ★3.1
- 機能・付属品 ★2.5
厚さ | 10cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | × |
連結可否 | × |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ○ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | ◯ |
使用時サイズ | 198×68cm |
収納サイズ | 72×21×21cm |
重量 | 2,700g |
スタンダードな10cmマット
キャンパーのスタンダード「コールマン」の、スタンダードな10cmマット

人気アウトドアメーカーの「コールマン」からは、「キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル」がランクイン! 万人に受ける快適性とクッション性は、まさに「スタンダード」なアイテムです。

ある程度空気は入るものの、そのまま寝るのは難しそうなので、追加で空気を入れる必要があります。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
4.26 | 3.7 | 4.9 | 4.0 | 3.9 |
幅や肌触りで高評価に。10cmという厚さも考慮するとハイスペックなモデルです。

両手を下ろしても収まる十分な幅があります。寝返りも打ちやすそうです。

エアーマットのようなしっかりとした反発が感じられます。沈み込む感じが少なく、安定感があるので硬めのマットが好みの方におすすめです。

生地はカサカサ音が気にならず、寝返りするときも静かです。さらさらとした触り心地で、夏場でも快適に眠れそうな印象。

逆止弁が付いているので、楽に空気を抜くことができます。スポンジの反発がそれほど強くないので、しっかりと体重をかければコンパクトに。
収納ケースの袋は口が小さく、それほど広くない構造ですが、バンドで圧縮すればスムーズに入れられます。収納ケースはポンプにもなるので、好みの硬さになるよう調整しやすいのも魅力です。
男性編集部員
エアーマットのようなしっかりした反発感。寝返りの音が気にならない!
女性編集部員
ピンとしたハリがあって、身体が沈み込まない。硬めのマットが好みの方にオススメ!
- 片付けやすさNo.1
サバティカル エレリースリーピングパッド DX
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.66
- 寝心地 ★3.99
- 空気の入りやすさ ★3.4
- 片付けやすさ ★3.9
- 機能・付属品 ★1.5
厚さ | 10cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | × |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | ○ |
逆止弁 | ○ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | × |
使用時サイズ | 198×66cm |
収納サイズ | 70×18×18cm |
重量 | 2,400g |
包まれるような寝心地で、カラーリングもクール
包まれるような寝心地で、カラーリングもクール

デザイン性の高いテントで人気の「サバティカル」から、「エレリースリーピングパッド DX」が第5位にランクイン。デザインにもこだわりたい方におすすめの、おしゃれなサンドカラーです。

自然膨張で問題なく寝られるくらいには膨らみますが、さらにしっかりと空気を入れてあげることで、快適性がアップします。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
3.99 | 4.4 | 4.1 | 3.2 | 3.9 |
包まれるようなクッション性で高評価! ただし、音は多少気になります。

幅は66cmで、ちょうど肩幅くらいの広さ。腕が落ちる心配はありません。

厚みはありますが、反発が強いわけではなく自宅のマットレスのような快適な寝心地。沈み込みも少ないので、寝返りも打ちやすくなっています。

長さはゆとりのある198cm。背の高い方でも足がはみ出にくくなっています。

空気弁が2つあり、逆流防止弁にもなっているため、吸気、排気ともにスムーズ! 簡単に空気を入れたり抜いたりすることができます。
スポンジの反発が強いので若干巻きづらさを感じますが、コンプレッションベルトでしっかり圧縮でき、コンパクトに収納できます。
画像内のハンドポンプは別売りですが、非常に使いやすく空気入れが簡単になるので、併せての購入をおすすめします。
男性編集部員
厚みがしっかりあるけど、低反発なので自宅のマットレスのような心地よさ!
女性編集部員
表面がナイロンなので触り心地や音は気になるけど、快適に眠れるクッション性でカバーできている。
▼サバティカル「スリーピングパッド ハンドポンプ」はこちら
サバティカル スリーピングパッド ハンドポンプ
サイズ | 33×13×7.5cm |
---|---|
重量 | 60g |
素材 | 75デニールポリエステルハニカムパターン |
- 空気の入りやすさNo.1
フィールドア 車中泊マット 10cm厚 Sサイズ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.3
- 寝心地 ★2.18
- 空気の入りやすさ ★4.9
- 片付けやすさ ★2
- 機能・付属品 ★1
厚さ | 10cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | × |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | ○ |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | × |
使用時サイズ | 188×60cm |
収納サイズ | 68×28×28cm |
重量 | 2,700g |
クッション性は十分も、幅が狭くトータルの評価はイマイチ
クッション性は十分も、幅が狭くトータルの評価はイマイチな結果に

「フィールドア」の「車中泊マット 10cm厚 Sサイズ」は、第6位という結果に。車中泊用のコンパクトサイズなので、最低限の寝心地を求めたい方におすすめです。

自動的にある程度の空気が入り、座った際に、地面を感じず座布団として使用できる程の程度には膨らみました。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
2.18 | 3.1 | 1.0 | 2.7 | 3.1 |
幅は物足りない印象ですが、その分クッション性や肌触りでカバーできているアイテムです。

腕はマットの外に下ろすか、胸の上で組んで寝る体勢になるでしょう。寝返りは難しそうです。

生地は硬めで反発も強く、身体が押し返されるような寝心地。普段から高反発のマットレスを使っている人には快適です。

ボタンで連結できるので、親子での添い寝にもおすすめ! 大人2人で使うこともできますが、少し窮屈な印象です。

撤収時は、逆流防止弁がないので空気が入り込みやすくなりますが、大きく開くので排気もスムーズです。フォームが硬めなので、しっかりと体重をかけながら巻いていきましょう。
ゴムバンドなのでしっかりと圧縮できず、収納袋もそれほど余裕がないので、袋への入れにくさは評価を落とす要因となりました。
男性編集部員
寝返りを打つのは難しい……。高反発が好きな人向けかも。
女性編集部員
寝返りは打てないけど、コットを必要としないくらいのしっかりした厚みと、クッション性はある。
ロゴス 100セルフインフレートマット・SOLO
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.25
- 寝心地 ★1.93
- 空気の入りやすさ ★4.4
- 片付けやすさ ★2.5
- 機能・付属品 ★1.5
厚さ | 10cm |
---|---|
ノンスリップ加工 | × |
連結可否 | ○ |
ゴムバンド | × |
逆止弁 | × |
R値 | - |
専用ポンプor袋のポンプ化 | × |
使用時サイズ | 186.5×61cm |
収納サイズ | 60×20×20cm |
重量 | 2,800g |
幅が狭く、快適に寝るには厳しい
幅が狭く、快適に寝るには厳しい

バーベキューコンロや焚き火台などが人気の「ロゴス」の「100セルフインフレートマット・SOLO」は、第7位という結果に。

自然に入る空気で、そのまま寝られるほど膨張力は高いです。バルブ式のため放置するだけでここまで空気は入るのはうれしいポイント。
寝心地スコア | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
---|---|---|---|---|
1.93 | 3.2 | 0.3 | 2.7 | 3.1 |
クッション性は高く、地面の凹凸を感じにくくなっています。

ただし、幅は非常に狭く、両手を下ろすと落ちてしまうほど。寝返りは難しいでしょう。

マットはノンスリップ加工がない代わりに、ブルーとベージュの両面が使えるリバーシブル仕様なので、好みやテントの色に合わせて選べるのはうれしいポイント。
2つ以上並べるときに色を変えると見分けやすくなります。ただし、どちらかといえばノンスリップ加工されていた方が機能的ではあると感じました。

連結可能なボタンはついていますが、2枚並べても2人で寝るには窮屈に感じてしまいそうなほど、やはり幅が狭いです。

逆流防止弁が無いので、空気が入り込みやすく感じますが、幅が狭いので丸めやすい印象。
コンプレッションベルトではなくゴムバンドなので、しっかり圧縮はできません。ただし収納袋の口が広いので、それほど収納のしにくさは感じませんでした。
男性編集部員
沈み込みはそこまでなく、均等に体重が分散されている感じがする。
女性編集部員
幅が狭く、座ると地面を感じるような気がする。
インフレーターマットの人気14製品を徹底比較
今回はエアーマット人気14製品を実際に使用し、以下の4つのポイントに基づいて比較・検証しました。
1.寝心地

クッション性はもちろん、幅が狭く腕が落ちてしまわないか、ギシギシと音がしないか、肌触りは良いかなど、快適に眠るためのポイントを検証し、評価しました。
測定基準 | 定性 | 定性 | 定性 | 定性 |
---|---|---|---|---|
評価項目 | クッション性(30%) | 幅(30%) | 肌触り(30%) | 音(10%) |
配点 (5点満点) | 0.0~5.0 | 0.0~5.0 | 0.0~5.0 | 0.0~5.0 |
2.空気の入りやすさ

インフレーターマット最大の特徴である、自然膨張でどこまで膨らむのかを検証しました。一度膨らませた後にたたみ、再度開いた状態で10分放置し、寝られるかどうかを基準として評価しています。
測定基準 | 定性 |
---|---|
評価項目 | 自然膨張 10分バルブを開けて放置し、どの程度自然に膨らんだか(相対評価) |
配点 (5点満点) | 0.0~5.0 |
3.片付けやすさ

いかに空気を抜けるかが、片付け時のポイント。バルブの数、逆止弁の有無と使いやすさに加え、実際に空気を抜いてたたみ、袋に戻すまでを検証し、評価しました。
測定基準 | 加点 | 加点 | 定性 |
---|---|---|---|
評価項目 | 逆流防止弁かどうか(もしくは逆流しないか) | バルブ・弁が2つあるか | 片付けやすさ |
配点 (5点満点) | 無:0 有:+0.5 | 無:0 有:+0.5 | 0.0~4.0 |
4.機能・付属品

ノンスリップ加工や連結機構などのマットの機能、収納袋がポンプになる、収納時のバンドの質、ショルダーベルトの有無、リペアキットなど、製品全体の機能性と付属品を評価しました。
測定基準 | 加点 | 加点 | 加点 | 加点 | 加点 | 加点 |
---|---|---|---|---|---|---|
評価項目 | ノンスリップ加工 | 連結 | ポンプor収納袋のポンプ化 | リペアキット | ショルダーベルト | 収納用バンド |
配点 (5点満点) | 有:+1.0 有るが滑る:+0.5 | 有:+0.5 | 有:+1.0 | 有:+0.5 | 有:+1.0 | コンプレッションベルト:+1.0 ゴム:+0.5 |
インフレーターマットの使い方・たたみ方・メンテナンス方法

インフレーターマットはアウトドアでの睡眠を快適にするものですが、慣れていないと取り扱いが難しいことも。いきなりキャンプ場で使い始めるのではなく、自宅で練習しておくと安心です。
うまくふくらませるコツ

新品のインフレーターマットは、ウレタンフォームが膨らむのに時間がかかります。キャンプ場で初めて使うと、うまく膨らまないことがあるので、自宅で一度膨らませておくのが◎! 同時に、たたみ方についても確認しておきましょう。
うまくたたむコツ

インフレーターマットをたたむ際には、まずはバルブを開けて空気を抜きましょう。このとき、逆流防止弁が付いていれば、スムーズに空気を排気できます。
その後、しっかりと体重をかけながら小さく丸めていき、付属のバンドで固定します。可能な限り小さく巻いていくことで、ケースにも収納しやすくなります。
メンテナンス方法

インフレーターマットを使用した後は、自宅で一度水拭きして汚れを取り除きましょう。その後は日陰でよく乾かします。
なお、内部のウレタンに湿気がたまるのを防ぐため、口で空気を入れるのはなるべく避けましょう。
インフレーターマットのよくある質問・疑問
最後に、インフレーターマットに関してよく寄せられる質問について解説します。
簡単に空気を抜くには?

逆流防止弁が付いていない場合、空気を抜くと同時に入り込んでしまうので、慣れるまでは片付けが難しく感じることがあります。
そんな時は電動ポンプを活用してみましょう。電動ポンプを逆噴射すると簡単に短時間で排気することが可能です。もちろん空気を入れるときにも活躍するので、1つ持っておくのをおすすめします。
FLEXTAILGEAR TINY PUMP
サイズ(cm) | 4.3×4.3×5.3 |
---|---|
重量(g) | 80 |
電源 | USB充電 |
おすすめポイント
●わずか80gの軽量&コンパクトな電動ポンプ
●5つのノズルであらゆるアイテムの空気入れに対応
●モバイルバッテリーから給電しやすいUSB充電
クイックキャンプ マイクロエアポンプ
サイズ(cm) | 4.7×4.7×6 |
---|---|
重量(g) | 102 |
電源 | USB充電 |
おすすめポイント
●5つのノズルで幅広い用途に対応できる
●LEDライト搭載で、夜間の使用も快適に
●全てをまとめて持ち運べる収納袋付き
フィールドア 電動エアーポンプ
サイズ(cm) | 8×7.6×10.5 |
---|---|
重量(g) | 310 |
電源 | USB充電 |
おすすめポイント
●電池や電源不要のUSB充電タイプ
●手のひらに収まるサイズでかさばらない
●持ち運びに便利な収納袋付き
エアーマットとインフレータブルマットの違いは?

エアーマットの中身は空気のみですが、インフレーターマットにはウレタンフォームが入っています。内部のウレタンが空気を取り込み、膨らむ仕組みなので弾力と柔らかさのバランスが良いです。
また、インフレーターマットには凸凹もなく空気の層のできない場所、いわゆるコールドスポットが少ないため、寝心地が良く断熱性が高いのも特徴です。
収納性を重視したいならエアーマットがおすすめですが、寝心地も妥協したくない場合はインフレーターマットを選びましょう。
穴が空いたらどうすればいい?

インフレーターマットに穴が開いても、リペアキットを使用し修理することで、穴を塞ぎ使用することができます。なお、リペアキットは標準で付属しているモデルもありますが、無ければ別売りのものを用意しましょう。
ただし、リペアキットの大きさを超えるような大きな穴は塞ぐことができないため、大きな穴が空いてしまったら買い替えることをおすすめします。
サーマレスト インフレーターマット 補修キット
内容物 | 洗浄アルコールワイパー、透明パッチ、リペアパッチ×4、接着剤、木製アプリケーター |
---|
インフレーターマットでアウトドアでも快適な睡眠を!

インフレーターマットがあれば、車中泊やテント泊がさらに快適になります。厚みやサイズ、設置や撤収のしやすさなどを考慮し、自分のスタイルに合うインフレーターマットを選びましょう!
インフレーターマットの人気売れ筋ランキング
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングにおけるインフレーターマットの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
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