車内スペースをもっと有効活用してみない?
いざキャンプに行こうと準備を始めると、「この荷物を全て車に載せられるのかな……。」と途方にくれることってありますよね。
かといって車の積載スペースを増築するルーフボックスやヒッチキャリアは、車外スペースに対してギアを積むことに抵抗があったりと少しハードルが高い印象。
そこで今回は限られた「車内スペース」に限定して収納スペースを増やすテクニックをご紹介!
あの手この手を使えば、見違えるほど快適に積載ができるようになります。実際のキャンパーさんのリアルな積載術も参考にしてみてくださいね。
「あれどこだっけ?」を減らすトランクスペースの収納アイテム
トランクへの収納は積み重ねていくことになるため、一番下や中間層の出し入れは至難の技。そんな悩みを解決しながらトランクスペースを快適にしてくれるテクニックをご紹介。
DOD「グッドラック」シリーズでスペースを賢く節約
DODのグッドラック シリーズは、そのままギアとしてはもちろん車内でラックとしても使える一石二鳥なアイテム。現在はソファとテーブルがラインナップしています。
そのままトランクへ載せるだけで、ご覧の通りラックに早変わり! 耐荷重も30Kgと安心して積み込むことができます。簡単にスペースを確保できるので、初心者さんにもオススメです。
DOD グッドラックテーブル
DOD グッドラックソファ
簡単にカスタマイズするなら、イレクターパイプを駆使しよう!
「手軽な市販品もいいけど、自分の車に合わせてカスタマイズしたい!」という人は、イレクターパイプ で簡単DIYがオススメです。サイズ・大きさともに自由に作ることができます。
イレクターパイプって?
イレクターパイプとは、各種様々なサイズのパイプとジョイントパーツを組み合わせることにより、あなたのアイディアを形にしてくれる頼もしいDIYパーツ。
収納ラックの他にもテーブル・椅子など幅広く製作できる優れものです。それでは、参考にキャンパーさんによる制作の様子をお届けします!
1.完成イメージを考え、採寸サイズを決定する。
まずは、どんな棚を作るのか具体的に考え完成品をイメージします。今回は上記写真(完成図)VOXYのトランクにぴったりサイズ棚のフレーム部分を製作していきます。
完成品をイメージできたら、トランクにぴったりサイズになるように採寸していきます。
ただし、トランク内には凹凸があるため全てフラットではないことを忘れずに考慮してくださいね!
2.イレクターを組み立てる
作りたいサイズに合わせてイレクターパイプとジョイントを用意し組み立てます。
3.連結部分を接着すれば、すっきりスペースの完成!
組み立ててサイズ等に問題がなければ、パイプとジョイント部分を接着してフレームの完成です!
いかがでしたか? 釘やネジを一切使わないDIYなので、寸法や形が決まれば女性でも子どもでも作ることができます。自分が欲しいサイズのギアが見つからない人は、ぜひチャレンジして欲しいDIYです。
ヤザキ Φ28イレクターパイプ 900mm
ヤザキ Φ28イレクタープラスチックジョイント
この手があった!インテリアバーの活用法
次はデッドスペースでもあり、盲点でもあった天井スペースを上手に活用した収納テクニックをご紹介します。取り付け方法も簡単なので、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
インテリアバーって?
インテリアバーは、簡単に言うと「車用の突っ張り棒」のようなものです。バー自体が伸び縮みするので、自分の車の幅にピッタリと合わせて設置する
インテリアバーにプラスしてネットなどを上手に活用すれば積載スペースがぐんっと広がります。
詳しい設置方法はこちら
全工程写真付きでご紹介! チェア やランタンポール など細長いギアの積載は頭上スペースが使えますよ。
クレトム インテリア・バー
クレトム 車内積み専用パーツ
クレトム 前後取り付けパーツ
プラスで最強形態!すぐ活用できる便利な小物収納グッズ
さらに小物収納アイテムも合わせて使用すれば、収納力2割増しです。簡単に取り付けられるものばかりなので、ぜひ使用してみてくださいね。
槌屋ヤック ヘッドレストバー
ヘッドレストに取り付けることができるヘッドレストバー。前後に取り付けて釣竿を収納したりと幅広いシーンで活躍します。
槌屋ヤック ヘッドレストバー
COZYSWAN シートバックポケット
車の中で散らかりがちな小物を収納できる便利アイテム。シートに掛けるだけの簡単設置です。
COZYSWAN シートバックポケット
これは盲点!?「ゴミ」の収納スペース
キャンプを終えて荷物も積み終わってさあ出発! という段階でゴミ袋を積むスペースが無いことに気づいたり……。忘れてしまいがちですが、ゴミを持ち帰るルールのキャンプ場を利用する場合は、このスペースを空けておくことも大事です。
トランクに積み込めない場合、スペアタイヤやラダーが付いている車種であれば車外に取り付けられるバッグを使ったり、ルールラックがあれば大型の防水トートに入れて載せて持ち帰る方法もありますよ。
トラッシャルーバッグ
Sokaiwheel 折りたたみ式トートバッグ
キャンパーたちのリアル積載テクニックがすごい!
それでは、専用アイテムを使わなくてもオリジナルアイテムやテクニックを駆使しながら、上手にギアを積み込んでいるキャンパーさんたちの実例をチェックしていきましょう!
こちらは自作テーブルを上手に活用した積載方法です。キッチンテーブルとしてまた車載用の棚として使用。棚は手持ちのギアのサイズも考慮されているので、まさにジャストフィット!
据付の台+テーブルの三段仕様にして積み込んでいるので、出し入れのしやすさが魅力的な積載。全体的にギアの雰囲気も統一されていて、見た目にもオシャレ感漂う積載テクニックですね。
車内も車上もフルで有効活用しているキャンパーさんです。無印良品の頑丈ボックスとテーブルをうまく上手く活用して多くのギアを余すことなく積載しています。
でも、やっぱり車外の積載も気になる!
様々な「車内」の積載テクニックを紹介してきました。でも「やっぱり車外の積載も気になる……!」という方にはこちらをご参考に。
積載スペースを一気に増築したい方にオススメ「ルーフボックス」
荷物の積み下ろしがしやすい「ヒッチキャリア」
見た目もキレイで気分もスッキリ!
キャンプギアの積載には、キャンパーたちの美学が詰まっています。
何度もキャンプに行き、さまざまな経験をすることで上手になっていくものなので、初心者さんや整理整頓が苦手な人はお助けアイテムを活用するのが一番の近道です。安心して積載できる環境を整えて、楽しいキャンプへ出掛けましょう!