非公開のショールーム、内部を少しだけ紹介!
「鹿番長」と親しまれ、勢いに乗っているキャプテンスタッグには、一般ユーザー非公開のショールームがあります。
全国の取引先店舗を招き、実際に商品を手に取ってもらう場で、ここには現行商品はもちろん、プロトタイプまで大量の製品が展示されているんです。
キャプテンスタッグのショールーム。入り口にはアンバサダーである栗田宏武さんによるチェーンソーカービングの鹿が出迎えてくれます。1本の木から作られているなんてスゴイ!
現行品、新製品に並んで、3Dプリントによるサンプルの姿も。
キャプテンスタッグのショールームで新製品を発見
来期発売が決定している「串焼き&焼き過ぎ防止網」。隠れたヒットアイテム「焼き過ぎ防止網」をひっくり返すと串焼きになるというものです。こちらは発泡スチロールで作られたサンプル。
3Dプリントがない時代は、こうやってサンプルを作っていました(キャプテンスタッグ 高波洋介さん)
ひときわ目立っていたのが、こちらの新ブランド「CSブラックラベル」。
オールブラックではなく、木など異素材を組み合わせて存在感をましています。(高波さん)
なぜ「ブラックラベル」が誕生したのか
CSブラックラベルは、じつはキャプテンスタッグ直営ショップ、WEST(新潟県三条市五明24 https://www.west-shop.co.jp)からの発案。
店舗スタッフから「黒いアイテムが売れているから、黒いファニチャーやタープを作ってほしい」という要望を受け、シリーズを製作したそうです。
ちなみに、WESTは1998年からスタートしていてフロアの大半が他社ブランド。2017年4月に初めてキャプテンスタッグ・ベースというショップインショップがもうけられました。
もちろん、ショップからの提案だけではCSブラックラベル発進とはなりません。
ある人気アウトドアウェアブランドの限定シェラカップを当社が製作することになったんですが、それがシェラカップでは珍しい黒色。試しにWESTでブラックシェラカップを販売したところ、ほかのカラーよりもダントツで売れるわけです。
と高波さんが言うとおり、実績があってこそ。
シェラカップは色によって焼き付け温度が異なり、ブラックはなかなか手間も費用もかかるんですが、カラーシェラカップは均一プライス。同社らしい心意気ですね。
来年が楽しみなCSブラックラベルの新製品
CSブラックラベルのラグ。幾何学模様をモノトーンにすることで、いろいろなキャンプスタイルと合わせやすくなっています。ここにはないんですが、同柄のハンモックも用意されているようです。
こちらは黒いカートを載せたフリーボード。どちらも2017年のヒット商品で、色を変えることで大人な印象になっています。フリーボードは新鋭デザイナー、HOTAKAさんによるもの。
プリントではなく、板を手塗りでペイントして、それを組み立てているのでかすれ具合、木目や木の地色の違いなどによってそれぞれ表情が違います。HOTAKAさんは“適当に塗り分けました”と言っていましたが、ベトナム工場に白、水色の板をどこにはめ込むか指定しています。(高波さん)
来春から本格始動するCSブラックラベルですが、今秋、アルミ背付きベンチとキャンピングベッドが先行発売中!
インスタユーザーで人気の「バトン」には「#ブラックバトン」もあり、「CSブラックラベル」の発売と相まって、ますますキャンプアイテムのブラック化は加速しそうですね。
キャプテンスタッグ アルミ 背付き ベンチ CSブラックラベル UC-1660
キャプテンスタッグ キャンピングベッド CSブラックラベル UB-2004