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【徹底検証】2024|クローズドセルマットおすすめ人気ランキング11選|キャンプや登山で活躍

【徹底検証】2024|クローズドセルマットおすすめ人気ランキング11選|キャンプや登山で活躍

クローズドセルマットは、車中泊やキャンプ、登山で快眠するための必須アイテム。さまざまなメーカーから快適に使用するための工夫が施されたアイテムが出ており、どれを選べば良いのか迷うのでは?

この記事では11のおすすめアイテムを徹底検証! 選び方や他のキャンプマットとの違い、寝心地・持ち運びやすさ・断熱性を実際に使用しました。それぞれどんなマットがNo.1に輝くのか、要チェックです。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

検証ポイント

実際の検証の様子へ

クローズドセルマットを11製品用意し、編集部が実際に使用して比較・検証しました。

  • サーマレストのZライトソルに寝ている男性

    1.寝心地

    クッション性はもちろん、幅が狭く腕が落ちてしまわないかなど、快適に眠るためのポイントを実際に使用し評価しました。

  • クローズドセルマットの断熱性検証

    2.断熱性

    キャンプだけでなく、登山のように過酷な環境で使用することも想定されるため、地面からの冷気をどれだけシャットアウトできるか、保冷剤とサーモガンを用いて検証しました。

  • ネイチャーハイクのキャンプ マットを置いている状態

    3.携行性

    軽量で設営も簡単な反面、かさばりがちなクローズドセルマット。定量的にサイズと重量を評価し、さらにバックパックへパッキングした際の取りまわしを検証。バンドや袋など収納の工夫があるかどうかを加点評価で検証しました。

目次

アイキャッチ・本文画像撮影:CAMP HACK編集部

※本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。

クローズドセルマットとは

山積みのクローズドセルマット

クローズドセルマット とは、空気を入れる必要がなく、広げるだけで使用できるアウトドア用マットです。キャンプや登山だけでなく、車中泊やレジャーでも使用されます。

クローズドセルマットの特徴

モンベルのクローズドセルマット

クローズドセルマットの特徴は、空気注入の必要がないこと。クローズドセルは密閉された気泡が多数集まっているため体積の大部分が空気であり、保温力が高いのに軽量という特徴もあります。

クローズドセルマットは、ほかのマットの種類と比較して以下のようなメリット・デメリットがあります。

クローズドセルマットエアーマットインフレーターマット
クローズドセルマットを広げる様子シートューサミットのエアーマットで寝る男性サバティカル エレリースリーピングパッド DXに横になる人
メリット・広げてすぐに使える
・軽量で最も安価
・パンクの心配がない
・コンパクトに収納できる
・厚みがあり、地面の凹凸が気になりにくい
・ある程度自動で膨らむ
・パンクしても、多少のクッション性は残る
デメリット・かさばるのでバッグに入れるのは難しい・ポンプなどで膨らませる手間が発生する
・コンパクトな分、収納が難しい
・パンクすると使用不可能
・重く、かさばる
・たたむのにコツが必要

メリット

クローズドセルマットを広げる様子

クローズドセルマットの最大のメリットは、広げてすぐに使用できる形状です。蛇腹式になっているものがほとんどで、一瞬で設営が可能です。また、車載する際は隙間に入れ込んだり、ギア同士の緩衝材としても利用できます。

また、空気を注入せず使用可能なため、パンクの心配もありません。軽量で安価な点も、他のキャンプマットと比較してうれしいポイントです。

デメリット

クローズドセルマットをバックパックにパッキングする

デメリットは、かさばることです。軽量ではありますが小さくまとめることはできないため、バックパックに入れて持ち運ぶことは難しいです。基本的にパッキングする際は、バンジーコードやベルトで外付けをする必要があります。

また、他のマットと比較して厚みがないため、地面の凸凹は感じやすい傾向にあります。

クローズドセルマットの選び方

クローズドセルマットは、快適に眠るためのクッション性に加え、断熱性、携行性にも注目して選びましょう。

厚さ2cm以上のものだと地面を感じにくい

サイズ違いのクローズドセルマットを比較

クローズドセルマットの厚みは、ほとんどが1〜2.5cm。厚みがあればあるほどかさばりますが、眠ることができなければ本末転倒です。2cm以上であれば、地面からの凸凹を感じにくく、単品でも快適に過ごすことができます。

R値は3シーズンなら1〜2、冬は3以上を目安に。アルミ加工もチェックする

アルミ蒸着されているものと、そうでないクローズドセルマット

クローズドセルマットは、性質上インフレーターマットやエアーマットより厚みがないため、それらのマットとR値の目安が異なります。春から秋の3シーズンで使用する場合は1〜2、冬キャンプでの使用も想定するなら3以上のものを選びましょう。

R値とは、マットの断熱性能を表す値のことで、数値が高いほど断熱性が高くなります寒さに耐性のない方は、エアーマットや局所的に使用できる小さめのマットと組み合わせて、断熱性能を高めることをおすすめします。

使用シーズンとそれに適するR値の数値は、以下をご参照ください。

シーズンR値
3シーズン(春~秋)1.0〜2.0
4シーズン(春~冬)3.0以上

できるかぎり軽量・コンパクトだと◎

クローズドセルマットのサイズ比較

軽量化を追求するULキャンプや登山は、たった1gを削ることの積み重ねが、全体の重量を大きく左右します。

ほとんどの製品が500g以下と非常に軽量なクローズドセルマットですが、今回検証したラインナップでは195gが最軽量! 400g以下のものも5つあります。

また、バックパックにパッキングすることを想定する場合、収納サイズもなるべくコンパクトになるものを選ぶことで、行動時のストレスを減らすことができます。

ゴムバンドや収納袋があると持ち運びやすい

クローズドセルマットで、ゴムバンドのあるものと無いものを持つ男性

バックパックにくくりつけたり、車や自宅で保管する際にあるとうれしいのが、収納袋やゴムバンドといった付属品です。蛇腹式なので設営は簡単な反面、勝手に開いてしまうので、使わないときはたたまれた状態を維持してくれるこれらの付属品があると助かります。

また、専用のケースが別売りしていたり、安いゴムバンドでも十分留めることができるので、チェックしてみましょう。

クローズドセルマットの人気おすすめランキング

クローズドセルマットをくくりつけたバックパック

クローズドセルマットの人気おすすめランキングを、実際に比較検証し、ランキングにしました。クローズドセルマット選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1位
  • 断熱性No.1
  • ECサイト売れ筋No.1

サーマレスト Zライトソル レギュラー

総合評価

★★★★★★★★★★ 4.36

  • 寝心地 ★4.5
  • 断熱性 ★4.46
  • 携行性 ★3.25
厚さ2cm
熱反射加工
R値2
使用サイズ183 × 51cm
収納サイズ51 × 13 × 14cm
重量410g
ゴムバンドor収納袋×
素材架橋ポリエチレン

硬さと柔らかさのバランスが素晴らしい定番アイテム

硬さと柔らかさのバランスが素晴らしい定番アイテム

サーマレストのZライトソルをたたんだ状態

第1位は、「サーマレスト」の「Zライトソル レギュラー」。アウトドア用マットのパイオニア的メーカーからランクインした同製品が、さすがの品質で堂々の1位に輝きました。

クローズドセルマットの断熱性検証手順

断熱性は、下に保冷剤を敷いたマットの上に座り、3分後の表面温度を計測。検証前との差分が小さいほど、断熱性が高いとみなしています。

サーマレストのZライトソルの断熱性検証
断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
1位4.422.4℃17.5℃4.9℃

断熱性は、全アイテム中1位という結果に。数字上はもちろん、体感もほとんど冷たさは感じませんでした

公式サイトによると、アルミ蒸着なしのモデルと比較して断熱性が20%向上しているそうです。

サーマレストのZライトソルに寝ている男性

寝心地は、硬さと柔らかさのバランスが丁度良く、地面の凸凹はほぼ感じません。ある程度硬さはありつつ、凸部分の異物感は感じにくく、快適に寝られます。

サーマレストのZライトソルのアルミ面

表面が少しツルツルと滑る感じはありますが、寝ていてそこまで気になるほどではありませんでした。

サーマレストのZライトソルの表面

ゴムバンドや袋が付属していないため、ザックのバンジーコードに直接くくりつける、もしくは別売りのゴムなどでまとめる必要がありますが、マットとしての寝心地・断熱性を高いレベルで備えており、納得の1位です。

登山時などは、明るいイエローカラーも差し色になりそうな、デザイン性も高いアイテムです。

CAMP HACK(キャンプハック)

編集部

座った際も、凸感は感じにくい。マット自体が少し硬めなので、高反発マット好きはマストバイ!

2位
  • 寝心地No.1

ニーモ スイッチバック レギュラー

総合評価

★★★★★★★★★★ 4.33

  • 寝心地 ★4.6
  • 断熱性 ★4.26
  • 携行性 ★3.25
厚さ2.3cm
熱反射加工
R値2
使用サイズ183 × 51cm
収納サイズ51 × 14 × 13cm
重量415g
ゴムバンドor収納袋×
素材ポリエチレン

クールなカラーリングと、柔らかめ好きベストバイな寝心地

クールなカラーリングと、柔らかめ好きベストバイな寝心地

ニーモのスイッチバックを畳んだ状態

第2位は、こちらもアウトドア用寝具に定評のある「ニーモ」から「スイッチバック レギュラー」がランクイン。

ニーモのスイッチバックの断熱性
断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
2位タイ4.222.4℃17.0℃5.4℃

断熱性は僅差で2位となりましたが、1位のサーマレスト Zライトソルとほとんど変わらない結果に。雪の上に何時間も滞在するのは厳しそうですが、しばらく座っている程度ならば問題なさそうです。

また、寝た瞬間から熱を反射している感覚がありました。

ニーモのスイッチバックに寝ている男性

寝心地は全アイテム中第1位という結果に。地面の凸凹も、マットの凸凹も感じにくく、自然に寝られる印象で、硬さと柔らかさのバランスがちょうど良いです。

ニーモのスイッチバックの表面

他の製品とは一線を画す、表面のデザイン。ヘキサゴナル(六角形)シェイプをベースとしており、この形状がコンパクトさと荷重時の負荷を分散させているようです。機能性もさることながら、ビビッドなオレンジ色もカッコ良いです。

サーマレスト同様収納に関する付属品はないため、必要な方は別途用意する必要があります。

CAMP HACK(キャンプハック)

編集部

マットの凸凹自体にそれなりの硬さがあるので、多少の石の上で座るためのクッションとしても使用できそう!

3位

    モンベル フォームパッド 180

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 4.13

    • 寝心地 ★4.2
    • 断熱性 ★4.12
    • 携行性 ★3.8
    厚さ1.6cm
    熱反射加工×
    R値1.5
    使用サイズ181 × 51cm
    収納サイズ51 × 15 × 11cm
    重量395g
    ゴムバンドor収納袋収納袋
    素材ポリエチレンフォーム

    携行性と寝心地を両立した優秀な一品

    携行性と寝心地を両立した優秀な一品

    モンベルのフォームパッドを置いた状態

    第3位は、山岳用品の機能性に定評のある日本のブランド「モンベル」から、「フォームパッド 180」がランクインです。

    モンベルのフォームパッドの断熱性
    断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
    5位4.122.4℃16.5℃5.9℃

    断熱性検証の結果、温度差は5.9度と優秀な結果になりましたが、実際に座ってみると少し冷たさを感じるということで5位という結果に。ただしアルミ加工が施されていないことを踏まえると、非常に優秀な結果です。

    モンベルのフォームパッドに寝ている男性

    マット自体の硬さは高反発で少し硬めに感じますが、凸部分が丸いためか、寝ていても硬さはほとんど感じません。薄いのに非常に高いクッション性です。

    モンベルのフォームパッドの幅

    幅は、今回検証したなかで最も狭いです。ただし、クローズドセルマットは地面との高さがほぼないため、地面との落差が小さく、幅の狭さはそこまで気になることはありませんでした。

    モンベルのフォームパッドの表面

    他の製品と比較して非常に収納サイズが小さく、収納袋も付属しているため、携行性はNo.1。硬めの質感のおかげか、広げた時も閉じた時も、折り目が膨らみにくい点も印象的でした。

    また、唯一角がラウンド形状になっており、収納しやすく、他マットより足に引っかかりにくくなっているのもうれしいポイントです。

    CAMP HACK(キャンプハック)

    編集部

    ハードな場面で使うことも想定されているのか、硬めなので岩場でも活躍しそう!

    4位

      エバニュー XPE Camp mat

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 4.08

      • 寝心地 ★4.1
      • 断熱性 ★4.24
      • 携行性 ★3.35
      厚さ1.5cm
      熱反射加工×
      R値-
      使用サイズ185 × 56cm
      収納サイズ57 × 16 × 14cm
      重量395g
      ゴムバンドor収納袋ゴムバンド
      素材ポリエチレン

      柔らかい包容力とクッションの厚みが絶妙

      柔らかい包容力とクッションの厚みが絶妙

      エバニューのXPE Camp matを置いた状態

      第4位は、日本の老舗スポーツメーカーで、アウトドア用品ではチタンクッカーやアルコールストーブで有名な「エバニュー」の「XPE Camp Mat」。

      エバニューのXPE Camp matの断熱性
      断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
      4位4.322.4℃16.1℃6.3℃

      アルミ加工は施されていないながらも、全体で4位の優れた断熱性。総合でも高評価となりました。アルミがない分、手触りもひんやりしておらず好印象

      エバニューのXPE Camp matに寝る男性

      薄さがあるため地面の凸凹は多少感じますが、柔らかく包容力があります。マットの粒が柔らかく、異物感を感じないうえ、薄さの割にクッション性が高い印象。非常に寝心地が良いです。

      エバニューのXPE Camp matの表面

      幅も広く縦の長さも十分にあるため、快適である反面、他マットと比較して多少かさばります。しかし、ゴムバンドも付属しており携行性も問題ありません

      CAMP HACK(キャンプハック)

      編集部

      定価3,630円ということを加味すると非常にコスパが良い!

      5位

        ヴァストランド フォールディングキャンプマット

        総合評価

        ★★★★★★★★★★ 3.94

        • 寝心地 ★3.7
        • 断熱性 ★4.26
        • 携行性 ★3.85
        厚さ2cm
        熱反射加工
        R値1.9
        使用サイズ176 × 52cm
        収納サイズ52 × 14 × 14.5cm
        重量390g
        ゴムバンドor収納袋ゴムバンド&収納袋
        素材IXPE、アルミニウム

        少し硬めの質感が地面の凸凹を感じさせず、冷気もしっかりシャットアウト

        少し硬めの質感が地面の凸凹を感じさせず、冷気もしっかりシャットアウト

        ヴァストランドのフォールディングキャンプマットを置いた状態

        第5位には、兵庫県発のブランド「ヴァストランド」の「フォールディングキャンプマット」がランクインです。

        ヴァストランドのフォールディングキャンプマットの断熱性
        断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
        2位タイ4.222.4℃17.0℃5.4℃

        断熱性は全体で2位タイ、ニーモのスイッチバックと同評価という優秀な結果に。価格を踏まえると、断熱性のコストパフォーマンスはNo.1といっても過言ではないでしょう。

        ヴァストランドのフォールディングキャンプマットjに寝る男性

        触った感覚では硬めに感じますが、寝転がってみると粒が丸く大きいため気になりません。それでいて、マットが硬めのため地面の凸凹も感じにくくなっています。

        ヴァストランドのフォールディングキャンプマットの表面

        メーカーの公式ページにも、粒の大きさを広げることで荷重を分散していることが紹介されており、工夫を凝らした製品ということがわかります。

        CAMP HACK(キャンプハック)

        編集部

        高反発で、座布団としても使用しやすい!

        6位

          WAQ キャンプマット 1人用

          総合評価

          ★★★★★★★★★★ 3.62

          • 寝心地 ★3.4
          • 断熱性 ★3.92
          • 携行性 ★3.5
          厚さ1.8cm
          熱反射加工
          R値-
          使用サイズ182 × 57cm
          収納サイズ57 × 15 × 12cm
          重量480g
          ゴムバンドor収納袋ゴムバンド&収納袋
          素材XPEフォーム、アルミニウム

          可もなく不可もなく、柔らかな地面なら寝られる

          可もなく不可もなく、柔らかな地面なら寝られる

          WAQのキャンプマット1人用を置いた状態

          第6位は大阪発のアウトドアブランド「WAQ」から「キャンプマット 1人用」がランクイン。近年、URBAN RESEARCH DOORSやFREAK’S STOREなどアパレルブランドとのコラボ商品が話題のメーカーです。

          WAQのキャンプマット1人用の断熱性
          断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
          6位3.822.4℃16.9℃5.5℃

          断熱性は6位ですが、3.8とハイスコア。アルミ加工が施されていますが、1、2位の製品と比較すると若干薄いため、冷たさを感じやすかったです。

          WAQのキャンプマット1人用に寝る男性

          寝心地は、粒の面積が小さく細かく配置されているので、刺さっているような違和感が気になる人もいるかもしれません。厚みは1.8cmあるものの質感は柔らかく、地面の凸凹をはっきりと感じますが、包み込まれるような寝心地

          安定した地面なら快適に眠ることができそうです。

          WAQのキャンプマット1人用の表面

          表面がシワシワとしているのが特徴で、ルミ加工されているものに多いひんやり感は感じませんでした。

          CAMP HACK(キャンプハック)

          編集部

          全体のなかでも重めの480gで、袋とゴムバンドが付属することで携行性は高い。

          7位

            バンドック フォールディングマット EX

            総合評価

            ★★★★★★★★★★ 3.36

            • 寝心地 ★3.6
            • 断熱性 ★3.08
            • 携行性 ★3.3
            厚さ2.0cm
            熱反射加工
            R値-
            使用サイズ182 × 56cm
            収納サイズ56 × 15 × 14.5cm
            重量430g
            ゴムバンドor収納袋ゴムバンド
            素材発泡ポリエチレン、アルミニウム

            硬めで丈夫かつ高反発な質感

            硬めで丈夫かつ高反発な質感

            バンドックのフォールディングマットを置いた状態

            海洋品やフィットネス器具も手がける「カワセ」のアウトドアブランド、「バンドック」からは「フォールディングマット」が第7位にランクイン。

            バンドックのフォールディングマットの断熱性
            断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
            8位3.122.4℃14.8℃7.6℃

            断熱性ランクは8位と、全体では下位という結果に。アルミ加工は施されていますが、座り始めて早々に冷たさを感じるなど、数値上も体感も断熱性が高いとは言えませんでした。

            バンドックのフォールディングマットに寝る男性

            寝心地は比較的硬めですが、モンベルほどではありません。ある程度硬いおかげか、地面の凸凹はトップクラスに感じませんでした

            バンドックのフォールディングマットの表面

            マットの粒も硬めなので、人によって寝心地の好みは分かれそうです。

            CAMP HACK(キャンプハック)

            編集部

            ゴムバンドは付属するが、収納サイズは比較的大きいのでかさばりそう……

            8位

              ネイチャーハイク キャンプ マット

              総合評価

              ★★★★★★★★★★ 3.26

              • 寝心地 ★2.9
              • 断熱性 ★3.6
              • 携行性 ★3.65
              厚さ1.8cm
              熱反射加工
              R値-
              使用サイズ185 × 56cm
              収納サイズ56 × 15 × 13cm
              重量420g
              ゴムバンドor収納袋ゴムバンド&収納袋
              素材IXPE、アルミニウムフィルム

              熱伝導率が高すぎるアルミ面は、シーンによってはマイナス要素となり得る

              熱伝導率が高すぎるアルミ面は、シーンによってはマイナス要素となり得る

              ネイチャーハイクのキャンプ マットを置いている状態

              第8位は中国のアウトドアブランド「ネイチャーハイク」の「キャンプマット」。コスパの高さが魅力のブランドですが、全体の評価はイマイチ伸びませんでした。

              ネイチャーハイクのキャンプ マットの断熱性
              断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
              7位3.322.4℃17.9℃4.5℃

              アルミ加工は施されていますが、断熱性は7位という結果に。数値では温度差が小さく、暖かいという結果になましたが、実際に座るとそこまで暖かくは感じず……

              ネイチャーハイクのキャンプマットに座る

              さらに気になった点は、アルミ面のひんやり感。同様の加工が施された他マットと比較しても、肌が直接触れた際のひんやり感が強いので、不快に感じる方もいそうですです。

              ネイチャーハイクのキャンプ マットに寝る男性

              クッション性は、ギリギリ寝られるという印象。製品自体が硬めで、厚みをあまり感じず、地面の凸凹は多少感じます。整備された地面なら問題なく寝られるでしょう

              ネイチャーハイクのキャンプ マットの表面

              マット本体の粒はそこまで高さはなく、均等に配置されています。硬さはあるものの横になった際の違和感はほとんどありません。

              メッシュの袋とバンドが付属しており、サイズは大きめですが携行性は高いです。

              CAMP HACK(キャンプハック)

              編集部

              185cmと最も長さがあるため、全身をカバーできるものが欲しい人や、背の高い人は重宝しそう。

              9位
              • 携行性No.1
              • ECサイト売れ筋No.3

              キャプテンスタッグ EVAフォームマット

              総合評価

              ★★★★★★★★★★ 2.86

              • 寝心地 ★2.8
              • 断熱性 ★2.56
              • 携行性 ★4.35
              厚さ2cm
              熱反射加工×
              R値-
              使用サイズ182 × 56cm
              収納サイズ56 × 13 × 12.5cm
              重量270g
              ゴムバンドor収納袋ゴムバンド
              素材発泡ポリエチレン、EVA樹脂

              270gと軽量で薄い割にクッション性もそれなりだが、断熱性はイマイチ

              270gと軽量で薄い割にクッション性もそれなりだが、断熱性はイマイチ

              キャプテンスタッグの EVAフォームマットを置いている状態

              第9位は、鹿番長の愛称でお馴染み「キャプテンスタッグ」の「EVAフォームマット」。クローズドセルマットといったらこの製品を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

              キャプテンスタッグの EVAフォームマットの断熱性
              断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
              10位2.522.4℃13.6℃8.8℃

              断熱性は10位とイマイチな評価に。アルミ加工が施されていないことも大きな要因だと考えられますが、座って30秒ほどでおしりに冷たさを感じまし

              キャプテンスタッグの EVAフォームマットに寝る男性

              寝心地は及第点。厚さは2cmありますが、非常に柔らかく、体が沈み込みます。芝生でも地面の硬さを感じてしまうため、単体での使用は慣れている人でないとおすすめはできません

              キャプテンスタッグの EVAフォームマットの表面

              寝心地スコアは伸びませんでしたが、重量はたったの270gと全体2位の軽さ。ゴムバンドも付属しているため、気軽に持ち出せる点はうれしいポイントです。

              CAMP HACK(キャンプハック)

              編集部

              コットとの併用や、車中泊時の寝心地ブースト、低反発好きにはもってこいのアイテム。

              10位

                ダイソー レジャーマット

                総合評価

                ★★★★★★★★★★ 2.84

                • 寝心地 ★3
                • 断熱性 ★2.34
                • 携行性 ★4
                厚さ1.7cm
                熱反射加工×
                R値-
                使用サイズ185 × 57cm
                収納サイズ57 × 13 × 13cm
                重量198g
                ゴムバンドor収納袋収納袋
                素材ポリエチレン

                単体で寝るのは厳しいが、超軽量でサブのマットとしては◎

                単体で寝るのは厳しいが、超軽量でサブのマットとしては◎

                ダイソー レジャーマットを置いた状態

                第10位は「ダイソー」の「レジャーマット」。わずか500円と今回のラインナップで最安値です。

                ダイソー レジャーマットの断熱性
                断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
                11位2.322.4℃12.3℃10.1℃

                断熱性は最下位という結果に。3分で12度まで下がってしまい、座って過ごすことも難しそうです。さすがに500円の製品に断熱性を求めるのは酷でしょうか。

                ダイソー レジャーマットに寝ている男性

                寝心地は、マット本体の凸凹を全く感じず、柔らかいため寝心地自体は良いです。ただし、あまりにも柔らかいため多少の地面の凸凹でも感じてしまうでしょう。

                地面のコンディションが良い場合はギリギリ使用できそうです。

                ダイソー レジャーマットの表面

                表面はまるでスポンジのような質感です。寝心地や断熱性は他マットと比較して劣りますが、198gという圧倒的な軽さと収納袋が付属することで、携行性は高いです。

                CAMP HACK(キャンプハック)

                編集部

                500円と非常に安いから、コットと併用したり、カットして座布団や枕として使用したりするのも良いかもしれません。

                11位
                • ECサイト売れ筋No.2

                モザンビーク アルミナムフォーム

                総合評価

                ★★★★★★★★★★ 2.57

                • 寝心地 ★2.4
                • 断熱性 ★2.56
                • 携行性 ★3.45
                厚さ2cm
                熱反射加工
                R値1.8
                使用サイズ183 × 56cm
                収納サイズ56 × 13 × 12cm
                重量500g
                ゴムバンドor収納袋収納袋
                素材‎IXPEフォーム

                断熱性はイマイチ、非常に硬めの質感も人を選ぶ

                断熱性はイマイチ、非常に硬めの質感も人を選ぶ

                モザンビークのアルミナムフォームを置いた状態

                第11位は、コスパに優れたアウトドア用品で人気の「モザンビーク」の「アルミナムフォーム」。

                モザンビークのアルミナムフォームの断熱性
                断熱性ランク断熱性定性スコア検証前温度保冷剤を下に敷いて3分後温度差
                9位2.722.4℃11.7℃10.7℃

                断熱性は9位という結果に。アルミ加工は施されており、R値は1.8というスペックながらいまひとつでした。数値だけでなく、実際に座った際の評価も「2.7」で、かなり冷たさを感じます

                モザンビークのアルミナムフォームに寝る男性

                寝心地はというと、地面の凸凹はそこまで感じませんが、マット本体の粒が非常に硬く、違和感を感じます。

                モザンビークのアルミナムフォームの凸凹

                本体の粒の高低差があり、さらに硬いため荷重がかかり潰れる部分はそこまで気になりませんが、頭や足、腰上部分はマット自体の凸感が気になります。特に頭は違和感が大きいので、枕は必須でしょう。

                モザンビークのアルミナムフォームの表面

                重量も500g、収納用の付属品はゴムバンドではなく袋となっており、携行性も他アイテムと比較して平均以下という結果になりました。

                CAMP HACK(キャンプハック)

                編集部

                マット自体の硬さは気になるが、その分地面の違和感は感じにくいので、硬めを好む人には合っているかも……!

                クローズドセルマットの人気11製品を徹底比較

                今回はクローズドセルマット11製品を実際に使用し、以下の3つのポイントに基づいて比較・検証しました。

                エアーマットの検証ポイント

                1. 寝心地
                2. 断熱性
                3. 携行性

                1.寝心地

                サーマレストのZライトソルに寝ている男性

                地面の岩や異物感をどれだけ感じないか、マット自体の硬さや凸凹の感触を、実際に使用して総合的な寝心地を評価しました。

                測定基準定性
                評価項目寝心地(クッション性や手触り等)
                配点
                (5点満点)
                0.0〜5.0
                ※項目内の%は、評価比重を表しています。

                2.断熱性

                クローズドセルマットの断熱性検証

                キャンプだけでなく、登山のように過酷な環境で使用することも想定されるため、地面からの冷気をどれだけシャットアウトできるかを検証。

                保冷剤をマットの下に敷いて上に座り、3分後の表面温度をサーモガンを用いて計測。検証前後の差分が小さいほど、断熱性が高いとみなし、相対的にスコアを算出。

                また、実際に座っていてどの程度冷気を感じたかを、定性評価しています。

                測定基準定量定性
                評価項目断熱率(80%)
                保冷剤を下に敷いて3分座り、検証前後の温度差を用いて相対的に評価
                体感の冷たさ(20%)
                配点
                (5点満点)
                0.0〜5.0 0.0〜5.0
                ※項目内の%は、評価比重を表しています。

                3.携行性

                ネイチャーハイクのキャンプ マットを置いている状態

                軽量で設営も簡単な反面、かさばりがちなクローズドセルマット。全製品のサイズと重量から定量的にスコアを算出。さらにバックパックへパッキングしたり、収納時の取りまわしに影響する、ゴムバンドや収納袋を加点方式で検証しました。

                測定基準加点定量定量
                評価項目収納に関する付属品があるか重量(50%)収納サイズ(50%)
                配点
                (5点満点)
                無:0
                収納袋:+0.5
                ゴムバンド:+0.8
                両方:+1.0
                0.0〜4.0 0.0〜4.0
                ※項目内の%は、評価比重を表しています。

                その他のおすすめクローズドセルマット

                ベンチに置かれたニーモのチッパー

                今回検証したクローズドセルマットは、成人男性が横になれるサイズの折りたたみ式のみですが、座布団としての使用に特化したミニサイズのものや、ロールタイプもあります。

                座布団サイズのおすすめクローズドセルマット

                  サーマレスト Zシートソル

                  厚さ2cm
                  使用サイズ41 × 33cm
                  収納サイズ32 × 7.5 × 6.5cm
                  重量60g
                  素材架橋ポリエチレン
                  アルミ加工
                  R値-

                  おすすめポイント

                  ●アルミ蒸着加工で優れた断熱性
                  ●わずか60gと超軽量
                  ●バンジーコード付きで収納時も煩わしくない

                    ニーモ チッパー

                    厚さ2cm
                    使用サイズ42 × 32cm
                    収納サイズ32 × 10.5 × 6cm
                    重量160g
                    素材100%リサイクルPEフォーム
                    アルミ加工×
                    R値2

                    おすすめポイント

                    ●クローズドセル端材の再利用で、環境負荷の低減と高い機能性を実現
                    ●同じデザインが2つとなく、自分好みの色柄を選んでオリジナリティを出せる
                    ●硬めの質感で、岩場で使用も可能

                    ロールタイプのおすすめクローズドセルマット

                      エバニュー Trail mat 180

                      厚さ0.9cm
                      熱反射加工×
                      R値-
                      使用サイズ50 ×180cm
                      収納サイズ-
                      重量320g
                      ゴムバンドor収納袋ゴムバンド
                      素材発泡ポリエチレン

                      おすすめポイント

                      ●折りたたみ式の「EXPマット」に、FPマットの硬さと耐久性をプラス
                      ●わずか0.9cmの厚みながら優れたクッション性
                      サイズ違いの100cm製品もラインナップ

                        フィールドレコード FR-sleeping mat 12

                        厚さ1.2cm
                        熱反射加工×
                        R値-
                        使用サイズ175 × 50cm
                        収納サイズ-
                        重量170g
                        ゴムバンドor収納袋×
                        素材LDPEフォーム

                        おすすめポイント

                        ●日本人の平均体型を元にカットされ、シュラフ内インナーマットとしても、ハンモックにも使い易い形状
                        ●断熱性、耐衝撃性、耐水性、耐候性に優れたLDPEフォーム
                        たった240gと軽量で、別売りのギアスリングでまとめると携行性アップ

                        クローズドセルマットのお手入れ方法は?

                        クローズドセルマットをタオルで拭く

                        クローズドセルマットは、防水性のあるポリエチレン素材でできているものが多く、多少の雨や地面の濡れ、飲みこぼしなどは、タオルやペーパーでさっと拭くことでお手入れできます

                        また、汚れがこびりついた場合でも、水拭きしてよく乾かすことで、問題なく使用できるでしょう。

                        ただし、ポリエチレンやポリウレタンは紫外線に弱く、劣化が早まってしまう恐れがあるので、直射日光の当たる場所での使用を避けたり、陰干しをするなど注意が必要です。

                        クローズドセルマットでキャンプの睡眠の質を底上げしよう!

                        たくさんのクローズドセルマット

                        クローズドセルマットは、単体でのクッション性や断熱性は物足りないとしても、他の寝具と併用することで睡眠の質を底上げすることができます。

                        多少かさばるものの、軽量コンパクト、さらに他マットと比較しても安価なので、1つ持っておいて損はなし! クローズドセルマットを使って、アウトドアでの快適な睡眠を手に入れましょう。

                        クローズドセルマットの人気売れ筋ランキング

                        楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングにおけるクローズドセルマットの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!

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