「アウトドアっぽい部屋ってカッコいいな~!」と思っている方必見
「アウトドアっぽい部屋にしたいが、どうすればいいのか分からない。」「そもそも間取りが……」「DIYが苦手!」など何かと理由があり、お部屋改造に二の足を踏んでいる方にオススメしたいDIYパーツがあります!
その名も「ラブリコ」。ラブリコは、工具が一切不要で壁や床を傷つけずに簡単に柱や棚が立てられるDIYパーツです。
今回そんなラブリコを使って、アウトドアっぽい部屋に憧れる29歳男性(独身)の一人暮らし部屋を改造した模様をお届けします! DIY初心者が奮闘している様子をお楽しみください。
ラブリコってこんなモノです。
まずはラブリコの基本知識から。ラブリコは、特別な道具がなくても誰でも簡単に利用できるパーツブランド。アレンジの自由度が高く様々なDIYを実現できることで人気を誇っています。
その中でも定番アイテムが、この「2×4アジャスター」。2×4材(市販されている38×89mmの木材)を準備し、両端にアジャスターを被せ、天井側のジャッキを回すだけで簡単に柱を立てることができるパーツです。
特に力の要る作業もなく、女性の方でも簡単に取り付け可能。アジャスターパーツは、上下キャップにしっかりと滑り止めが付いているので、壁や床を傷をつけず賃貸でも安心して取り付けができる仕組みになっています。
まずはお部屋の現状を拝見!
1kのお部屋に住む田中さん(仮名)。スタイリッシュなデザイナーズマンションに惚れ込み最近引っ越したものの、部分的に打ちっぱなしになっている壁が殺風景で日に日に気になってきたそう。
お部屋の改造したいポイント
引っ越した際に物を処分しすぎたせいか、少し味気ない部屋になっているのが気になっているんです。
キャンプや登山などのアウトドア用品は、たくさんあるので、バックパックが壁に掛かっているようなアウトドア感のあるお洒落な部屋にしたいです!
理想像はこんなイメージ
イメージとしては、このようにバックパックやアウトドアウェアを掛けて見せる収納にしたいそう。機能的かつカッコ良い部屋を夢見て、いざラブリコに挑戦しましょう。
自分の部屋の現実と相談したのち、完成イメージを考える
ラブリコDIYの先人たちのアイディアを参考にしながら、現在住んでいる部屋とのバランスを考えます。
今回は打ちっぱなしの壁を覆うように、床から天井までの柱を2本、キッチンカウンターに1本、計3本の柱を立てて、バックパックが飾れて本も収納できる棚を作ることに。
いざDIY開始!
①ラブリコを取り付けたい位置の高さを測る
まずは、ラブリコを取り付ける壁の採寸から。接地面から天井までの高さを測ります。
実際に使用する2×4材の長さは、アジャスター分の長さを配慮し、壁の高さより95mm短いものを用意します。また棚板を設置する場合は、棚板の長さもしっかり計測しておきましょう。
②ラブリコを買いにホームセンターへ
必要な2×4材の長さが分かったところで、メモを片手に買い出しへ。
ラブリコは、ホームセンターや通販サイトで取り扱われています。近くにホームセンターがない場合や、車を所持していない場合は、ラブリコ公式サイトで木材とセットのものも販売されているのでチェックしてみてください。詳細はこちら
柱3本分の「2×4アジャスター」と……
計測した数値で棚板をカットしてもらいました。お会計は、2×4アジャスターを3個、2×4材を3本、棚板を3枚、棚受け金具を6個購入し約9,000円ほどの出費に。
③柱を設置する
帰宅後さっそく取り付け作業を開始します。
アジャスターを柱の両端に被せ、仮設置します。
その際に重要なのは、柱が接地面に対し垂直で立っているかということ。水平じゃない場合、柱が倒れやすくなる危険性があるため、しっかり水平器で測りましょう。
ジャッキが動かなくなるところしっかり圧着させ柱の完成! 柱1本を設置するのにかかった時間は、10分もかからない程度。同様に残りの柱を立てていきます。
④棚板を設置する
収納棚を作りたいということもあり、棚受け金具を付け板を設置します。こちらもしっかり水平を測ることが重要!
今回は使用していませんが、ラブリコではアジャスターの他に棚板を設置するための「棚受け」や別々の木材2本を1本へ接合できる「ジョイント」などのパーツも取り扱われています。
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完成……?
柱と棚板が設置できたところで、想定していたバックパックをかけて板の高さを最終確認します。これでも良さそうですが……
右サイドにさらに棚板を追加し、
完成! 実際に棚板まですべてを取り付けるのにかかった時間は、1時間程度。設置で苦労したポイントは特になく、スムーズに設置できました。DIY初心者としては大満足な仕上がりです。
DIY初心者が実際にラブリコを使って気づいたこと・反省点
気づいたこと:設置した柱にネジが打てるから快適!
賃貸では、ネジを打ったり壁に穴を開ける行為はNG! しかしラブリコで柱を立てることにより、写真のように柱自体にネジやフックを打てるので、これまでできなかった洋服掛けのアレンジも容易に。
ラブリコ設置後も模様替えしやすく、生活しながらより快適な状態へと改造が楽しめます。
反省点:何よりも事前準備が大切
実際にやってみて痛感した反省点も。上の写真の赤丸に注目してください。棚板が余り、柱からはみ出しています。実はこれ設計ミスからくる想定外の仕上がりなんです。
ラブリコの設置自体はとにかく簡単でしたが、初心者にとって一番大変な作業は完成図を思い描き、寸法を決めるところ。
今回は設置にあたりざっくりとした採寸で進めてしまったため、このようなミスがでました。皆さんもラブリコに挑戦する際は、しっかり完成像を考えてくださいね!
先人たちの知恵!ラブリコアレンジ術
では、最後にラブリコDIYを極めている先人たちのお部屋を拝見! 今後のDIYの参考にチェックしてみてくださいね。
ラブリコ+有孔ボードで上級者アレンジ
ラブリコで柱を立て、有孔ボード設置! 有孔ボードの穴にフックを掛ければ、小物ギアもまるでショップのように展示できますよ。
自転車の見せる収納
階段下の空きスペースを上手く活用し自転車収納。スペースを選ばず設置できるラブリコの強みですね。
設置場所にもよるため一概には言えませんが、柱1本に対しての耐荷重の目安は20kg。安全面にも注意して使用したいですね。
縦長アイテムも余裕!スノボ道具一式収納
クローゼットに収納しにくいアイテムもラブリコにかかればお手の物。ラブリコを購入する際は、プラスで使用するバーも準備して、写真のようにばっちりキメられるように設計しましょう。
収納だけじゃない!パーテーションも作れる
ラブリコで作れるものは収納棚だけではありません! お部屋を仕切ってくれるパーテーションも作れますよ。お部屋にウッドのぬくもりが広がり、プチリフォームも可能に。
2×4アジャスター オフホワイト
2×4アジャスター ブロンズ
2×4アジャスター ヴィンテージグリーン
休みの日は、ラブリコDIYに挑戦だッ!
いかがでしたか? DIY初心者が挑戦しても、しっかり形になってくれるのがラブリコの凄さ。一度挑戦すると、あれもこれも……とラブリコの世界にハマってしまうかも!
お部屋の雰囲気を変えたいな、と考えている人はラブリコDIYを検討してみてはいかが?