写風人の駒ヶ根アウトドアライフ#11:焚火で土器と花炭づくり
岐阜在住、駒ヶ根に週末基地「K-BASE」を所有し、自分の好きなアウトドアライフを満喫する写風人さん。CAMP HACKの連載では特にこだわりのある「焚火」について語っていただきます。今回は焚火と深いつながりのある土器や花炭の話です。
2022/09/29 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
写風人
南信州在住の写真家。ファイヤーサイド・グリップスワニーの撮影にも携わる。森で暮らし、薪ストーブは3台を使うヘビーユーザー。薪づくりや焚き火など生活そのものがアウトドアライフ。
写風人のプロフィール
焚火はこんな事にも……
人類が初めて火を利用したのは、山火事などで逃げ遅れた獣が焼け、その香ばしい肉を食べたことに始まると言われています。
やがて人々は土を焼いて器を作り始めました。網目模様が施された縄文土器です。それまでの食生活は生で食べるか、火で炙るしか方法はありませんでしたが、土器の誕生によって、人間は「煮る」という素晴らしい知恵を身につけたのです。
煮ることの最大の効用は、食べやすくなること。そして栄養豊富なスープを楽しめることです。それによって人間は体力と知力を大きく向上させたとも言われています。
焚火と深く結ばれた、土器について
人類最大の発明ともいわれる土器。縄文人の素晴らしい創造性と美意識には大いに興味をそそられます。