電源サイトは消費上限があります
充電に調理器具、暖確保と電源サイトはとても便利。だからこそ、あれこれ持って行きたくなります。しかし、多くのキャンプ場では、1000Wが使用上限なのをご存知でしたか?
電源サイト利用時には、持ち込みアイテムの選定が必要です。今回は電源サイトで使いたいアイテムを「消費電力別」にご紹介します。
まずは電源サイト利用で準備すべき「延長コード」
通常、電源サイトには電源プラグが設置されているだけなので、テント内で電源を使う場合は延長コードが必須。延長コードの長さは10m程度あればGOOD!
ケーブルにつまずかないために、コードの色は明るい色がおすすめです。
kowa ソフトタイプ 延長コード 15A・10m 3ツ口 キイロ
要注意!1000Wぎりぎりアイテム
電源サイトで使いたい定番のアイテムも、物によっては単体で1000W以上になることも!?
要注意アイテムは消費電力を事前に確認しつつ、「小さいサイズ」か「代用アイテム」を使いましょう!
電気ストーブ
暖を取るアイテムのトップは何と言っても「ストーブ」。家で使っている電気ストーブを持ち込もうと考えている人も多いのでは?
しかし、商品によっては1000W超えの可能性も。事前にしっかりチェック!
小さいサイズはこちら
強弱で暖かさを調整できる電気ストーブは、他アイテムと組み合わせて使うことも可能です。
山善(YAMAZEN) 電気ストーブ
代用アイテムはこちら
電気ストーブと比べると、パワーは少し弱いですが、マイナス5度でも使える優れもの。
ユニフレーム ハンディガスヒーターワームII
ホットプレート
ホットプレートは、キャンプでも大活躍してくれるアイテム。でも家で使う大きさのホットプレートは、消費電力が1000Wを超えている物がほとんどです。
小さいサイズはこちら
ファミリーには少し小さいですが、2人までのキャンプなら、充分なサイズ。消費電力は700W。
山善 ミニグリルプレート
代用アイテムはこちら
ガスボンベを燃料にしているホットプレートなら、ブレーカーが飛ぶ心配をすることもなく、食事の時間を楽しめます。
イワタニ 焼き上手さんα
他にもこんなアイテムは要注意!
その他、サイズ的には小さくても、電気ケトルやドライヤー、掃除機、炊飯器、オーブントースター、アイロンなども、持ち込みには注意が必要です。
組み合わせ注意!気にして使いたいアイテム
単体で1000Wなくても、500W前後のアイテムを2以上組み合わせることで、1000Wを超えてしまうことがあるので要注意です。
持ち込む予定のアイテムの消費電力を事前に確認し、上手に組み合わせて使いましょう。
ホットカーペット
電源サイトの定番であるホットカーペットも、サイズによっては500Wを超えることがあるので、他のアイテムと組み合わせる時には注意が必要です。
キャンプでは荷物がかさばらないよう、小さく折りたたんでコンパクトになるタイプを選ぶのがコツですよ!
山善 ホットカーペット本体(3畳タイプ)
たこ焼き器
キャンプで、たこ焼き器を囲んでの「たこ焼きパーティー」は楽しいですよね。たこ焼き器は、ホットプレートと比べると消費電力は少ないですが、それでも消費電力は500W〜800W程度。
他アイテムと併用する時には充分に考えて使いましょう!
アイリスオーヤマ たこ焼き器
消費電力をあまり気にせず使えるアイテム
最後に、消費電力をほとんど気にせずに使えるアイテムをご紹介します。まるで自宅にいるような感覚で使うことができますよ!
電気毛布
電気毛布も暖を取るアイテムとして使いたい物のうちのひとつ。消費電力が多く思われがちですが、実は、50W-90Wと少な目。冬キャンプの寒い日、寝る時に活用したいアイテム。
コイズミ 電気毛布
ノートパソコン・プロジェクター
ラップトップ(ノートパソコン)やプロジェクターを使ってのシアター。ラップトップの消費電力は少なめで、50-150W位。
プロジェクターは、内臓バッテリーの物を使うことで電源の必要は無くなります。
ASUS ZenBeam E1 ポケット LED プロジェクター(小型ミニ)
充電
電源付きサイトだったら、スマホやパソコンの充電も安心。充電する時は、個々でコンセントを使うより、USBポートが複数付いている充電器を使う方が便利。
Anker PowerPort 6 Lite
電源サイトを上手に使ってみよう!
電源サイトは、寒い季節のキャンプで暖を取れるだけでなく、炭や火を起こしたりする手間が省けるアイテムを使えるメリットがあるので、活用したくなりますよね。
消費電力に上限はあるものの、上手に使うことで快適なキャンプ時間を過ごすことができるので、事前チェックを怠らず、工夫して使ってみましょう!
冬キャンプは魅力がいっぱい!
でも何を準備すればいいか分からない! という方はコチラの特集をチェックしてみて!