車中泊の専門ショップ「コイズミ」に、おすすめの車中泊グッズを教えてもらいました
トランスフォームする軽キャンパー「かるキャン」でおなじみのコイズミ。じつはキャンピングカーだけでなく、車中泊&キャンプ用品を扱うWEBショップ「コイズミダイレクト」も運営しているんです。
そこで、車中泊に役立つ楽しいアイテムを4つ教えてもらいました。まず一つ目は、ライダーやキャンパー暦の長い方にはご存知「アルポット」!
40年間ものロングセラー品!車中泊で使えるアイテムが古典的だけど画期的
発売40年のロングセラーを誇る、内燃式アルコールバーナーとポットのセット「アルポット」(税込8,000円)。
風や気温の影響を受けづらく、とても静か。早朝の釣りや長距離移動の仮眠でお湯を沸かすときに重宝します。
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アルポット
使い方を詳しく見ていきましょう
使い方は簡単です。
ポット部分を取り外せばアルコールバーナーが現れます。約80ccのアルコールをいれて準備OK。内側にアルコールが見えるといれすぎなので、スポイトで取り除いておきます。
ライターで着火! ガスやホワイトガソリンのバーナーとは異なり、燃焼音はなくとっても静かです。
外鍋を台に取り付けます。レバーを使って簡単に固定できるので、ポットがバーナーから落ちることはありません。
あとは内鍋に水を入れて、水気をよく拭き取ってからセット。
安全にお湯を沸騰させられる
800ccの水が約15分で沸騰します。
お湯を沸かすだけでなく、ごはんなら2合まで炊けますし、火を消してからも保温力が高いのでレトルト食品の温めにも重宝します。
ポットには窓が付いていて、ここから炎を確認できます。外に炎が漏れない構造なので、風にも影響がされにくく屋外での使用にはもってこい。
アルコールバーナーの熱源を風に左右されず有効活用するというのは、「アルポット」の他にトランギアの「ストームクッカー」なども似たような構造かもしれません。
お米の炊き方は、少しコツが必要
炊飯はちょっとコツが必要。内鍋にメモリが付いているので洗って浸水しておいた米と水を入れて火に掛けます。
最初は外蓋をはずして内蓋のみをしておきますが、沸騰したら写真のように内蓋もはずします。
通常のクッカーでの炊飯よりも、内鍋のメモリは水が多くなっています。蓋をはずして、盛大に湯気を出して炊飯するからなんですね。
蓋をせず、少し水が残っているくらいの状態まで火に掛けておきます。
最初はどのくらいで火から下ろせばいいのか悩んでしまいますが、香ばしいにおいがしたら水がたくさん残っていても火を止めて外蓋をして蒸らします。
水が多く残っていて不安でしたが、蒸らして、底からさっくり混ぜるとおいしく炊き上がりました。
アルポットの他に、3つのおすすめ車中泊グッズ
① ヒッチモック 3万8685円(税込)
クルマのヒッチメンバー(2インチ)にスタンドとアームを取り付ければ憧れのハンモックチェアに! どこでもリゾートに変身です。ハンモックはメッシュ、ブルー、レッドの3種類から2つを選んで購入できるのもいいですね。
「ヒッチモック」詳細はこちら
② トランスクール 3万9852円(税込)
冷媒ガスを使わず、水とファンからの風で冷やすポータブルクーラー。
約8℃低い風を出すので、冷えすぎないのがポイント。暑がりペットとの旅に重宝しますね。冬は加湿器としても使えます。
狭い車内では外部タンクを使わず、本体のタンクのみでもOK。タンク内に氷をいれておくと、よりクール。
電源はシガーソケットから。別売のコンバーターを使えばキャンプ場のAC100V電源でも利用できます。
「トランスクール」詳細はこちら
③ エネポルタ 3万9000円(税込)
家庭用コンセントで充電、AC100V、DC5Vで出力する小さなポータブル蓄電池。トランスクールと組み合わせると夏のキャンプに重宝しそう! 万一の災害時にも役立つのでひとつ用意するといいかも。
左となりは、パワフルなカセットガスヒーターのカリフォルニア・パティオ(8,000円 税込)です。ジェネレーターとヒートパネル機能を搭載していて、寒い冬でも安定して使えます。
「エネポルタ」詳細はこちら
ひと味違う車中泊グッズたちで、より豊かに!
車中泊のお店にはクルマを積極的に利用できるアイテムがそろっています。キャンプ用品店とはひと味違うユニークな製品を探してみてはいかがでしょう。