ツールームテントの特徴
ツールームテント とは、寝室と広い前室(リビング)の2つのスペースを備えているテントのこと。食事や就寝するスペースを、1つのテントで確保できるのがポイントです。
この記事では、3〜4人家族で過ごせるおすすめのツールームテントを紹介します!
メリット
デメリット
ツールームテントの選び方
ツールームテントの選び方
簡単な設営はトンネル型、耐風性や丈夫さに優れるのはドーム型
組み立てやすいように工夫されたテントなら、すぐにキャンプを始められる
テントの使う人数+1〜2人用のサイズを選ぼう
機能が多いと広々使えたり、涼しく&暖かく過ごしやすい
耐水圧は1,500mmあれば安心
ツールームテントの総合人気おすすめランキング
実際にテントをすべて設営し、検証したポイントをもとにツールームテントの人気おすすめランキングを作成しました!
下記の「携行性を重視」「居住性を重視」などをタップすればそれぞれの項目でのランキングを表示させることも可能です。
▼表の商品名をタップすると、検証レビューにジャンプできます。
- 居住性No.1
- 機能性No.1
- ECランキングNo.1
クイックキャンプ 2ルームトンネルテント クーヴァ
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.37
- 設営 ★4.4
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★2.5
- 機能性 ★5
フライシートサイズ | 680×355×200cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 325×205cm |
収納時サイズ | 65×40×40cm |
重さ | 20.5kg |
耐水圧 | 3000mm |
ルーフフライ | ○ |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンフック |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール |
居住性・機能面ともにNo.1。高い天井&大きな窓で開放感抜群
居住性・機能面ともにNo.1。高い天井&大きな窓で開放感抜群
今回検証したツールームテントのなかで、見事1位となったのはクイックキャンプの2ルームトンネルテント クーヴァ。
テーブルとチェア5個を置いても余裕のあるスペース。天井も2mと高く開放感があり、立って移動するときも快適です。
大人4人で横になっても幕が体に触れず、居住性はNo.1を獲得! インナーテント側の入口に土間があり、靴の脱ぎ履きが非常に楽で便利です。
テント全体の様子はこちら。サイドの大型ウィンドウは、フルクローズ・メッシュ・フルオープンに対応可能。フラップの巻き上げは高さを3段階に調節できます。
今回検証したすべての機能(ランタンフック・ベンチレーション・ルーフフライ・スカート・小物ポケット・電源タップ挿入口)を備え、機能面でもNo.1! ランタンフックはリビングとインナーテント内どちらにも付いています。
フレームと、フレームを通すスリーブ、インナーテントのフックが色分けされており、設営のしやすさも高評価。初心者にも優しいツールームテントです!
編集部
設営のしやすさ・快適さ・広さ・コスパなど、すべてが高水準! 1位にふさわしいテントです。
- 居住性No.1
- ECランキングNo.2
コールマン タフスクリーン2ルーム TX/MDX
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.01
- 設営 ★4.2
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★2.5
- 機能性 ★3.5
フライシートサイズ | 560×340×210cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 300×250×173cm |
収納時サイズ | 64×35×35cm |
重さ | 20.5kg |
耐水圧 | 2000mm |
ルーフフライ | ○ |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンループ |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | × |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール |
クロスフレームでしっかりした作り。遮光性があり涼しい
クロスフレームでしっかりした作り。遮光性があり涼しい
惜しくも1位には届かなかったものの、多くの検証ポイントで高評価を獲得し2位となったコールマンのタフスクリーン2ルーム TX/MDX。クロスフレーム構造で、耐風性に優れています。
テントの生地には、コットンの様な風合いのTexFiberポリエステルを採用。遮光性が高く、テント内はとても涼しく感じました。
公式表記の対応人数は4〜5人。大人5人で横になっても問題ありませんが、ゆったり使うなら大人4人または大人2人+子供3人での使用がおすすめです。
リビングはフルクローズ・フルオープン・メッシュなど、気候に合わせてセッティング可能。テーブルとチェア5個を置いても余裕のある広さなので、家族と広々過ごすことが可能です。
ランタンループ・ベンチレーション・ルーフフライ・スカート・電源タップ挿入口を備え、機能性も高評価! 遮光性のある生地とルーフフライのおかげで、夏でも涼しく過ごせますよ。
編集部
5人家族でも快適に過ごせる広さ。とにかく涼しいので、夏もキャンプしたいファミリーにおすすめ!
- 居住性No.1
ホールアース アース デュラ Wルーム 2.0
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.83
- 設営 ★4.4
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★3.1
- 機能性 ★2
フライシートサイズ | 330×645×200cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 270×310×160cm |
収納時サイズ | - |
重さ | 17.5kg |
耐水圧 | 3000mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンフック |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | × |
リビングで使える小物ポケット | × |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール |
設営しやすく初心者ファミリーにおすすめ。サイドフラップでプライベート感あり
設営しやすく初心者ファミリーにおすすめ。サイドフラップでプライベート感あり
設営のしやすさが高評価で3位となった、ホールアースのアース デュラ Wルーム 2.0。2ルームテントのなかではコンパクトなサイズで、扱いやすいのも魅力です。
スリーブとポール、インナーテントを吊り下げるフックが色分けされていて、迷わず設営することができました。アシストクリップを採用しているので、少人数でもラクラク設営できます。
公式表記の対応人数は3〜4人。実際に大人3人で横になってみると、隣の人との間隔に余裕があり、ゆったり過ごせる広さでした。大人2人+子供2人のファミリーでも使えるサイズです!
リビングはテーブル+チェア4個を置いても余裕のある広さでした。クーラーボックスなどを置くことを考慮すると、大人4人でジャストサイズといった印象です。
今回検証したテントのなかでは珍しい、サイドフラップ付きの入口もポイント。入口を立ち上げてリビングスペースを広げることが可能です。
加えて、立ち上げたキャノピーにメッシュの壁も標準装備。2ルームテントですが、実質3ルーム分の部屋が存在します。
リビングにあるサイドドアは、フルオープン・フルクローズ・メッシュと3通りに対応しています。別売りのポールを使って立ち上げることも可能です。
編集部
リビングが広くて大人6人でも座れそう! サイドフラップが視界を遮ってくれるので、プライベート感重視ファミリーにもおすすめ。
- 設営No.1
トモウント 【2023 Ver.】トンネル テント
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.81
- 設営 ★4.5
- 居住性 ★3.5
- 携行性 ★3.6
- 機能性 ★3.5
フライシートサイズ | 260×550×190cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 260×270×180cm |
収納時サイズ | 67×30×30cm |
重さ | 15.1kg |
耐水圧 | 3000mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンフック |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール・グランドシート・ハンマー |
設営のしやすさNo.1。付属品も充実しておりすぐに使える
設営のしやすさNo.1。付属品も充実しておりすぐに使える
高品質でコスパのいいアイテムが揃う中国のアウトドアブランド、トモウントの【2023 Ver.】トンネルテント。
シンプルなトンネル型構造に加えて、フレームはアルミ製で軽いうえにすべて同じ長さなので、迷うことなく設営できました。張り綱が初めからセットされているのも高評価。比較的コンパクトなのも相まって設営のしやすさはNo.1を獲得しました。
ペグと張り綱に加えて、ポールやグランドシート、ハンマーが付属しているのもうれしいポイント。すぐにテントを使えるので、最初に買うテントとしてもおすすめです!
公式表記の対応人数は3〜4人。大人3人で横になってみると、幕が体に触れることなく、頭の上や足元にスペースができました。大人2人+子供2人のファミリーにもぴったりです!
リビングスペースに、テーブル+チェア4個を置くとぴったりのサイズでした。ツールームテントのなかでは比較的コンパクトですが、4人家族で使うには不便を感じない広さです。
入口をタープのようにはね上げると、リビングが広がり開放感がアップ。コンパクトな設計でも、広く感じられるような工夫が施されています。
編集部
軽くコンパクトで持ち運びやすい。ブラックカラーがかっこいい!
- 居住性No.1
ヴァストランド トンネルテント M(5人用)
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.72
- 設営 ★3.5
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★2.7
- 機能性 ★3
フライシートサイズ | 300×630×200cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 200×280×180cm |
収納時サイズ | 72×35×35cm |
重さ | 19.5kg |
耐水圧 | 3000mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンループ |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール |
リビングが広くて快適。大型シェルターとして使うのもおすすめ
リビングが広くて快適。大型シェルターとして使うのもおすすめ
ツールームテントとしても大型シェルターとしても優秀な、ヴァストランドのトンネルテント M(5人用)。
とにかく室内が広く、リビングの広さではNo.1を獲得! インナーテントはやや小さいため、余裕のあるスペースでゆっくり食事をしたいなど、リビングの広さ重視の人におすすめです。
寝室のインナーテントを外すと、大型シェルターに変身! テーブル+チェア6個+ベンチ1個を置いても、まだまだスペースが余ります。大人数でのデイキャンプで使ったり、インナーテントを使わずコットで寝たり、さまざまな使い方ができるテントです。
テント全体の様子はこちら。ペグダウンの数は今回検証したテントのなかで最も多いですが、シンプルなデザインで完成形をイメージしやすいです。
四面の大型ドアはフルメッシュにすることが可能。さらにインナーテント側以外のドアは、ポールを使ってはね上げることができます。開放感があり、夏でも涼しく過ごせますよ。
編集部
インナーテントを外したら10人は入れそう! お友達とワイワイしたい人にぴったりです。
フィールドア トンネルテント 620
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.56
- 設営 ★3.5
- 居住性 ★4
- 携行性 ★4.1
- 機能性 ★2.5
フライシートサイズ | 260×620×195cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 240×230×180cm |
収納時サイズ | 68×28×28cm |
重さ | 13kg |
耐水圧 | 1500mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | × |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンループ |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール |
ベンチレーションはないが、メッシュの範囲が広く開放感抜群
ベンチレーションはないが、メッシュの範囲が広く開放感抜群
重量13kgと今回検証したテントのなかで最も軽量で、携行性が高評価だったフィールドアのトンネルテント 620。
今回検証したツールームテントのなかで、メッシュ部分の範囲が1番広いのが特徴。ベンチレーションはありませんが、メッシュを活用すれば空気の通り道を十分確保できます。
シンプルなトンネル型構造なので、設営はそこまで複雑ではありません。しかし、グラスファイバー製のフレームがスリーブを通す際に引っかかりやすいうえに、しなりも硬いので、設営中に折れてしまわないか少し心配になりました。
公式表記の対応人数は4〜8人ですが、インナーテントはやや小さめ。大人3人または大人2人+子供2人で使うのがちょうど良さそうです。
インナーテントを取り外すと、5位のヴァストランドのトンネルテントのような大型シェルターに。テーブル+チェア6個+ベンチを置くことができました。
ベンチレーションやルーフフライはありませんが、ランタンループ・スカート・小物ポケット・電源タップ挿入口を完備。小物ポケットは、他のテントと比べて大きめで便利です。
編集部
すでにテントを持っている人が、宴会用の幕として導入するのもおすすめです!
- 居住性No.1
ogawa アポロンT/C
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.51
- 設営 ★2.8
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★1.7
- 機能性 ★3.5
フライシートサイズ | 320×585×205cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 300×210×188cm |
収納時サイズ | 80×45×35cm |
重さ | 23kg |
耐水圧 | 1800cm |
ルーフフライ | ○ |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンループ |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | × |
付属品 | ペグ・張り綱・ハンマー |
重く設営に時間がかかるが、テント内の快適度はピカイチ
※今回の検証では、ogawa×Orangeの限定バージョンのアポロンTCを設営しています。機能やサイズは同じですが、通常販売されているアポロンTCとは色味が違うのでご注意ください。
重く設営に時間がかかるが、テント内の快適度はピカイチ
遮光性の高いTC生地とルーフフライのおかげで、夏でも涼しく過ごせるオガワのアポロンT/C。実際に使ってみたところ、テント内の快適度はトップクラスでした!
リビングが広く、テーブル+チェア5個を問題なく置くことができました。窓はフルクローズ・フルオープン・メッシュにすることが可能です。
TC素材特有の遮光性と蒸れない通気性に加え、ルーフフライも付いているため、テント内の涼しさと湿度はダントツの快適さです。
公式表記の対応人数は5人。実際に大人5人で横になってみると、少し窮屈な印象です。大人4人または大人2人子供3人のファミリーにちょうどいいサイズです。
テント全体の様子はこちら。TC生地がしっかりしている分重く、設営には時間がかかってしまいました。重く収納サイズも大きいため、携行性は今回検証したテントのなかで最も低評価に。
慣れていない人が設営するととてつもない時間がかかる可能性があるので、初めてのテントではなく、買い替えを検討している方におすすめです。
入口をはね上げることはできませんが、ひさしがあるのがポイント! メッシュにしても、小雨程度なら中に雨が入ることを防ぐことができますよ。
編集部
大変な運搬と設営を乗り越えれば、あとは超快適です! オールシーズン使えます。
- 居住性No.1
- ECランキングNo.3
スノーピーク ランドロック
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 設営 ★2.8
- 居住性 ★4.5
- 携行性 ★2.6
- 機能性 ★3
フライシートサイズ | 625×405×205cm |
---|---|
インナーテントサイズ | - |
収納時サイズ | 75×33×36cm(本体)・72×17×22cm(フレーム) |
重さ | 22kg |
耐水圧 | 3000mm |
ルーフフライ | 別売りオプション |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンループ |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | × |
付属品 | ペグ・張り綱・シームグリップ剤 |
安全性に優れた丈夫なテント。オールシーズン使える
安全性に優れた丈夫なテント。オールシーズン使える
フレームがしっかりしているので安全性に優れ、年中快適に過ごせるスノーピークのランドロック。スノーピークのロングセラーアイテムで、お客様満足度もトップクラスです。
リビングスペースは、大人6人が座っても快適に過ごせる広さでした。雨の日でもテント内でワイワイ過ごせるので、お友達同士でのキャンプにおすすめです!
高さも205cmとしっかりあるので、圧迫感もありません。他のテントに比べ、横幅と高さが広く感じます。
一方インナーテント内は、大人6人で寝るのは少し窮屈でした。快適に寝るためには、4人はインナーテント、2人はコットで寝るなど工夫をしたほうが良さそうです。
フレームが多く手順通りに組み立てないといけなかったり、インナーテントの取り付けがトグルだったりと、設営にはやや苦戦しました。重量もあるので1人での設営は難しいです。
テント全体の様子はこちら。ルーフフライは別売りオプションになります。スカートが付いているので、冬のおこもりキャンプにもおすすめです!
編集部
オガワのアポロンと同様、設営が大変。ですが、安全・丈夫で雪中キャンプもできちゃいます!
ティンバーリッジ 2ルームドームテント
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.2
- 設営 ★3.6
- 居住性 ★3
- 携行性 ★3.2
- 機能性 ★3
フライシートサイズ | 300×610×205cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 300×280×175cm |
収納時サイズ | 70×27×27cm |
重さ | 16.7kg |
耐水圧 | 2000mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンフック |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | × |
リビングで使える小物ポケット | ○ |
付属品 | ペグ・張り綱 |
シンプルなデザインで設営しやすい。春〜秋キャンプにおすすめ
シンプルなデザインで設営しやすい。春〜秋キャンプにおすすめ
比較的安価で購入できるので、最初に買うテントとしてもおすすめのティンバーリッジの2ルームドームテント。
軽くシンプルなデザインで組み立てやすく、設営のしやすさは高評価。フレームとスリーブが色分けされていたので、スムーズに通すことができました。
公式表記の対応人数は4〜5人。大人5人で横になると、やや窮屈な印象でした。快適に使うには、3〜4人での使用がおすすめです!
リビングは椅子5つ+テーブルを置くとジャストサイズに。5人で過ごせないこともないですが、クーラーボックスを置くスペースだったり、動線確保が難しくなるので3人程度が快適に過ごせる広さです。
インナーテントは天井がメッシュになっています。夏は涼しく過ごせますが、冬は結露すると水滴が落ちる可能性があります。テント内も寒くなりやすいので3シーズン用と考えたほうが良さそうです。
テント全体の様子はこちら。コンパクトなデザインですが、天井が高く圧迫感を感じにくいです。リビングの壁が垂直に近く、デットスペースが少ないのもポイント!
編集部
シンプルですが、最低限の機能は付いています。予算を抑えたいならコレ!
- 携行性No.1
ハイランダー アルミフレーム2ルームテント スタートパッケージ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.13
- 設営 ★4
- 居住性 ★2.5
- 携行性 ★4.3
- 機能性 ★2.5
フライシートサイズ | 270×500×208cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 248×210×160cm |
収納時サイズ | 65×24×24cm |
重さ | 13.5kg |
耐水圧 | 2000mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンフック |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | × |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール・グランドシート・インナーマット |
インナーテントに入口がないのが不便。ファミリーではなくデュオキャンプにおすすめ
インナーテントに入口がないのが不便。ファミリーではなくデュオキャンプにおすすめ
グランドシートとインナーマットが付属しているので、すぐにキャンプを始められるハイランダーのアルミフレーム2ルームテント スタートパッケージ。
全体の様子を見ると、他のテントと比べてコンパクトなことがわかります。また、インナーテント側には入り口がないので注意。リビングから入れる動線を作る必要があります。
コンパクトかつシンプルなので建てやすく、迷うところは特にありません。安価なテントにありがちなグラスファイバー製のフレームではなく、アルミフレームを採用。スリーブの色分けもあり、建てやすいです。
しかし、インナーの引っ掛けるところが色分けされておらず、そこだけ間違えやすいので注意しましょう。
公式表記の対応人数は2〜5人。リビングスペースは、テーブル+チェア4個でぴったりのサイズでした。他にもギアがあることを考慮すると、デュオキャンプでの使用がベストです。
インナーテントに大人3人で横になったところ、頭と足が幕に接触してしまいました。身長の高い人は少し窮屈なサイズです。
機能面では、ランタンフック・ベンチレーション・スカート・電源タップ挿入口を備えています。比較的安価で購入できるテントですが、最低限の機能は付いているのがうれしいです。
編集部
ファミリーで使うには窮屈ですが、デュオキャンプならゆったり使えるので、十分おすすめできます!
ロゴス Tradcanvas PANELドゥーブルXL
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.16
- 設営 ★3.1
- 居住性 ★1
- 携行性 ★3.3
- 機能性 ★2.5
フライシートサイズ | 300×630×205cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 270×270×270cm |
収納時サイズ | 54×63×23cm |
重さ | 15.6kg |
耐水圧 | 2000mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | ○ |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンフック |
スカート | ○ |
電源タップ挿入口 | ○ |
リビングで使える小物ポケット | × |
付属品 | ペグ・張り綱・ポール |
設営方法がわかりにくい。春・秋のデュオキャンプには使える
設営方法がわかりにくい。春・秋のデュオキャンプには使える
「家族6人でゆったり過ごせる」と表記があるテントですが、実際に使用してみるとファミリーで使うには窮屈に感じたロゴスのTradcanvas PANELドゥーブルXL。
説明書が複雑でわかりにくい印象でした。スリーブは色分けされていますが、フレームに色分けはされていないので、結局どこに通すかわかりにくく、設営に時間がかかってしまいました。
テント全体の様子はこちら。メッシュ部分が他のテントと比べて狭く、ベンチレーションも小さいため、真夏の使用は避けたほうがいいでしょう。
公式表記の対応人数は、大人2人+子供4人。大人4人だけで横になってみたところ、端の2人の体が幕に接触してしまいました。大人2人なら荷物を入れ込んでも快適に寝られそうです。
リビングスペースは、対応人数より1人少ない5人分のチェアがギリギリ置ける広さ。居住性は最低評価の★1という結果に。「家族6人でゆったり過ごせる」という表記はあくまで「立ち上げたキャノピーの下も含めると」という意味だと思われます。
一方リビングの天井が高く、キャノピーにも中央がたるまないようにフレームが入っており、圧迫感が少ないのはメリット! ただしスペースが狭いので、2〜3人での使用がベストです。
編集部
キャノピーにフレームが入っているのは、他のテントにはないデザイン。デュオキャンプならゆったり過ごせそうです。
キャプテンスタッグ モンテ スクリーンツールームドームテント(5~6人用)
総合評価
★★★★★★★★★★ 1.97
- 設営 ★3.3
- 居住性 ★1
- 携行性 ★3.8
- 機能性 ★1
フライシートサイズ | 280×620×190cm |
---|---|
インナーテントサイズ | 280×270cm |
収納時サイズ | 70×20×20cm |
重さ | 16kg |
耐水圧 | 1000mm |
ルーフフライ | × |
ベンチレーション | × |
ランタン吊り下げ方法 | ランタンループ |
スカート | ◯ |
電源タップ挿入口 | × |
リビングで使える小物ポケット | × |
付属品 | ペグ・張り綱・ハンマー |
対応人数6人で使うのは難しい。収納ケースが小さく片付けが大変
対応人数6人で使うのは難しい。収納ケースが小さく片付けが大変
残念ながら最下位となったキャプテンスタッグのモンテ スクリーンツールームドームテント(5~6人用)。
インナーテントを組み立ててからフライシートを被せて設営します。フライシートだけでは自立しないので、シェルターとして使えないのが残念です。
テント全体の様子はこちら。ホワイトで統一されたカラーとロゴはかわいいですが、遮光性が低くテント内は暑くなってしまいました。
対応人数は6人ですが、リビングスペースには5人分のチェアしか置けず、居住性は最低評価の★1に。しかも5人全員が座るとかなり窮屈になってしまうので、2人程度で使用するのが良さそうです。
ランタンループが長いのも気になりました。ランタンを吊るすと、頭に当たってしまいストレスです。
編集部
ペグと張り綱、生地もチープな作りなのが気になります…
ツールームテントの人気12製品を徹底比較
1.設営(組み立てやすさ)
キャンプ知識に長けた編集部員6人で実際にテントを設営し、フレームの通しやすさや硬さ、ピンへの差し込みやすさ、工程の多さなどを基準に、組み立てやすさを検証しました。また、説明書の内容も確認し、図や写真を使ってわかりやすく解説されているかなどもチェックしました。
テントを4〜5回は建てたことがある中級者2人が、「初見」かつ「ほぼ迷わない」で45分以内に建てられるテントは「星4つ」以上、「若干迷う」けど60分以内でも建てられると判断したテントは「星3つ」以上としています。
2.居住性(広さ)
公式表記の対応人数が実際にインナーテントで横になり、幕が体に触れないかを基準に広さを検証しました。
リビングに関しては、定番のキャンプテーブルであるコールマンバタフライテーブル120に加え、椅子が対応人数分置けるか検証しました。また、身長170cmの編集部員が屈まずに移動できるか、フルメッシュにできるかも確認しました。
公式表記の対応人数で横になっても幕が体に触れない+リビングに人数分の椅子とテーブル1つが置けた場合は「星3つ」以上、そこから座れる人数が増えれば加点し、2人以上増えれば「星4つ」以上としています。
3.携行性(持ち運びのしやすさ)
テントを収納した際の縦×横×奥行きの大きさと重さを確認し、持ち運びのしやすさを検証しました。
今回検証した12個のテントの大きさと重さの平均を計算し、中央値のテントを「星3つ」としています。それ以上小さくて軽ければ加点(星3つ以上)、大きくて重ければ減点(星3つ以下)としました。
4.機能性(便利な機能性)
テント内の日陰を濃くするルーフフライ、換気を促す窓やベンチレーション、隙間風を防ぐスカート、ランタンを吊り下げるフックやループ、リビングで使える小物ポケット、電源タップ挿入口、などのあるとうれしい機能があるかを検証しました。
機能が4つほど備わっていれば星3つ以上、すべて備わっていれば星5つとしています。
ツールームテントのよくある質問・疑問
ツールームテントのお手入れや保管方法は?
1番重要なのは、保管前にしっかり乾燥させること! スカート部分は乾きにくいので注意してください。また木の樹脂や鳥のフンが付着していると、色落ちや劣化の原因になります。汚れは、しっかり拭き取りましょう。
保管場所は、高温多湿を避けた風通しの良い場所がベスト。保管したままにすると劣化を早めてしまうので、定期的に使ったり広げたりして乾燥させましょう。
ツールームテントをおしゃれにレイアウトしたい!
せっかくならお気に入りのテントをおしゃれにレイアウトしたいですよね。インスタグラムで見つけたすてきな投稿を紹介します!
instagram by @mst150
まず初めに紹介するのは、オガワのアポロンを使ったレイアウト。テントのカラーに合わせて、ベージュやブラック系のギアでまとめています。統一感が出ておしゃれです!
instagram by @s_fuzi_
次に紹介するのは、フィールドアのトンネルテント 620を使ったレイアウトです。リビングの広さを生かして、両サイドにコットを配置。食事もゆっくりお昼寝もできる、万能なレイアウトです!
instagram by @yasamaisuya_camp_account
最後に紹介するのは、スノーピークのランドロックを2個連結させたレイアウト! 2家族以上でキャンプをするときにおすすめです。おうちのような豪華なテントに、子供たちも大喜び間違いなし!
ツールームテントorドームテント+タープどっちを選べばいいの?
ツールームテント1つと、ドームテント+タープで過ごすスタイルどちらを選べばいいのでしょうか。
ドームテント+タープのスタイルの場合、テントとタープを両方設営する必要がありますが、それぞれの工程はツールームテントと比べて簡単です。また、タープは壁がない分開放感抜群で、夏は涼しく過ごせます。
一方ツールームテントは設営に手間がかかりますが、天候に左右されず快適に過ごせるのがメリット。開放感重視ならドームテント+タープ、悪天候でもキャンプをしたいならツールームテントを選ぶといいでしょう。
▼ドームテントのおすすめランキングはこちら!
▼タープのおすすめランキングはこちら!
ツールームテントで楽しくキャンプしよう!
今回はツールームテントの使い心地を実際に検証し、おすすめランキングを作成しました! 雨の日でも楽しめるツールームテントは、家族や仲間と過ごすのにぴったりなテントです。どんなスタイルで使いたいかをイメージして、お気に入りのツールームテントを見つけてくださいね。
ツールームテントの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるツールームテントの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCAMP HACKに還元されることがあります。
※各商品の紹介文は、実際に商品を使用した上での見解に加えて、メーカー・ECサイト等の内容を参照して記載をしております。
※掲載されている情報は、CAMP HACKが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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