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モーラナイフのおすすめ25種類!選び方や使用シーンにあったモデルとは

モーラナイフのおすすめ25種類!選び方や使用シーンにあったモデルとは

アウトドアで定番のモーラナイフですが、種類が多すぎて何を選べばいいか悩みますよね。

そこで今回は、モデルごとの特徴や選び方を徹底解説するとともに、「バトニング」や「フェザースティック作り」など目的別のおすすめ25モデルをご紹介します!

目次

アイキャッチ画像出典:Instagram by @morakniv

モーラナイフはなぜ人気?多くの人が絶賛する理由とは

モーラナイフと木材

出典:Amazon

モーラナイフは19世紀末にスウェーデンで創業した、老舗ナイフブランド。同社のナイフは、キャンプをはじめとしたアウトドアにおける定番として、非常に高い人気を誇るアイテムです。

ラインナップが豊富なため希望通りのナイフが見つかりやすいほか、堅牢かつ実用的でありながら価格が安く、コストパフォーマンスの高さにも定評があります。これこそが、数多くのキャンパーから絶賛される理由です。

そして、威圧感のないデザインはファミリーが多いキャンプ場でも使いやすく、豊富なカラー展開により自分の好みにあわせて楽しめる点も魅力の一つ。初心者からベテランまでが満足できる、優秀なナイフがそろっています。

モーラナイフの選び方|重点的にチェックしたい4つのポイント

岩の上に置かれたさまざまな種類のモーラナイフ

モーラナイフは種類が豊富なだけに、どれを選ぶべきか迷いがちです。以下の4つのポイントに注目して選ぶことで、用途に適したナイフを手に入れることができます。

4つのチェックポイント
1.刃の素材に注目しよう
2.刃の形状を確認しよう
3.グリップの素材も確認しよう
4.付属品をチェックしよう

1. 刃(ブレード)の素材に注目しよう

オレンジ色のモーラナイフ

モーラナイフを選ぶときは、まず「刃の素材」に注目してみましょう。刃の素材は「ステンレススチール」と「カーボンスチール」の2種類あり、それぞれの特徴を知ることが大切です。

ステンレススチール

ステンレススチールのモーラナイフ

出典:Instagram by @morakniv

ステンレススチールがもつ最大の特徴は、錆びにくく、メンテナンスが簡単なところです。ナイフを衛生的な状態に保ちやすく、水気のある食材や魚を扱う調理用のナイフとして、最適な素材といえます。

カーボンスチールとくらべて素材自体がしなやかで、刃こぼれが発生しにくいのもメリットです。

メンテナンスに気を使わなくてもいいナイフが欲しい方や、ナイフの扱いに慣れていない方には、 ステンレスの刃を採用したモデルをおすすめします。

カーボンスチール

カーボンスチールのモーラナイフ

出典:Instagram by @morakniv

カーボンスチールはステンレスより硬度が高い素材であり、鋭い切れ味が特徴です。

ステンレスより研ぎやすいのもメリットで、カミソリのような切れ味も、比較的簡単に実現できます。その反面、錆びやすいデメリットがあるため、適切な管理が必要です。

切れ味を重視したい方や、メンテナンスも楽しみたい方には、カーボンスチールの刃を採用したナイフが適しています。

2. 刃の形状を確認しよう

刃渡りが大きいモーラナイフ

素材のほか「刃の形状」も注目したいポイントです。タングの形状や刃の厚さ・長さの違いによって特徴が異なるので、用途に適したものを選びましょう。

タング

ナロータングのモーラナイフの説明

出典:Amazon

タングとは、刃がついている金属板のうち、グリップで隠れている部分のことです。

さまざまな分類の仕方がありますが、ブレードと同じ幅でグリップの後端まで通っている「フルタング」や、ブレードの幅より狭く小さい「ナロータング」などがあります。

フルタングはもっとも頑丈なタイプで、バトニングのような力を入れる作業におすすめです。ナロータングは強度では劣るものの、軽量で扱いやすい特徴があります。

厚さ

モーラナイフでキノコを切る

出典:Instagram by @morakniv

モーラナイフの刃の厚さは、2.0mmほどの薄いものから、3.2mmほどの厚いものまで幅があります。

基本的には、刃が厚いナイフのほうがバトニング向きです。刃の耐久性が高いため安心して使えるほか、木の割れ目を広げながら刃が食い込んでいく“くさび”と同様の効果が得られます。

刃が薄いナイフは、食材のカットなどの細かな作業に最適です。耐久性において劣る反面、切れ味を鋭くしやすい点、ナイフ自体が軽い点において有利です。

ハードな扱い方を想定しているなら、刃が厚いナイフを。 そうでない場合は、ほどほどの厚さの刃が備わったナイフを選びましょう。

長さ

苔が生えた木の上に置かれたモーラナイフ

出典:UPI

モーラナイフは刃の長さが10cm前後のモデルが主流ですが、なかには5cm程度の短いモデルもあります。

刃が短いものは細かな作業に対応しやすく、携帯しやすいのがメリットです。モーラナイフの製品には、クッカーに収納できる小型のナイフもあります。

いっぽうでバトニングや食材のカットにおいては、刃がある程度長いナイフが適しています。想定している用途に対して、刃が長すぎず、かつ短すぎないナイフを選ぶことが大切です。

3. グリップ(ハンドル)の素材も確認しよう

5色のモーラナイフ

グリップの握りやすさは、作業効率や安全性にも影響する、非常に重要なポイントです。

刃と同様に「グリップの素材」によっても特徴が変わるため、基本的な違いを理解しておきましょう。

ラバー

柄がラバーのモーラナイフ

出典:UPI

モーラナイフにおいては、ラバーを用いたグリップが主流です。

ラバーグリップは、ほかの素材のグリップよりしっかり握れるため、刃がぶれたり手からすっぽ抜けたりしにくいため、ナイフを安全に扱えます。さらに気温の低い環境では、冷たさを感じにくいというメリットもあります。

またグリップの形状も秀逸で、手に吸い付くような感触を得られる作りになっています。

プラスチック

柄がプラスチックのモーラナイフ

プラスチック製グリップは、ラバーに比べて少し硬めの握り心地が特徴です。

軽量で強度が高いというメリットの半面、素手で強く握り続けるとマメができる場合もあるため、慣れが必要です。

また、プラスチック製のグリップを採用したナイフは価格が安い傾向があります。汚れに強いのも、プラスチック特有の魅力です。

柄が木のモーラナイフ

出典:Instagram by @morakniv

木製のグリップを採用したナイフは、優しい握り心地、美しい木目、おしゃれなデザインが魅力的です。

モーラナイフのクラシックシリーズには、樺材に赤い塗料をほどこした、ヴィンテージ感のあるグリップが採用されています。使い込むほどに味わいが増していくのも、ラバーやプラスチックにはない面白さです。

道具を育てるのが好きな方や、クラシカルな雰囲気を好む人には、木製のグリップがついたモデルをおすすめします。

4. 付属品をチェックしよう

さまざまな付属品がついているモーラナイフ

モーラナイフをより便利に使用できる付属品もポイントです。以下のような付属品があれば、アウトドアでの活用の幅がさらに広がります。

ファイヤースターター

ファイヤースターターがついているモーラナイフ

ファイヤースターターとは、たとえるなら現代版の火打ち石。マッチやライターを使わずに火起こしができる、便利な道具です。

サバイバル仕様のモーラナイフに付属しているモデルが多く、ブレードの背とファイヤースターターを強くこすることで、火花を飛ばすことができます。

なお、ナイフ単体で見る場合にはファイヤースターターに対応するモデルと、対応しないモデルがある点に注意しましょう。

マルチマウントシース

モーラナイフのマルチマウントシース

出典:UPI

マルチマウントシースとは、さまざまな場所にナイフを固定できるシース(鞘)です。モーラナイフが取り扱うシースのなかで、とくに機能的なアイテムといえます。

パンツのベルトはもちろん、バックパックのショルダーストラップなどにも装着可能です。多彩な装備方法を実現できるため、高い頻度でナイフを使用する方ほど便利に感じられるでしょう。

ベルトループ

モーラナイフのベルトクリップ

出典:楽天市場

シースにベルトループが付属しているモデルもあります。装着する場所は限られますが、常に身に付けておくことができるため、頻繁にナイフを出し入れするブッシュクラフトキャンプに便利です。

構造がシンプルなだけに扱いやすいほか、スッキリとしていてかさばらないメリットもあります。

パラコード

パラコードのついたオーラナイフのケース

出典:Instagram by @morakniv

パラコードとは「パラシュートコード」の略語であり、もともとパラシュートの吊り下げラインとして使われるほど軽量で強度に優れたロープのことです。

首に提げられるネックナイフ用のロープや、補助ロープとして便利に使用することができます。

ダイヤモンドシャープナー

モーラナイフのダイヤモンドシャープナー。

出典:UPI

ダイヤモンドシャープナーは、ナイフの切れ味が悪くなってきたときに刃を研ぐことができるアイテムです。切れ味が悪くなったと感じたら、その場でスピーディーに復活させられます。

キャンプでナイフをよく使う方や、バトニングのようなハードな使い方をする方は、ダイヤモンドシャープナーがあると重宝するはずです。

目的別おすすめモーラナイフ25選

モーラナイフを鞘から出す

出典:Instagram by @morakniv

モーラナイフは、アウトドアにおけるさまざまな用途で大活躍するアイテムです。そしてモーラナイフの主な使い方の例として、以下が挙げられます。

モーラナイフのおもな使い方
●バトニング
●フェザースティック作り
●ファイヤースターターでの火起こし
●料理や釣り
●ウッドカービング
ここからは、それぞれの使い方に適したナイフを見つけるポイントや、おすすめのモデルをご紹介します!

バトニング(薪割り)におすすめのモーラナイフ3選

モーラナイフでバトニング

出典:Instagram by @morakniv

バトニングとは、ナイフで薪を割る技術のことです。薪を細く割り、着火しやすい状態にすることが目的で、焚き火やブッシュクラフトを楽しむうえで役立ちます。

▼バトニングの方法を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!

「バトニングに使いやすいナイフ」を見つけるポイント

バトニングで使用するためのナイフを購入する際は、以下のポイントを基準にして選びましょう。

●刃に十分な長さがある(目安:10cm以上)
●刃に十分な厚さがある(目安:2.5mm以上)
●バトニングに耐えられる強度がある
●しっかり握れるグリップが備わっている
●フルタング構造のナイフが理想的

バトニングはナイフの破損やケガのリスクがある点に注意

バトニングは焚き火をする際に役に立つ技術ですが、その反面、リスクがともなう行為であることを意識しておきましょう。

場合によってはナイフを破損させたり、自分や周囲の人が怪我を負ったりする可能性もあります。事前にバトニングの正しい手順を知っておき、安全に最大限配慮したうえでおこないましょう。

この使い方におすすめのモデル

モーラナイフ|MORAKNIV コンパニオン ヘビーデューティー

全長22.4cm
ブレード長さ10.4cm
ブレード厚さ3.2mm
重量101g
素材【ブレード】カーボンスチール
【グリップ】ラバー
刃の厚さが3.2mmと十分にあり、バトニング用として最適なカーボンスチール製ナイフ。メンテナンスの手間は多少かかるものの、自分で研ぐのが簡単で、長く愛用できます

TPEラバー製のグリップを採用しているため手に馴染みやすく、安定した状態で作業できるのも利点です。タフに使用でき、かつお手頃価格のモーラナイフをお探しの方におすすめします。

モーラナイフ|MORAKNIV ガーバーグ マルチマウント

全長22.9cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ3.2mm
重量170g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】ポリアミド
タング構造としてもっとも頑丈な「フルタング」を採用した、モーラナイフ唯一にして、最高峰のナイフ

高品質なステンレスを採用した厚さ3.2mmブレードは、非常に優れた耐久性を誇ります。さまざまな場所に装着できるマルチマウントシースも便利で、バトニングに使用するナイフとして文句なしのイチオシモデルです。

モーラナイフ|MORAKNIV ブッシュクラフト ブラック

全長23.2cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ3.2mm
重量123g
素材【ブレード】カーボンスチール(ブラックコーティング)
【グリップ】ラバー
同シリーズのなかで人気の高い、刃厚3.2mmのカーボンスチール製ナイフ。切れ味の良さと、研ぎやすさを兼ね備えています

「DLCコーティング」がほどこされた黒いブレードは、無加工のカーボンスチール製ブレードより錆に強く、見た目もスタイリッシュ。ベルトループとクリップを備えたシースが付属しており、効率良くブッシュクラフトを楽しみたい方におすすめです。

フェザースティック作りにおすすめのモーラナイフ8選

モーラナイフでフェザースティックを作る

出典:Instagram by @morakniv

フェザースティックとは、木の枝や細く割った薪の表面をナイフで薄く削り、着火しやすいように加工したものです。

見た目が羽毛のような形状になることから「フェザースティック」と呼ばれます。

▼フェザースティックの作り方を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!

「フェザースティック作りに使いやすいナイフ」を見つけるポイント

フェザースティックの作りやすさを重視したい場合は、以下のポイントを参考にしてナイフを選びましょう。

●バトニング用のナイフをそのまま使ってもOK
●刃は薄すぎず、厚すぎないものが適している
●刃の長さがほどほどのものが扱いやすい
●手によく馴染むグリップが備わっている
●フルタングである必要はない

この使い方におすすめのモデル

モーラナイフ|MORAKNIV ガーバーグ スタンダード

全長22.9cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ3.2mm
重量170g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】ポリアミド
フルタングを採用したガーバーグシリーズのなかで、もっともシンプル、そしてもっともお手頃なモデル。バトニング用と兼用するナイフとして適しています。

グリップの素材として強靭なポリアミドを採用している点も、ガーバーグならではの強み。ステンレス製の刃を採用しているため錆に強く、メンテナンスが簡単で、初めてのナイフとしてもおすすめできます。

モーラナイフ|MORAKNIV コンパニオン

全長21.9cm
ブレード長さ10.4cm
ブレード厚さ2.5mm
重量84g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】ラバー
モーラナイフのベストセラーであり、コンパニオンシリーズにおけるベーシックモデルとして人気のナイフ。

手にフィットするTPEラバーグリップを採用しており、まるで腕の一部になったかのようなグリップ感を得られます。オールラウンドに使えるモーラナイフ製品をお探しの方におすすめです。

モーラナイフ|MORAKNIV カンスボル スタンダード

全長22.6cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ2.5mm
重量100g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】TPEラバー、ポリプロピレン(中央部)
オールラウンドに使用できるモデルとしては、カンスボルもおすすめです。刃の厚さが手前側と先端側で異なる、独特なブレードを採用しています。

刃が厚い部分はハードな扱いに耐える強さがあり、刃が薄い部分は細かな作業に適した仕様。フェザースティック作りにおいても、刃の厚さの違いを利用した、テクニカルなナイフワークを実現できます。

モーラナイフ|MORAKNIV ベーシック511

全長20.6cm
ブレード長さ9.1cm
ブレード厚さ2.0mm
重量78g
素材【ブレード】カーボンスチール
【グリップ】プラスチック
重量約78g(ナイフのみ)と非常に軽く、薄めの刃を採用していることから、細かな作業に適したモデル。

ウッドクラフト用のナイフとして人気があり、同様に木を削るフェザースティック作りにうってつけのナイフといえます。価格は1,480円と、モーラナイフのラインナップのなかでもとくに低価格です。

モーラナイフ|MORAKNIV プロ ロバスト

全長20.6cm
ブレード長さ9.1cm
ブレード厚さ3.2cm
重量100g
素材【ブレード】カーボンスチール
【グリップ】ラバー
厚さ3.2mmのカーボンスチール製ブレードに、グリップ力に優れるラバーグリップを採用した、屈強で万能なナイフ。ブレードの長さが9.1cmと短めで、細かい作業で扱いやすいのもポイントです。

フィンガーガードを装備しているため、力のかかる作業においても安心。バトニングからブッシュクラフト、DIYまでこなせる、汎用性の高いナイフをお探しの方におすすめです。

モーラナイフ|MORAKNIV ブッシュクラフト エキスパート

全長23.2cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ3.2mm
重量123g
素材【ブレード】カーボンスチール(ブラックコーティング)
【グリップ】ラバー
高強度なナイロン素材に、プラスチック製のシースを装着した「ヘビーデューティーナイロン モールシース」が付属。ベーシックモデルより、多彩な装備の仕方に対応するナイフです。

厚さ3.2mmのブレードと握りやすいグリップを備えた同モデルは、バトニングに使える耐久性をもちつつ、フェザースティック作りのような繊細さが求められる操作にも適しています

モーラナイフ|MORAKNIV スカウト 39 セーフ

全長18.1cm
ブレード長さ8.6cm
ブレード厚さ2.0mm
重量75.3g
素材【ブレード】リサイクルステンレススチール
【グリップ】白樺
子供用のアウトドアナイフであり、モデルチェンジを遂げたばかりの新製品。怪我を防止するフィンガーガードや、刃先を丸めたブレードなど、使用者の安全に配慮した設計です。

子供用とはいえ、妥協のない作りはさすがモーラナイフ。自然味あふれる白樺のグリップや、丁寧に作り込まれたレザーシースを備え、子供にとって特別感のある体験を提供します。

モーラナイフ|MORAKNIV エルドリス スタンダード

全長14.3cm
ブレード長さ5.9cm
ブレード厚さ2.0mm
重量80g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】TPEラバー、ポリプロピレン(中央部)
刃が5.9cmと短く、ポケットに入るほどコンパクトなナイフ。すでにご紹介したカンスボルのように、刃先に向かって薄くグラインドしているのも特徴のひとつです。

ブレードが小さい反面、グリップは成人男性でもしっかり握れるサイズに作られています。クッカーにも収納できるため、可能な限り荷物をコンパクトにしたい方に最適な1本です。

▼モーラナイフのエルドリスを詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!

ファイヤースターターでの火起こしにおすすめのモーラナイフ5選

モーラナイフとファイヤースターターで火起こし

出典:Instagram by @morakniv

ファイヤースターターでの火起こしは、多くの人が一度はあこがれるもの。なかでもナイフの背を利用した火起こしは、キャンプのベテランを思わせるカッコいいスキルです!

▼ファイヤースターターでの火起こし方法を詳しく知りたい方はこちらの記事と動画もおすすめ!

「 ファイヤースターターでの火起こしに使いやすいナイフ」を見つけるポイント

ファイヤースターターとナイフで火起こしをしたい場合は、以下のポイントを満たすモデルがおすすめです。

●刃の背が直角に削られており、角が立っている
●専用のファイヤースターターを装備している

この使い方におすすめのモデル

モーラナイフ|MORAKNIV ガーバーグ ブラックカーボン サバイバルキット

全長22.9cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ3.2mm
重量170g
素材【ブレード】カーボンスチール(ブラックコーティング)
【グリップ】ポリアミド
ガーバーグシリーズのなかで、とくにサバイバルでの実用性が高められたモデル。ファイヤースターターとダイヤモンドシャープナーを搭載した、多機能さが強みです。

フルタングのカーボンスチール製ブレードは、錆が発生しにくいブラックコーティング仕様。ちょっとしたブッシュクラフトからハードなサバイバルまでこなせる、本格的なナイフです。

モーラナイフ|MORAKNIV ブッシュクラフト サバイバル

全長23.2cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ3.2mm
重量123g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】ラバー
モーラナイフの人気シリーズであるブッシュクラフトに、ファイヤースターターとダイヤモンドシャープナーを装備。

人差し指の部分に設けられたフィンガーグルーブにより、優れた操作性を備えている点も特徴的です。デザートカラーを選べるのも、ブッシュクラフトならでは。

モーラナイフ|MORAKNIV カンスボル サバイバルキット

全長22.6cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ2.5mm
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】TPEラバー、ポリプロピレン(中央部)
軽量かつ丈夫で、オールラウンドに使えるカンスボルシリーズのサバイバルキットモデル。2種類の素材から作られたグリップが、堅牢さと握り心地の良さを両立しています。

ブッシュクラフトから火起こし、食材のカットなど、マルチに使えるナイフをお探しの方におすすめしたいモデルです。

モーラナイフ|MORAKNIV エルドリス ネックナイフキット

全長14.3cm
ブレード長さ5.9cm
ブレード厚さ2.0mm
重量80g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】TPEラバー、ポリプロピレン(中央部)
可愛らしくて超実用的な「エルドリス」に、首から提げて携帯するための装備をプラス。特別感のある、専用のファイヤースターターも付属します。

バトニングをしないのであればこれ1本でなんでもこなせてしまう、まさに優等生。ほかのモデルとあわせて所有しておくのにも便利なナイフです。

モーラナイフ|MORAKNIV コンパニオン スパーク

全長23.8cm
ブレード長さ10.4cm
ブレード厚さ2.5mm
重量92g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】ラバー
ほかのモデルと異なり、ファイヤースターターをグリップに内蔵。サイズアップすることなく、多機能化に成功している製品です。

リフレクション機能付きのパラコードが付属し、ファイヤースターターに取り付けると紛失を防げるように配慮されています。

▼モーラナイフのコンパニオン スパークを詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!

料理や釣りにおすすめのモーラナイフ4選

モーラナイフでサーモンを切り身にする

出典:Instagram by @morakniv

モーラナイフは、アウトドアで料理をするときに肉や野菜をカットしたり、釣り上げた魚をさばいたりするときにも便利です。フルーツの皮むきやバターナイフの代用など、幅広い用途に使えます。

「 料理や釣りに使いやすいナイフ」を見つけるポイント

料理や釣りを快適におこなうにも、やはり適切なナイフ選びが肝心です。以下のポイントをもとに選びましょう。

●刃が薄めのナイフのほうが食材を切りやすい
●刃が長めだと、大きな食材にも対応できる
●作業と調理で兼用するかどうかも考慮すること

この使い方におすすめのモデル

モーラナイフ|MORAKNIV エルドリス ライトデューティー

全長14.3cm
ブレード長さ5.9cm
ブレード厚さ2.0mm
重量80g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】TPEラバー、ポリプロピレン(中央部)
キャベツなどの大きな食材を切らないのであれば、この「エルドリス ライトデューティー」でも十分にこなせます。ブレードがステンレス製のため、酸性のフルーツを切っても簡単に錆びることはありません

キャンプ以外にも、ガーデニングやダンボール箱の開封など、日常の何気ない場面でも大いに役立ってくれることでしょう。釣り用のナイフとしても、この小ささが武器になります。

モーラナイフ|MORAKNIV クラシック 2

全長25.0cm
ブレード長さ10.5cm
ブレード厚さ2.5mm
重量72g
素材【ブレード】カーボンスチール
【グリップ】樺材
赤い樺材のグリップが美しく、クラシカルで気品あふれる逸品。100年以上にわたり愛され続けてきたシリーズで、2020年にリニューアルを遂げました。

ナイフ本体の魅力もさることながら、手の込んだデザインのシースにもご注目。古き伝統が色濃く残る土地、スウェーデン・ダーラナ地方の盾の模様があしらわれています。

モーラナイフ|MORAKNIV フィッシング コンフォート スケーラー 098

全長21.4cm
ブレード長さ9.8cm
ブレード厚さ2.0mm
重量72g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】ラバー
ブレードの背に鱗取りを備えた、便利なフィッシング用ナイフ。先端が尖った細身のブレードは、釣った魚をその場で締めるのにも適しています。

グリップに目立つ色のパーツが用いられており、落としてもすぐに見つけられる点も実用的。付属のシースは、ウェーダーのベルトにも装備できます。

モーラナイフ|MORAKNIV カンスボル マルチマウント

全長22.6cm
ブレード長さ10.9cm
ブレード厚さ2.5mm
重量100g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】TPEラバー、ポリプロピレン(中央部)
モーラナイフきってのオールラウンダーであるカンスボルは、釣りや料理にも大活躍。1本でより多くの作業に対応できるナイフが欲しいのなら、これ以上に適したナイフはそうそうありません。

さまざまな場所に装備できるマルチマウント仕様のため、リュックやフィッシングベストにも装着できます。刃先が薄いことから、魚のエラに差し込みやすいのもポイントです。

ウッドカービングにおすすめのモーラナイフ5選

モーラナイフウッドカービングベーシックと木材

出典:UPI

ウッドカービングとは、木材を削ったり模様を彫ったりして道具や彫刻を作ること。ナイフで木を加工してスプーンや器を作るなど、ブッシュクラフトの楽しみのひとつでもあります。

▼モーラナイフの使い方を詳しく知りたい方はこちらの動画もおすすめ!

「 ウッドカービングに使いやすいナイフ」を見つけるポイント

ウッドカービング用のナイフを選ぶ際は、まず自分が何を作りたいのかをイメージすることが大切です。そのうえで、以下のポイントを参考にして決めましょう。

●刃の幅が狭く、刃先が細く、短いものが使いやすい
●ウッドカービング専用のナイフが最適

この使い方におすすめのモデル

モーラナイフ|MORAKNIV ウッド カービング ベーシック

全長19.0cm
ブレード長さ8.0cm
ブレード厚さ2.0mm
重量57g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】プラスチック
細身のブレードが扱いやすい、木工用のナイフ。低価格ながらウッドクラフトに重要な要素をしっかり満たしており、文句なしのコストパフォーマンスを誇ります。

重量もわずか約57gと非常に軽く、素材を大胆に削る作業から、先端で刻みを入れる細かな作業まで、まさに意のままに操れるモデルです。

モーラナイフ|MORAKNIV ウッド カービング 120 カーボン

全長16.5cm
ブレード長さ6.0cm
ブレード厚さ2.5mm
重量50g
素材【ブレード】カーボンスチール
【グリップ】樺材
丸みを帯びたグリップは、手のひらで包み込むように持てるデザイン。クラシカルな見た目も、なんとも魅力的なナイフです。

グリップ後端まで金属が通ったブレードは、見た目以上に頑強。ぬくもりのある手触りとともに、優れた操作性と安定感で作品作りに貢献します。

モーラナイフ|MORAKNIV フックナイフ 164 ライト(右利き用)

全長17.0cm
ブレード長さ5.5cm
ブレード厚さ2.0mm
重量52g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】樺材

モーラナイフ|MORAKNIV フックナイフ 164 レフト(左利き用)

全長17.0cm
ブレード長さ5.5cm
ブレード厚さ2.0mm
重量52g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】樺材
普通のナイフでは実現できない、木材を丸く“えぐる”加工が可能なウッドカービング専用ナイフ。右利き用・左利き用があるため、購入の際は間違えないように注意しましょう。

ククサ・スプーン・ボウルなどを作るには必須ともいえるナイフであり、1本持っているだけで作品のレパートリーが一気に広がります。キャンプでの楽しみ方の幅も広がることでしょう。

モーラナイフ|MORAKNIV ユーティリティ(サービス)ナイフ

全長16.0cm
ブレード長さ4.9cm
ブレード厚さ2.0mm
重量65g
素材【ブレード】ステンレススチール
【グリップ】ラバー
エルドリスよりさらに1cm短いストレート形状のブレードが、ごく繊細な作業をサポートするクラフトナイフ。握りやすいグリップにより、手の力をしっかりとブレードに伝えられます。

付属のシースはズボンのベルトに装着できるうえ、ほかのモーラナイフ製クラフトナイフとの連結が可能。刃先が丸く、安全に作業できる点も使いやすく感じられます。

モーラナイフのシリーズごとの特徴を解説

柄が木でおしゃれなケースのモーラナイフ

ここまでにおすすめモデルとしてピックアップしたナイフは、以下のいずれかのシリーズに分類されています。シリーズごとの特徴を知っていれば、ナイフ選びがもっと楽しくなりますよ!

コンパニオン

モーラナイフコンパニオン

出典:UPI

数あるシリーズのなかで、入門用のナイフとして絶大な人気を誇るのが「コンパニオン」。軽量で扱いやすく、堅牢で安心感があり、低価格でコストパフォーマンスに優れています。

カラーバリエーションが豊富なうえ、ベーシックなコンパニオンから派生したモデルも数多くあり、好きな1本を探す楽しさも感じられるシリーズです。

ガーバーグ

モーラナイフガーバーグ

出典:UPI

主要モデルのひとつであるガーバーグは、ラインナップのなかで唯一フルタング構造を採用した非常にタフなナイフ。過酷なアウトドアシーンで大活躍するシリーズです。

バトニングなどのハードな使い方を想定している方にうってつけのナイフであり、ベテランも納得のクオリティーを備えています。

ブッシュクラフト

モーラナイフブッシュクラフト

出典:Amazon

その名のとおり、ブッシュクラフトでの使いやすさに特化したシリーズ。バトニングはもちろん、フェザースティック作りやクラフトなど、細かい作業にもおすすめです。

シリーズ内でのバリエーションが豊富で、刃の素材の違い、装備の違い、カラーリングの違いなど、自分のスタイルにあった1本が見つかります。

エルドリス

モーラナイフエルドリス

出典:Instagram by @morakniv

モーラナイフのラインナップのなかで、とくに刃が短くてコンパクトなナイフがエルドリス。携帯性を追求しており、ポケットに入る万能ナイフとして高い人気を誇ります。

可愛らしいルックスもまた魅力的です。グリップの色にはポップなカラーやパステルカラーが用いられていることもあり、非常に個性的な雰囲気を漂わせています。

カンスボル

モーラナイフカンスボル

出典:楽天市場

カンスボルには、刃の手前側が厚く、先端側が薄い独特な形のブレードが備わっています。それにより得た汎用性の高さが持ち味で、バトニングから食材のカットまで幅広い用途に対応します。

種類は少ないものの、マルチマウントのような、ベーシックなカンスボルにさらに便利な装備をプラスしたモデルも。もともとオールマイティーなナイフがより多機能になった、もはや死角なしのアイテムです。

クラシック

モーラナイフクラシック

出典:Instagram by @morakniv

赤く丸い樺材のグリップを使用したクラシックシリーズ。モーラナイフの歴史を物語るような、重厚感のあるデザインが特徴です。

天然木ならではの手触りや、1本1本が異なる表情を見せる木目は、このクラシックシリーズならではの魅力。使い込むほどに味わいが増し、まさに世界に1つだけのナイフへと育っていきます。

ベーシック

モーラナイフベーシック

出典:UPI

ワークナイフとして人気の高いベーシックシリーズは、刃の長さ約91mm・全長約206mm・刃の厚さ約2.0mmの共通した仕様。プロからクラフトマンまで長年にわたり愛用される定番モデルです。

しっかり握り込めるグリップには、指と刃との接触を防ぐフィンガーガードを搭載。価格が安いこともあり、誰もが気軽に扱えるナイフです。

プロ

モーラナイフプロ

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プロユースに応えられるクラフトナイフとして、多彩なブレードのモデルを取りそろえているのがプロシリーズ。他モデルとシース同士を連結させられる構造も特徴的です。

グリップにラバーを採用し、ベーシックシリーズより快適な握り心地と、確かな操作感を実現しています。

フィッシング

モーラナイフフィッシング

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釣り上げた魚に刃を通しやすいよう、細身のブレードを採用したフィッシング用シリーズ。錆びにくいステンレススチール製のブレードを使用しているほか、冷たくなりにくいラバーグリップを採用しているのも特徴です。

刃の背に鱗取りを搭載したモデルは、釣った魚を締めるところからその後の調理までを1本でカバーできます。

ウッドカービング

モーラナイフウッドカービング

出典:Instagram by @morakniv

木材での工作に最適化されたウッドカービングシリーズは、軽量で短く、細かな作業がしやすいブレードを採用を採用しています。

掘ったり削ったり表面をなめらかにしたりと、さまざまな加工に対応したブレードがラインナップされています。オリジナルのククサやカップを作るのに、なくてはならない存在です。

モーラナイフのお手入れ方法

薪木にナイフを刺す

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ナイフは正しく手入れをすることで、長く愛用できます。以下の要点を参考に、大切なナイフを理想的な状態に保ちましょう!

日頃のメンテナンス

ナイフを使用したあとは、そのたびにメンテナンスをおこなうのが理想です。メンテナンスは以下の手順で進めましょう。

メンテナンスの手順
①中性洗剤を使い、汚れを洗い流す
②水気を拭き取り、しっかり乾燥させる
③湿気のない場所で保管する
④しばらく使用しない場合は、刃に防錆用のオイルを塗る

ナイフに水や汚れがついたまま保管するのはNG行為です! 可能であれば、使ったあとはすぐに洗って乾かしたいところですが、キャンプではそれができない場合もあります。

その場合には、せめて水濡れや汚れだけは拭き取るように心がけましょう。細かな配慮が、大切なナイフを長持ちさせます。

また、料理に使用するナイフには、調理用刃物への使用を想定しているオイルがおすすめです。安全性の高い成分から作られています。

メンテナンスをおこなう際はできるだけ手袋を着用し、怪我を負わないように注意しながら進めていきましょう!

黒錆加工

カーボンスチール製のモーラナイフの刃

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錆びやすいカーボンスチール製ブレードは、あらかじめ「黒錆加工」を施し、赤錆の発生を抑える方法があります。

一般的にはムラができないように脱脂をしてから、紅茶とお酢を混ぜた液体に浸して乾燥させる方法がよく知られています。

ただし、黒錆加工をほどこしたからといって日々のお手入れを怠らず、使用後はきちんとメンテナンスをすることが大事です。

▼黒錆加工のやり方を知りたい方はこちらの記事もおすすめ!

研ぎ方

モーラナイフをグラインダーで研ぐ

出典:Instagram by @morakniv

汚れ落としや黒錆加工のほか、刃を研いで切れ味を保つことも大切です。砥石やシャープナーで研ぐことで切れ味をキープでき、さらには引っかかりによる怪我の防止にもつながります。

砥石で刃を研ぐ場合は、まずブレードの汚れをきちんと落とすのを忘れずに。ゴミが付いたままだと傷がつく原因となるため、かならずきれいに汚れを落としてから研ぐように心がけましょう。

▼砥石を使ったモーラナイフの研ぎ方を詳しく知りたい方はこちらの動画もおすすめ!

また、モーラナイフ純正のダイヤモンドシャープナーも用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。

モーラナイフ|MORAKNIV ダイヤモンド シャープナー L FINE

2023年、とことん素材にこだわった高級シリーズが新登場!

モーラナイフの新作アウトドアナイフシリーズ「アッシュウッド コレクション」

なんとモーラナイフから数十年に一度のビッグニュースが……!

モーラナイフ初のプレミアムラインが新登場です。さまざまなアウトドアアクティビティに対応する4本のナイフとアクセサリー1点をリリース。

低価格でも優れたパフォーマンスを発揮し愛されてきたモーラナイフ。このプレミアムシリーズ「アッシュウッド コレクション」は1本2万円前後という挑戦的な価格。どれほどのクオリティなのかワクワクしますね……!

下記の記事で紹介している他、CAMP HACKのYoutuneチャンネルでも動画を公開中! 本作の魅力を約3分にギュッと凝縮したティザー動画と、チャンネル史上最長となる44分の本編動画の2段構えとなっていますので、ぜひご覧ください!

▼特集記事はこちら!

3分に魅力をまとめたティザー動画はこちら

チャンネル史上最長44分の本編動画はこちら

お気に入りの1本を見つけよう!

木の枝に立てかけたモーラナイフ

出典:Amazon

モーラナイフは使い勝手とコスパに優れたアウトドアの定番ナイフ。バトニング・フェザースティック作り・調理・ウッドカービングなど、さまざまな用途で大活躍します!

今回ご紹介した選び方やおすすめの25モデル、お手入れ方法などを参考に、お気に入りのモーラナイフを見つけてアウトドアライフを楽しんでください!

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