これはめちゃウマ!ダッチオーブンで「無水カレー」を料理人のレシピ通りに作ってみた

2020/05/28 更新

飯盒炊飯でもお馴染みのカレーは、キャンプでも定番の料理。しかし、水の加減を間違えてシャバシャバになった失敗がある人もいるのでは? そんな人には、水を使わずに作る「無水カレー」がおすすめ! 料理人から聞いたレシピと作り方をもとに、実際にキャンプでつくってみました。


アイキャッチ画像:編集部

無水カレーは初心者キャンパーでも簡単に作れる!

_dsc2229
撮影:編集部
無水カレーとは、食材から出る水分で作るカレー料理。トマトやタマネギといった食材の水分で作るので、ヘルシーなうえに栄養も満点!

しかも、水の加減を気にすることがなく、食材の量をあらかじめ調整すればシャバシャバした水っぽいカレーにならず、簡単に作ることができます。

今回使った食材はこちら

_dsc2147
撮影:編集部
今回は、料理をあまり作らない人でも簡単にできるようにカレールーを使用して料理します。

このレシピを監修してくれたのは、アウトドア雑誌の編集者を経て、現在は料理人として都内の人気料理店で働く赤田直哉さん。過去に、アウトドアイベントの野外料理対決で、多数の票を獲得して見事優勝に輝いたことも。

【材料】
トマト:大4個
タマネギ:中2個
鶏もも肉:400g
ショウガ:1/3個
ニンニク:3カケ
カレールー:半分
クミンシード:適量
ご飯:3合

早速、無水カレーに挑戦!

では早速、上記の材料を使ってカレーを作ります!


1.  食材をカットする

_dsc2160
撮影:編集部
まずは食材を切るところから。トマトは大きめ角切りでカットします。細かくしても問題ありませんが、カットするうちに水分が出てしまう可能性があるので注意してください。

_dsc2168
撮影:編集部
次に、タマネギは薄くスライスします。薄くすることで、食材に早く火が通り、時短で仕上げることができます。

2.  ニンニク・ショウガをすりおろす

_dsc2181
撮影:編集部
ニンニクとショウガは、おろし器を使ってすりおろします。みじん切りにしても問題ありません。これで下準備は完了です!

3.  ダッチオーブンに油を入れ、クミンシードをテンパリング

_dsc2187
撮影:編集部
ダッチオーブンを温めて油を入れ、クミンシードを入れて極弱火で炒めます。スパイスを使うときは、油にスパイスの香りを移していく作業「テンパリング」が重要な作業になります。

ここでスパイスを焦がすと、完成しても苦い香りが残ってしまい台無しになってしまうので、丁寧に炒めるようにしましょう。

4.  ニンニクとショウガを入れ、早めにタマネギを投入

_dsc2191
撮影:編集部
ある程度クミンシードを炒めたら、ニンニクとショウガを入れます。このときも、あまり炒めすぎないように弱火で行います。焦がさないようにヘラなどでかき混ぜながら進行しましょう。

_dsc2201
撮影:編集部
ニンニクとショウガを入れたら、あまり時間をおかずにタマネギを入れます。早めに入れることで、焦げをストップする「色どめ」の効果があります。

5.  鶏肉を入れ、表面に色がついたらトマトを投入

_dsc2211
撮影:編集部
タマネギがしんなりとしてきたら、鶏肉を入れます。この後にじっくりと煮込むので、ここで鶏肉に芯まで火を通す必要はありません。

_dsc2214
撮影:編集部
次にトマトを投入。ヘラを使ってつぶしながら炒めるのがポイントです。「本当に水分が出るのかな……」と心配する人もいると思いますが、心配することなかれ!

47bf8ac50289fbfde20c77aea190c714
撮影:編集部
この通り、トマトをつぶすことでたっぷりと水分が出てきますよ!

6.カレールーを入れてじっくり煮込んで完成!

dsc_0031
撮影:編集部
水分がある程度出てきたら、カレールーを入れます。お玉などで水分と一緒に溶かしながら入れていきましょう。煮込むこと40分。とろみがついたら完成です!

無水カレーのアレンジ方法と注意点

定番の無水カレーでは物足りない! そんは人は、こんなアレンジもあります。くわえて、注意点もご紹介します。


1.  食材やスパイスによって手順が異なる

From PIXTA
出典:PIXTA
たとえば、ニンニクやショウガをみじん切りにしたものは、クミンシードと同じタイミングくらいに早めに投入して炒めると、味が出ておいしく仕上がります。

また、クミンやコリアンダーといったスパイスにおいては、今ではパウダー状のものが販売されています。すぐに風味が出るので、テンパリングが面倒と感じる人におすすめです。それらを使うときは、食材を入れ終わってから投入すると良いでしょう。

2.  キノコ類を入れるのもアリ

From PIXTA
出典:PIXTA

キノコ類も水分が多く含まれているので、トマトの酸味が苦手な人はこちらを入れるのも良いですよ。

と赤田さんは話します。椎茸やマッシュルームなど、お好みのキノコがあれば入れてみてはいかがですか?

3.  カレーを煮込むときは密閉性の高い鍋を使うべし

_dsc2237
撮影:編集部
アルミ製や軽い素材の鍋で調理するのはおすすめできません。

水分が外に漏れやすく、トマトなどの水分がなくなって台無しになります。鉄製の鍋など、密閉性の高いものがおすすめです。

赤田さんは、ダッチオーブンやホウロウ鍋がおすすめとのこと。ぜひ参考にしてください。

ITEM
コールマン ダッチオーブン10インチ
●サイズ:直径約25×13(h)cm、内径/直径約23.5×11(h)cm
●質量:約6kg
●材質:鋳鉄、他

蓋を持ち上げる棒つきなのが嬉しい。
造りも問題なく、蒸気が逃げることもない。



ITEM
ルクルーゼ ココットロンド ホーローIH対応 20cm
●サイズ:27×高さ13.5cm(フタ・取っ手含む)
●質量:2.8Kg
●材質:鋳物ホーロー
●容量:2.4L

熱伝導いいのですぐに調理できます。
これを使うようになってから圧力鍋いらずです。


無水カレーで料理の腕をあげよう!

_dsc2245
撮影:編集部
つい似たようなものを作ってしまいがちのキャンプ料理。そんな人は、簡単に作れる無水カレーで、今までとはひと味違った料理を作ってみてはいかがですか?

カレー以外の「ピリ辛」レシピも

キャンプ飯の定番はカレーですが、暑い季節にはこんなレシピもいかが?

Let’s cook Anhydrous curry!

無水カレーを作ろう!

紹介されたアイテム

コールマン ダッチオーブン10インチ
ルクルーゼ ココットロンド ホーローIH…
\ この記事の感想を教えてください /
GOOD! BAD

関連する記事

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
小川 迪裕

フリーランスライター・編集者。WEBや雑誌の執筆を主な活動とし、タブロイドやイベント冊子の製作も担当。最近はもっぱらキャンプとウイスキーに夢中。

編集部のオススメ

数あるポータブル電源の中で、僕らが「エナーボックス」を選んだ5つの理由AD
【メガネ派に朗報!】これ掛けたら、キャンプ場までの長距離運転がめちゃ快適になりましたAD
「絶景キャンプ」へ行くときに用意したい3つの必需品AD
キャンプギアは「バイ菌」だらけ? 消毒や除菌について、有識者に聞いてみたAD
【大御所キャンパーたちも太鼓判】コスパ抜群!ホームセンターのキャンプギア4選AD
これからアウトドアを始める方必見!お得に揃う7つの「カインズ製品」AD
7、8月はデビューのチャンス! 家族みんなが喜ぶ「おうちキャンプ」のはじめかたAD
ベクター?トラバース?いやいや、今キャンパーにオススメのSuunto (スント)はこれ!AD
刺される前に…「ブヨ」「ハチ」「アブ」対策しよう!2つの救世主グッズを使ってみたAD
ベテランキャンパーが教える「夏キャンプを成功させる5か条」とは?AD
【これは快適!!】1000W超えの“超高出力ポータブル電源”を、キャンプでフル活用してみたAD
食器も野菜も洗顔も、これ1本でOK? とにかく使えると話題の「マジックソープ」をキャンプで試してみたAD
【ドクター監修】予防は?応急処置は?夏のキャンプで要注意な「熱中症」について知っておこう
ファン待望!『ogawa』から2020年版オリジナルTシャツが数量限定で発売!
テントユーザー待望!ビッグアグネスの新作キャンプアイテム8型が一挙に登場
数あるポータブル電源の中で、僕らが「エナーボックス」を選んだ5つの理由
安い!安心!かっこいい!三拍子揃ったおすすめ“高コスパ”テント10選

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!