増えゆくキャンプギア、家ではみんなどうしてる?
キャンプにハマるほど頭を悩ませるのが、増えゆくギアの保管方法。特にマンション住まいのキャンパーは、収納システムをDIYするにも原状回復が悩みのタネ……。
一方で、うまく工夫して効率よく収納したり、センスよくインテリア取り入れているキャンパーも。そこで今回は、ギア収納とインテリアに関するテクニックを総まとめ!
大きく「収納テクニック」と「インテリアテクニック」の2つの軸から、詳しくご紹介します!
限られたスペースで効率よく収納するには?
家のインテリアと分けて収納する場合も、うまく取り入れる場合でも、まず押さえておくべきなのが効率よく収納するテクニック。デッドスペースの活用法からDIY、おウチのリノベーションまで、「収納テクニック」にてご紹介していきます。
センスよくインテリアに取り入れるには?
そして続いては、やや上級テクニックとも言える、キャンプギアをうまくインテリアに取り入れる方法。ディスプレイのコツや自宅で兼用するときのポイントなど、こちらは「インテリアテクニック」にてご紹介していきます。
収納テクニック①〜アイディア編〜
デッドスペースを徹底活用!見せる収納
定番の壁面フル活用。格子状のワイヤーラックは、1マスのサイズが大きくギアを引っ掛けやすいのが特徴。写真のようにシェラカップの収納もお手の物です。
デッドスペースとして盲点なのが、下駄箱の上。ヴィンテージのお宝ギアを、一番人目につく玄関にディスプレイしつつ保管できるナイスアイディア!
収納テクニック②〜アイテム編〜
コンテナボックスを重ねて棚使い
コンテナボックスを積み重ねて、収納棚として使う方法も。大きめサイズのボックスなら、丈のあるアウトドアブーツもこの通り。コンテナボックスの保管場所にも困りません。
ミリタリーキャビネットやストレージボックスを活用
こちらはキャンプ用のギアストレージを自宅でもそのまま使用した例。170cmという「高さ」のある大容量タイプなので、長尺物もスッキリと収納できています。
収納テクニック③〜DIY編〜
有孔ボードで“魅せる”ギャラリー収納
続いては、DIYで収納システムを自作するテクニック。壁面に有孔ボードを設置することで壁面をフル活用。袋状のギアをバランス良く配置し、周辺には観葉植物を飾るなど、ギアとインテリアを上手くMIXした収納術です。
こちらは有孔ボードの壁面の前に棚を配置し、さらに小さな棚板を設置することで抜群の収納力を実現。上部にはチェアまで引っ掛けて、見ているだけでワクワクするスペースです。
「ディアウォール」で簡単!自作壁面収納システム
初心者でも簡単に棚が自作できる便利アイテム「ディアウォール」。つっぱり式だから、賃貸のお部屋でも原状回復が可能なのも魅力です。2×4サイズの木材と棚受けパーツがあれば基本の棚が作れます。
壁面収納棚は「魅せる収納」にピッタリ。スノーボードやヘルメットなど置き場に困るアイテムも、ディスプレイしつつ収納できます。
WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール
WAKAI 壁面突っ張りシステム ディアウォール専用棚受け
「ラブリコ」でかさばるバックパックも効率収納
そして、ディアウォールと並んで人気のDIYパーツがこちらの「ラブリコ」。同じくつっぱり式で、2×4サイズの木材と棚受けパーツから簡単に壁面収納棚が自作できちゃいます。
大きいサイズのバックパックは吊り下げて収納するのが一番。右サイドには小さな棚板を追加して本もたくさん収納できています。
ラブリコ 2×4アジャスター
ラブリコ 2x4 棚受シングル
収納テクニック④〜リノベ編〜
玄関とつながる土間収納&ウッドテラスは動線も最強
続いては、アウトドア仕様にリノベーションした一戸建ての収納テクニックをご紹介。こちらのお宅は、玄関からつながる広々とした土間をギア収納スペース兼書斎に。ここならギアの汚れも家の中に持ち込まずに済みますね。
さらに、土間の収納スペースはウッドテラスに隣接する造りに。テラスでBBQを楽しんだ後、片付けるのもラクラク。キャンプ以外でギアを使う動線も最強のリノベーションです。
アウトドア仕様1LDKは「見せる収納」と「空間使い」がカギ
こちらは3LDKのマンションを1LDK+ホール&書斎へリノベーション。玄関脇の洋室を1つ無くして広々とした玄関ホールに。オープン棚を設置することで出し入れしもしやすい理想的なギア収納スペースを確保。
隠したい部分はファブリック使いでうまくカバー。天井に設置された照明用のダクトレールも、シュラフの吊り下げ収納に活用しています。
インテリアテクニック①〜アイディア編〜
ミニハンモックをディスプレイ&収納に活用!
ここからは、キャンプギアをインテリアにうまく取り入れるテクニックをご紹介。こちらの写真はミニハンモックにフェイクグリーンをディスプレイ。小物ギアを入れれば、デッドスペースを活用しつつ雰囲気あるインテリアに。
スパイス FESTA HOME ミニハンモック
こちらはネットタイプのミニハンモックにグローブなどの小物ギアを収納。頭上のデッドスペースをしっかりと活用しています。
「飯ごう」に植物をディスプレイしてみる
そのままでも存在感のあるノースフェイスの「飯ごう」。家に飾るならグリーンと組み合わせればワンランク上のインテリアが完成します。フェイクグリーンならキャンプに持って行くときはすぐに出せて便利です。
多肉植物とミニチュアのフィギアを寄せ植えしてみるのもオシャレ。あまり使わなくなってしまったけど、捨てがたいギアの再利用にもおすすめです。
インテリアテクニック②〜アイテム編〜
ペンドルトンで一気にアウトドアライクに
しっかりと厚みがあって、意外と場所を取るペンドルトンの「オーバーサイズジャガードタオル」。せっかくの美しいネイティブアメリカン柄、自宅でもソファにかけてインテリアのアクセントにしてみては?
季節によって色や柄を変えれば、面積も大きいので模様替え効果もバツグン。一気にアウトドア感がUPしますね。
ペンドルトン オーバーサイズジャガードタオル
置くだけでサマになる収納ボックスを主役に
収納ボックス自体、オシャレなデザインのアイテムを選べば、部屋に置きっぱなしでもOK。キャスターつきの無骨なタイプなら、インテリアの主役級の存在感ですね。
トランクツールボックスカート 67L
コンテナボックスを多用してカラートーンを統一
オープン棚はカラフルなギアが見えてインテリアの邪魔をしがち。そんなときは、インテリアのカラートーンに合うコンテナボックスに収納するのがおすすめ。ギアをジャンル別に入れておけばキャンプにもそのまま携行できて便利です。
インテリアテクニック③〜ギア兼用編〜
すぐに取り入れやすい!チェア&テーブル
キャンプファニチャーと内装の素材感をリンク
キャンプファニチャーを違和感なく取り入れるコツは、部屋の内装とリンクさせること。素材感や色味のテイストを合わせると、空間に統一感が出ます。
ローバーチェアなら一般的な高さのテーブルとマッチ
座面が普通のチェアと同じくらい高いローバーチェアなら、一般的な高さのテーブルにもマッチ。ライトなミリタリーテイストが、家のインテリアとの程よいギャップを生んでいますね。
イギリス軍タイプ フォールディングチェア (ローバーチェア)
エアマットを自宅でもソファ兼ベッドに
こちらはコールマンの「イージーロールクイーンエアベッド」を自宅のソファ兼ベッドとして使用。エアベッドなら部屋のレイアウト変更の際や引越し時にも実にスムーズ。
大切なキャンプギア、最適な保管方法を見つけよう!
小物から大物まで、形状も重さもさまざまなキャンプギアたち。家のインテリアとは分けて収納したい人も、うまく取り入れたい人も、この記事を参考に、自分にとって最適な保管方法を見つけてくださいね!