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お座敷スタイルの作り方

編集部員がキャンプで実践!快適「お座敷スタイル」の作り方講座

寒いはずの冬キャンプもお座敷スタイルならぬくぬくらしい…と聞いてはいるものの、実際どうやって作るの?本当に暖かいの?など疑問も多いはず。そこで編集部が11月最終週にお座敷キャンプへGO!設営手順とやってみてわかったメリットなどをお伝えします!

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目次

アイキャッチ画像撮影:編集部

冬キャンは「お座敷スタイル」が断然イイ

お座敷スタイル

撮影:編集部

寒い季節も暖かく過ごせる「お座敷スタイル」。特にツールームテントユーザーの方でこの冬もキャンプへ行く予定なら、ぜひ取り入れていただきたいスタイルです。

お座敷スタイル

撮影:編集部

とは言え「実際どうやって作るの?」「けっこう面倒なんじゃ……」など疑問も多いはず。また地面に近いぶん、設営を間違えてしまうと逆に寒さに晒されるハメにも。

そこで、快適なお座敷スタイルの作り方を指南すべくCAMP HACK編集部が出動! 実際の作り方を、実践でお届けします。

【あったかそう…】冬キャン”お座敷スト”たちのテント内を拝見

まずは実際の作り方に入る前に、ホッコリお座敷スタイルでぬっくぬくの冬キャンプを楽しんでいる方たちをウォッチ。今すぐお座敷スタイルにシフトしたくなるかも……!?

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A post shared by 北野 勇貴 (@the.north.field)

「こたつdeみかん」は、キャンプでも最強の組み合わせですね。石油ストーブまであって、もう家以上に暖かそうです。

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A post shared by Shino (@shino__0429)

こちらもお座敷こたつスタイル。いつものキャンプテーブルをこたつに変身させるというテクもありますよ。詳しいやり方は、こちら!

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A post shared by kumakichi320 (@kumakichi320)

カマボコテント2での、お座敷スタイル。ロングスケールのトンネルテントは、お座敷にするとより内部が広く感じられそうですね。

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A post shared by ひよしゅんしゅん (@hiyoshun2)

ソロテントのインナーなどを寝室に代用する「カンガルースタイル」なら、ドームテントやシェルターでもお座敷スタイルが可能!

https://www.instagram.com/p/BqZoUuJhKfb/ hidecaption=trueラグマットを敷き詰めたりコットを配置したり。お座敷スタイルならリビングスペースを作る楽しみも広がります。

編集部が実演!お座敷スタイルの作り方

お座敷スタイルの作り方

撮影:編集部

ここからは、実際の作り方のレクチャーです。編集部員が使用したテントは、スノーピークのオールインワンシェルター「ランドロック」。

リビングフロアシート 320

撮影:編集部

そこへコールマンの「リビングフロアシート 320」を使用してお座敷作りにチャレンジします。

  1. 手順1.  フロアシートを敷く

お座敷スタイルの作り方

撮影:編集部

では、始めましょう! いつも通りテントを建てたら、前室部分にフロアシートを敷きます。これは下からの冷気や水濡れを防ぐためにお座敷スタイルのマストアイテム。

今回は編集部員が購入したコールマンのフロアシートを使用していますが、防水性のあるグランドシートなどを代用してもOK。

お座敷スタイルの作り方

撮影:編集部

淵(ふち)を自立させるためにしっかりシートを張って、テンションをかけてペグで固定します。

お座敷スタイルの作り方
撮影:編集部

今回使用したシートは、淵に折り返しがあり靴を脱ぎ履きする時も砂利などがテント内に入りにくいのも大きなメリット! お座敷を快適に楽しむためには、しっかりと淵が立ち上がっているフロアシートを準備すると良いですね。

手順2.  カーペットを敷く

お座敷スタイルの作り方

撮影:編集部

秋口までならば、この上にラグを敷いただけでも過ごせますが、底冷えが厳しい冬はホットカーペットがあると安心です。今回は、電源サイトを借りて、ホットカーペットを利用しました。

電源

撮影:編集部

お座敷スタイルでホットカーペットやヒーターなどを使う場合は、テントを建てる位置も要注意。コードが届かないこともあり得るので、延長コードの備えはマストです!

コンセントをさす

撮影:編集部

ちなみに2畳程度のホットカーペットの消費電力は、およそ500W。キャンプ場の電源サイトのほとんどが1000Wを上限としているので、他の電気機器と併用する際はブレーカーが落ちないよう気をつけましょう。

手順3.  ラグを敷く

ラグを敷いた上に座る三人

撮影:編集部

ホットカーペットの上に直に長時間座ってしまうと、気づかぬうちに低温やけどに陥ってしまうことも。その対策として、また見た目も素敵なリビングになるようラグを敷きます。これでお座敷スタイルは完成です!

ちなみにフロアシートの大きさによってリビングの配置も大きく変わる!

リビングフロアシート 320

お座敷スタイルの面白さは、フロアシートの大きさに合わせてリビングの使い方が大きく変わるということ。編集部で使用した「リビングフロアシート 320」は、インナーテント前からランドロックの入口までまさにジャストフィットな状態。

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同じくランドロックにコールマンの一回り小さい「リビングフロアシート 270」を使うと、インナーテントのサイドにギア置き場ができます。

コールマン リビングフロアシート320

●サイズ:約320×320cm ●収納時サイズ:約直径35×45cm ●重量:約2.1kg ●材質:210Dポリエステルオックス、PVC(コーナー)

コールマン リビングフロアシート 270

●サイズ:約270 X 270 cm ●収納時 約 30 X 45 cm ●重量:約1.5Kg ●材質:300Dポリエステルオックス、PVC (コーナー)

スノーピーク2019年新作アイテムに、リビングシートの姿も!

スノーピーク リビングシート

出典:snowpeak

今年は、お座敷スタイルが流行の予兆!? スノーピークから2019年新作アイテムとして「リビングシート」が、12月22日より発売されます。こちらは、160×300×10(h)cmとさらにコンパクトなサイズ感でフロアアレンジも自由自在!

使い勝手の良いお座敷スタイルを追求すべく、理想のリビングスペースを作り出してみてはいかがでしょう!

スノーピーク リビングシート
●サイズ:160×300×10(h)cm
●収納時サイズ:24×44cm
●重量:1.1㎏
●素材:210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム
製品の詳細はこちら

さて、編集部によるお座敷キャンプ。果たして暖かく快適に過ごせたのでしょうか? 他にもどんなことが良かったかなど、編集部員の所感をまとめてみます。

お座敷キャンプの「良かったこと」まとめ

良かった点① 大人数キャンプも快適

お座敷スタイル

撮影:編集部

インナーに加えて前室のお座敷部分も寝室として使えるので、大人7人での就寝も余裕! 夜は締め切って、暖かく過ごせました。

良かった点② 積載・片付けがめちゃくちゃ楽!

片付け

撮影:編集部

お座敷スタイルにすることで、人数分のチェアを用意する必要がないことも良かったです。いつも通りチェア持って行ってはいたのですが、結果的にテントの外に集められることに……。積載や片付けの面でも大きなメリットを感じました。

良かった点③ 意外に簡単

片付け

撮影:編集部

シートの上にホットカーペットを敷くので、朝シートが結露でびちょびちょになるかと思いきや、そうでもなかったんです。しかもこの日の夜、就寝前から夜中にかけて雨が降っていたのですが、シートの上で横になっていても全く水濡れがありませんでした。設営や撤収も、思っていたよりずっと簡単でしたね。

お座敷スタイルで、冬キャンプに挑戦だ!

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A post shared by すーさん (@aktreturn)

ファミキャンは気候が良い時季限定、冬はソロにシフトするというパターンを内心ちょっぴり残念に感じている方。「お座敷スタイル」を提案してみたら、冬の全員キャンプが叶うかも……!?

冬の富士エリアでキャンプ、どんな感じ?

予想最低気温はマイナス10度……そんな12月のに「ふもとっぱら」に集まった8人のキャンパーたちは、防寒対策バッチリのツワモノだった!

So Warm! “OZASHIKI-STYLE

冬キャンプはお座敷スタイル