肌寒さを解消する「ちょっとした工夫」
夕方からかなり冷え込んでくる秋冬のキャンプ。日中と寒暖差があるだけに、どの程度の防寒対策が必要なのか難しいですよね。そんな時は、調節がきく″小技″で対応。寒さを解消してくれる、ちょっとした工夫をご紹介します!
寒さを和らげる「小さな10のテクニック」
1. チェアにブランケットを敷く
日が暮れてきてオープンタープの下で座っていると、スースーして寒い……という時。ブランケットを敷いてその上に座ると、背後からの冷気をガードしてくれます。膝上にかけるよりも効果的なときもあるので、これは是非覚えておいてくださいね。
ペンドルトン オーバーサイズ ジャガードタオル
2. 即席ゆたんぽ
これといった防寒グッズがないなら、最後に空いた”暖かい飲み物用のペットボトル”にお湯を入れ、簡易湯たんぽを用意(タオルで巻くと保温性アップ。暖かい飲み物用のペットボトルでも熱湯は不可)。あらかじめ寝る前からシュラフに入れておけば、最初から温かい状態ですぐに寝付くことができます。
3. 足元の防寒
意外と盲点なのが、下からの冷え。逆に言えば、足元や節々さえガードしていれば、着込まなくても案外暖かいもの。
秋冬のキャンプは、足首まで包んでくれるアウトドアブーツがおすすめです。スニーカーより断然暖かい!
お座敷スタイルのテント内でリラックスしたい時。夏のように裸足や靴下では冷えてしまうので、テントシューズがあると安心です。秋口なら、足首まですっぽり包むタイプより脱ぎ履きしやすいスリッポンタイプも便利ですよ。
また、就寝時もダウンシューズがあると無いとでは寝心地がまったく違うので、マストアイテムとして覚えておきましょう。
ノースフェイス コンパクト モック
4. 首元はネックウォーマーで防寒
同じく、首元を暖めてくれるネックウォーマーも効果的。こういった小物での対策は、かさばる上着を持っていくより荷物も少なくて済みますね。
ノースフェイス リバーシブル ネックゲイター
●素材:PERTEX QUANTUM
5. 指先が出し入れできる手袋が便利
設営に料理にと何かと作業の多いアウトドア、手元は自由に使えたほうが便利です。というわけで、しっかり防寒しつつ指先が出し入れできるタイプの手袋がおすすめ!
6. 慣れていない人は、まずはスノボウェアで代用してみる
どの程度の防寒着が必要か、イマイチ見当がつかないビギナーの方。わからないままアウトドア用のレインウェア上下セットなどを買わなくとも、あればスノボ・スキーウェアでも代用がききますよ。
7. 地面からの冷気対策
チェアや靴と同様、寝る時も床下の防寒対策を。マットの下に銀マットや段ボールを敷いて、地面の冷気を遮断するのは、寒い季節の基本!
銀マット FSJキャンプマット
8. コットをベッドに
床からの冷気を遮断できる「コット寝スタイル」も有効。高さのあるコットの場合は、下に荷物を入れて隙間を埋めるとさらなる冷気対策に。防寒だけでなく、寝心地の面でもおすすめです。
DOD バッグインベッド
9. 電源サイトという選択
念には念を入れてホットカーペットや電気ストーブを持って行きたいなら、電源サイトを検討するという手も。テント内やタープ下が暖かければ、多少薄着でも大丈夫!
10. 体が温まるメニュー
身体を芯から温めるスパイシーな料理は秋冬にピッタリ! みんなでほっこりできるお鍋や、翌朝にアレンジしやすいスープ料理もおすすめですよ。
秋冬キャンプの寒さは「小さな防寒」で乗り切ろう!
気温がグッと下がる秋冬は要注意。特にビギナーの方は「初めての秋冬キャンプ、思ったより寒くてもう行きたくない」なんて残念なことにならないように、最低限の防寒対策は忘れずに!
この秋に行くキャンプ場をお探しなら
そろそろ紅葉のベストシーズン。この季節にしか出会えない風景、見逃さないよう秋のキャンプ場へ出かけよう!