簡単に棚が自作できる「ディアウォール」
アウトドア用品や、家の細々としたものをおしゃれかつ効率よく収納するのに便利なのが、「ディアウォール」。
それ自体は木材をはめこむパーツにすぎないのですが、実は簡単に棚ができちゃうスグレモノ!
ディアウォールに木材をはめて、突っ張り棒の要領で壁に立てかけるだけで棚が完成。壁や天井に穴をあける必要がないため賃貸住宅でもOK!
おしゃれなシェルフが簡単・低コストで作れるとあって、「魅せる収納づくり」に取り入れる人が増えています。
WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール
WAKAI 壁面突っ張りシステム ディアウォール専用棚受け
設置できます。
ディアウォールで基本的な″棚″を作ってみよう
用意する材料は、ホームセンターなどで手に入る2×4サイズの木材と、ディアウォール4つに棚受け。木材は設置する場所の長さ・横幅を測り、必要な長さを計算してから調達します。
支柱に使う木材は、ディアウォールをはめこむ部分を計算して設置場所より45mm短くカットを。バネのある上パッドを天井側になるよう、木材を本体にかぶせます。
本体がバネ式になっているので、天井と床にぴったり合うように調整しながら設置します。横幅は、棚板のサイズに合わせます。
ネジで棚受けを留め付け、棚板を配置。これだけで基本の棚の完成です!
設置後にグラついてしまう場合、付属のスペーサーを床側の本体パッドに入れてバネを調整することもできるので、安心です。
棚だけでなく、有孔ボードで壁をイメチェンすることもできる
ディアウォール × 有孔ボードの実例
こちらのワークスペースを、ディアウォールを活用して小物の収納スペースにしてしまう実例です。
2×4材を3本建てて、そこに有孔ボードを2枚ネジで固定させます。
好きな色を塗って自分だけのワークスペースに変身させます。
そして完成したのがこちらのデスク。有孔ボードで小物たちをひっかけたりしてレイアウトし、棚も増やしてプレゼントや思い出のモノを飾るスペースに。
賃貸住宅で諦めていたことも、ディアウォールなら可能にしてくれますね。
ディアウォールでアウトドアグッズを「魅せる」
テクいらずでいい感じのウッドシェルフが作れるディアウォールは、アウトドア用品の「魅せる収納」にピッタリです。ボードにヘルメットなど置き場を取るようなものもスッキリ! その他アウトドアグッズも良いアクセントになっています。
雑然としがちなバックパックも、横並びで美しく。棚板があれば、アウトドア小物も置けて便利そうですね。
シェラカップをかけて、アウトドア感のあるキッチンに。木材の質感にもこだわると、またグッと雰囲気が変わります!
しまっておくのはもったいない! そんなランタンなどお気に入りのキャンプギアを飾る棚も、ディアウォールなら簡単に作れます。
ディアウォールで生活空間を快適化!
ディアウォールの大きなメリットと言えるのが、隙間を利用した「デッドスペース収納」。バラつきがちな細々としたものは、縦の空間を利用して整理すればスッキリ!
シンクと収納棚の間にディアウォールを差し込んで、スパイスラックを設置。スペースを有効活用できるだけでなく、料理もスムーズになりそうです。
積み重ねてしまいがちな本も、きちんと棚に並べれば取り出しても″雪崩″の心配なし。散らかりやすいクローゼットの整理にも取り入れたいアイディアです!
ディアウォールを利用したテレビ台。棚の下段にテレビを置くオーソドックスな方法のほかに、数本の支柱に木材を横に渡し、壁掛けテレビを設置するという高度なやり方も!
支柱を四本で組めば、より安定感のある本格的なシェルフに。アイディア次第で、いろいろな場所に設置できます。
玄関脇のほんのわずかなスペースも、棚を作ればすっきり整理可能。鍵や時計などの小物はもちろん、シューズラックにもなっちゃいます!
ダイソンを立てかける専用パーツ。壁に穴を開けられないためつけられなかった人も、ディアウォールで解決&快適!
なんと、クライミングウォールパネルを打ち込んで室内でボルダリングができるように! この場合は、横ズレ防止のため、上パネルと天井をネジで固定されているようです。
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ディアウォール、使ってみよう!
手間とお金をかけず、手軽に収納棚が作れるディアウォール。キャンプ用品や日々の細々としたものの置き場に困っているなら、ぜひ使ってみてくださいね!
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