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チェアワン(re)

「ヘリノックス、構造変えたってよ!」衝撃リニューアルのチェアワン(re)、これは病みつきになるぞ…

ヘリノックス新作「チェアワン(re)」をレビュー! 人気知名度ともに高い「チェアワン」のアップデートモデルが、2025年春夏の新作としてリリースされました。

不動の人気を誇る名チェアのリモデルとなれば、気にならないわけがない! さっそく現物を入手し、変更点をくまなくチェック。収納・設営・座り心地など、たかにぃがリアルにレポートします。

目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

「チェアワン」が「チェアワン(re)」に進化!

チェアワン(re)を持つたかにぃ

ヘリノックスの人気商品チェアワンの進化バージョン、チェアワン(re)が今春新登場しました!

個人的には「チェアワンが廃盤になってアップデートされたのかな?」と最初思いましたが、どうやら新商品としてチェアワン(re)が、ヘリノックスチェアのラインナップに追加されたようですね。

正直、めちゃくちゃ変わりました

チェアワン(re)

チェアワン自体すでに完成度が高く、仕様が変更されずとも長い間人気チェアとしてトップに君臨してきましたよね。もちろん私も使ったことがあり、初めて座ったときはその圧倒的な座り心地の良さに脱帽したのは今でも忘れません。

新たなチェアワン(re)は、それをも超えるというのでしょうか……? この度一足お先に入手することができたので「正直めちゃ変わりました!」という実感レビューのもと、新製品チェアワン(re)をレポートしていきます。

アップデートポイント① 組み立てやすくなった

収納袋が、ガバッと開くタイプに変わっている

チェアワン(re)の収納袋を開ける

今回は、チェアワン(re)から新たに加わったカラー「ミントマルチブロック」をレビューしていきます。もう収納袋からかわいいですよね。

ここでさっそく感じたのが、取り出し~組み立てが非常にスムーズにできるようになった点。収納袋が大きく変更されていて、マジックテープと2つのジップで快適に開閉できるようになっています。形状が維持される構造なので、本体を収納袋から素早く抜き取りやすくなりました。

軽い力でスイスイ組み立てられる

チェアワン(re)を組み立てる

チェアワン(re)のポールを座面カバーに差し込むとき、とてもスムーズにハマることに気がつきました。

チェアワン(re)のポール収納ポケット

というのも、これまではポール収納ポケット用の補強生地がついていたのですが、チェアワン(re)は収納ポケットがプラスチックパーツに変更されていて、ポケットが潰れないようになっています。

チェアワン(re)のポール収納ポケット

ポールが格段に入れやすいギミックのお陰で、組み立てが以前のチェアワンよりかなり楽になったような気がしました。

チェアワン(re)

「小さく収納できるものって、組み立てが大変なのよね……」と諦めていたのですが、チェアワン(re)はその常識を覆してきましたね

スムーズな組み立てを、動画でもチェック!

さて、さっそく座り心地を確かめてみましょう!

アップデートポイント② 安定感が増した

チェアワン(re)に座るたかにぃ

座ってみたところ、座面が広くなっていて安定感がかなりアップしていると感じました。以前より強度がだいぶ上がったかな? という印象ですが、これにはワケが。

ポールの厚みが増し、メインのバーも丸から四角に

チェアワン(re)の脚部ポール

じつはポールの厚みが25%も増加していて、脚の部分なども広くとられているんですね。そのためガッシリとした安定感があり、ずっと座っていられるほど快適です。

座面下のポールの形状も丸から四角になっていて、この変更も安定感に一役買っているのでしょう。

座面の縫製が追加されて、立ち上がりやすくなった!

チェアワン(re)に座るたかにぃ

このタイプのアウトドアチェアのデメリットとして「一度座ると立ち上がりにくかったり、テーブル作業がしにくい」というのがありますが、チェアワン(re)は絶妙な角度で立ち上がりやすい。実際、テーブルでの作業もしやすかったです。

チェアワン(re)

この点もどうやら今回のアップデートが関係しているようで、座面の生地にぐるっと補強が入っているのだそう。これにより座ったときの沈み込みを軽減、かつ立ち上がりやすさも両立されているようです。

チェアワンは収納面で魅力を感じつつも、実際の座り心地が気になって躊躇っていた……なんていう方にも使いやすくなっていますね。

アップデートポイント③ 座面高が4cmアップした

チェアワン(re)に座るたかにぃ

これまでのチェアワンの座面高は35cmでしたが、チェアワン(re)はそれよりも4cmほど高い39cmに。角度が後ろに倒れすぎないので、首も以前より疲れにくい印象です。

沈み込みにくく首への負担も軽減されているチェアワン(re)は長時間座っていられそうなほど快適で、ここもチェアワンとの違いを大きく感じたポイントでした。

その他、ここも高ポイント!

右サイドにポケットあり

チェアワン(re)のポケット

チェアワン(re)には伸縮性の効いたメッシュポケットもついています。意外と大きめのポケットで、スマホと合わせてボトルも入りました。これはかなり便利!

また、ポケットは座面シートに這わせる形で縫われているので、プラプラしにくいのも◎。ポケットに色々入れたまま持ち運んで移動するシーンもイメージが湧きます。

環境に優しい素材が使われている

チェアワン(re)の生地

チェアワン(re)の座面シートの生地は、従来通りのリサイクルポリエステル。アルミフレームについてもポールを手掛けるDAC社ならではの技術で、製造工程で生じるアルミの切削片が再利用されています。

使い勝手・品質ともに納得の一脚でありながら、環境にもしっかり配慮されているとなれば、キャンパーとして気持ちよく愛用できますね。

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