目次
テントマットに求めるものとは?

このように、使用するシチュエーションによって求める条件は違ってくるので、目的に合ったテントマットを選ぶことが大切です。
R値(熱抵抗値)について

ですが、実際の断熱力を測定する基準規格はないので、メーカーが独自の方法で測定しています。そのため、同じメーカー商品でR値を比較することはできても、他社同士を比較する際にはあまり参考にならない場合も。また、R値を記載しないメーカーもあります。
テントマットの選び方①発泡マット

まずは発泡マットから。発砲マットは主にウレタンなどの発泡材を利用して作られたマットのことを言います。
発泡マットの長所と短所
長所:リーズナブル、軽量、準備と収納が楽短所:収納サイズが大きい、エア注入式と比べると寝心地が若干劣る
(寝心地は人それぞれの感覚で異なるので、参考程度になります)
とにかく安価なので、最初の1枚におすすめです。また空気を入れる手間がなく、その場で広げれば使用できるの点も魅力。
テントマットの選び方②エア注入式マット

※フォーム……マットの中に封入されているスポンジのような素材。
エア注入式(フォームあり)マットの長所と短所
長所:寝心地がいい、収納サイズが小さい短所:高価格、準備と収納が少し手間、使用状況によっては穴があく可能性がある
(寝心地は人それぞれの感覚で異なるので、参考程度になります)
エア注入式(フォーム無し)マットの長所と短所

長所:とにかく軽量でコンパクト。モデルによってはフォーム入りより断熱性が高いものも。
短所:フォームがない分、空気を入れる面積が広いため準備が大変。
モンベルのフォーム入り空気注入式マットは軽量によりすぎず、快適性と断熱性が魅力!


しかし写真(右)にあるモンベルのフォーム入りマットの場合、肉抜きをせずフォームを軽量に成功。つまり、モンベルのマットはクッション性も保温性も維持したまま、マットの軽量化を実現しているんです。
比較してみよう!モンベル以外のテントマット

モンベル「U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25 180」
快適さはもちろん、軽くて収納サイズも小さいので登山に最適なモデルです。長さは4種類から選ぶことができます。【スペック】
素材:表地/30デニール、ポリエステル、リップストップ(TPUラミネート)、クッション材/ウレタンフォーム
重量:664g
サイズ:50×180×2.5cm
収納サイズ:Φ16×25cm
モンベル U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180
苦労せず空気が入ります。
コンパクトにまとまります。
キャンプ以外でも自宅で
ゴロゴロするにも最適です。
出典: Amazon
イスカ「ピークライトマットレス 180」
快適性はもちろん、下部に滑りにくい加工がしてあるためマットがズレにくくなっているのもポイントです。【スペック】
素材:表/ナイロン100%・裏/ナイロン100%・芯材/ポリウレタン
重量:580g
サイズ:50×175×2.5cm
収納サイズ:Φ13×26cm
イスカ ピークライトマットレス 180
この手の道具は何万円もする物もありますが、キャンプで何度か使いましたがこれで十分だと思います。
良い品です。
出典: 楽天
サーマレスト「プロライト L」
丸みのあるフォルムと、足に向かって細くなっていく形が特徴的なマットです。【スペック】
素材:表面/50Dミニヘックスポリ、裏面/50Dポリエステル
重量:630g
サイズ:63×196×2.5cm
収納サイズ:Φ11×33cm
ニーモ「ZOR™ 20R」
とにかく軽いことと、コンパクトに収納できる点において優れているモデルです。【スペック】
素材:20DポリエステルC
重量:380g
サイズ:51×183×2.5cm
収納サイズ:Φ11×23cm
結論! フォームを中抜きせず、軽量に成功しているのはモンベルだけ!
4社を比較すると、厚さは同じで重量差も300g弱程度です。ですが、この中でモンベルのマットだけがフォームの中抜きがされていません。クッション性や保温性を失うことなく軽量化できているのは、フォームそのものを改良して軽量化しているからだそうです。さすがモンベル!
どのテントマットにする?

寝心地や体感温度は人によって感じ方が違いますが、自分の目的と寝心地の好みに合ったテントマットをパートナーにして、ぐっすり眠ってたっぷり冒険しましょう!
Let’s sleep well with tent mat and play well!
テントマットでよく寝て、よく遊ぼう!
紹介されたアイテム

モンベル U.L. コンフォートシステム…

イスカ ピークライトマットレス 180

サーマレスト プロライト L

ニーモ ゾア 20R