じっくり大人のBBQを楽しめる溶岩石プレートをおさらい
名品「レギュレーターストーブ」のオプション
SOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」(6,000円+税)はその名の通りマイクロレギュレーターを搭載!
連続で使ってもドロップダウンしづらいうえに、ランニングコストの安いカセットガスを使えて、おまけに多少の衝撃でも点火スイッチは影響を受けない耐衝撃性を持っているためファンがとっても多いバーナーです。しかもオプションがとっても多い!
その中でも2014年に登場した「溶岩石プレート」(4,100円+税)は異色の存在。鉄板や焼き網ではなく、溶岩石を使ってBBQをするという発想が斬新です。
ソト レギュレーターストーブ ST-310
溶岩プレートの使い方・特徴
国産の溶岩石で、重量は900g! なかなかの重量感ですが、遠赤外線効果が高く、食材のうまみを閉じ込めて芯からふっくら焼き上げられるんです。
しかも微細な穴が確認できると思いますが、余分な脂を石が吸収してくれるんですね。
使い方は簡単です。ST-310に付属の遮熱板を取り付け、溶岩石プレートをオン。
油を薄く塗ったら、強火で5分加熱して準備完了です。蓄熱性が高いので、BBQは弱火でOK。燃料も少なくてすみます。
本領を発揮するのは、厚みのある食材です。弱火にして焼くんですが、ふっくら仕上がります。
でも、写真のような脂身の多い豚肉はプレートが脂を吸い切りません。あらかじめテーブルの上にアルミホイルを敷いておくと後片付けが簡単です。
ソト レギュレーターストーブ専用溶岩石プレート
溶岩石プレートで焼いてみよう!
締めに焼きおにぎり
肉と野菜をじっくり味わったら、締めの焼きおにぎり。こびりつきやすいので、ご飯の表面にオイルをひと塗りしておくといいですね。
香ばしい色がついたら、味噌を塗り、スライドガストーチST-480(2,200円+税)で味噌に焼き目をつけました。子ども用には、味噌のかわりに、チーズとコーンやベーコンを載せてもいいかも。
SOTO スライドガストーチ
デザートにホットケーキ
溶岩石の表面の油をペーパーで拭き取り、裏返してからホットケーキを焼きました。フライパンとは違い、溶岩石らしいプツプツとした模様がつきます。
また、フライパンのように濡れ布巾で温度を落とすことはできないので、ごく弱火にします。最初はこの火加減がつかめず、2枚ほど黒焦げになってしまいました。
火加減のコツをつかんだらこの通り。溶岩石プレートは縁が高くなっていないので、念のためシリコンのホットケーキ型を使ってみました。同じ要領でオムレツもできるかも!?
溶岩石プレートはちょっと重いのが残念なんですが、夕食だけでなく朝ごはんにも使えるので持っていく価値があります。
他のオプションにはこんな便利なものも
ちなみに、ST-310には、専用のアシストグリップ(600円+税)と点火アシストレバー(500円+税)という優れものオプションがあります。
点火アシストレバーを装着していれば、溶岩石プレートの遮熱板をつけていても点火が簡単。
それに、アシストグリップを装着すればこのとおり、テーブルを傾けてもそう簡単には滑らないんです。もちろん、ここまでかたむければ溶岩石プレートはずり落ちてしまいますが、このグリップ力は頼りになります!
ソト レギュレーターストーブ専用アシストセット
溶岩石プレートのお手入れについて
溶岩石プレートの使用後の手入れは簡単です。鉄板同様、冷めたら洗剤を使わずに水洗いをするだけです。何回か使って、プレート内の穴に油がたまっているようなら、重曹を溶かした水で煮洗いします。鉄板とは違って錆びの心配がないのがいいですね。
さて、今春、ST-310用の「たくみ香房専用スモークダクト」が発売されています。ST-310はシンプルなバーナーですが、溶岩石プレートやスモークダクトなど魅力的なオプションが用意されていて、シングルバーナーなのに圧倒的にプレミアム感のある料理を作れます。今後もどんな楽しいオプションが生まれるのか楽しみです。
ソト たくみ香房フルセット
【問】新富士バーナー
http://www.shinfuji.co.jp/