編集部がアイテムを厳選!!CAMP HACK STORE
ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル

冬だからこそ知っておきたい。意外と奥深い「やかん」の世界

キャンプの湯沸しに欠かせない、やかん・ケトル。何気ないアイテムすぎて特にこだわっていないというのはもったいない!実は見過ごせない魅力がたくさんあるやかん・ケトル。おすすめの商品や材質ごとの特徴、お手入れの豆知識までをご紹介します。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

※記事中に幕内での火器使用のシーンがございますが、個人の責任における使用であり、推奨はしておりません。幕内では、基本的に火器厳禁です。

アイキャッチ画像出典:Instagram by @ tigersk8

冬キャンこそ「やかん・ケトル」が大活躍

冬キャンプ 焚火とやかん・ケトル

出典:purveyors

キャンプに欠かせない「やかん・ケトル」。寒い冬の朝にコーヒーを淹れる、石油ストーブの上にかけてお湯を沸かすなど、冬はとりわけ情緒を感じるアイテムではないでしょうか。

☀junpeiさん(@jundelux)がシェアした投稿


一口にやかんと言っても、銅・アルミ・ステンレス・ホーローなど種類は様々。何を基準にどれを選んだら良いのか、それを知るべくまずは種類ごとの特徴をチェックしてみましょう。

やかん・ケトル、材質ごとの違いは?

頑丈さなら「ステンレス」

アウトドア ステンレスケトル

一年中頻繁にアウトドアを楽しむ方には、耐久性が高く頑丈なステンレス製がおすすめです。物によっては重さが気になりますが、錆びに強く手入れしやすいという点は大きなメリット。

性質の違うアルミ素材などと組み合わされた多層構造のものは、熱伝導性も良いようです。

一生モノにするなら「銅」

ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル

撮影:編集部

4つの材質の中でも一番熱伝導率が良いのが、銅。お湯が沸くのが速いというメリットだけでなく、見た目の美しさも大きな特徴です。

銅製ケトルは職人技によって造られた伝統工芸品も多く、約二万円と他素材より高価なものも。生涯使い続けるという気持ちで選ぶなら、銅製がおすすめです。

軽さ重視なら「アルミ」

トランギアケトル

やかんは短時間の湯沸しに使う程度という方なら、アルミ製がおすすめです。軽く持ち運びやすいアルミは、アウトドアユースにピッタリ。

銅に次ぐ熱伝導率の高さではありますが、変形しやすいので取り扱いには注意ですよ。

雰囲気小物にもなる「ホーロー」

パール金属 ホーロー コーヒーポット

出典:D&Department

レトロなフォルムにワンカラー・絵柄つきのものなどバリエーションも豊富で、置いておくだけで絵になるホーローケトル。急な温度変化で割れてしまったり衝撃に弱いので、持ち運びや扱いには注意が必要です。

和の雰囲気が新鮮な「南部鉄器」

南部鉄器

日本を代表する伝統的なやかん、南部鉄器。湯沸し時に溶出される鉄分により、独特のまろやかなお湯になります。和風キャンプスタイルだけでなく、昨今急増している様々なアイアンギアにも意外と合うようです。


それぞれの特徴を知ったところで、冬キャンはもちろん家でも使いたい、やかん・ケトルを種類ごとにご紹介します!

アウトドアでも家でも使いたい!おすすめの「やかん・ケトル」

ステンレス製

穴虫 Anamushiさん(@katchan_knock_on_wood)がシェアした投稿

☆ ☆ micchy☆☆さん(@4_little_stars)がシェアした投稿


ステンレス製ケトルは、手頃な価格と扱いやすさでキャンプの定番。コーヒーに特にこだわりたい方は、湯量を調整しやすい注ぎ口が細いタイプがおすすめです。

コールマン ファイアープレイスケトル

●サイズ:約13×22×23cm ●重量:約570g ●容量:約1.6L ●材質:ステンレス

タカヒロ コーヒードリップポット 雫

●サイズ:幅236×奥行106×高さ130mm ●重量:314g ●容量:500cc ●素材:ステンレス

銅製

Yoshihito Takimotoさん(@tigersk8)がシェアした投稿

☆ ☆ micchy☆☆さん(@4_little_stars)がシェアした投稿


インスタグラムの「#camphack取材」タグでもかなり多く見かけたのが、ファイアーサイドのグランマーコッパーケトル。ガッシリとした持ち手と真鍮ならではの重厚な雰囲気で、存在感大! 黒く使い込まれたケトルも、味がありますね。

ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル(小)

 

●サイズ:直径180×H240mm ●重量:1100g ●容量:3.3L(満水時)   ●材質:本体/銅(内側スズメッキ)真鍮、ハンドル/ステンレス、木(ブナ)

ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル(大)

 

●サイズ:直径210×H280mm ●重量:1500g ●容量:5.2L ●材質:本体/銅(内側スズメッキ) 真鍮  ハンドル/ステンレス、木(ブナ)

ステンレス+銅

vic2kichijojiさん(@vic2kichijoji)がシェアした投稿


異素材の併せ技が目からウロコな、イーグルプロダクツ。本体はステンレスで頑丈、底部は銅コーティングで熱伝導率が高いという最強アイテムです。男前なデザインもカッコいい!

イーグルプロダクツ キャンプファイアーケトル

 

●サイズ:0.7L / 1.5L / 4.0L ● 素材:ステンレススチール(底部に銅のコーティング)

アルミ製

uminさん(@umin.xx)がシェアした投稿


軽量で持ち運びやすいアルミ製。登山系メーカーには軽くて丈夫なやかん・ケトルがたくさん揃っているので、軽さ重視の方は要チェックですよ!

ホーロー製

tomo3さん(@tomo3family)がシェアした投稿


レトロな雰囲気のあるホーローも人気です。カラーリングのみのシンプルなものから絵柄つきのものまで、デザインも豊富!

パール金属 ホーロー コーヒーポット

 

●サイズ: 幅20.5×奥行11×高さ19.5cm ●重量: 490 g ●容量: 1.1L ●材質 本体・蓋/ほうろう用鋼板

富士ホーロー solid

●サイズ:23.5×18.5×21.5 ●材質:本体/ホーロー用鋼板、ハンドル・つまみ/フェノール樹脂満水容量 ●重量:1.2kg ●容量: 2.3L

南部鉄器

aa_yaさん(@aa8ya)がシェアした投稿


和ギアで統一されたシックなスタイルが好みなら、お湯もぜひ急須で。南部鉄器ならではの凛とした美しさはもちろん、伝統技術による品質もお墨付きです。

【豆知識】やかん・ケトルのお手入れ方法

やかん・ケトルのお手入れ

出典:TOKYO GAS

お持ちのやかん、きちんと洗えていますか? お気に入りのやかんをできるだけ長く使うためにも、やかんのお手入れ方法をチェックしておきましょう。

内側の汚れには「クエン酸」

水1Lにクエン酸小さじ1を目安にやかんに入れ、10分火にかけます。一晩置いてから軽くこすり洗いをすると、注ぎ口や底にたまった汚れがきれいに落ちます。

外側の汚れには「重曹」

やかんの周りにこびりついた油汚れ。重曹の粉を表面にふりかけ、乾いたふきんやスポンジで軽くこすり落とすだけでピカピカに! ※アルミ製のやかんは表面が黒ずんでしまう場合があるのでNG。

やかん・ケトルにもこだわりを!

hebattsuさん(@banidaruma)がシェアした投稿


意外と奥深いやかんの世界、いかがでしたか? 中にはオリジナリティ溢れる″ヴィンテージやかん″もあるようです! 普段何気なく使っているやかん・ケトル、一番活躍する冬にこそ好みのものを探してみてはいかがでしょうか。

「アウトドアのケトル」と言えば

小枝や松ぼっくりなどが燃料となる、アイルランド発祥の「ケリーケトル」。アウトドアならではの原始的な湯沸しにチャレンジしてみませんか?